今回は、上記悩みを解決していきます。
- 東証プライム企業の通信業界にて6年勤務
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 転職活動をきっかけに年収700万円達成
- 現在は年間30万人以上の読者が訪れる当ブログ運営中
なお、いきなりで恐縮ですが、一般サラリーマンの平均年収上昇額をご存知でしょうか?
厚生労働省の令和4年春季賃上げ要求・妥結状況によると、平均年収上昇額は8.3万円…
1年間で年収8.3万円・月の給料で計算すると1年間に約7,000円しか上昇していないことになります。
こう言った統計データがある中、あなたの1年間の給料がまったく上がっていない場合は、企業側に搾取されている可能性大!
現在の仕事を辞める(転職する)という選択は視野に入れておくべきと言えます。
今回は、この辺りの内容を詳しく紹介しつつ、給料が上がらなくて辞める場合の注意事項3つも紹介していきます。
ぜひ、何年も働いているのに給料がまったく上がらず悩まれている方は、参考にしてみてください。
【結論】努力に対して給料がまったく上がらない場合は辞めて問題なし
辞めても良い理由
- 仕事が合っていない可能性がある
- 働く価値のない企業である可能性が高い
- モチベーション維持が困難
①仕事が合っていない可能性がある
給料が上がらない場合、適切な評価がされていない可能性大!
評価基準に沿ったフィードバックの内容が悪い場合、そもそもあなたと仕事の相性が悪いケースも考えられます。
その場合、どれだけ努力をしても給料が上がらない可能性は高いので辞めるべきと言えます。
②働く価値のない企業である可能性が高い
企業側は、従業員の成果に対して報酬を支払うのは当たり前。
その中で、従業員=コストと考える思想が強く、成果に対して昇給をまったくしない企業が存在します。
そう言った企業は、働く価値のない企業であり、すぐにでも辞める判断をすべきです。
何年働いても給料は上がらず、搾取され続ける側になってしまいます…
③モチベーション維持が困難
パーソル総合研究所の10,000人を対象とした" 働くことを通じた成長 "で「報酬の上昇」は第1位!
第2位「効率性の向上」・第3位「専門性の向上」と過去5年間順位変動はありません。
このように、働くことを通じた成長を実感しやすい「報酬の上昇」がない場合、モチベーション維持は困難。
「給料上がらない→モチベーション低下→成果でない→給料上がらない」の負のスパイラルになることも…
そのため、努力に対して給料が上がらない場合は辞めて問題なしです。
給料が上がらなくて辞める場合の注意事項【3選】
辞める場合の注意事項
- 転職は同業界・同職種が鉄則
- 転職の成功はマッチングの問題
- 知名度のない転職エージェントは使わない
①転職は同業界・同職種が鉄則
2020年リクルート調査によると異業種への転職は全体の67.4%!
業種を変えての転職をする方がほとんどであるという統計データになっています。
しかし、基本的に「転職における給料アップ=前職の給料+前職の経験・実績」を軸に考えます。
そのため、汎用性のあるスキル(例:日商簿記2級など)があるのであれば別ですが…
給料アップが目的であれば、前職の経験や実績を考慮してもらいやすい同業界・同業種で転職すべきと言えます。
厚生労働省の令和3年雇用動向調査では、転職により給料が減少した方は35.2%!
