こんな悩みを解決できる記事を書きました。
今回は、就活生からの人気が高い「損保ジャパン」について以下3つの視点で調査をしました。
- 損保ジャパンの就職難易度は?
- 損保ジャパンの採用大学は?
- 損保ジャパンに学歴フィルターはあるのか?
なお、先に結論からお伝えすると、損保ジャパンの就職難易度は高いです…
ただし、高学歴の学生しか入社ができないわけではありません。
本記事で紹介する「損保ジャパンの攻略法」を見れば、誰でも損保ジャパンへの内定獲得を目指せます。
そのため、損保ジャパンへの就職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
本記事の内容は、2024年10月現在の情報をもとに作成しています。
【結論】損保ジャパンの就職難易度は高い
冒頭でもお伝えしましたが、損保ジャパンの就職難易度は高いです。
本章では、この辺りの理由について、東洋経済オンラインの情報も参考にしながら紹介します。
①入社が難しい企業ランキング【141位/200位中】
残念ながら、損保ジャパンの採用倍率は非公開となっています。
ただし、東洋経済オンラインの「入社が難しい企業200社」にて141位にランクインしています。
- キーエンスは128位【入社難易度59.2】
- 日本航空は129位【入社難易度59.1】
- サッポロビールは144位【入社難易度58.9】
こんな感じでして、誰もが知る有名企業と肩を並べています。
そのため、「損保ジャパンの就職難易度が高いのは間違いない」と言えます!
②損保ジャパンの新卒採用の選考フロー
上の動画は、損保ジャパンの内定者をインタビューした記事です。(かなり参考になりました。)
動画の中で紹介されている選考フローをまとめたので記載しておきますね。
step.1
ES・WEBテスト
step.2
模擬面接(オンライン)
step.3
模擬面接(対面・最終面接)
step.4
人事面談(その場で内定)
注意すべきは、ステップ2の模擬面接は、面接練習ではなく「実際の面接」という部分です。
面接の中では、以下のような質問が多かったと書かれています。
- 損保への業界理解を測る質問
- ストレス耐性を測る質問
損保への業界理解については、『他の損保に抱いているイメージは?』のような質問!
ストレス耐性は、圧迫面接ではなく、『自身の強みと弱みを5つ挙げてください!』のような質問がされるとのことです。
そのほか、瞬発力が必要な質問が多く、面接の場数は踏んでおく必要があると思います!
損保ジャパンの採用大学は?【結論:学歴フィルターなし】
損保ジャパンへ内定獲得するために必要な対策を紹介する前に「採用大学」を紹介しておきます。
なお、朗報としては、損保ジャパンに学歴フィルターはありません。
毎年幅広い大学からの採用をおこなっています。(参考:AERA(アエラ) 2020年10/26号)
大学名 | 採用者数 |
早稲田大学 | 16 |
慶応義塾大学 | 14 |
明治大学 | 9 |
上智大学 | 6 |
中央大学 | 5 |
東京女子大学 | 5 |
立教大学 | 4 |
法政大学 | 4 |
青山学院大学 | 3 |
学習院大学 | 3 |
日本女子大学 | 3 |
同志社大学 | 3 |
立命館大学 | 3 |
関西学院大学 | 3 |
東京大学 | 2 |
名古屋大学 | 2 |
神戸大学 | 2 |
成蹊大学 | 2 |
東洋大学 | 2 |
南山大学 | 2 |
京都女子大学 | 2 |
大阪大学 | 1 |
東京工業大学 | 1 |
一橋大学 | 1 |
筑波大学 | 1 |
東京外国語大学 | 1 |
岡山大学 | 1 |
東京理科大学 | 1 |
国際基督教大学 | 1 |
津田塾大学 | 1 |
成城大学 | 1 |
日本大学 | 1 |
関西大学 | 1 |
もちろん、学歴フィルターがない=就職が簡単な企業ではありません。
DIAMOND onlineが公表している、損保ジャパンの採用大学ランキングでは、偏差値の高い大学が多いです。
大学名 | 採用者数 |
慶応義塾大学 | 26 |
早稲田大学 | 24 |
明治大学 | 17 |
法政大学 | 11 |
同志社大学 | 10 |
関西学院大学 | 9 |
立教大学 | 8 |
関西大学 | 7 |
青山学院大学 | 6 |
神戸大学 | 5 |
学習院大学 | 5 |
南山大学 | 5 |
立命館大学 | 5 |
上表のとおり、学歴フィルターがないとは言え、競争相手はかなり手強いと言えます。
そのため、次の章で紹介する、「損保ジャパンへ就職するために必要不可欠な行動5つ」はかならず実践しておきましょう!
