広告 就活コラム 就職活動

【パーソルキャリアはやばい?】口コミ・データから真相解明!

はてな

  1. パーソルキャリアはやばい企業?
  2. 残業当たり前の激務な企業?
  3. どんな人におすすめの企業なの?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

中途・新卒問わず人気の高い大手人材会社のパーソルキャリア!

結論からお伝えすると、パーソルキャリアはやばい企業ではありません。

本記事の要点

  1. 上場廃止は業績悪化が理由ではない
  2. 直近の平均残業時間は19.9時間と低水準
  3. 働きやすい職場環境が整っている企業

直近では、「オープンワーク調査」による働きがいのある企業50社にランクイン!

パーソルキャリアの総合評価は76,564社のうち上位1%となっています。

ただし、パーソルキャリアがすべての人におすすめできるとは思っていません。

今回は、この辺りの理由にもふれていくので、パーソルキャリアへの就職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

パーソルキャリアはどんな企業?

ミヤッチ
まず始めに、パーソルキャリアはどんな企業かまとめたので紹介します。
項目 詳細
会社名 パーソルキャリア株式会社
設立年 2009年4月
本社所在地 東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ
従業員数 7,048名
上場区分 -
株主 パーソルホールディングス
事業内容 HR Techプラットフォーム事業
公式採用ページ 詳しい詳細はこちら

 

人材サービス事業を手がける大手企業

パーソルキャリアは、日本を代表する大手人材サービスを多く手がける企業です。

グループビジョンの「はたらいて、笑おう」を軸に、下図サービスをリリースしています。

また、昨今は「ミイダス」という市場価値の診断ができるサービスもリリースしました。

ミイダスは、「パーソルキャリアの新規事業創出プログラムDrit」から誕生したサービスであり、社員主体のサービス創造をおこなっています。

 

求人メディアdodaの運営会社

そんなパーソルキャリアの代表的なサービスは「doda」です。

国内最大級の求人サイトの一角として、多くの求職支援をおこなっています。

サービス名 公開求人 非公開求人
リクナビNEXT 116万社以上 なし
doda 25万社以上 推定3万社
マイナビ転職 4.3万社以上 推定8.9万社

また、昨今は「dodaX」というハイクラス人材向けの転職サービスもリリースしました。

新卒から未経験・第二新卒・ハイクラスまで、幅広い支援を手がけている企業です。

 

新卒・中途から人気の高い企業

そんなパーソルキャリアは、新卒・中途から人気の高い企業です。

パーソルキャリアの就職難易度は?」という記事で詳しく解説していますが…

新卒のパーソルキャリアの採用倍率は62.6倍となっています。

就職難易度(独自調査) 採用倍率(レンジ) 備考
かなり難しい 80倍以上 難関国立大(偏差値~70)中心
難しい 30倍以上〜80倍未満 旧帝大クラス(偏差値 ~60)中心
普通 10倍〜30倍未満 中堅国公立大(偏差値 ~50)中心
簡単 1倍〜10倍未満 採用人数が多く、人物重視

採用大学は「旧帝大クラス」が中心であり、かなり就職難易度の高い企業です。

その点、中途採用については「間口が広く・学歴より実績重視」となります。

そのため、新卒よりは入社がしやすい企業として転職市場で人気の企業です。

 

パーソルキャリアはやばい企業?【結論:やばくない】

なお、パーソルキャリアは「やばい=ブラック企業なのか?」という解釈で回答しますが…

冒頭でもお伝えしたとおり、パーソルキャリアはやばい企業ではありません。

この辺りの理由について、公式サイトのデータを交えながら大きく3つに分けて紹介していきます。

パーソルキャリアがやばくない理由【3選】

  1. 業績は堅調に拡大している
  2. 直近の平均残業は19.9時間
  3. 働きやすい職場となっている

 

業績は堅調に拡大している

ミヤッチ
まず始めに、パーソルキャリアの業績について紹介します。
決算年度 売上高 営業利益 当期純利益
2022年度 1,223,967 53,061 20,578
2023年度 1,327,123 52,065 29,971
2024年度 1,451,238 57,426 35,871

上表は、パーソルグループ全体の業績推移です。

グループ全体の業績は堅調に拡大しており、前年比から増収増益となっています。

なお、「パーソルグループの中期経営計画」にてHRテック領域の拡大が示されていました。

主力サービス「doda」の強化はもちろん、新規事業創出等、パーソルキャリアを中心とした経営戦略となっています。

 

直近の平均残業は19.9時間

そんなパーソルキャリアの「直近の平均残業は19.9時間」となっています。

下表のとおり、人材業界の競合他社と比べて「低水準」です。

企業名 平均残業時間(2023年度|推定値)
パーソルキャリア 19,9時間
ビズリーチ 20.0時間
リクルートホールディングス 22.6時間
マイナビ 33.0時間

なお、パーソルキャリアの公式にて、「残業20時間以内」を目指す方針が示されています。

そのため、働く環境としては劣悪ではない印象です。

 

働きやすい職場となっている

パーソルキャリアがやばくない理由として「働きやすい職場環境」も挙げられます。

詳しい詳細は、「パーソルキャリアの公式サイト」に書かれていますが…

  1. オフィス出社型|週3日以上の出社
  2. ハイブリット型|月4日以上・週3日未満
  3. フルリモート型|原則出社なし

上記のとおり、部署や個人のはたらく状況に応じてワークスタイルが適応されます。

全社の平均リモートワーク率は63.6%であり、フルフレックス制度も導入済みです。

そのため、柔軟な働き方がかなりしやすい1社となっています。

以上が、パーソルキャリアがやばい企業ではない理由3つです!

