広告 就活コラム 就職活動

【専門商社に就職できると勝ち組?】メリット・デメリット含めて紹介!

悩める就活生
専門商社に就職できると勝ち組ってウワサは本当?
悩める就活生
専門商社のメリット・デメリットもあれば知りたいな…

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

なお、結論からお伝えすると、専門商社に就職できると勝ち組かは人それぞれです!

今回は、この辺りの理由について詳しく紹介しつつ…

『なぜ専門商社が勝ち組とウワサされているのか?』についても紹介していきます。

そのため、専門商社への就職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

専門商社に就職できると勝ち組なのかは人それぞれ

タイトルのとおりでして、専門商社に就職できると勝ち組かは人それぞれです!

確かに、専門商社の中には「穴場の優良企業」が多かったりします。

ただ、私の就職活動における勝ち組の定義は「入社後の幸福度」だと思っています。

私自身、新卒の採用担当者として若手の辞める決断を多くみてきました。

その中で、やめる理由は「人間関係」や「起業」・「給与が低い」など人それぞれでした!

日本トップクラスの勝ち組企業である「総合商社でも毎年100人」は去っていく世の中…

こういった事実がある以上、専門商社=勝ち組と定義つけるのは難しいのが正直なところです。

 

専門商社に就職すると勝ち組と言われている理由【3選】

専門商社への就職が勝ち組かは人それぞれですが…

ここでは、『なぜ専門商社が勝ち組とウワサされているのか?』について紹介しておきます。

専門商社が勝ち組とウワサされている理由

 

①そもそも商社全体が勝ち組と思われている

上記のとおりでして、そもそも専門商社ではなく「商社全体が勝ち組」とウワサされていたりします。

商社と聞けば、まっ先に思い浮かぶのが3大商社(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事)だと思いますが…

この辺りも含めて、専門商社=勝ち組と語られることが多いです。

ちなみに、総合商社=勝ち組ではなく、総合商社に就職するデメリットもあったりします。

この辺りの詳しい詳細は、「総合商社へ就職するメリット・デメリット」という記事をチェックしてみてください!

 

②隠れた優良企業が多いと言われているため

上記のとおり、専門商社は「隠れ優良企業が多い」とウワサされています。

実際、私の調査したかぎり、専門商社の中には「隠れ優良企業」が多かったです。

ミヤッチ
例えば、伊藤忠商事の完全子会社である「伊藤忠プランテック株式会社」などがあります。
企業名 伊藤忠プランテック株式会社
企業概要 伊藤忠プランテック株式会社は、伊藤忠商事の子会社でプラント・機器の専門商社。
従業員数 93名(単体)
就職倍率 39倍(24卒の応募159名→内定4名)
3年後の離職率 0%(3年前入社:男性2名 女性3名)
有給休暇の平均取得数 15.6日
平均年収 778万円(総合職)
月の平均残業時間 18.2時間/月

上表のとおり、伊藤忠プランテック株式会社は、伊藤忠商事の子会社でプラント・機器の専門商社。

平均年収は778万円と高く、有給休暇の取得日数も15.6日と高水準の優良企業です。

なお、伊藤忠プランテック以外にもおすすめの優良企業は存在します。

この辺りの詳しい詳細は、記事後半の「穴場の専門商社20社」で紹介しますね!

 

③平均年収が比較的高いため

上記のとおり、専門商社は「平均年収が比較的高いため」勝ち組とウワサされていたりもします。

ちなみに、マイナビ調査によると専門商社の平均年収は423万円!

新卒で年収400万円は多い?」という記事で詳しく紹介していますが…

20代の平均年収(中央値)350万円前後に比べると専門商社の平均年収はかなり高いです。

また、私の感覚値にはなりますが、専門商社のボーナスは他業界に比べて高い印象です!

