

今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月に東証プライム企業へ総合職入社
- 新卒1年目から約4年間 東証プライム企業で採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者へ向けて就活情報発信中(実績:AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると、東証プライム企業の平均年収は公表されていません…
ただし、上場企業(スタンダード・グロース市場含む)の平均年収は、東京商工リサーチで公表されていました。
そのため、今回は上場企業(スタンダード・グロース市場含む)の平均年収を紹介していきます。
また、東証プライム企業(通信業界)の総合職で6年働いた私の年収推移も紹介しているので参考にしてみてください。
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東証プライム上場企業の平均年収について紹介

※株式会社東京商工リサーチ「2022年度 上場企業3,235社の年間給与調査」
上図の通り、上場企業全体の平均年収は620万4,000円という結果になりました。
なお、平均年収は2年連続で前年度を上回っており、過去10年間の増加額は44万5,000円となっています。

と思われた方も多いと思いますが、こちらの数字は中央値ではない点には注意が必要です…
今回の上場企業の中でも年収トップは、M&Aキャピタルパートナーズの3,161万3,000円となっています。
この辺りの上位企業が平均年収を押し上げているので、年収620万円以下の企業も多く存在するので注意しましょう。

と思われた方も多いと思いますので、今回は、東証プライム企業で働く私の6年間の年収推移も赤裸々に紹介したいと思います。
そのため、東証プライム企業で働く従業員のリアルな年収を知りたい方は、このまま読み進めてみてください。
東証プライム上場企業の総合職で働く私の年収推移を紹介

年次 | 年収 | 前年比 |
社会人1年目 | 327万5,465円 | - |
社会人2年目 | 400万302円 | +72万4,837円 |
社会人3年目 | 428万7,885円 | +28万7,583円 |
社会人4年目 | 499万5,893円 | +70万8,008円 |
社会人5年目 | 603万5,000円 | +103万9,107円 |
社会人6年目 | 634万5,379円 | +31万379円 |
上表の通り、私自身、社会人6年目に年収620万円を突破することができました。
とは言え、社会人6年目は1年を通しての平均残業時間が40時間だったのも大きく影響しています。
今回は、この辺りも詳しく紹介しつつ、各年次の手取り額やボーナスも紹介していきますね。
私の社会人1年目の年収327万円5,465円

社会人1年目 | |
年収 | 327万5,465円 |
手取り額 / 年 | 272万2,849円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 40万9,261円 |
備考 | 平均残業時間は約10時間/月 |
上表の通り、私の社会人1年目の年収は327万5,465円でした。
なお、税引き後の手取り額は、年間で272万2,849万円支給されていました。
この辺りは、ボーナスが40万円以上支給されたのが大きかったと言えます。


私の社会人2年目の年収400万302円

社会人2年目 | |
年収 | 400万302円 |
手取り額 / 年 | 327万5,537円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 97万4,000円 |
備考 | 平均残業時間は約20時間/月 |
上表の通り、私の社会人2年目の年収は400万302円でした。
私自身、社会人2年目にして年収400万円を達成できた年として印象に残っています。
なお、ボーナスも年間で100万円近く支給されたのが年収を大きく押し上げるきっかけとなりました。
正直、ボーナスについては、業績が良かったことも大きな要因だったので、運の部分も強かったと思います。


私の社会人3年目の年収428万7,885万円

社会人3年目 | |
年収 | 428万7,885円 |
手取り額 / 年 | 340万682円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 137万2,000円 |
備考 | 平均残業時間は約20時間/月 |
上表の通り、私の社会人3年目の年収は428万7,885円でした。
社会人2年目と比較すると年収が約30万円ほど上がりましたが、ボーナスが一番大きな要因となっています。
そのため、社会人2年目よりも毎月の給料が一気に上がったわけではありませんでした…


私の社会人4年目の年収499万5,893円

社会人4年目 | |
年収 | 499万5,893円 |
手取り額 / 年 | 401万4,504円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 147万9,850円 |
備考 | 平均残業時間は約30時間/月 |
上表の通り、私の社会人4年目の年収は499万5,893円でした。
なお、年収500万円は一つの目標だったのですが、超えられずにショックを受けたのを今でも覚えています。
とは言え、税引き後の手取り額は、年間で401万4,504万円支給されたのは大きかったです。
また、ボーナスも年間で150万円近く支給されたので、安定して収入アップできた年となりました。


私の社会人5年目の年収603万5,000万円

社会人5年目 | |
年収 | 603万5,000円 |
手取り額 / 年 | 442万8,346円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 159万800円 |
備考 | 平均残業時間は約30時間/月 |
上表の通り、私の社会人5年目の年収は603万5,000円でした。
社会人4年目は年収490万円だったので、100万円以上年収を上げることができました。
なお、年収が大幅に上がった理由は、昇給+ボーナスが上がったことが要因でした。
役職が上がったことで給料が月5万円・ボーナスが10万円ほど上がったので、上昇幅はかなり大きかったです。


私の社会人6年目の年収634万5,379万円

社会人6年目 | |
年収 | 634万5,379円 |
手取り額 / 年 | 460万4,386円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 163万8,600円 |
備考 | 平均残業時間は約40時間/月 |
上表の通り、私の社会人6年目の年収は634万5,379円でした。
社会人5年目に続き、社会人6年目も年収600万円を達成できたのは嬉しい結果となりました。
ただし、月の平均残業時間は40時間と多かったので、残業なしだった場合は年間120万円近く少なかったと思います…
そのため、残業がなかった場合は、世間一般の社会人6年目の平均給料より低い結果になっていました。


