今回は、上記悩みを解決していきます。
- 東証プライム企業の通信業界にて6年勤務
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 社会人2年目に2ヶ月連続80時間の残業を経験
- 現在は年間30万人以上の読者が訪れる当ブログ運営中
私自身、社会人1年目の頃は平均残業時間は10時間/月ほどでした。
しかし、私の友人の中には、" 残業が多すぎてやばい… "といった声を聞くことも多かったです…
なお、新卒のときではないですが、私自身、社会人2年目に月80時間以上の残業を経験しています。
※【残業80時間の生活は?】社会人2年目に残業80時間した経験で詳しく紹介しています。
残業80時間の生活をしていたときはかなり辛かったのですが…
今回は、上記経験も踏まえたうえで、" 新卒から残業が多いと危険な理由3つ "を紹介します。
また、" 新卒の平均残業時間 "や" 新卒はいつから残業が多くなるのか? "についても紹介していきます。
ぜひ、新卒の平均残業時間や残業が少ないまたは多くて困っている方は、参考にしてみてください。
新卒の平均残業時間について徹底解説!
ポイント
新卒1年目の平均残業時間は" 16.6時間/月 "となっています。
※上記は、ソニー生命保険の就職してから1年経つ20~29歳の男女1,000名の残業時間をもとに算出しています。
なお、1ヶ月の出勤日数を20日間と考えた場合、1日1時間以下の残業という計算になります。
ポイント
dodaの15,000人を対象とした残業時間調査の結果、2022年の平均残業時間は22.2時間となった。
上記の通りでして、月22.2時間の残業となっており、出勤日数が20日と仮定した場合、1日の残業時間は1.1時間となります。
もちろん、中央値ではないので、残業0時間の方がカウントに入り、大幅に平均残業時間を押し下げている可能性もあります。
そのため、あくまで目安の数字として見ていただければと思いますが…
一般サラリーマンの残業時間と比較しても新卒1年目の平均残業時間は" 16.6時間/月 "と少ない結果となりました。
では、上記内容も踏まえたうえで、新卒はいつから残業が発生するのかもみていきたいと思います。
新卒の残業はいつから発生するのか実体験をもとに紹介!
残業発生のタイミング
- 研修期間終了後(入社から3ヶ月後)
- 入社していきなり発生
上記の通りでして、基本は、新卒で入社してから研修期間は残業は発生しないと言われています。
もちろん、業界や企業によって研修期間でも残業をする場合はありますが…
人事部が研修を管轄することが多く、本配属前の残業はさせないように人事部側で配慮されているケースが多いです。
そのため、研修期間が終了し、本配属となるタイミングで残業が発生するケースは非常に多いです。
なお、飲食業などお客様(企業を除く)を相手にする場合は、入社してもいきなり残業が発生することもあります。
以上が、一般的に多い新卒の残業が発生する時期となります。
新卒から残業が多すぎるとダメな理由3つを紹介!
残業が多いとダメな理由
- 残業をしてくれるのが当たり前と思われる
- 仕事の生産性が著しく低下す
- 残業代がないと物足りない生活となる
上記の通りでして、一つずつ詳しく紹介していきますね。
残業をしてくれるのが当たり前と思われる
上記の通りでして、新卒から気合を入れて残業をしすぎると、周囲から " 言えば残業してくれるんだ "と思われることも…
もちろん、新卒は積極性が大事なので悪いことではないですが、あまりに残業が多すぎると今後も残業が多くなってしまいます。
仕事の生産性が著しく低下する
上記の通りでして、人間は夕方17時から交感神経から身体をリラックスさせる副交感神経に切り替わると言われています…
そのため、残業が多すぎるのは、仕事の生産性の観点でおすすめされていません。
なお、日本は労働生産性がアメリカ(1位)やドイツ(2位)の3分の2程度と言われています。
労働生産性は、労働者1人当たりまたは1時間当たりに生産できる成果を数値化したものです。
※ここでは「付加価値労働生産性」と「物的労働生産性」の2つをまとめて労働生産性と読み換えて解説します。
日本企業の体質とも言えますが、残業が多いことで仕事の生産性を意識した仕事もできなくなります。
結果、ダラダラ仕事をするクセが身に付くこともあるので残業が多すぎるのは危険と言えます。
残業代がないと物足りない生活となる
上記の通りでして、新卒から残業代が多いと残業代ありきの生活水準となるリスクがあります。
結果、残業が少ないと物足りなさを感じてしまい、ダラダラと残業してしまう習慣が身に付くこともあります…
そのため、新卒から残業が多すぎると金銭面においても危険と言えます。
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新卒から残業をしても良いケース2選を紹介!