企業の業績や個人の成果によっては、年収700万円から1,000万円も十分に狙える業界だったりします。

 

専門商社に就職するデメリット【3選】

ここまで、専門商社が勝ち組とウワサされている理由を紐解いてきましたが…

実は、専門商社への就職がデメリットに感じる部分も少なからずあるので紹介しておきますね。

デメリット

 

デメリット①:激務な企業も少なくはない

上記のとおりでして、専門商社の中にも「激務な企業」は存在します。

もちろん、実際に激務かどうかは、企業によって違いはありますが…

専門商社は、顧客やメーカーからの依頼に即座に対応しないといけないケースも多いです。

結果、休日返上で顧客やメーカートラブルの対応をおこなうこともあります。

 

デメリット②:総合商社に比べると平均年収は低い

上記のとおりでして、専門商社は「総合商社に比べると平均年収は低い」です。

実際、総合商社(5大商社)の平均年収をまとめてみました。

企業名 平均年収(会社四季報 2022年度版参照)
伊藤忠商事 1,580万円
三菱商事株式会社 1,559万円
住友商事株式会社 1,556万円
三井物産株式会社 1,549万円
丸紅株式会社 1,469万円

上表のとおり、すべての総合商社(5大商社)は平均年収1,000万円超え。

専門商社の平均年収(30代で507万円)と比較すると目劣りしてしまいます。

ただし、専門商社が一般企業よりも年収が高いのも事実でして…

どこと比べるかで専門商社の就職がデメリットになるかは変わってきます。

 

デメリット③:商品を覚えるのはかなり大変

専門商社のデメリットとして、「商品を覚えるのが大変」であることが挙げられます。

実際、私の友人は専門商社で働いていますが、商品を覚えるのは大変と話してました。

なお、専門商社はニッチな分野の商品を取り扱っていることも多いです。

そのため、商品について日々勉強していないと、ついていけなくなる可能性は高い業界といえます。

ミヤッチ
次の章では、専門商社に就職するメリット3つを紹介していきますね!

 

専門商社に就職するメリット【3選】

専門商社に就職するメリットは大きく3つあります!

デメリットと比較したうえで、専門商社へ就職すべきか検討してみてください。

メリット

 

メリット①:隠れ優良企業が多い

専門商社が勝ち組とウワサされている理由と被りますが…

やはり、専門商社は「隠れ優良企業が多い」のが魅力だったりします。

色々調べていると「〇〇業界でシェアNo1」のような企業も多いです。

もちろん、労働条件も良い企業が多く、穴場の優良企業を探すのであれば専門商社を視野に入れるのはおすすめです。

 

メリット②:企業の業績は安定している

上記のとおりでして、専門商社は「業績が安定している企業が多い」です。

もちろん、専門商社の中には競合の多い市場で戦っている企業もありますが…

基本、ニッチな分野で戦っているのでライバルも少なく、特定の顧客基盤を築いています。

そのため、企業の業績は比較的安定しているのが専門商社の大きなメリットの一つといえます。

 

メリット③:総合商社に比べて倍率が低い

上記のとおり、専門商社は「総合商社に比べると倍率が低い」です。

総合商社の就職倍率は、「総合商社の就職難易度トップ5」という記事で詳しく紹介していますが…

100倍から200倍以上と高く、一筋縄では内定獲得できない企業となっています。

それに比べ、専門商社の倍率はだいたい20倍から30倍の企業が多いです。

そのため、商社に勤めたい場合は、以下記事で紹介しているような専門商社は狙い目となっています!

 

専門商社への就職が向いている人と向いていない人の特徴

本章では、専門商社が向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。

ぜひ、自分は専門商社に向いているかの判断材料としてみてください!

 

①専門商社への就職が向いている人の特徴【3選】

専門商社への就職が向いている人の特徴は以下3つです。

向いている人の特徴

  1. 人とのコミュニケーションが好きな人
  2. 専門的な商品知識を学びたい人
  3. 分析能力が高い人

まずコミュニケーションが好きな人は、間違いなく専門商社に向いています。

顧客やメーカーとの交渉含めたやり取りが多く、コミュニケーションは必須スキル。

取引先と信頼関係を築けると仕事へのやりがいを感じやすかったりします。

また、取引先の業界分析や・トレンド・顧客ニーズの調査・分析・新商品の提案も必要なのが専門商社。

専門的な商品知識や業界知識を学びたい方や分析能力が高い人にもおすすめの業界です。

 

