今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
私自身、新卒の採用担当者としてグループワークの選考官を約4年おこなっていました。
その中で、喋らない人を多く見てきましたが、周囲のリカバリーが上手いと感じることも多かったです。
今回は、そんなグループワークで喋らない人への対処が良かった事例5つを紹介!
グループワークで喋らない人を見ると、" 何しにきたんだろう… "と思ってしまうことが多いと思います。
ですが、喋らない人をうまく巻き込むことができれば、選考官にアピールすることも可能。
ぜひ、グループワークで喋らない人に当たった場合の参考にしてみてください。
当記事はこんな方におすすめ
- グループワークで喋らない人に当たったときの対処法を知りたい方
- グループワークで喋らない人にやってはいけないNG行動を確認したい方
- グループワークで喋らない人に関するよくある質問を確認したい方
グループワークで喋らない人への対処法【5選】
喋らない人への対処法
- 喋らない人にタイムキーパーを依頼する
- 声かけを負けずにおこなう
- 選択式で質問をおこなう
- 発言があった場合は耳を傾ける
- 発言があった場合は否定しない
①喋らない人にタイムキーパーを依頼する
と言うのも、タイムキーパーは、時間を知らせるための発言をする必要があります。
そのため、どれだけ喋らない人でもタイムキーパーを依頼すれば発言を促すことができます。
なお、喋らない人=会話に溶け込めないで孤独を感じる人がほとんど…
タイムキーパーで時間を教えてくれた場合は、感謝の気持ちを全面に出してあげるのもポイントです。
②声かけを負けずにおこなう
- 議論についていけずに喋れない
- 発言を否定されるのが怖い
- そもそも会話に入る気がない
そもそも会話に入る気がないのは論外ですが…
議論についていけない人や発言を否定されるのが怖い人が多いのも事実。
そのため、喋らない人がいても負けずに声かけをしてあげるのがおすすめです。
注意事項
グループワークは、チームプレイなので放置することで全員落ちてしまうケースも少なくありません…
次の項目で紹介するような「選択式の質問」など発言しやすい方法でフォローしていきましょう。
③選択式で質問をおこなう
上記の通り、喋らない人へは選択肢を与えた質問をするのは有効!
例えば、" 今〇〇と〇〇の意見が出てますが〇〇さんはどう思いますか? "のようなイメージです。
基本、喋らない人であっても選択式の質問は回答してくれます。
ぜひ、喋らない人を議論に巻き込む方法として実践してみてください。
④発言があった場合は耳を傾ける
と言うのも、喋らない人が発言をする場合、勇気を振り絞って発言してくれた可能性が高いです。
そのため、喋らない人が間違った発言をしていても耳を傾けてあげてください。
そうすることで、緊張が解けて発言をしても良いんだと思ってもらえる可能性が高くなります。
⑤発言があった場合は否定しない
上記はかなり重要でして、喋らない人にかぎらず、グループワークで発言の否定をしないのは鉄則となります。
実際、クラッシャーと言われる人は、発言すべてを否定することがほとんど。
最終的に議論に対する答えが出ずに全員不合格になるケースも少なくありません…
もちろん、喋らない人は、勇気を振り絞って発言をしていることがほとんど。
そのため、完全否定はせずに" それも一つの参考にしましょう "のような返しで対応してあげましょう。
グループワークで喋らない人へやってはいけないこと【3選】
やってはいけないこと
- 司会進行を依頼する
- いない人として扱う
- 発言があった場合に否定する
①司会進行を依頼する
当たり前と思われるかもしれませんが、喋らない人に司会進行を任せると大変なことになります。
ですが、" 喋らない=司会進行を任せれば喋るだろう "と考えて任せるケースを少なからず見てきました。
しかし、喋らない人を司会進行にすると議論が活発にならずに詰みます。
そのため、アイスブレイクなどで喋るのが苦手そうと感じても司会進行は任せないようにしましょう。
②いない人として扱う
と言うのも、グループワークでは、ほとんどの企業で「協調性」が評価項目に入ってきます。
そのため、喋らない人=いない人として議論を進めるのはNGです。
③発言があった場合に否定する
対処法のパートでも解説しましたが、グループワークでは発言の否定はしないのが鉄則!
喋れない人=発言を否定されるのが怖いという人も多いので、否定されると一切喋らなくなるリスクがあります。
注意事項
なお、相手の意見をすべて肯定して受け入れるとは意味が違うので注意してください。
あくまで相手の意見も尊重しつつ、お題に対する論点からずれないように進める力が必要になります。
グループワークに関するよくある質問【9選】
よくある質問
- グループワークでやってはいけないことはなんでしょうか?
- グループワークを通過するためにすべきことはなんでしょうか?
- グループワークで意見が思いつかないときはどうすべきでしょうか?
- グループワークは何割くらいの人が受かるのでしょうか?
- グループワークに受かる人の特徴ってありますか?
- グループワークはぶっつけ本番でも受かるのでしょうか?
- グループワークの自己紹介ってなに話せば良いですか?
- グループワークは結論までいかないと落ちるのでしょうか?
- グループワークでおすすめの役割はありますか?
①グループワークでやってはいけないことはなんでしょうか?
R氏(21歳)
グループワークでやってはいけないことはなんですか?
落ちる可能性がある行動を具体的に教えて欲しいです…
上記の通り、グループディスカッションでは、結論を出さなければほとんどの確率で全員落とされます。
もちろん、確実に落ちるわけではないですが、結論はグループディスカッションの中でも評価比重が高い傾向にあります。
②グループワークを通過するためにすべきことはなんでしょうか?
