今回は、上記悩みを解決していきます。
- Fラン大(偏差値47)から東証一部上場企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 年間60人以上の新入社員の研修を約4年担当
なお、今回は、社会人1年目に押さえておくべきビジネスマナーを以下ジャンルに分けて紹介します。
ビジネスマナー9選
- 身だしなみ編
- 出勤編
- 基本姿勢・意欲編
- 話の聞き方編
- 電話の取り方編
- 名刺交換編
- 社外編
- エレベーター・廊下編
- 退社編
私自身、約4年間新入社員研修を担当したことがあり、年間60人以上の方にビジネスマナー研修をしたことがあります。
今回は、そこでお伝えしていた内容の中でも最低限押さえておきたいビジネスマナー9つを紹介します。
ぜひ、社会人1年目のビジネスマナーについて学びたい方は参考にしてみてください。
ルールとビジネスマナーの違いについて元研修担当が解説!
ルールとマナーの違い
- ルール:明文化された規則であり守らなければ罰則があるもの
- マナー:相手を大切に思う気持ちを形式化したものを指す
上記の通りでして、例えば、ルールには" 交通ルール "や" スポーツのルール "があります。
そして、マナーには、" ビジネスマナー "や" テーブルマナー "があります。
このように、ルールとマナーには明確な違いがあり、それは" 明文化された規則や罰則があるか否か "です。
なお、ビジネスマナーの難しいところは、明文化された規則や罰則がない点にあります。
ですが、ビジネスマナーの中にも最低限押さえておくべきマナーはあると思っており、その辺りを紹介していきます。
社会人1年目に最低限押さえておくべきビジネスマナー9選!
ビジネスマナー9選
- 身だしなみ編
- 出勤編
- 基本姿勢・意欲編
- 話の聞き方編
- 電話の取り方編
- 名刺交換編
- 社外編
- エレベーター・廊下編
- 退社編
社会人1年目のビジネスマナー:身だしなみ編
注意事項
- Yシャツの下は、白色か肌色のインナーを着用する
- 男性は黒のビジネスソックス・女性はライトベージュのストッキングを着用する
- 装飾品(ピアスやネックレス)をしない
- ヒゲを必ず剃る(男性)
- ハンカチを常に持ち歩く
- 濃すぎない化粧をする(女性)
- 香水のつけすぎに注意する
- 髪の毛が襟にかからないようにする(男性)
- 髪の毛が長い場合は、後ろで束ねる(女性)
上記の通りでして、私の経験上、社会人としての身だしなみで最低限注意しておくべきポイントとなっています。
とくに、コロナとなってから毎朝ヒゲを剃ることは忘れがちなので注意するようにしましょう。
社会人1年目のビジネスマナー:出勤編
注意事項
- 定時で仕事が開始できるよう就業時間の15分前には到着しておく
- 率先して明るく挨拶する
- 事故や遅延などで就業時間に間に合わないときは事前に上司へ報告する
上記の通りでして、とくに" 遅刻の理由 "と" 到着予定時刻 "は必ず上司に連絡するようにしましょう。
社会人1年目のビジネスマナー:基本姿勢・意欲編
注意事項
- 自社の商品やサービスをしっかり理解する
- 自分の仕事以外にも協力を惜しまない
- 仕事中の私語をできるだけしない
上記の通りでして、とくに" 自社の商品やサービスを早くから理解する姿勢 "はかなり大切です。
なお、私が社会人1年目のときには、会社のホームページを隅から隅まで読むようにしてました。
自社商品を理解することは、今後の仕事をおこなっていくうえで重要なので、ぜひ実践してみてください!
