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【残業100時間の生活は当たり前?】手取り額や残業代含め実体験をもとに紹介!

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

ご紹介する「残業100時間は当たり前?」を読めば、残業100時間の異常性が明確になりますよ。

また、「残業100時間した場合の手取り額」や「残業100時間超えてキツイと感じたこと3つ」も紹介!

ぜひ、残業100時間の生活や給与水準を詳しく知りたい方も参考にしてみてください。

【残業100時間は当たり前?】そもそも原則として労働基準法違反

ミヤッチ
タイトルにあるとおり、残業100時間は違法です!
ミヤッチ
厚生労働省「時間外労働の上限規制」で以下の基準がしっかり定められています。

年720時間以上・複数月平均80時間以上・月100時間以上の残業(休日労働を含む)は認められていない。

ぶっちゃけ、残業100時間が当たり前なんて、30年以上前の話だったりするので無視してOK。

「過労死ライン」と呼ばれる残業80時間をしっかり超えてるのでさっさとやめないと「死」に直結しますよ。

過労死ライン

過労死ラインは、健康障害の発症2ヶ月から6ヶ月の間で平均80時間を超える時間外労働。
健康障害と長時間労働の因果関係を認めやすいという目安とされています。

ちなみに、次の章では「違法となっている残業100時間の生活水準」についても紹介していきますね。

 

【残業100時間の生活は余裕?】残業100時間だったときの生活を紹介

ミヤッチ
実は、私も残業100時間の経験はありまして、そのときの生活を紹介しますね。
時間 項目
6:30〜7:00 起床・歯磨き・洗顔・身支度
7:00〜8:00 移動(※泥のように眠る)
8:00〜13:00 勤務時間
13:00〜14:00 昼休憩(※30分は仕事をしながら食事)
14:00〜23:00 仕事(※18時くらいに15分ほど間食タイム)
23:00〜24:00 移動(※泥のように眠る)
24:00〜25:30 お風呂・晩ご飯・歯磨き
26:00〜7:00 睡眠(※合計睡眠時間:5時間00分)

上表の通り、平日にプライベートの時間はありません…

1日4時間から5時間の残業をするので、朝8時から夜の23時まで労働!

もちろん、職場が近ければ良いのですが、移動時間が1時間ある場合、帰宅は24時だったりします…

ミヤッチ
ちなみに、SNSの口コミの中には、以下のような投稿がありました。

口コミ

今月は残業100時間超える自信がある。
超えなかったら既に死亡してたとき…
常に脳が揺れてる 出典元:X(旧:ツイッター)

常に脳が揺れているという心配になる口コミですが、それくらい異常な残業時間であることがわかります。

ちなみに、" 残業100時間は余裕 "なんて発言をする人もいますが無視してOKです。

15,000人を対象にしたdoda調査によると、サラリーマンの平均残業時間は「22.2時間(2022年度実績)」!

平均残業時間と比べても余裕なんてことはまったくありませんよ。

 

【残業時間が100時間のときの手取り額は?】残業代含め紹介

ミヤッチ
この章では、残業100時間したときの手取り額についても紹介!
ミヤッチ
今回は、以下の条件だった場合の残業100時間した場合の手取りを計算していきます。

前提条件

  1. 勤務時間:9時00分〜18時00分(休憩1時間含む)
  2. 休日:週休2日制(月22日出勤として計算)
  3. 月給:25万円(時給換算で1,562円)
  4. 残業代:1分単位で支給(固定残業代なし)

残業は月60時間までであれば「時給×1.25」・月60時間以上は「時給×1.5」として計算。

深夜残業は「時給×1.5」として計算すると以下の金額になりました。

100時間の残業代

  1. 残業:1,562円×1.25×60=11万7,150円(月60時間)
  2. 残業:1,562円×1.5×40=9万3,720円(月40時間)
  3. 深夜残業:1,562円×1.5×100=23万4,300円

残業100時間がすべて深夜残業になることはないと思うので、今回はすべて通常の残業で考えると…

月給25万円・月労働160時間を想定

  1. 残業100時間した場合の残業代:21万870円
  2. 残業100時間した場合の手取り額:36万8,696円

手取り額については、個人によって税金控除額が違うので、今回は総支給の2割控除で算出。

残業100時間するとだいたい35万円前後は振り込まれると思っておいて良さそうです。

 

残業100時間を超えてきついと感じたこと【3選】

ミヤッチ
ここまで残業100時間の生活やお金の部分を紹介しました。
ミヤッチ
本章では、もう少し実体験に基づいた、私が残業100時間してキツイと感じたことを紹介しますね。

きつい感じたこと3選

 

