今回は、上記悩みを解決していきます。
- 東証プライム企業の通信業界にて6年勤務
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 社会人4年目に3ヶ月連続100時間の残業を経験
- 現在は年間30万人以上の読者が訪れる当ブログ運営中
なお、結論からお伝えすると残業60時間はきついです…
私自身、残業0時間から100時間まで経験がありますが、下表のようなイメージ。
月の残業時間 | 各残業時間ごとの感想 |
0時間〜10時間 | ほとんどの日が定時退社。 |
10時間〜30時間 | 定時で帰られる日もあるが、週に何度か2時間以上の残業することがある。 |
30時間〜50時間 | 残業をしない日はほとんどない。毎日2時間〜3時間の残業が当たり前になる。 |
50時間〜80時間 | 会社で働いている時間が12時間を超えてくる日も出てくる。毎日4時間残業。 |
100時間〜 | 精神や身体へ確実に害を及ぼす領域に突入。確実に寿命を縮める。 |
60時間の残業になると、会社で働く時間は12時間を超える日も存在。
出勤時間が午前8時の場合、退社は夜20時までなので心身ともに疲れること間違いなしです。
今回は、上記内容を詳しく紹介しつつ、実際に私が残業時間60時間だったときの生活を赤裸々に公開。
合わせて、私の残業60時間したときの手取り額や残業60時間超えて感じたことも紹介していくので参考にしてみてください。
【残業60時間の生活はきつい?】残業60時間だったときの生活を紹介
時間 | 項目 |
6:30〜7:00 | 起床・歯磨き・洗顔・身支度 |
7:00〜8:00 | 移動(※泥のように眠る) |
8:00〜13:00 | 勤務時間 |
13:00〜14:00 | 昼休憩(※30分は仕事をしながら食事) |
14:00〜20:00 | 仕事(※18時くらいに15分ほど間食タイム) |
20:00〜21:00 | 移動(※泥のように眠る) |
21:00〜22:30 | お風呂・晩ご飯 |
22:30〜24:00 | Youtube鑑賞または映画鑑賞 |
24:30〜7:00 | 睡眠(※合計睡眠時間:6時間30分) |
上表の通り、夜の睡眠時間を削れば、Youtube鑑賞などの趣味の時間は作れました。
もちろん、Youtube鑑賞などの趣味の時間を我慢すれば8時間睡眠を取ることも可能。
正直、残業60時間は自分の時間を頑張れば作れる残業時間と言えます。
口コミ
残業60時間越えてるけど週5から6回ジムに行ってるからよほどの労働環境じゃなければジムはいけるとおもう…
あとは何を捨てれるかだとおもう 出典元:Twitter(ツイッター)
注意事項
dodaの15,000人を対象としたサラリーマンの平均残業時間調査によると、2022年の平均残業時間は22.2時間!
平均残業時間と比較すると残業60時間は異常値であると言えます。
【月の残業時間が60時間のときの手取り額は?】残業代含め紹介
執筆者の社会人4年目の給料情報 | ||
月 | 額面 | 手取り額 |
11月 | 316,535円 | 253,866円 |
12月 | 308,758円 | 246,382円 |
1月 | 317,479円 | 254,177円 |
上表の通り、私の残業60時間していたときの手取り額は25万円前後。
趣味の時間が1日1時間30分しか取れないのに手取り額25万円はかなり不満がありました。
口コミ①
残業60時間くらいした先月の給与支給合計26.5万でそっから健康保険料と厚生年金保険料と所得税とかで4万5千くらい引かれて結局手取り22万になるのホンマムカつく…
エグい引かれてるし、こっから更に保険料引き上げられたら頑張る気無くすわ…
出典元:Twitter(ツイッター)
口コミ②
残業60時間以上超えても
手取り24万でした!!!
現場からは以上です!!! 出典元:Twitter(ツイッター)
前提条件
- 勤務時間:9時00分〜18時00分(休憩1時間含む)
- 休日:週休2日制(月22日出勤として計算)
- 月給:25万円(時給換算で1,562円)
60時間/月の残業代
- 残業:1,562円×1.25×60=11万7,150円
- 深夜残業:1,420円×1.5×60=14万580円
残業60時間がすべて深夜残業になることはないと思いますので、今回は通常の残業で考えると…
残業60時間の残業代は「11万7,150円」・手取り額は税金の控除額2割と仮定した場合「29万3,720円」となりました。
月給25万円・月労働160時間を想定
- 残業60時間した場合の残業代:11万7,150円
- 残業60時間した場合の手取り額:29万3,720円
月の残業時間が60時間を超えてきついと感じたこと【3選】
残業60時間を超えて感じたこと
- 仕事の生産性が著しく低下する
- 平日のプライベート時間の確保が大変
- 身体と心に少なからず支障が生じる
①仕事の生産性が著しく低下する
と言うのも、私の感覚値も入りますが、残業60時間と残業30時間で仕事のパフォーマンスに差はなかったです。
正直、朝8時から出勤をしているので、夕方17時以降は仕事の集中力は皆無…
残業代が入る分には良いですが、仕事の生産性という意味ではデメリットでした。
②平日のプライベート時間の確保が難しい
繰り返しにはなりますが、残業60時間の場合、平日の趣味の時間はたったの1時間30分。
睡眠時間や移動時間を削れば、もう少し多く取れますがほとんどは仕事と自宅の往復で1日が終わります。
そのため、残業60時間の場合、平日のプライベート時間の確保は難しいので注意してください。
③身体と心に少なからず支障が生じる
私の場合は、デスク作業が多かったので腰と目が崩壊。
1日10時間以上、デスクに座ってPC画面を見るので、正直かなりきつかったです…
過労死ライン
過労死ラインは、健康障害の発症2から6ヶ月間で平均80時間を超える時間外労働を指す。
健康障害と長時間労働の因果関係を認めやすいという目安とされています。
