20代のキャリア 仕事の悩み

【残業60時間はきつい?】手取り額25万円だったときの実体験をもとに解説!

悩める社会人
毎月の残業時間が60時間を超える生活ってきついの?
悩める社会人
実際に残業60時間をすると手取り額はいくらもらえるのかも気になるな…

今回は、上記悩みを解決していきます。

  • 東証プライム企業の通信業界にて6年勤務
  • 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
  • 社会人4年目に3ヶ月連続100時間の残業を経験
  • 現在は年間30万人以上の読者が訪れる当ブログ運営中

なお、結論からお伝えすると残業60時間はきついです…

ただし、毎日終電まで働き、土日も出勤するような残業時間ではないです。

ちなみに、社会人6年間で残業を0時間から100時間まで経験したことがありますが、以下のような感じです。

月の残業時間 各残業時間ごとの感想
0時間〜10時間 ほとんどの日が定時退社。
10時間〜30時間 定時で帰られる日もあるが、週に何度か2時間以上の残業することがある。
30時間〜50時間 残業をしない日はほとんどない。毎日2時間〜3時間の残業が当たり前になる。
50時間〜80時間 会社で働いている時間が12時間を超えてくる日も出てくる。毎日4時間残業。
100時間〜 精神や身体へ確実に害を及ぼす領域に突入。確実に寿命を縮める。

上表の通り、残業60時間は、月の労働が20日で考えると「毎日3時間残業」している計算となります。

そのため、仮に毎朝8時から働く場合、20時まで仕事をすることになるので決して楽とは言えないです。

ただし、" 残業時間100時間の生活は? "や" 残業時間80時間の生活は? "で紹介したような、プライベートの時間が完全になくなる働き方ではないです。

今回は、そんな残業60時間していた頃の私の私生活も赤裸々に紹介しています。

また、残業60時間した場合の手取りや残業代も紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてください。

一般サラリーマンの平均残業時間について紹介!

ミヤッチ
まず始めに、一般サラリーマンの平均残業時間について紹介します。

ポイント

dodaの15,000人を対象とした残業時間調査の結果、2022年の平均残業時間は22.2時間となった。

上記の通りでして、月22.2時間の残業となっており、出勤日数が20日と仮定した場合、1日の残業時間は1.1時間となります。

もちろん、中央値ではないので、残業0時間の方がカウントに入り、大幅に平均残業時間を押し下げている可能性もあります。

そのため、あくまで目安の数字として見ていただければと思いますが…

なお、一般サラリーマンの平均残業時間は22.2時間と比較すると残業60時間はかなり多いと言えます。

 

【残業60時間の生活はきつい?】社会人4年目に残業60時間だった経験をもとに紹介!

ミヤッチ
ではさっそく、私が月60時間の残業をしていたときの生活を紹介します。
時間 項目
6:30〜7:00 起床・歯磨き・洗顔・身支度
7:00〜8:00 移動(※泥のように眠る)
8:00〜13:00 勤務時間
13:00〜14:00 昼休憩(※30分は仕事をしながら食事)
14:00〜20:00 仕事(※18時くらいに15分ほど間食タイム)
20:00〜21:00 移動(※泥のように眠る)
21:00〜22:30 お風呂・晩ご飯
22:30〜24:00 Youtube鑑賞または映画鑑賞
24:30〜7:00 睡眠(※合計睡眠時間:6時間30分)

上記の通りでして、正直、1時間30分ほどであればプライベートの時間を作ることは可能でした。

もちろん、疲れを感じたときにはプライベート抜きにして23時には眠る日もありました。

このように、残業60時間は、比較的柔軟に自分の時間も作ろうと思えばできてしまう残業時間となっています。

ミヤッチ
なお、ツイッターの口コミの中には、以下のような投稿がありました。

口コミ①

残業60時間越えてるけど週5から6回ジムに行ってるからよほどの労働環境じゃなければジムはいけるとおもう…
あとは何を捨てれるかだとおもう — 也汐夕池 (@yashio_yatta)

私も上記口コミにはかなり共感しまして、残業60時間は" 何かを捨てることでプライベートも捻出できるレベル "という認識が一番合っていると思います。

以上が、残業60時間の生活のリアルとなります。

なお、続けて残業60時間したときの金銭面(手取り額や残業代)についても触れていきたいと思います。

 

月の残業時間が60時間の場合の手取り額と残業代について紹介!