①身体と心に支障が生じる

ミヤッチ
残業100時間超えて感じたこと1つ目は「身体と心に支障が生じる」です。

私の場合は、デスク作業が多かったので腰と目が崩壊。

1日13時間以上、デスクに座ってPC画面を見るので、正直かなりきつかったです…

ちなみに、私の場合は、みなし残業だったこともあり精神的にもかなり支障をきたしていました。

 

②仕事の生産性が著しく低下する

ミヤッチ
残業100時間超えて感じたこと2つ目は「仕事の生産性が著しく低下する」です。

実際、人間は夕方17時から交感神経から身体をリラックスさせる副交感神経に切り替わるといわれています。

残業100時間の場合、朝8時から働いたとしても夜23時まで働くことが当たり前。

正直、夕方17時以降、仕事の生産性は著しく低下していたと思います。

 

③人生の楽しみが分からなくなる

ミヤッチ
残業100時間超えて感じたこと3つ目は「人生の楽しみが分からなくなる」です。

冒頭で紹介した通り、残業100時間の場合、1日4時間から5時間の残業は当たり前!

平日のプライベート時間は皆無であり、休日は疲れを癒すための時間に費やす日々…

ぶっちゃけ、" なにを楽しみに仕事頑張っているんだろう… "と感じることは多かったです。

悩める社会人
確かに残業100時間すると仕事だけの生活になってしまいそうですね…
ミヤッチ
人生の楽しみが分からなくなるレベルなのは体験して一番感じたことでしたね…
ミヤッチ
ちなみに、私は1ヶ月だけという条件だったので耐えましたが…
ミヤッチ
残業100時間を頻繁に超えるような企業の場合、以下3つの理由から転職一択ですよ!

転職すべき理由

  1. 時給で考えると効率が悪い
  2. 残業することが偉い文化が根付いている
  3. 心身ともにかなり削られる
ミヤッチ
上記3つの詳しい詳細は、次の章で紹介していきますね!

 

月の残業時間が100時間の場合は迷わず転職すべき理由【3選】

ミヤッチ
ではさっそく、月の残業時間が100時間の場合はさっさと転職すべき理由3つを紹介!
ミヤッチ
ぜひ、転職を検討している方は参考にしてみてください!

転職すべき理由

 

①時給で考えると効率が悪い

ミヤッチ
残業100時間の職場は転職すべき理由1つ目は「時給で考えると効率が悪いため」です。

先ほど、残業100時間の残業代は21万870円・手取り額は36万8,696円と紹介しましたが…

実は時給換算するとコスパは悪かったりします。

時給計算

「手取り36万8,696円」÷「実労働時間260時間」=1,418円/時間

もちろん、月の実労働時間が260時間より多い場合は、さらに時給が低くなります。

そのため、もらっている金額は多くても、実は残業100時間はコスパが悪かったりします。

 

②残業することが偉い文化が根付いている

ミヤッチ
残業100時間の職場は転職すべき理由2つ目は「残業が偉いという文化が根付いている」です。

そもそも、残業100時間を当たり前にさせる企業は「クソ企業」!

" みんなも頑張っているのにお前はなんで残業しないんだ! "みたいな圧力をかけたりする企業も多かったりします。

ただ、そういった企業ほど体調を崩しても社員を守ってくれなかったりします…

なので、残業100時間を当たり前にさせるような企業は、さっさと見切りをつけるのが一番です。

 

心身ともにかなり削られる

ミヤッチ
残業100時間の職場は転職すべき理由3つ目は「心身ともにかなり削られる」です。

冒頭でもお伝えした通り、残業100時間は過労死ラインを大きく超えた残業時間…

いつ心身ともに異常が起きてもおかしくないレベルの残業時間です。

ミヤッチ
ちなみに、残業100時間が当たり前の企業の中でも以下3つに該当する企業は注意!

注意事項

  1. 残業100時間以上が1年に2回以上
  2. 残業100時間で手取り30万円以下
  3. みなし残業が横行している

そもそも、労働基準法に違反している残業100時間以上が1年に2ヶ月以上の場合は論外。

残業100時間で手取り30万円以下の場合も、安い給料で従業員の労働力を搾取している企業の可能性大ですよ。

 

残業100時間を超えたときは大手転職エージェントの利用一択

ミヤッチ
タイトルにあるとおり、残業100時間を超えた場合は「大手転職エージェント」一択!
ミヤッチ
具体的なサービス名をお伝えするとリクルートエージェント」一択です!

