【パーソルキャリアの就職難易度は？】学歴フィルター・採用大学まで徹底解説！

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

なお、結論からお伝えすると、パーソルキャリアの就職難易度は高いです。

大手人材サービス企業なだけあり、採用倍率は60倍以上となっています。

ただし、パーソルキャリアの直近3年間の採用大学は幅広いのも事実！

記事内で紹介する「パーソルキャリアへ就職する方法3つ」を実践できれば内定は十分目指せます。

そのため、パーソルキャリアへの就職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

パーソルキャリアの就職難易度は？【採用倍率は62.6倍】

さっそくではありますが、以下2つの視点でパーソルキャリアの就職難易度を紐解いていきます。

 

入社が難しい企業ランキングには入っていない

今回、パーソルキャリアへの入社は難しいか確認するために「東洋経済オンラインの入社が難しい企業200社」に掲載があるか調べてみました。

結果、パーソルキャリアは、上記ランキングには入っていませんでした。

ただし、下表のような「企業ランキング」にはランクインしています。

直近では、大手口コミサイトの「オープンワーク」調査による働きがいのある企業50社にランクイン！

76,564社のうち「社員の総合評価が上位1%」となっている優良企業です。

そのため、学生の認知度は高く、決して簡単に入れる企業ではありません。

 

パーソルキャリアの採用倍率は【推定62.6倍】

今回は、そんな「パーソルキャリアの採用倍率」について、以下ロジックで計算してみました。

今回は、大手就活サイトの「ワンキャリア」にて、パーソルキャリアをお気に入りしている15,808人をもとに計算します。

ワンキャリアからの流入がエントリー全体の20%と仮定した場合、パーソルキャリアの合計プレエントリー数は79,040人（15,808÷0.20）！

ただし、プレエントリーした全員がエントリーシートを提出するわけではありません。

「リクルート就職白書2025」のデータを参考に「ES提出率は30%」とすると、エントリーシート提出者は23,712人（79,040×0.30）！

推定値とは言え、決して簡単に入れる企業ではないことが分かります。

 

パーソルキャリアの選考フローは【人物重視】

そんなパーソルキャリアの選考フローは「人物重視」です。

下表のとおり、パーソルキャリアは面接を中心に選考フローが組まれています。

 

動画視聴型説明会＋WEBテスト

まず始めに、パーソルキャリアは「動画視聴型説明会＋WEBテスト」があります。

WEBテストは、グループ会社のベネッセコーポレーションが提供する「GPS」という形式です。

なお、GPSの詳しい詳細は、上図の「GPSの公式サイト」をチェックして見てください。

SPIや玉手箱と違い、事前の対策は難しいのが大きな特徴です。

GPSの対策本はないですが、事前にどういったテストかかならず確認しておきましょう。

 

一次面接（60分前後のオンライン）

続けて、オンライン形式の「一次面接」に進みます。

多くは入社8年目から10年目の中堅社員と「オンラインでの1対1形式」です。

上記のとおり、「チームで取り組んだことは？」が頻出質問です。

この辺りの事前準備をしつつ、基本となる受け答え（結論から話すなど）が必要不可欠となります。

また、最後にもらえるフィードバックの内容も確実にメモに残しましょう。

 

二次面接（60分前後のオンライン）

続けて、オンライン形式の「二次面接」に進みます。

一次と同じく「オンラインの1対1形式」ですが、面接官はエリアマネージャークラスです。

一次面接と同じく、雰囲気は和やかですが「質問の難易度」は上がります。

とくに、一次面接で答えた質問の深掘りが多く、「受け答えの整合性」が必要不可欠！

一次面接で受けたフィードバックが改善されているか見られているので要注意です。

 

リクルーター面談

人によって違いはありますが「リクルーター面談」の存在も確認されています。

上記のとおり、質問内容はオーソドックスなものが中心です。

面接というよりは「就活相談に近い」という口コミが多く寄せられていました。

なお、現時点でリクルート面談で落ちた人は確認ができていません。

 

最終面接（60分前後のオンライン）

最終面接は、入社20年目以上のゼネラルマネージャーが面接官となることが多いです。

上記のような「志望者の入社意欲」を確認するための質問が多くなります。

なお、「就活会議」を見ると雑談も多かったという口コミがありました。

とは言え、内定が確約されているような面接ではないので油断大敵です。

 