損保ジャパンへ就職するために必要不可欠な行動【5選】
ではさっそく、損保ジャパンへ就職するために必要不可欠な行動5つを紹介します。
損保ジャパンへの就職を本気で目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
損保ジャパンへ就職するための行動
①過去の選考情報はかならずチェックする
損保ジャパンの攻略には、過去の選考情報が必要不可欠です!
どういったWEBテストや面接の質問が出たか事前にチェックする必要があります!
なお、損保ジャパンの過去の選考情報は、「ユニスタイル」というサイトでチェックできます。
ユニスタイルの特徴
- 約1,000社のES・選考情報が無料で見放題
- 就活生同士のコミュニティー機能あり
- 2,500以上の就活対策コラムが読み放題
詳しいサービス詳細は、「ユニスタイルは怪しい?」という記事で紹介していますが…
損保ジャパン含め、大手企業を中心に就活をしている方には必須のサービスです!
ユニスタイルは、約1,000社のES・選考情報がすべて無料で見れるので、かならず導入しておきましょう!
【公式サイトはこちら】https://unistyleinc.com/
②面接練習は必要不可欠
損保ジャパンの過去の選考フローを見ると、面接が重要視されています。
実際、ES・WEBテスト通過者は比較的多いですが、面接で苦戦する学生は多いです。
なお、面接では、『自身の強みと弱みを5つ挙げてください!』のような瞬発力の求められる質問がきます。
そのため、瞬発力を鍛えるためにも、以下いずれかのパターンで「模擬面接を最低10回」はおこないましょう!
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
- 利用が無料なのでリスクなし
- 実践に近い緊張感のもと面接練習できる
- 就活市場に精通したプロが対応してくれる
今回は、就活エージェントの詳細は割愛しますが…
もし就活エージェントを利用したことがないという方は、以下記事も参考にしてみてください、
『就活エージェントとは何か?』という部分にもふれているので、サービスイメージが掴めるかと思います。
合わせて読みたい
③損保ジャパンのインターンシップへ参加する
損保ジャパンの公式では、インターン優遇があることは明言されていません。
ただし、過去の内定者情報では、『早期選考に呼ばれました!』という口コミもありました。
そのため、損保ジャパンへのインターンシップ参加は必要不可欠です!
インターンシップの内容は、「損保ジャパンの公式サイト」を定期的にチェックしておきましょう。
選考は「エントリーシート」と「WEB適性検査」となっています。
開催数も多く、募集人数も50名と多いので、そこまで難易度は高くありません。
④逆質問は事前に準備しておく
損保ジャパンの面接では、最後の10分で逆質問の時間が設けられています。
10分という時間はかなり長く、損保ジャパン側が「学生の熱意」を確認している可能性大です!
そのため、損保ジャパンに関する質問含め、「逆質問は最低5つ」用意しておきましょう!
なお、どの企業でも使える汎用性の高い、面接中の逆質問をまとめた記事も用意しています。
逆質問がなかなか浮かばず悩まれている方は、以下記事も参考にしてみてください!
合わせて読みたい
⑤逆求人サイトの導入
逆求人サイトは、「ガクチカ」や「自己PR」を登録すれば、企業からスカウトメールが届きます。
正直、損保ジャパンの選考に直接的な関係はないのですが…
私の経験上、損保ジャパンのような就職難易度の高い企業に挑む場合は、逆求人サイトは導入必須です!
損保ジャパンの選考前にスカウトを1社獲得しているか否かで、心の余裕に大きな差が生まれます。
おすすめの理由
- 逆求人サイトの中で一番有名なサービス
- 登録企業No1(19,000社以上)
- スカウトが獲得しやすい(スカウト受信率93.6%)
オファーボックスは、私が知る中でもっともおすすめの逆求人サイト!
下図のような、大手企業のスカウト獲得も狙える逆求人サイト最大手のサービスです!
「大学1年生の利用はできない」というデメリットもありますが…
それ以外の方であれば、確実に導入しておきたい逆求人サイトとなっています。
【公式サイトはこちら】https://offerbox.jp/
損保ジャパンに関するよくある質問【3選】
本章では、損保ジャパンに関するよくある質問を3つ紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
よくある質問
質問①:損保ジャパンはヤバい企業ですか?
F氏(22歳)
損保ジャパンへの就職はヤバいと聞いたのですが本当ですか?
なにがヤバいと言われているのか詳しく知りたいです…
結論、損保ジャパンはヤバい企業ではないです!