異業種への転職者が多い転職市場で給料が減少しているケースは決して少なくありません…
②転職の成功はマッチングの問題
当サイト含め、多くのサイトで" おすすめ転職サイト○選 "のような記事があります。
ですが、どれだけ転職サイトが素晴らしくても転職先の企業が微妙だったら意味ないのが現実…
正直、転職が成功するor成功しないはマッチングの問題であり、最終的な判断もあなた自身になります。
そのため、まずは転職サイトに登録して転職案件の詳細をチェック。
企業担当者に合って話したり面談で話を聞いて、企業から選ばれるではなく、企業を選ぶという考え方が大切です。
③知名度のない転職エージェントは使わない
転職の成功or成功しないはマッチングの問題とお伝えしましたが…
もし、給料アップ目的で転職エージェントを利用するのであれば大手一択です。
大手一択の理由
- 取り扱い求人数が豊富
- 担当者のサービス品質が安定している
- 給料アップを理由とした相談実績が豊富
上記の通り、大手転職エージェントは取り扱い求人が豊富=給料アップ求人を発見できる可能性アップ。
大手なだけあり、担当者の育成マニュアルも揃っており、サービス品質は安定しています。
また、転職支援実績が豊富なので、給料アップを理由とした支援実績も豊富。
そのため、給料アップを目指した転職の場合、大手転職エージェント一択と言えます。
給料が上がらなくて辞める場合のおすすめ転職エージェント【3選】
おすすめ転職エージェント
- 「リクルートエージェント」:転職成功実績No1 / 最大級の転職サイトなので求人が豊富
- 「アサイン」:長期的なキャリア支援が特徴 / ハイクラス転職を得意としており高年収求人が豊富
- 「マイナビジョブ20's」:累計登録者37万人突破 / 20代に特化した転職支援が強み
①リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職者の8割が利用する業界最大手の転職エージェント。
年齢問わず幅広い求職者が利用しており、求人数と転職支援実績においてNo1の実績を誇っています。
上記の通り、転職エージェント=リクルートエージェントと言っても過言ではないサービス。
求人数がNo1であり、単純に給料アップ求人を発見できる可能性が高いです。
もちろん、業界最大手なだけあり、初めてでも安心して利用できるのも大きな魅力。
そのため、給料アップを狙った転職を希望する場合は、まずはリクルートエージェントに登録しておけばOKです。
リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/」
②ASSIGN(アサイン)
アサインは、20代から30代のハイエンド層に特化した転職エージェント。
少数精鋭の一流エージェントのみを採用しており、長期的なキャリア支援を強みとしています。
上記の通り、アサインはハイエンド層の転職エージェントなので給料アップに適したサービス。
ただし、高年収求人の場合、スキルや実績がないと紹介してもらえない可能性もあるので注意です。
なお、スキルや実績が具体的にどういったものを指すのか自分で判断するのは難しいのも事実。
意外と、アサインの担当者が聞くと、高年収求人を紹介できるスキルや実績を保有している可能性があります。
そのため、給料アップできるスキルや実績があるのか確認するために利用するのも一つの手です。
アサイン公式サイト「https://assign-inc.com/」
③マイナビジョブ20's
「マイナビジョブ20's」は、マイナビによる20代の若手社会人を対象にした転職エージェント。
累計登録者数も37万人を突破しており、大手マイナビの20代に特化した手厚いキャリア相談を受けられます。
上記の通り、大手マイナビが20代を対象とした転職エージェント。
20代の若手の方で給料アップを目指す場合は、20代の転職事情を熟知したサービスという意味で利用価値は高いです。
注意事項
ただし、リクルートエージェントやアサインに比べると、給料アップ求人の数は劣ります。
また、求人の対象エリアが関東・東海・関西エリアが中心となっている点も注意が必要。
マイナビジョブ20'sを利用する場合は、20代の転職市場を理解する目的で利用するのが吉。
20代の転職事情が把握できたタイミングで、リクルートエージェントやアサインで求人を探すのがおすすめです。
マイナビジョブ20's公式サイト「https://mynavi-job20s.jp/」
給料が上がらない場合に辞める以外の選択肢【2選】
辞める以外の選択肢
- 副業を始めてみる
- 勤め先企業でスキルや実績を作る
①副業を始めてみる
基本、給料が上がらない場合は、転職して給料を上げるのが一番手っ取り早いのが現実。
ですが、転職に少しでもリスクを感じる場合は、副業を始めて給料を上げる手段があります。
おすすめしない理由
- 短期間で簡単に成果が出るとはかぎらない
- 休日関係なく仕事をする忍耐が必要
- 副業が理由で本業がおろそかになるケースもある
上記のように、副業がおすすめされる世の中ではありますが、難易度が高いのも事実。
自宅でたった10分で5万円などの広告が流れていることもありますが、現実は甘くないので注意です。
②勤め先企業でスキルや実績を作る
勤め先企業で学べることがあるのであれば、スキル・実績作りはおすすめ。
例えば、店舗売上500万円/月達成し、入社5年目でマネージャー昇格などの実績は評価されやすいです。
もちろん、勤め先企業の労働環境がホワイトなのであれば、仕事終わりに業界・業種に関係する資格を取得するのも一つの手。
副業よりは、間違いなく現実的な辞める以外の選択肢と言えます。
給料が上がらなくて悩まれている方のよくある質問【5選】
辞めても良い理由
- 転職するなら若いときが有利でしょうか?