ミヤッチ
では、さっそく月60時間の残業をしたときの手取り額と残業代について紹介していきます。
ミヤッチ
なお、私は月の残業60時間超えのときは手取り25万円ほどでした…
執筆者の社会人4年目の給料情報
額面 手取り額
11月 316,535円 253,866円
12月 308,758円 246,382円
1月 317,479円 254,177円

実際、社会人4年目は1年間通しての平均残業時間は30時間ほどでしたが、上記の月は60時間前後の残業でした。

なお、ツイッターの口コミを見ると、残業60時間超えで手取り額25万円以下の方も多かったです…

口コミ①

残業60時間くらいした先月の給与支給合計26.5万でそっから健康保険料と厚生年金保険料と所得税とかで4万5千くらい引かれて結局手取り22万になるのホンマムカつく…
エグい引かれてるし、こっから更に保険料引き上げられたら頑張る気無くすわ…
— チワワん (@otinpotiwawa2)

口コミ②

残業60時間以上超えても
手取り24万でした!!!
現場からは以上です!!! — メガっとハイパーだなもち (@mega_kuma_DS)

ミヤッチ
なお、残業60時間した場合の本来の手取り額と残業代を以下条件として算出してみました。

前提条件

  1. 勤務時間:9時00分〜18時00分(休憩1時間含む)
  2. 休日:週休2日制(月22日出勤として計算)
  3. 月給:25万円(時給換算で1,420円)

上記の通り、月給25万円の場合の時給が1,420円となるので、残業代は以下の通りとなります。
※月60時間以上の残業は残業代の割増1.5倍となります。

60時間の残業代

  1. 残業:1,420円×1.25×60=10万6,500円
  2. 深夜残業:1,420円×1.5×60=12万7,800円

60時間がすべて深夜残業になることはないと思いますので、今回は、通常の残業で考えると…

月給25万円+残業10万6,500円=35万6,500円となりました。

なお、手取り額は人によって違いますが、仮に税金の控除額を2割とした場合" 28万5,200円 "が手取り額の目安となります。

注意事項

上記の結果を踏まえると、残業60時間で手取り20万円前後の方は、一部の残業がみなしとなっている可能性があります…
この辺りは、働いている環境によりますが、残業60時間で手取り額20万円前後の方は転職を視野に入れても良いかと…

以上が、月60時間の残業をしたときの手取り額と残業代となります。

 

社会人3年目に月の残業時間が60時間を超えて感じたこと3選を紹介!

ミヤッチ
続けて、私が月の残業時間が60時間を超えて感じたこと3つを紹介していきます。

感じたこと3選

  1. 仕事の生産性が著しく低下する
  2. 平日のプライベート時間の確保が大変
  3. 身体と心に少なからず支障が生じる

一つずつ詳しく紹介していきますね。

 

仕事の生産性が著しく低下する

ミヤッチ
残業60時間超えて感じたこと1つ目は「仕事の生産性が著しく低下する」です。

と言うのも、人間は夕方17時から交感神経から身体をリラックスさせる副交感神経に切り替わると言われています…

そのため、残業を毎日3時間以上する月60時間の残業は、仕事の生産性の観点でおすすめされていません。

なお、私自身、残業60時間していたときは夜の20時まで仕事をする毎日でしたが、仕事の集中力は皆無でした…

 

平日のプライベート時間の確保が難しい

ミヤッチ
残業60時間超えて感じたこと2つ目は「平日のプライベート時間の確保が難しい」です。

先ほど、残業60時間の場合、1時間30分ほどであればプライベートの時間を作ることは可能とお話ししました。

しかし、逆に捉えると、平日はたったの1時間30分しかプライベート時間を確保できないということになります…

私の経験上、1時間30分はかなり短く感じますし、意外とできることもかぎられていきます。

そのため、残業60時間となると平日のプライベート時間の確保は難しいと言えます。

 

身体と心に少なからず支障が生じる

ミヤッチ
残業60時間超えて感じたこと3つ目は「身体と心に少なからず支障が生じる」です。

私の場合は、PC作業が多かったため、とくに目の疲れがひどかったのを覚えています。

ミヤッチ
なお、過労死ラインは" 残業時間80時間 "が目安とされています…

過労死ライン

過労死ラインは、健康障害の発症2から6ヶ月間で平均80時間を超える時間外労働をしている場合、健康障害と長時間労働の因果関係を認めやすいという目安になります。

私自身、" 月の残業時間80時間の生活について "で詳しく紹介していますが、残業80時間のときは死ぬほどつらかったです…

しかし、感覚ではありますが、月60時間の残業をしていたときも身体の疲労は同じくらいでした…

以上が、私の残業時間が60時間を超えて感じていたこと3つとなります。

ミヤッチ
なお、このような環境下にいる中で私がやって良かった行動もありましたので紹介していきます。
ミヤッチ
ぜひ、月の残業60時間をどうにかしたいと考えている方は参考にしてみてください。

 

月の残業時間が60時間を超えた際にやって良かった行動3選を紹介!