ビックモーターの不正問題で行政処分を受けましたが、業績は好調です。
なお、この辺りの理由については、以下記事で詳しく紹介しています。
損保ジャパンがなぜヤバいと言われているのか、さらに詳しく知りたい方は、合わせてチェックしてみてください!
合わせて読みたい
質問②:損保ジャパンへ就職するデメリットは?
K氏(20歳)
損保ジャパンへ就職するデメリットみたいなのはありますか?
損保ジャパンに就職した後に後悔したくないので知りたいです…
結論、損保ジャパンへ就職するデメリットは3つあります。
- 年功序列文化がある
- 全国転勤のリスクがある
- 自己研鑽は必要不可欠
本記事で詳しく紹介すると長くなるので割愛しますが…
もし詳しく知りたい方は、先ほども紹介した以下記事を参考にしてみてください!
合わせて読みたい
質問③:損保ジャパンの口コミはどうですか?
M氏(21歳)
損保ジャパンへ就職した人の口コミはどうなんでしょうか?
今回、社員口コミサイト「オープンワークス」をチェックしてみました。
回答者は2,145人と多く、すべて紹介するのは難しいですが…
『有給がとにかく取りやすい』や『残業削減の意識は高い』という口コミが多かったです。
次の章で、「損保ジャパンの待遇面」を詳しく紹介しますが、『さすが保険業界でトップクラスの企業だな』という印象です!
【補足】損保ジャパンの会社情報・待遇面について
最後にはなりますが、「損保ジャパンの会社概要」と「待遇面」についてまとめました。
ぜひ損保ジャパンの企業研究に役立ててもらえればと思います!
①損保ジャパンの会社概要について
会社名 | 損害保険ジャパン株式会社 |
代表取締役 | 石川 耕治氏 |
本社所在地 | 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 |
会社設立 | 1888年10月 |
従業員数 | 20,767人 |
資本金 | 700億円 |
株式区分 | 非上場 |
事業内容 | 国内海外保険事業・国内生命保険事業・その他 |
「損保ジャパン」は、SOMPOグループの中核を担っている企業です。
保険業界において、誰もが一度は聞いたことのある企業だと思います。
なお、損保ジャパンは、意外と保険事業以外にも力を入れているのをご存知でしょうか?
もちろん、大きな軸となっているのは「保険事業」です。
ただ、本社機能として「商品開発部門」が存在するなど、保険以外のデジタル分野の事業展開にも注力しています。
②損保ジャパンの待遇面について
初任給 | 28万1,230円(固定残業16時間含む) |
平均年収 | 647万円 |
賞与 | 年2回(6月・12月) |
固定残業 | あり(16時間) |
平均残業時間 | 24.1時間/月 |
年間休日 | 120日以上 |
有給取得率 | 79.7% |
離職率(3年以内) | 12.0% |
福利厚生 | 独身寮・社宅制度・資格取得一時金など |
在宅の有無 | あり |
募集要項 | 詳細ページはこちら |
続けて、「損保ジャパン」の待遇面についてまとめてみました。
平均年収などのデータは、「損保ジャパンの有価証券報告書」および「募集要項(総合職)」を参考にしています。
なお、私の感想としては、『さすが保険業界でトップクラスの企業だな』という印象です!
- 年収が業界の中でも高水準
- 平均残業時間も意外と多くない
- 大手なだけあり福利厚生が充実している
固定残業16時間込みとは言え、「初任給は28万円(総合職)」もらえます。
また、有給取得率も高く、条件にもよりますが「社宅使用料は月1万1,000円〜」となっています。
そのため、他の企業よりも待遇面の優位性は感じやすい企業であることは間違いなしです!
待遇面のさらに詳しい詳細は、「公式のESGデータ」でチェックできるので参考にどうぞ!
【まとめ】損保ジャパンの就職難易度は高い
今回は、損保ジャパンの就職難易度を中心に紹介しました。
- 損保ジャパンの就職難易度は高い
- ただし、損保ジャパンに学歴フィルターはない
- 損保ジャパンの選考は面接重視となっている
こんな感じでして、損保ジャパンの就職難易度は高いです!
東洋経済オンラインの「入社が難しい企業200社」にて141位にランクインしています。
ただし、採用大学は幅広く、学歴フィルターはありません。
今回紹介した、「損保ジャパンへ就職するために必要不可欠な行動5つ」が実践できれば、内定獲得は十分狙えます。
そのため、損保ジャパンを目指している方は、まずは以下5つの対策を実践していきましょう!
損保ジャパンへ就職するための行動
損保ジャパンは、周囲にも十分に誇れる優良企業です!
就職難易度は高いですが、学歴フィルターはないので積極的に挑戦していきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。