社会人1年目のビジネスマナー:話の聞き方編
注意事項
- 先輩や上司の様子を見ながら質問するタイミングを判断する
- 先輩や上司からの質問や指示を受けるときはメモを持っていく
- 相手の目を見て話を聞くようにする
- 先輩や上司の話は最後まで聞いてから質問をする
社会人1年目の頃は、先輩や上司に質問をすることはかなり多いです。
しかし、話の聞き方を一つでも間違えてしまうと" こいつ何なんだ "と思われることもあります…
そのため、先輩や上司に話し(質問)をする際は、上記内容を参考にしてみてください。
社会人1年目のビジネスマナー:電話の取り方編
注意事項
- 社内の人間には”さん”付けをしない
- 3コール以内に電話に出るよう心掛ける
- 明るい声ではっきりと名乗る
上記の中でも、社内の人間を”さん”付けで呼ばないように意識することは必須です。
意外と" さん付け "で呼んでしまう方は多いのでしっかり意識して電話を取るようにしましょう。
社会人1年目のビジネスマナー:名刺交換編
注意事項
- 名刺を受け取る際は相手の名前に指がかからないようにする
- 胸よりやや下の位置で軽く会釈しながら名刺交換をする
- 名刺を受け取る際は「お名刺を頂戴します」と一言添え
上記の通りでして、とくに、名刺を受け取る際は相手の名前に指がかからないようにしましょう。
細かい部分にはなるのですが…役職が上の方になるほどここを厳しく見ている方が多いので注意です。
社会人1年目のビジネスマナー:社外編
注意事項
- 取引先企業や自社の最寄り駅ではイヤホンを外す
- 公共の場で顧客や自社の話をしない
- 歩きながら携帯電話の操作をしない
- SNSで仕事のことを書かない
上記の通りでして、とくに" 取引先企業や自社の最寄駅ではイヤホンを外す "ことは覚えておいてください。
と言うのも、私自身、社会人1年目の頃に職場のビルまでイヤホンをしながら出社していたのですが…
社長の挨拶を無視してしまった事件を起こした経験があります。
その日に上司と謝りに行ったので事なきを得ましたが、その日をどれだけ後悔したかは言うまでもありません…
そのため、" 取引先企業や自社の最寄駅ではイヤホンを外す "ことは意識することをおすすめします。
社会人1年目のビジネスマナー:エレベーター・廊下編
注意事項
- なるべくエレベーターの操作盤の前に立ち操作をする
- エレベーターの乗り降りはお客様や上司を優先する
- お客様や上司とすれ違うときは挨拶をする
上記の通りでして、実はエレベーターにも上座や下座のようなルールがあります。
しかし、上座や下座を覚えるよりも" 操作盤の前に立つ "ことだけを覚えておけばなんとかなります。
ぜひ、エレベーターでは、とにかく操作盤の前に立つことを覚えておいてください。
社会人1年目のビジネスマナー:退社編
注意事項
- 自分自身が利用したスペースを整理整頓する
- 上司や同僚に退社の挨拶をする
- 無駄な残業をしないようにする
上記の通りでして、とくに" 無駄な残業をしない "ようにすることは必須のマナーです。
と言うのも、社会人1年目の頃は、会社への貢献も難しくできることがかぎられている場合が多いです。
そのため、できるだけ残業はせずに退社することをおすすめします。
なお、" 上司や先輩が帰ってないから気まずい… "という方も多いかと思いますが気にする必要なしです。
この辺りは、以下記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
社会人1年目に最低限押さえておくべきビジネスマナー9選のまとめ!
今回は、社会人1年目に最低限押さえておくべきビジネスマナーを以下9つのジャンルに分けて紹介しました。
ビジネスマナー9選
- 身だしなみ編
- 出勤編
- 基本姿勢・意欲編
- 話の聞き方編
- 電話の取り方編
- 名刺交換編
- 社外編
- エレベーター・廊下編
- 退社編
ビジネスマナーは、ルールと違い" 明文化された規則や罰則がない "ので難しいと言われています。
ですが、ビジネスマナーの基本は、" 相手を大切に思う気持ちを念頭に行動する "を意識すれば問題なしです。
また、ビジネスマナーが必要なときが急にきても対処できるように手元にビジネスマナー本を1冊持っておくのもおすすめです。
※詳しい詳細は、" 新社会人に読んでほしいおすすめ本15選 "でも紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。