おすすめな理由

  1. 大手サービスとしての安心感(転職支援実績No1)
  2. スマホ一つで職務経歴書などの作成可能
  3. 面談はすべてオンラインで完結(土日祝も相談可能

こんな感じでして、残業100時間という忙しい状況でもスキマ時間に転職できるのがおすすめポイント。

私も残業100時間経験者なのでわかりますが、転職といっても時間がないですよね…

ただ、リクルートエージェント」は、「Personal Desktop」という機能が備わっています!

「Personal Desktop」は、あなた自身のリクルートエージェントのマイページのようなイメージ。
" 職務経歴書の作成 "や" 簡単求人検索 "など転職に必要な作業がスマホ一つで完結できます。

上記のとおり、スキマ時間に作成できるので、忙しくてもなんとかなります。

また、面談もオンライン対応の土日祝もOKなので、転職活動のしやすさはNo1!

もちろん、転職は簡単ではないですし、有給を取らないと転職活動ができない日も絶対あります…

ただ、少しでも今の働き方をどうにかしたいと考えているのであれば相談してみる価値ありです。

リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/

 

残業100時間がきついと悩む方からのよくある質問【4選】

ミヤッチ
では最後に、残業100時間がきついと悩む方からのよくある質問4つを紹介します。
ミヤッチ
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。

よくある質問4選

 

①残業100時間で手取り30万円は少ないでしょうか?

H氏(24歳)

残業100時間で手取り30万円は少ないでしょうか?
友人は、残業100時間で手取り40万円ほどもらっているみたいです…

ミヤッチ
結論、残業100時間で手取り30万円は少ないです…

例えば、月給25万円の場合、残業代含めると手取り額は約36万円もらえるのが一般的と言われています。

しかし、手取り30万円の場合、月給15万円以下の可能性大。

正直、スキルがなくても月給15万円以上の求人はすぐに見つけられるので今すぐ転職しましょう。

 

②残業100時間できついは甘えでしょうか?

S氏(25歳)

残業100時間できついと感じるのは甘えなのでしょうか?
休日はあるのですが、平日の1日5時間の残業に疲弊しています…

ミヤッチ
結論、残業100時間できついはまったく甘えではないです!
ミヤッチ
2017年のデータですが、マイナビニュースにて残業時間の許容範囲が発表されています。
残業時間 パーセンテージ
20時間~30時間未満 17.3%
10時間~20時間未満 16.0%
30時間~45時間未満 13.8%
5時間未満 13.6%
0時間 12.1%
5時間~10時間未満 11.5%
45時間~60時間未満 8.1%
80時間以上 4.4%
60時間~80時間未満 3.3%

上表の通り、残業時間の許容範囲第1位は20時間〜30時間未満。

残業100時間は、世間一般的にも許容範囲を超えている残業時間であり甘えではまったくないです。

 

③残業100時間超えたときに体調の変化はあるのでしょうか?

N氏(26歳)

残業100時間を超えると体調に変化はあるのでしょうか?
最近、会社に行こうとすると頭が痛くなってしまいます…

ミヤッチ
私の場合は、残業100時間超えたときに目と腰の疲れがひどかったです。

正直、残業100時間関係なく、体調変化は人それぞれ。

そのため、残業100時間にかぎらず、少しでも体調に変化があれば病院へ行くことをおすすめします。

 

④残業100時間で辞めたいと思うのは逃げでしょうか?

F氏(27歳)

残業100時間で仕事を辞めたいと思うのは逃げなのでしょうか?
正直、かなりしんどくて今すぐ転職したいと思っています…

ミヤッチ
結論、残業100時間で辞めたいと思うのはまったく逃げではありません!

そもそも、厚生労働省「時間外労働の上限規制」で定められている通り、残業100時間は違法です。

そのため、残業100時間で辞める選択をしても、まったく逃げではないのでご安心ください。

 

【残業100時間の生活は当たり前?】手取り額や残業代のまとめ

ミヤッチ
今回は、残業100時間は当たり前なのかを中心に紹介しました。
ミヤッチ
結論、残業100時間は違法なので当たり前ではないです!

働き方改革という言葉はありますが、まだまだ残業=正義みたいな考え方の企業は多かったりします。

もちろん、経営者やフリーランスは、残業を何時間しても自分のためなので良いかもしれません。

ただ、あなたの働いている企業に「あなたの貴重な100時間を捧げる価値」があるのかは今一度考えてみてください。

見捨てられるときは一瞬なので、価値がなければその場からさっさと離れたほうが良いですよ!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/

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年間30万人の「就活生」と「20代社会人」が訪問 ▶︎ アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験▶︎ 2023年12月16日【ABEMA(アベマTV)】生出演!▶︎ 当ブログでは、学歴関係なく就活で成功するための【就活情報】と内定後の社会人生活で役立つ【20代のキャリア】を発信しています!

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