今回は、上記悩みを解決していきます。
- 東証プライム企業の通信業界にて6年勤務
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 社会人6年目に2ヶ月連続100時間の残業を経験
- 現在は年間30万人以上の読者が訪れる当ブログ運営中
なお、結論からお伝えすると残業100時間の生活は当たり前ではありません…
私自身、残業0時間から100時間まで経験がありますが、下表のようなイメージ。
月の残業時間 | 各残業時間ごとの感想 |
0時間〜10時間 | ほとんどの日が定時退社。 |
10時間〜30時間 | 定時で帰られる日もあるが、週に何度か2時間以上の残業をすることがある。 |
30時間〜50時間 | 残業をしない日はほとんどない。毎日2時間〜3時間の残業が当たり前になる。 |
50時間〜80時間 | 会社で働いている時間が12時間を超える日も出てくる。毎日4時間残業。 |
100時間〜 | 精神や身体へ確実に害を及ぼす領域に突入。確実に寿命を縮める。 |
上表の通り、100時間を超えると精神や身体へ確実に害を及ぼす領域に突入。
残業100時間は、過労死ラインと言われている残業80時間を大きく上回る異常値となります。
今回は、そんな残業100時間を経験したときの私の私生活や残業100時間した場合の手取り額・残業代をすべて紹介!
記事後半では、残業100時間の当たり前を抜け出す方法まで紹介しているので参考にしてみてください。
【残業100時間は当たり前?】そもそも原則として労働基準法違反!
結論
残業100時間は、当たり前ではなく「労働基準法」で罰則が定められている違反行為。
月の所定労働日数を22日とした場合、1日4時間から5時間の残業をしていることになります。
上表の通り、厚生労働省「時間外労働の上限規制」で定められている通り、残業100時間は違法です。
年720時間以上・複数月平均80時間以上・月100時間以上の残業(休日労働を含む)は認められていません。
そのため、残業100時間は当たり前ではなく、違法と言われる残業時間という認識を持っておきましょう。
過労死ライン
過労死ラインは、健康障害の発症2ヶ月から6ヶ月の間で平均80時間を超える時間外労働。
健康障害と長時間労働の因果関係を認めやすいという目安とされています。
いかがでしょうか?
過労死ライン80時間を超える残業100時間がどれくらい異常値なのか分かっていただけたのではないでしょうか。
なお、ネットでは、" 残業100時間で辞めるのは甘えだ! "や" 残業100時間は余裕だ! "などの投稿もありますが、信じる必要は一切ないです。
身体を壊す前に今すぐ転職をすることをおすすめします。
【残業100時間の生活は余裕?】残業100時間だったときの生活を紹介
時間 | 項目 |
6:30〜7:00 | 起床・歯磨き・洗顔・身支度 |
7:00〜8:00 | 移動(※泥のように眠る) |
8:00〜13:00 | 勤務時間 |
13:00〜14:00 | 昼休憩(※30分は仕事をしながら食事) |
14:00〜23:00 | 仕事(※18時くらいに15分ほど間食タイム) |
23:00〜24:00 | 移動(※泥のように眠る) |
24:00〜25:30 | お風呂・晩ご飯・歯磨き |
26:00〜7:00 | 睡眠(※合計睡眠時間:5時間00分) |
上表の通り、平日にプライベートの時間はありません…
1日4時間から5時間の残業をするので、朝8時から夜の23時まで働くことになります。
もちろん、職場が近ければ良いのですが、移動時間が1時間ある場合、帰宅は24時…
休日は、平日の疲れを癒すための時間となるので、何のために生きているのか分からなくなるレベルです。
口コミ
今月は残業100時間超える自信がある。
超えなかったら既に死亡してたとき…
常に脳が揺れてる 出典元:Twitter(ツイッター)
注意事項
dodaの15,000人を対象としたサラリーマンの平均残業時間調査によると、2022年の平均残業時間は22.2時間!