- 転職はスキルがないと大幅な給料アップは難しいでしょうか?
- 転職せずに副業を始めるのはおすすめでしょうか?
- 給料が上がらないからサボるという選択肢は間違っているか?
- 辞めると伝えたら昇給の話が出たけど残るべきでしょうか?
①転職するなら若いときが有利でしょうか?
K氏(24歳)
転職するなら若いときが良いと聞いたのですが本当でしょうか?
若いうちが有利な理由
- 求人が豊富
- ポテンシャル採用されやすい
上記の通り、若いうちの転職は、スキルや実績ではなくポテンシャルで採用されやすいです。
また、20代を対象とした求人は転職市場でも多く取り扱っており、有利な環境であることは間違いないと言えます。
もちろん、若いうちの転職はポテンシャル採用なので、給料アップが見込めない求人が多いのも事実。
一番良いのは、スキルや実績を身につけたうえで、若手のうちに同業界・同職種への転職です。
②転職はスキルがないと大幅な給料アップは難しいでしょうか?
M氏(26歳)
転職する場合は、スキルや実績がないと大幅な給料アップは難しいのでしょうか?
転職したら給料が下がったという話を聞いたことがあり気になっています…
と言うのも、「転職における給料アップ=前職の給料+前職の経験・実績」という考え方があるからです。
転職において、前職より大幅な給料アップを望む場合、前職の給料はもちろん、経験や実績を加味されます。
そのため、当記事でも同業界・同職種への転職をおすすめしているのですが…
スキルや実績がまったくない場合は、転職で年収100万円アップなどの大幅な給料上昇は難易度が高いと言えます。
③転職せずに副業を始めるのはおすすめでしょうか?
F氏(28歳)
転職せずに副業を始めるのはどうなのでしょうか?
現在の勤め先企業は、比較的残業は少ないので副業も一つの手と考えています。
中途半端な回答になりましたが、正直、給料を上げたい場合は、転職という方法が一番手っ取り早いのが現実。
副業は、以下のような理由からも茨の道です…
おすすめしない理由
- 短期間で簡単に成果が出るとはかぎらない
- 休日関係なく仕事をする忍耐が必要
- 副業が理由で本業がおろそかになるケースもある
しかし、転職を考えたが、給料アップ求人がなかった場合は、副業も選択肢として考えるのは一つの手。
勤め先企業で働きながら、仕事終わりや休日にコツコツ自分に合った副業を始めてみてください。
④給料が上がらないからサボるという選択肢は間違っているか?
S氏(22歳)
給料が上がらないこともありモチベーションが下がっています…
正直、このまま給料が上がらないのであればサボってやろうかなと考えています。
「給料上がらない→モチベーション低下→成果でない→給料上がらない」の負のスパイラルになる可能性があります。
そのため、給料が上がらないのであれば、一気に環境を変えて新たな挑戦に踏み切るのが吉です。
⑤辞めると伝えたら昇給の話が出たけど残るべきでしょうか?
A氏(28歳)
現在の勤め先企業で辞めると話したら昇給の話を持ちかけられました。
月5万円アップするみたいなのですが、こういった場合は残留を選ぶべきでしょうか?
と言うのも、辞めると伝えてから昇給の話をするような企業に未来がないからです。
企業は従業員の成果に対して適切な評価をおこない報酬を払うのが本来の姿。
にもかかわらず、退職の意思を伝えないと昇給の話が出てこないのはおかしな話と言えます。
【給料が上がらないなら辞めるべき?】転職する場合の注意事項3選のまとめ
辞めても良い理由
- 仕事が合っていない可能性がある
- 働く価値のない企業である可能性が高い
- モチベーション維持が困難
上記の通り、そもそも努力に対して給料が上がらない場合は、モチベーション維持は困難!
「給料上がらない→モチベーション低下→成果でない→給料上がらない」の負のスパイラルになることも…
そのため、努力しているのに給料が上がらない場合は、転職してしまいましょう。
なお、どれだけ転職サイトが素晴らしくても転職先の企業が微妙だったら意味ないのが現実…
正直、転職が成功するor成功しないはマッチングの問題であり、最終的な判断もあなた自身になります。
そのため、まずは転職サイトに登録して転職案件の詳細チェック。
企業担当者に合って話したり面談で話を聞いて、企業から選ばれるではなく、企業を選ぶという考えが大切です。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。