パーソルキャリアの採用大学は？【学歴フィルターなし】

続けて、「パーソルキャリアの採用大学はどこ？」という悩みについて紹介します。

「パーソルキャリアって学歴フィルターがあるの？」という部分含め、徹底解説していきます。

 

採用大学は幅広い

上記のとおり、パーソルキャリアの採用大学は幅広いです。

国公立や難関大学の名は載っていますが、偏差値50以下の大学からの採用実績もあります。

前述で紹介したパーソルキャリア独自のWEBテスト「GPS」が入口であり、学歴フィルターでの足切りは存在しません。

 

Fランからでも入れる企業

もちろん、そんなパーソルキャリアは「Fラン学生にも十分チャンス」があります。

上記のとおり、パーソルキャリアは「人物重視の選考フロー」です。

志望者のポテンシャルを重視して採用をおこなっています。

また、2024年実績のパーソルキャリアの採用人数は379人です。

「人物重視の選考フロー＋学歴不問＋大量採用」であり、入念な事前準備をおこなえば、学歴関係なく内定も十分狙えます。

次の章では、そんな「Fランからパーソルキャリアへ就職する方法3つ」を紹介していきますね！

 

Fランからパーソルキャリアへ就職する方法【3選】

結論、Fラン学生がパーソルキャリへ就職する方法は以下3つです！

本気で内定を目指すのであれば、以下3つのポイントはかならず押さえておきましょう。

 

方法①：就活に早く取り組む

多くのサイトで「自己分析」や「企業研究」に取り組もうと書かれていますが…

パーソルキャリアの内定を狙うのであれば、以下のような「就活対策」の実践は当たり前です。

学生人気の高い企業なので、上記のような就活対策は必要不可欠！

そのうえで、できるだけ早く就活をスタートさせることが大切になってきます。

なお、「就活はいつから本気で始めるべき？」という記事で詳しく紹介していますが…

パーソルキャリアを目指すのであれば、「大学3年生の6月スタート」が一つの目安です！

もし現時点で「就活対策をまったくしていないよ…」という人は、今すぐ「Fランから大手への内定術15選」に取りかかりましょう。

大手攻略に必要不可欠な就活対策を余すことなく解説しているので要チェックです。

 

方法②：パーソルキャリアの分析

パーソルキャリアを目指すうえで「企業分析」も必要不可欠です。

以下3つの理由から、基本となる就活対策の中でも、とくに注力すべき対策となっています。

パーソルキャリアの事業領域は広く、企業分析の精度が面接の受け答えに大きく直結します。

そのため、パーソルキャリアの企業分析は入念に対策しておきましょう。

なお、パーソルキャリアの理解において実践してほしい内容は3つです。

ほか学生がしない差別化として、パーソルキャリアが著者となっている「キャリアオーナーシップの教科書」は読んでおきましょう。

 面接で「キャリアオーナーシップの〇〇に感銘を受け」と答えれば、ほか学生と差別化ができます。

そのうえで、生成AIを活用した「パーソルキャリアの企業分析」を実践しましょう。

具体的なやり方は、以下記事で紹介してますので合わせてチェックしてみてください！

 

方法③：オファーボックスを導入する

パーソルキャリアを目指すうえで「オファーボックス」の導入も欠かせません。

上記のとおり、パーソルキャリアと同じ人材業界のスカウトを狙うために導入しましょう。

上手くいけば「人材業界のスカウト獲得→早期選考へ参加→本選考前に内々定→パーソルキャリアの本選考で競合の内々定があるとアピール」という流れが作れます。

上図のとおり、人材業界にかかわらず、多くの大手スカウトが狙えます。

そのため、「〇〇企業って面白そう！」のような志望業界・企業の興味を広げることも可能です。

残念ながら、「大学1年生・2年生の利用はできない」というデメリットはありますが…

それ以外の方であれば、確実に導入しておきたい逆求人サイトとなっています。

 

パーソルキャリアを受ける前に知っておくべきこと【5選】

本章では、パーソルキャリアを受ける前に知っておくべきこと」をまとめました。

「業績は好調なの？」や「平均年収はどれくらい？」のような視点で5つ紹介していきます。

 