②専門商社への就職が向いていない人の特徴【3選】

専門商社への就職が向いていない人の特徴は以下3つです。

向いていない人の特徴

  1. 人とのコミュニケーションが苦手な人
  2. 新たなビジネスの開拓をしていきたい人
  3. リモートワーク中心の働き方がしたい人

上記のとおり、人とのコミュニケーションが苦手な人は、専門商社が向いていない可能性が高いです…

顧客とメーカーの仲介に入るので密なコミュニケーションは切っても切り離せない業種。

専門商社に入社後、ブラック企業と感じる可能性が高い傾向にあります。

その他にも、新たなビジネスの開拓をしていきたい人やリモートワーク中心の働き方も難しいのが専門商社。

既存顧客がすでにいることも多く、新たなビジネスに積極的な企業風土のある専門商社は少なかったりします…

もちろん、顧客やメーカーとのトラブル含めた、現場対応が多く、リモートが難しいのも専門商社の大きな特徴の一つです。

ミヤッチ
専門商社の中でも働き方はさまざまなので、事前に応募企業の調査はしておきましょう!

 

専門商社の中でも狙い目の企業の特徴【3選】

本章では、専門商社の中でも狙い目の企業の特徴3つを紹介していきます。

ぜひ、穴場の専門商社を探す一つの参考にしてみてください!

専門商社の中でも狙う目の就職先

 

特徴①:ニッチな分野でシェアNo1の専門商社

上記のとおりでして、「ニッチな分野で業界No1」の専門商社は狙い目だったりします。

というのも、ニッチな分野で業界No1の専門商社は倍率が低いからです。

もちろん、ニッチな分野で業界No1の専門商社であってもライバルは存在します。

倍率は低いですが、以下記事で紹介している「就活対策」は必須です。

 

特徴②:大手子会社

上記のとおりでして、専門商社の中でも「大手子会社」は狙い目です。

例えば、住友商事マシネックスという企業は、住友商事が親会社の専門商社なのですが聞いたことはあるでしょうか?

住友商事マシネックスは、機械・電機・情報通信・建設設備を専門分野とする商社。
住友商事グループおよびタイ子会社との情報共有でシナジーを発揮し、グローバル化も促進しています。

このように大手企業と連携してグローバルに活躍する専門商社も大手子会社には多く存在します。

もちろん、大手と同じ福利厚生が提供されている専門商社も多く狙いです。

 

特徴③:一つの取引先に依存していない専門商社

狙い目の専門商社の最後は「一つの取引に依存していない専門商社」です。

というのも、専門商社の中には、〇〇企業との取引80%のような企業が存在します。

このように、一つの取引先に依存した企業の場合、主要取引先に切られると追い込まれます…

そのため、専門商社を選ぶポイントとして、『一つの取引先に依存していないか?』確認するようにしましょう。

ちなみに、次の章では、上記3つの特徴を加味した倍率の低いおすすめ専門商社20社を紹介します!

ぜひ、専門商社の中でも穴場の企業を知りたい方はチェックしてみてください!

 

専門商社の中でもおすすめの隠れ優良企業【20社】

結論、専門商社の中でも「おすすめの隠れ優良企業20社」は以下のとおりです!

【専門商社】隠れ優良企業

  1. 小松物産株式会社
  2. 片岡物産株式会社
  3. 株式会社カネトモ
  4. 株式会社髙山
  5. フジノ食品株式会社
  6. 丸紅食料株式会社
  7. 伊藤忠プラスチック株式会社
  8. 岡畑産業株式会社
  9. ソーダニッカ株式会社
  10. 日曹商事株式会社
  11. 浅井産業株式会社
  12. 株式会社ニッコー
  13. 株式会社鳥羽洋行
  14. 株式会社日伝
  15. 株式会社ヨネイ
  16. ソレキア株式会社
  17. 日本電計株式会社
  18. 東海エレクトロニクス株式会社
  19. 光伝導機株式会社
  20. 伊藤忠プランテック株式会社

上記20社は、従業員数1,000名以下・有休取得平均10日以上・就職倍率100倍以下を条件に算出した企業!