平均残業時間と比較しても残業100時間は異常値であると言えます。
【残業時間が100時間のときの手取り額は?】残業代含め紹介
前提条件
- 勤務時間:9時00分〜18時00分(休憩1時間含む)
- 休日:週休2日制(月22日出勤として計算)
- 月給:25万円(時給換算で1,562円)
80時間の残業代
- 残業:1,562円×1.25×60=11万7,150円(月60時間)
- 残業:1,562円×1.5×40=9万3,720円(月40時間)
- 深夜残業:1,562円×1.5×100=23万4,300円
残業100時間がすべて深夜残業になることはないと思いますので、今回は通常の残業で考えると…
残業100時間の残業代は「21万870円」・手取り額は税金の控除額2割と仮定した場合「36万8,696円」となります。
月給25万円・月労働160時間を想定
- 残業100時間した場合の残業代:21万870円
- 残業100時間した場合の手取り額:36万8,696円
残業100時間を超えてきついと感じたこと【3選】
きつい感じたこと3選
- 身体と心に支障が生じる
- 仕事の生産性が著しく低下する
- 人生の楽しみが分からなくなる
①身体と心に支障が生じる
私の場合は、デスク作業が多かったので腰と目が崩壊。
1日13時間以上、デスクに座ってPC画面を見るので、正直かなりきつかったです…
なお、私の場合は、みなし残業だったこともあり精神的にもかなり支障をきたしていました。
②仕事の生産性が著しく低下する
実際、人間は夕方17時から交感神経から身体をリラックスさせる副交感神経に切り替わると言われています。
残業100時間の場合、朝8時から働いたとしても夜23時まで働くことが当たり前。
正直、夕方17時以降、仕事の生産性は著しく低下していました。
③人生の楽しみが分からなくなる
冒頭で紹介した通り、残業100時間の場合、1日4時間から5時間の残業となります。
平日のプライベート時間は皆無であり、休日は疲れを癒すための時間に費やしていました。
結果、" なにを楽しみに仕事頑張っているんだろう… "と感じることが多かったです。
転職すべき理由
- 時給で考えると効率が悪い
- 残業することが偉い文化が根付いている
- 心身ともにかなり削られる
【転職一択】月の残業時間が100時間の場合は迷わず転職すべき理由【3選】
転職すべき理由
- 時給で考えると効率が悪い
- 残業することが偉い文化が根付いている
- 心身ともにかなり削られる
①時給で考えると効率が悪い
先ほど、残業100時間の残業代は21万870円・手取り額は36万8,696円と紹介しました。
残業代や手取り額を見るとすごいと感じる方も多いと思いますが、実は時給換算するとコスパは悪いのが現実…
時給計算
「手取り36万8,696円」÷「実労働時間260時間」=1,418円/時間
もちろん、月の実労働時間が260時間より多い場合は、さらに時給が低くなります。
そのため、もらっている金額は多いですが、実はコスパが悪いことも多いのが残業100時間の現実です…
②残業することが偉い文化が根付いている
と言うのも、残業=評価対象のため、給料を上げるために残業することが習慣化してしまうため…
結果、体調を崩して働けなくなり、何も残らなくなってしまう可能性は十分にあります。
注意事項
残業100時間をしてボロボロになり仕事ができなくなっても企業は助けてくれません…
とくに、残業100時間を強要してくる企業は、従業員を搾取の対象としか考えていないので注意が必要です!
心身ともにかなり削られる
冒頭でもお伝えした通り、残業100時間は過労死ラインを大きく超えた残業時間。
いつ心身ともに異常が起きてもおかしくないレベルの残業時間と言えます。
注意事項
- 残業100時間以上が1年に2回以上
- 残業100時間で手取り30万円以下
- みなし残業が横行している
そもそも、労働基準法に違反している残業100時間以上が1年に2ヶ月以上の場合は論外。
残業100時間で手取り30万円以下の場合も、安い給料で従業員の労働力を搾取している企業の可能性大です。
残業100時間を超えたときは大手転職エージェントの利用一択
リクルートエージェント一択の理由
- 取り扱い求人数が豊富(取り扱い求人数業界No1)
- 担当者のサービス品質が安定している
- 職務経歴書などがアプリ一つで作成可能(Personal Desktop)
上記の通り、リクルートエージェントは取り扱い求人が豊富=残業の少ない優良求人を発見できる可能性が高いサービス。
業界最大手の転職エージェントなので、担当者の育成マニュアルも揃っており、サービス品質は安定しています。
また、リクルートエージェントには、「Personal Desktop」という機能が備わっているのもおすすめ理由の一つです!
「Personal Desktop」は、あなた自身のリクルートエージェントのマイページのようなイメージ。
" 職務経歴書の作成 "や" 簡単求人検索 "など転職に必要な作業がスマホ一つで完結できます。
上記のように、転職で必要な職務経歴書作成や求人検索がスキマ時間にスマホ一つで対応可能。
もちろん、転職相談もオンライン対応(ZOOM)しているので現地へ出向く必要がありません。
そのため、残業100時間という激務の中でも転職活動をするのであれば、「リクルートエージェント」一択!