と思われた方も多いと思いますので、新卒から残業をしても良いケースを2つ紹介していきます。
残業をしても良いケース
- 覚える必要のある仕事が多い場合
- 先輩から頼まれた仕事で残業する場合
上記の通りでして、一つずつ詳しく紹介していきますね。
覚える必要のある仕事が多い場合
上記の通りでして、あなたが覚えないと仕事にならない場合は、残業しても良いと言えます。
もちろん、あなた自身の成長につながることが大前提ですが、仕事を早く覚えることで周囲からも頼られる存在になれます。
注意事項
ただし、残業をする場合は、教えてくれる先輩社員がいることが前提です。
新卒のときに1人で仕事の最適解を導き出すことは難しく、無駄な時間となってしまうケースをさけるためです。
先輩から頼まれた仕事で残業する場合
上記の通りでして、先輩から仕事を頼まれる=期待されている可能性が高いので残業してもやり遂げるのをおすすめします。
とは言え、先輩から振られた仕事の" 期限 "と " 目的 "は明確に聞いておくようにしましょう。
また、締め切りのない仕事であれば " どれだけ多くても2時間の残業に留めておく "ようにしましょう。
上記内容を意識することでダラダラと残業をしてしまうリスクを下げることができます。
新卒から残業をしてはいけないシーン2選を紹介!
残業をしてはいけないケース
- 先輩より先に帰りづらいため残業
- 会社の人員不足による残業
上記の通りでして、一つずつ詳しく紹介していきますね。
先輩より先に帰りづらいため残業
私もそうでしたが、正直、先輩社員が働いているのに帰りづらいと感じる方は多いと思います…
しかし、仕事がないのであれば、生産性のない時間を過ごしてしまうので帰って問題なしです。
なお、帰る前に" 何かお手伝いできることはありますか? "と聞くと気まずくならないのでおすすめです。
会社の人員不足による残業
上記の通りでして、人員不足による残業の場合は、転職を視野に入れても良いと言えます。
注意事項
と言うのも、人員不足による残業は、1日5時間以上の長時間労働となりがちです。
また、新卒にかぎらず将来的にも長時間の残業が当たり前になる危険もあります。
そのため、会社の人員不足による残業の場合は、残業をせずに転職も視野に入れましょう。
新卒から残業が多すぎる場合に転職を視野に入れても良い企業の特徴3選!
転職推奨
- 残業代がしっかり支払われない場合
- 繁忙期にかぎらず月の残業が80時間を超えている場合
- 人間関係が劣悪な職場の場合
上記の通りでして、とくに残業代がしっかり支払われない場合は、できるだけ早く抜け出すようにしましょう。
なお、転職と聞くと面倒に感じる方も多いと思いますが…
最近は、無料で利用可能な" 転職エージェント "もあるので転職の難易度はかなり下がっています。
そのため、まずは以下のような大手転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?
おすすめ転職エージェント
- 「リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント / 求人数は驚異の60万件越え。
- 「マイナビジョブ20's」:累計登録者32万人/マイナビ唯一の20代に特化したキャリアアドバイスが好評。
- 「doda」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト。
ポイント
とくに、初めて転職エージェントを利用する方は「リクルートエージェント」がおすすめです。
求人数は転職サービスNo1の60万件以上となっており、利用者数ともに業界No1のサービスとなっています。
※私がリクルートエージェントを実際に利用した経験を踏まえて利用価値のあるサービスか徹底解説しています。
【新卒の平均残業時間とは?】残業が多すぎるとダメな理由3選のまとめ!
今回は、新卒の平均残業時間と新卒から残業が多すぎるとダメな理由を中心に紹介しました。
新卒1年目の平均残業時間については" 16.6時間/月 "となっており、そこまで多くない結果となりました。
しかし、新卒1年目から残業が多い人も多く、残業が多すぎると以下3つの理由から危険です。
残業が多いとダメな理由
- 残業をしてくれるのが当たり前と思われる
- 仕事の生産性が著しく低下す
- 残業代がないと物足りない生活となる
また、" 残業代が支払われない場合 "や " 人手不足による残業が多い場合 "は、転職も視野に入れましょう。
新卒であれば第二新卒枠もありますので、20代の若い時間を無駄にしないためにも環境を変えるのをおすすめします。
なお、転職をする場合は、知名度の高い以下のような転職サービスを利用するようにしましょう。
おすすめ転職エージェント
- 「リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント / 求人数は驚異の60万件越え。
- 「マイナビジョブ20's」:累計登録者32万人/マイナビ唯一の20代に特化したキャリアアドバイスが好評。
- 「doda」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト。
※あまり知名度のない転職サービスは求人も少ないのでおすすめしません…
上記3つのサービスは、" 20代向けのおすすめ転職エージェント "で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。