私自身、「月の残業時間80時間の生活」で詳しく紹介していますが、残業80時間は異次元でした。
しかし、残業60時間も十分に過労死ラインに近い働き方であることは間違いないと言えます。
月の残業時間が60時間を超えてきつい場合に取るべき行動【3選】
取るべき行動3選
- 残業の少ない企業に転職
- 自分の仕事量を上司へ報告
- 人事部へ部署異動の相談
①残業の少ない企業に転職する
正直、残業がつらい場合は、残業の少ない企業へ転職するのが一番簡単な方法。
まずは、今の環境がどれだけきついのか現状を把握することから始めましょう。
転職判断の基準
- 残業60時間以上が1年に6ヶ月以上
- 残業60時間で手取り20万円以下
- みなし残業が横行している
そもそも、残業60時間以上が1年に6ヶ月以上の場合は労働基準法違反なので論外。
残業60時間で手取り20万円以下の場合も、安い給料で従業員の労働力を搾取している企業の可能性大です。
リクルートエージェント一択の理由
- 取り扱い求人数が豊富(取り扱い求人数No1)
- 担当者のサービス品質が安定している
- 労働環境に関する相談実績が豊富(転職支援実績No1)
上記の通り、リクルートエージェントは取り扱い求人が豊富=残業の少ない求人を発見できる可能性アップ。
業界最大手なだけあり、担当者の育成マニュアルも揃っており、サービス品質は安定しています。
また、転職支援実績も業界No1なので、残業や給料の不満を理由とした支援実績も豊富。
そのため、残業や給料の不満で転職活動をおこなう場合、まずはリクルートエージェントに登録しておけばOKです。
リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/」
②自分の仕事量を上司に報告
残業が60時間を超えている場合、部下の仕事量を上司が把握していない可能性大。
そのため、一度上司へ仕事量を報告し、残業60時間がきつい現状を相談してみるのも一つの手です。
なお、上司へ相談に行く際は、「仕事の概要と納期・解決までに必要な時間」を箇条書きでまとめておくのがおすすめ!
少し手間にはなりますが、報告する場合は数字を用いて報告すると比較的把握してもらいやすいです。
注意事項
上司へ仕事量を相談することで評価が下がる場合は、転職または部署異動しましょう。
部下の仕事量をコントロールするのは上司の役目であり、気にする必要はまったくありません。
③人事部へ部署異動の相談
とくに、部署の多い大手企業の場合、異動するだけで職場環境が改善されるケースは珍しくありません。
なお、部署異動を申し出る場合は、上司に仕事量の相談をした後が鉄則。
また、部署異動をする場合は、前部署とあまり絡みのないように配慮してほしいことはしっかり伝えましょう。
残業60時間がきついと悩む方からのよくある質問【4選】
よくある質問4選
- 残業60時間で手取り20万円は少ないでしょうか?
- 残業60時間できついは甘えでしょうか?
- 残業60時間超えたときに体調の変化はあるのでしょうか?
- 残業60時間で辞めたいと思うのは逃げでしょうか?
①残業60時間で手取り20万円は少ないでしょうか?
H氏(24歳)
残業60時間で手取り20万円は少ないでしょうか?
友人は、残業60時間で手取り30万円ほどもらっているみたいです…
例えば、月給25万円の場合、残業代含めると手取り額は約29万円もらえるのが一般的と言われています。
しかし、手取り20万円の場合、月給15万円以下の可能性大。
正直、スキルがなくても月給15万円以上の求人はすぐに見つけられるので今すぐ転職しましょう。
②残業60時間できついは甘えでしょうか?
S氏(25歳)
残業60時間できついと感じるのは甘えなのでしょうか?
休日はあるのですが、平日の1日3時間の残業に疲弊しています…
残業時間 | パーセンテージ |
20時間~30時間未満 | 17.3% |
10時間~20時間未満 | 16.0% |
30時間~45時間未満 | 13.8% |
5時間未満 | 13.6% |
0時間 | 12.1% |
5時間~10時間未満 | 11.5% |
45時間~60時間未満 | 8.1% |
80時間以上 | 4.4% |
60時間~80時間未満 | 3.3% |
上表の通り、残業時間の許容範囲第1位は20時間〜30時間未満。
残業60時間は、世間一般的にも許容範囲を超えている残業時間であり、甘えではまったくありません。
③残業60時間超えたときに体調の変化はあるのでしょうか?
N氏(26歳)
残業60時間を超えると体調に変化はあるのでしょうか?
最近、会社に行こうとすると頭が痛くなってしまいます…
正直、残業60時間関係なく、体調変化は人それぞれ。
そのため、残業60時間にかぎらず、少しでも体調に変化があれば病院へ行くことをおすすめします。
④残業60時間で辞めたいと思うのは逃げでしょうか?
F氏(27歳)
残業60時間で仕事を辞めたいと思うのは逃げなのでしょうか?
正直、かなりしんどくて今すぐ転職したいと思っています…
残業に対する許容範囲は人それぞれ。
残業10時間でも仕事を辞めたいと感じる人は大勢います。
そのため、残業60時間で辞める選択をしてもまったく逃げではないのでご安心ください。
【残業60時間はきつい?】手取り額25万円だったときの実体験のまとめ
- 残業60時間は1日平均3時間の残業
- 平日の趣味の時間は1時間30分ほど
上記の通り、残業60時間すると平日の趣味の時間を作るのはかなり大変と言えます。
なお、残業60時間した場合の手取り額が20万円以下の場合は、転職すべきレベルの企業です。
今回紹介したリクルートエージェントを利用して、今すぐ搾取してくる企業から抜け出しましょう。
リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/」
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。