業績は堅調な優良企業

上表は、パーソルグループ全体の業績推移です。

グループ全体の業績は堅調に拡大しており、前年比から増収増益となっています。

なお、「パーソルグループの中期経営計画」にてHRテック領域の拡大が示されていました。

主力サービス「doda」の強化はもちろん、新規事業創出等、パーソルキャリアを中心とした経営戦略となっています。

 

直近の平均年収は541万円

パーソルキャリアは、未上場のため平均年収は未公表となっています。

そのため、今回は「オープンワーク」の年収データを参考にしました。

上表のとおり、パーソルキャリアは「30歳で年収500万円」が一つの目安となっています。

なお、パーソルキャリアの公式サイトによる「大卒の初任給は22.2万円」です。

直近の平均残業19.9時間を加味すると月給は25.0万円前後！

初年度ボーナス60.0万円を想定した場合、新卒1年目の年収は360万円前後と予測できます。

 

直近の平均残業は19.9時間

パーソルキャリアの公式サイトによると、直近の平均残業は19.9時間となっています。

下表のとおり、人材業界の競合他社と比べて「低水準」です。

なお、パーソルキャリアでは、「残業20時間以内」を目指す方針が示されています。

そのため、働く環境としては劣悪ではない印象です。

 

直近の離職率は10.0%前後

パーソルキャリアは、未上場のため離職率も未公表でした。

ただし、2022年実績のパーソルホールディングスの離職率は7.6%！

多くの口コミサイトでは、パーソルキャリアで10%前後と書かれています。

残念ながら、競合他社についても離職率の公式データはありませんでした。

そのため、各社doda等に書かれた求人情報ベースの情報を参照！

そのうえで競合他社と比較した場合、「同水準か少し高いくらいの水準」となりました。

 

リモートワークは浸透している

パーソルキャリア最大の利点は「リモートワークの浸透」にあります。

詳しい詳細は、「パーソルキャリアの公式サイト」に書かれていますが…

上記のとおり、部署や個人のはたらく状況に応じてワークスタイルが適応されます。

全社の平均リモートワーク率は63.6%であり、フルフレックス制度も導入済みです。

そのため、柔軟な働き方がかなりしやすい1社となっています。

 

パーソルキャリアに関するよくある質問【3選】

最後にはなりますが、パーソルキャリアに関するよくある質問をまとめました。

大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください！

 

質問①：パーソルキャリアはやばい企業？

詳しくは、「パーソルキャリアはやばい企業？」という記事で紹介していますが…

結論、パーソルキャリアはやばい企業ではありません！

上記のとおり、パーソルキャリアは社員口コミの評価が高い企業です。

大手社員口コミサイト「オープンワーク」調査による働きがいのある企業50社にランクイン！

76,564社のうち「社員の総合評価が上位1%」となっている優良企業です。

そのため、パーソルキャリアは決してやばい企業ではありません。

 

質問②：パーソルキャリアの評判は？

結論、パーソルキャリアの評判は総じて良いです。

今回は、国内最大級の社員口コミサイト「オープンワーク」を参考にしましたが…

上記のとおり、働きがいのある企業50社に選ばれるだけあり、社員の評価がかなり高いです。

ただし、売上1兆円以上の大手企業で平均年収500万円前後に物足りないという社員口コミも存在しました。

 

質問③：パーソルキャリアの福利厚生は？

結論、パーソルキャリアの福利厚生は充実しています！

今回は、パーソルキャリアの公式サイトから、独自の福利厚生をいくつかピックアップしました。

上記の中でも、人材のキャリア開発に力を入れている福利厚生が多いです。

例えば、1ヶ月最大8時間×3ヶ月間で別部署の業務体験ができる制度があります。

そのほか、公募型の研修プログラムなど、人材のキャリア開発に関する福利厚生が充実していました。

 

まとめ｜パーソルキャリアの就職難易度は【推定62.6倍】

今回は、「パーソルキャリアの就職難易度」を中心に紹介しました。

上記のとおり、採用倍率だけ見ると入社が難しい企業と思われがちですが…

パーソルキャリアは、「人物重視の選考フロー＋学歴不問＋大量採用」です。

記事内で紹介した「Fランからパーソルキャリアへ就職する方法3つ」を実践できれば、学歴関係なく内定は十分狙えます。

そのため、学歴を理由にあきらめる必要はまったくありません。

ぜひ、パーソルキャリアに少しでも興味のある人は、積極的に挑戦してみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。