ぜひ、残業100時間の職場で搾取され続ける現状を脱却するためにも、まずは気軽に相談してみてください。
リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/」
残業100時間がきついと悩む方からのよくある質問【4選】
よくある質問4選
- 残業100時間で手取り30万円は少ないでしょうか?
- 残業100時間できついは甘えでしょうか?
- 残業100時間超えたときに体調の変化はあるのでしょうか?
- 残業100時間で辞めたいと思うのは逃げでしょうか?
①残業100時間で手取り30万円は少ないでしょうか?
H氏(24歳)
残業100時間で手取り30万円は少ないでしょうか?
友人は、残業100時間で手取り40万円ほどもらっているみたいです…
例えば、月給25万円の場合、残業代含めると手取り額は約36万円もらえるのが一般的と言われています。
しかし、手取り30万円の場合、月給15万円以下の可能性大。
正直、スキルがなくても月給15万円以上の求人はすぐに見つけられるので今すぐ転職しましょう。
②残業100時間できついは甘えでしょうか?
S氏(25歳)
残業100時間できついと感じるのは甘えなのでしょうか?
休日はあるのですが、平日の1日5時間の残業に疲弊しています…
残業時間 | パーセンテージ |
20時間~30時間未満 | 17.3% |
10時間~20時間未満 | 16.0% |
30時間~45時間未満 | 13.8% |
5時間未満 | 13.6% |
0時間 | 12.1% |
5時間~10時間未満 | 11.5% |
45時間~60時間未満 | 8.1% |
80時間以上 | 4.4% |
60時間~80時間未満 | 3.3% |
上表の通り、残業時間の許容範囲第1位は20時間〜30時間未満。
残業100時間は、世間一般的にも許容範囲を超えている残業時間であり、甘えではまったくありません。
③残業100時間超えたときに体調の変化はあるのでしょうか?
N氏(26歳)
残業100時間を超えると体調に変化はあるのでしょうか?
最近、会社に行こうとすると頭が痛くなってしまいます…
正直、残業100時間関係なく、体調変化は人それぞれ。
そのため、残業100時間にかぎらず、少しでも体調に変化があれば病院へ行くことをおすすめします。
④残業100時間で辞めたいと思うのは逃げでしょうか?
F氏(27歳)
残業100時間で仕事を辞めたいと思うのは逃げなのでしょうか?
正直、かなりしんどくて今すぐ転職したいと思っています…
そもそも、厚生労働省「時間外労働の上限規制」で定められている通り、残業100時間は違法です。
そのため、残業100時間で辞める選択をしてもまったく逃げではないのでご安心ください。
【残業100時間の生活は当たり前?】手取り額や残業代のまとめ
時間 | 項目 |
6:30〜7:00 | 起床・歯磨き・洗顔・身支度 |
7:00〜8:00 | 移動(※泥のように眠る) |
8:00〜13:00 | 勤務時間 |
13:00〜14:00 | 昼休憩(※30分は仕事をしながら食事) |
14:00〜23:00 | 仕事(※18時くらいに15分ほど間食タイム) |
23:00〜24:00 | 移動(※泥のように眠る) |
24:00〜25:30 | お風呂・晩ご飯・歯磨き |
26:00〜7:00 | 睡眠(※合計睡眠時間:5時間00分) |
上表の通り、私が残業100時間したときの平日にプライベートの時間はありませんでした。
もちろん、残業代が満額支給される場合、残業代だけで20万円支給されるケースもあります。
そのため、金銭面で言えば、残業100時間は魅力的に見えるかもしれませんが…
残業100時間が当たり前の企業の中でも以下3つに該当する場合は転職一択です!
注意事項
- 残業100時間以上が1年に2回以上
- 残業100時間で手取り30万円以下
- みなし残業が横行している
そもそも、労働基準法に違反している残業100時間以上が1年に2ヶ月以上の場合は論外。
残業100時間で手取り30万円以下の場合も、安い給料で従業員の労働力を搾取している企業の可能性大です。
そのため、上記3つに当てはまっている方は、体調を崩したり残業が当たり前と洗脳される前に転職を検討していきましょう。
リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/」
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。