東証プライム上場企業に関するよくある質問【4選】

当ブログに多く寄せられる質問
- 東証プライム企業の割合は?
- 東証プライム企業へ就職するメリットは?
- 東証プライム企業の中でも就職難易度の低い企業はあるの?
- 東証プライム企業へ就職できると勝ち組なの?
①東証プライム企業の割合は?
F氏(22歳)
東証プライム企業って日本全体の何%なのでしょうか?
上場するための条件も厳しいって聞くので気になりました…

2021年6月の総務省の調査によると、日本企業は368万社あるのですが、そのうち1,815社が東証プライム企業となっています。
なお、東証プライム市場への上場基準は以下の通りです。
項目 | プライム市場 | スタンダード市場 | グロース市場 |
株主数 | 800人以上 | 400人以上 | 150人以上 |
流通株式数 | 2万単位以上 | 2,000単位以上 | 1,000単位以上 |
流通株式時価総額 | 100億円以上 | 10億円以上 | 5億円以上 |
売買代金 | 時価総額250億円以上 | ||
流通株式比率 | 35%以上 | 25% | 25%以上 |
上表の通り、東証プライム市場への上場には、かなり厳しい条件が設けられています。
②東証プライム企業へ就職するメリットは?
M氏(21歳)
東証プライム企業へ就職するメリットはあるのでしょうか?
安定しているくらいのメリットしか思い浮かばず…

東証プライム企業で働くメリット
- 社会的信頼度が圧倒的に高い
- 教育体制が整っている
- 倒産リスクが低い
- 有給休暇を取得しやすい
- 福利厚生が充実している
上記は、私が東証プライム企業で6年以上働いて感じたメリットとなっています。
上記内容を詳しく知りたい方は、" 東証プライム上場企業はすごい? "で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。
③就職難易度の低い東証プライム企業は?
M氏(22歳)
東証プライム上場企業の就職難易度は高いのでしょうか?
できれば、比較的倍率の低い穴場の東証プライム上場企業があれば知りたいです…


企業名 | 株式会社ウェザーニューズ |
ジャンル | 民間気象情報サービス企業(世界最大手) |
従業員数 | 1,120名(連結)/973名(単体) |
平均年齢 | 38.7歳 |
平均年収 | 618万円 |
平均残業時間 | 18.5時間/月 |
3年後離職率 | 7.7% |
有休取得平均 | 9.1日 |
初任給 | 大卒:432万円/年 |
就職倍率 | 7倍(応募264名→内定35名) |
株式会社ウェザーニューズは、民間気象情報サービスで世界最大手の企業。
スマホアプリの個人向けも展開しており、知名度も高い企業となっています。
なお、就職倍率は7倍と比較的狙いやすい水準であり、手が届かないほどの倍率ではない穴場企業です。
なお、上記以外にも就職難易度の低い東証プライム企業は存在します。
この辺りは、" 東証プライム企業の中でも就職難易度が低い企業25社 "にまとめてますので合わせてチェックしてみてください。
④東証プライム企業へ就職できると勝ち組なの?
S氏(22歳)
東証プライム企業へ就職できたら勝ち組でしょうか?
親に東証プライム企業に就職できれば勝ち組だから目指したらと言われました…

と言うのも、私自身、就職における勝ち組=自分の納得できる企業へ就職することだと思っています。
また、東証プライム企業以外にも優良企業は多く存在します。
そのため、東証プライム企業へ就職するだけが勝ち組ではないので注意が必要です。
東証プライム上場企業の平均年収のまとめ
今回は、東証プライム企業の平均年収を中心に紹介しました。
繰り返しになりますが、東証プライム企業の平均年収は公表されていません…
そのため、東証プライム企業に絞った平均年収を算出することはできませんでしたが…
下表の通り、上場企業(スタンダード・グロース市場含む)の平均年収は620万4,000円となっています。
※株式会社東京商工リサーチ「2022年度 上場企業3,235社の年間給与調査」
もちろん、上記は中央値ではないので、上場企業の中には年収500万円以下の企業も存在します。
そのため、あくまで参考値していただければと思います。

年次 | 年収 | 前年比 |
社会人1年目 | 327万5,465円 | - |
社会人2年目 | 400万302円 | +72万4,837円 |
社会人3年目 | 428万7,885円 | +28万7,583円 |
社会人4年目 | 499万5,893円 | +70万8,008円 |
社会人5年目 | 603万5,000円 | +103万9,107円 |
社会人6年目 | 634万5,379円 | +31万379円 |
私の場合は、社会人6年目に上場企業の平均年収を超えることができました。
この辺りは、企業によって年収推移は変わってきますが、私の友人含め、東証プライム企業はボーナスが手厚い印象でした。
また、上場しているだけあり、残業時間も1分単位で支給され、福利厚生も充実しています。
そのため、残業や福利厚生も加味すると、東証プライム企業の年収視点での就職価値は高いと言えます。
以上のことから、東証プライム企業に少しでも魅力を感じた方は、ぜひ東証プライム企業を目指してみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。