ミヤッチ
では、最後に月の残業が60時間を超えたときにやって良かった行動3つを紹介します。

良かった行動3選

  1. 自分の抱えている仕事を上司へ共有する
  2. 人事部へ部署異動の相談をする
  3. 転職を視野に入れる

一つずつ詳しく紹介していきますね。

 

自分の抱えている仕事を上司へ共有する

ミヤッチ
残業60時間のときにおすすめの行動1つ目は「上司へ仕事量の共有をする」です。

と言うのも、残業が多い理由は、仕事量がキャパシティをオーバーしていることが挙げられます。

そのため、1度も上司へ仕事量について相談したことない場合は、相談してみることをおすすめします。

なお、上司へ相談に行く際は、仕事の概要と納期・解決までに必要な時間をあらかじめ箇条書きにしてまとめておきましょう。

注意事項

ちなみに、上司へ相談することで評価が下がることを気にする方は多いですが…
部下の仕事量をコントロールするのは上司の仕事であり、評価を下げる上司のいる職場はそもそも異動または転職することをおすすめします。

 

人事部へ部署異動の相談をする

ミヤッチ
残業60時間のときにおすすめの行動2つ目は「人事部へ部署異動の相談をする」です。

上記の通りでして、上司へ相談しても取り合ってもらえない場合は、人事部へ部署異動の相談をしましょう。

とくに、大手企業の場合は、部署異動するだけで職場環境が大きく改善されることも多いです。

なお、部署異動を申し出る場合は、所属部署とあまり絡みのない部署を申し出るようにしましょう。

 

転職を視野に入れる

ミヤッチ
残業60時間のときにおすすめの行動3つ目は「転職を視野に入れる」です。

実際、私も月の残業を60時間していた辺りから転職を視野に入れていました。

と言うのも、身体と心の疲労もそうでしたが、このまま20代が過ぎていくことに恐怖を覚えたからです。

結果、転職エージェントの方へ今後のキャリアに対する悩みを打ち明けることで、気持ちがかなり楽になったのを覚えています。

ミヤッチ
なお、残業60時間超えの職場の中でも、以下特徴に当てはまる場合は、今すぐ転職をおすすめします…

転職推奨

  1. 残業代がしっかり支払われない場合(みなし残業)
  2. 残業60時間して手取り額が20万円以下の場合
  3. 人間関係が劣悪な職場の場合

とくに残業代がしっかり支払われない場合は、できるだけ早く抜け出すようにしましょう。

条件が残業60時間まではみなし残業としている企業はかなりブラックでして、労働搾取企業の典型的な例となります。

ポイント

なお、転職と聞くと面倒に感じる方も多いと思いますが…
最近は、無料で利用可能な" 転職エージェント "もあるので転職の難易度はかなり下がっています。

ミヤッチ
今回はおすすめの転職エージェントについても2つに絞って紹介していきます。
ミヤッチ
ぜひ、残業60時間の環境を抜け出すために転職を視野に入れている方は参考にしてみてください。

 

【厳選】残業60時間超えのときに利用すべき転職エージェント2選を紹介!

ミヤッチ
では最後に残業60時間超えのときに利用すべき転職エージェント2つを紹介します。

おすすめ転職エージェント

  1. リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント / 求人数は驚異の60万件越え。
  2. doda」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト。

上記の通りでして、お気づきの方も多いと思いますが、残業理由の転職は大手転職サービスがおすすめです。

と言うのも、求人数が多く、知名度が高いのでアドバイザーの質も担保されているからです。

そのため、残業60時間を超えての転職であれば、上記の大手転職サービスを利用するようにしましょう。

注意事項

ネット記事の中には、ハイクラス転職をおすすめしているサービスもありますが注意です…
スキルや実績があれば良いですが、残業理由の転職の場合、面談NGのサービスも多いです。

ミヤッチ
今回おすすめした転職エージェントサービス2つの詳細も触れておきますね。

 

リクルートエージェント

ミヤッチ
おすすめ転職エージェント1つ目は「リクルートエージェント」です。

リクルートエージェントは、転職者の8割が利用する業界最大手の転職エージェントです。
幅広い求職者が利用しており、求人数と転職支援実績においてNo1の実績を誇っています。