上記20社の細かい詳細は、「専門商社の中でも隠れた優良企業20社」という記事にまとめています。

ぜひ、超穴場の専門商社を探している方は、合わせてチェックしてみてください!

 

専門商社を目指す就活生から多く寄せられる質問【4選】

では最後に、専門商社を目指す就活生から多く寄せられる質問4つを紹介します。

ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。

多く寄せられる質問

 

質問①:専門商社とメーカーはどちらがおすすめ?

R氏(21歳)

専門商社とメーカーの違いは何なのでしょうか?
専門商社とメーカーのどちらがおすすめかも知りたいです。

結論、専門商社とメーカーのどちらがおすすめかは人によります。

というのも、専門商社は、自社で製品を製造していないものの、幅広い商品を顧客に提案が可能です。

そのため、顧客に柔軟な提案ができる営業マンを目指すのであれば専門商社がおすすめです。

ただし、ものづくりが好きな方は、間違いなくメーカーがおすすめといえます。

 

質問②:専門商社の平均年収はどれくらい?

T氏(20歳)

専門商社の平均年収はどれくらいなのでしょうか?
比較的高い印象があるのですが事前に知っておきたく…

結論、マイナビ調査によると専門商社の平均年収は423万円となっています!

なお、私の感覚値にはなりますが、専門商社のボーナスは他業界に比べて高い印象です。

そのため、企業の業績や個人の成果によっては、年収700万円から1,000万円も十分に狙える業界といえます。

 

質問③:専門商社の中でも大手企業はどこ?

T氏(20歳)

専門商社の中でも大手企業と言われるところはどこでしょうか?
売上高をベースに上位5社を知っておきたく…

結論、売上高ランキングの専門商社上位5社は下表のとおりです。

企業名 売上高(2023年3月時点) 当期純利益
株式会社メディパルホールディングス 3兆3,600万円 388億円
アルフレッサホールディングス株式会社 2兆6,990万円 257億円
阪和興業株式会社 2兆6,668万円 515億円
株式会社スズケン 2兆3,118万円 203億円
三菱食品株式会社 1兆9,967万円 171億円

上記の中でも阪和興業株式会社は、当期純利益が他社を圧倒!

また、三菱食品は、食品卸業界ではトップの売上高を誇っています。

もちろん、就職難易度も高い専門商社なので就活対策は必須です。

 

質問④:専門商社に就職するにはどういった対策が必要?

T氏(21歳)

専門商社に就職するにはどういった対策が必要でしょうか?
確実にやっておくべき対策があれば教えて欲しいです…

結論、専門商社を目指すのであれば以下5つの就活対策は必須です。

就活対策【5選】

  1. 逆求人サイトを導入
  2. 専門商社の仕組みを学ぶ
  3. 自己分析の実施
  4. WEBテストの対策
  5. 面接対策の実施

上記5つの詳しい詳細は、以下記事で詳しく解説しています。

ぜひ、専門商社の就職を目指している方は、合わせてチェックしてみてください。

 

【まとめ】専門商社に就職すると勝ち組かは人それぞれ

今回は、専門商社に就職すると勝ち組なのかを中心に紹介しました。

結論、専門商社への就職が勝ち組かは人それぞれ!

勝ち組=入社後における人生の幸福度として考えることが大切です。

ただし、専門商社は、他業界に比べて隠れ優良企業が多いので…

以下記事を参考にしながら、自分に合った専門商社を探してみるのがおすすめです!

勝ち組かは人それぞれですが、専門商社の中に勝ち組と感じやすいお宝求人が眠っている可能性は高いですよ!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ミヤッチ

累計50万人の「就活生」が訪問 ▶︎ 偏差値42.5のFラン大学出身 ▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験 ▶︎ 当ブログ経由で【Abema.TV 就活特番】生出演 ▶︎ 学歴に左右されない就活攻略法を軸に発信しています!

-就活コラム, 就職活動