T氏(20歳)
グループワークを通過するためにすべきことはなんでしょうか?
グループワーク通過の必勝法があれば教えて欲しいです…
上記の必勝法は、かなりシンプルですが一番効果のあるグループワーク対策になります。
グループワークについては、多くの書籍やノウハウが公開されていますが、実践に勝る対策はないのが正直なところです…
そのため、グループワークに受かるための対策をしたい方は、まずはグループワークの練習イベントに参加してみてください。
おすすめ就活イベント
- 「デアイバ」:1日で多くのGD経験を積みたい方におすすめ / 1日最大4回以上のGDをおこなえる!
- 「ジョブトラ」:とにかく質の高いGD練習をしたい方におすすめ / 参加学生は15万人突破!
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1日で一気に多くのGD経験を積みたい方は「デアイバ」!
デアイバより少しレベルの高いGD練習に参加したい方は「ジョブトラ」がおすすめです。
なお、地方在中の方でオンライン参加を希望の場合は、「MeetsCompany」になるかと思います。
この辺りは、あなた自身の状況に応じて使い分けながら、GD経験を積むキッカケにしてみてください。
③グループワークで意見が思いつかないときはどうすべきでしょうか?
N氏(21歳)
グループワークで意見が思いつかないときはどうすべきでしょうか?
具体的な対処法を教えて欲しいです…
前述の質問でも回答した通り、グループワークはどれだけ場数を踏めるかが重要!
多くのグループワークに参加することで、柔軟な対応ができるようになってきます。
なお、この辺りの詳しい詳細は、以下記事でも解説しているので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。
④グループワークは何割くらいの人が受かるのでしょうか?
T氏(20歳)
グループワークは何割くらいの人が受かるのでしょうか?
とは言え、これでは曖昧な回答になってしまうので、私の勤め先企業の合格率をお伝えすると…
だいたい4割から6割の学生を合格とするようにしています。
もちろん、あくまで目安の数字であり、明確に何割だけ合格みたいな評価基準は設けていません。
⑤グループワークに受かる人の特徴ってありますか?
S氏(21歳)
グループワークに受かる人の特徴ってあるのでしょうか?
とにかく明るく元気なところは意識するようにしているのですが…
受かる人の特徴
- 明るい表情でハキハキと発言できる人
- 何かしらの役割を率先して担っている人
- 傾聴を意識した行動のできる人
- 論点のずれた議論の軌道修正ができる人
- 相手の意見を完全に否定しない人
とくに、議論の軌道修正をする能力はかなり重要になってくるので場数を踏んで鍛えておきましょう。
なお、上記5つの特徴をもう少し詳しく知りたい方は、以下記事で紹介してますので合わせてチェックしてみてください。
⑥グループワークはぶっつけ本番でも受かるのでしょうか?
F氏(20歳)
グループディスカッションってぶっつけ本番で挑むのは無謀でしょうか?
ぶっつけ本番で受けてみるか悩んでいます…
求められている能力
- 建設的なコミュニケーション能力
- 論理的思考力
- 協調性
- 柔軟性
- 考察力
上記5つの能力は、グループワークで場数を踏まなければ身につかないことも多いです…
そのため、グループワークをぶっつけ本番で挑戦するのはおすすめしません…
なお、上記5つの詳しい詳細は、以下記事で詳しく解説しています。
ぜひ、グループワークで企業から求められる能力を詳しく知りたい方は、合わせてチェックしてみてください。
⑦グループワークの自己紹介ってなに話せば良いですか?
T氏(21歳)
グループワークで自己紹介があるのですが何を話せば良いのでしょうか?
いつも自分の名前と大学名だけ言って終わっています…
話すべき内容
- 大学名(学部まで)
- 名前(フルネーム)
- 趣味について(1つに絞る)
なお、一番やってはいけないのが、自己紹介ではなく自己PRになってしまうことです。
正直、多くの就活生がやってしまいがちなので注意してください。
⑧グループワークは結論までいかないと落ちるのでしょうか?
N氏(22歳)
グループワークはお題に対して結論までいかないと落ちるのでしょうか?
最近受けたグループワークで結論までいかないことがあり気にしています…
もちろん、企業によっては、結論に至らなければ不合格にすることもあるかと思いますが…
お題に対する結論ではなく過程を大切にしている企業が多いのも事実。
そのため、結論がでなかった=確実に落ちることはないと言えます。
⑨グループワークでおすすめの役割はありますか?
T氏(22歳)
グループワークでおすすめの役割はあるのでしょうか?
自分自身はどんな役割が適しているのかわかりません…
おすすめの理由
- チームに溶け込みやすい
- かならず発言する機会がある
- 時間内に結論まで導き出せると評価されやすい
- 他の役割に比べてリスクが少ない
上記の通り、タイムキーパーには、他の役割と違い多くのおすすめ理由があります。
なお、この辺りの内容は、以下記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
グループワークで喋らない人への対処法5選のまとめ
喋らない人への対処法
- 喋らない人にタイムキーパーを依頼する
- 声かけを負けずにおこなう
- 選択式で質問をおこなう
- 発言があった場合は耳を傾ける
- 発言があった場合は否定しない
上記は、私がグループワークの選考官を約4年おこなった中で、喋らない人への周囲のフォローが良かったと感じた対処法5つ!
とくに、選択式で質問をおこなっている人は、かなり好印象を抱きました。
正直、喋らない人がグループにいると不利に感じることも多いと思います。
しかし、喋らない人を上手く議論に巻き込むことができれば、評価は間違いなく上がります。
そのため、喋らない人がいたときこそチャンスと思い、今回の対処法5つを試してみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。