上記の通り、すべての年代においてもっとも多くの転職希望者が利用しているサービスとなります。

そのため、" 初めての転職エージェントは何を利用すれば良いの? "という方は、リクルートエージェント」に登録しておけば間違いなしです。

ミヤッチ
ちなみに、私が初めて転職エージェントを利用したのもリクルートエージェントでした。

経験談

社会人1年目と3年目に利用しましたが、業界最大手なだけあり、アドバイザーの質にばらつきがない印象を受けました。
また、求人が他サービスより多く、残業時間の少ない(みなし残業なし)求人も多数掲載されているのでおすすめです。

ミヤッチ
求人紹介含めすべて無料なので転職を考えている方は相談してみてください。

>>リクルートエージェントの面談申し込みはこちら

ミヤッチ
なお、利用前にリクルートエージェントの評判を確認したい方は、以下記事をチェックしてみてください。

※私がリクルートエージェントを実際に利用した経験を踏まえて利用価値のあるサービスか徹底解説しています。

 

doda

ミヤッチ
おすすめの転職エージェント2つ目は「doda」です。

「doda」は、リクルートエージェントに並ぶ、業界最大手の転職エージェントです。
非公開求人を多く取り扱っており、2023年オリコン顧客満足度No1の転職エージェントとなっています。

上記の通りでして、転職エージェントの中でもっとも顧客満足度が高いサービスとなっています。

ちなみに、私も現役の利用者なのですが、キャリア相談に親身に乗ってくれるアドバイザーに当たっており、かなり高評価です。

もちろん、エージェントサービスなので担当の当たり外れはあると思います…

しかし、オリコン顧客満足度No1の結果を見ても、他サービスよりアドバイザーの質は高いと言えます。

ポイント

ちなみに、エージェントサービス以外の「年収査定」や「転職タイプ診断」もかなり良かったです。

ミヤッチ
ぜひ、アドバイザーの当たり外れに一喜一憂したくない方は、dodaを活用してみてください。

>>dodaの面談申し込みはこちら

 

【残業60時間はきつい?】手取り額25万円だったときの実体験のまとめ!

今回は、残業60時間の生活はきついのかを中心に紹介しました。

結論、残業60時間はきついです…

ただし、残業60時間は" 何かを捨てることでプライベートも捻出できるレベル "とも言えます。

なお、金銭面では、月給25万円の方で残業が60時間すべて支払われる職場の場合、以下の手取り額をもらう方が多いです。

  1. 月給25万円+残業10万6,500円=35万6,500円
  2. 手取り額:28万5,200円 (額面から控除額2割の場合)

もちろん、人によって月給や控除される項目は変わってくるので、手取り28万5,000円以下は低いというわけではないですが…

以下のような企業に勤めている方は、転職を視野に入れてもまったく問題ないと言えます。

転職推奨

  1. 残業代がしっかり支払われない場合(みなし残業)
  2. 残業60時間して手取り額が20万円以下の場合
  3. 人間関係が劣悪な職場の場合

なお、残業理由で初めての転職活動をするのであれば、先ほど紹介した大手転職エージェントから利用するのが無難です。

おすすめ転職エージェント

  1. リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント / 求人数は驚異の60万件越え。
  2. doda」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト。

ポイント

とくに、初めて転職エージェントを利用する方はリクルートエージェント」がおすすめです。
求人数は転職サービスNo1の60万件以上となっており、利用者数ともに業界No1のサービスとなっています。

ミヤッチ
求人紹介含めすべて無料なので転職を考えている方は相談してみてください。

>>リクルートエージェントの面談申し込みはこちら

ミヤッチ
なお、本記事とは別で残業80時間・100時間超えの私生活も紹介しています。
ミヤッチ
ぜひ、残業80時間・100時間超えの私生活や残業代が気になる方は合わせて読んでみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

年間30万人の「就活生」と「20代社会人」が訪れる「Fラン大卒の成り上がりブログ」を運営!▶︎ Fラン大出身▶︎ 就活奮闘▶︎ 東証一部上場企業に新卒入社▶︎ 新卒1年目から4年間人事担当経験▶︎ 2021年3月1日ブログ経由で【ABEMA就活特番】生出演!▶︎ 当ブログでは、Fラン大学生でも就活で成功できる【Fラン就活論】と内定後の社会人生活で役立つ【20代のキャリア】を発信中!

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