  1. 業績は堅調に拡大している
  2. 直近の平均残業は19.9時間
  3. 働きやすい職場となっている
ミヤッチ
新卒向けのパーソルキャリア攻略法は、以下記事を参考にどうぞ!

 

パーソルキャリアがやばいとウワサの理由【3選】

今回は、「パーソルキャリアがやばいとウワサされている理由3つ」についてもふれておきます。

ウワサを気にする必要はないですが、事前に確認しておきたい人は参考にどうぞ!

やばいとウワサの理由【3選】

  1. 年収が割に合っていない
  2. 業績不振による上場廃止のウワサ
  3. 就職難易度が高すぎる

今回は、国内最大級の社員口コミサイト「オープンワーク」を中心に調査しました。

 

理由①:年収が割に合っていない

口コミ①

売上1兆円クラスの企業の年収と考えれば見合っていない…
あくまで人材サービス業界の中では高い水準である点に注意が必要!
出典元:オープンワーク

上記のとおり、「年収が割に合っていない」という口コミは多かったです。

なお、「オープンワーク調査」の年収データをまとめてみました。

年齢 推定年収
25歳 440万円
30歳 539万円
35歳 600万円
40歳 677万円
45歳 785万円

上表のとおり、パーソルキャリアは「30歳で年収500万円」が一つの目安となっています。

なお、私はパーソルキャリアの年収は妥当だと思っています。

平均年収 一人当たり増額 営業利益/人
542万円(現状) - 約364万円
592万円 +50万円 約314万円
642万円 +50万円 約264万円
692万円 +50万円 約214万円

上表は、パーソルキャリアにおける一人当たりの営業利益です。

現状の平均年収542万円に対して、一人当たりの営業利益は約364万円!

従業員全員が営業ではないので推定値でしかないですが、事業の稼ぐ力と一人当たりの平均年収はバランスが取れている印象です。

 

理由②:業績不振による上場廃止のウワサ

口コミ②

業績不振が続いており上場廃止にもなった企業!
今後、さらに悪化する可能性もあるやばい企業な印象が強い。
出典元:オープンワーク

上記のとおり、「業績不振による上場廃止」という理由からやばい企業とウワサされていたりします。

なお、2008年に同社(前:テンプスタッフ株式会社)が上場廃止になったのは事実!

ですが、上場廃止の理由は「グループ経営体制」へ移行することが目的です。

上場廃止の理由

  1. 経営統合に伴う株式移転が理由
  2. パーソルホールディングスはプライム上場
  3. 上場廃止の目的は組織の統合・再編

上記のとおり、上場廃止の目的は「組織の統合・再編」であり、業績悪化ではありません。

この辺りを理解せずに「上場廃止=やばい」と書いている情報は多いので、惑わされないように注意しましょう。

 

理由③:就職難易度が高すぎる

口コミ③

パーソルキャリアの就職難易度が高すぎてやばい…
とくに、新卒は旧帝大クラスが中心であり、一定の学歴は必要と感じる。
出典元:オープンワーク

上記のとおり、「パーソルキャリアの就職難易度が高すぎてやばい」という口コミもありました。

なお、冒頭でもお伝えしたとおり、パーソルキャリアの就職難易度は高いです。

ポイント

  1. パーソルキャリアの採用倍率は62.6倍
  2. ただし、選考フローは人物重視
  3. 中途採用の間口は広く・実績重視

上記のとおり、新卒においての採用倍率は62.6倍となっています。

ただし、選考フローは人物重視であり「学歴関係なく目指せる1社」なのも事実!

以下記事を参考にすれば、新卒からでも十分内定が目指せるの企業となっています。

 

パーソルキャリアで働いていた社員の良い評判【3選】

続けて、パーソルキャリアで働いていた社員の良い評判をまとめてみました。

こちらも、国内最大級の社員口コミサイト「オープンワーク」を中心に紹介していきます。

良い評判【3選】

  1. 魅力的な社員がとにかく多い
  2. 成長できる環境の整っている企業
  3. リモートワークが浸透している

 

評判①:魅力的な社員がとにかく多い

口コミ①

どの部署・チームにおいても魅力的な社員が多い印象です。
はたらいて笑おうのビジョンに沿った社員が多く集まっています。
出典元:オープンワーク

今回、上記のような「魅力的な社員が多い」という口コミがもっとも多かったです。

オープンワークにて「人の良さが最大の福利厚生」という書き込みまでありました。

ミヤッチ
なお、パーソルキャリアの公式サイトに下表の開示があります。
項目 実績データ
信頼できる仲間と働けていると感じる社員 全社員のうち88.6%
自身の価値が尊重されていると感じる社員 全社員のうち81.6%
働きがいのある会社ランキング 大規模部門で第7位

また、直近では、「オープンワーク調査」による働きがいのある企業50社にランクイン!

76,564社のうち「社員の総合評価が上位1%」となっています。

こういった実績から見て取れますが、多くの魅力的かつ優秀な社員が集まっている企業です。

 

評判②:成長できる環境の整っている企業

口コミ②

基本は「自発的に行動」していれば挑戦させてもらえる企業!
自分が成長している実感を感じやすい企業だと思います。
出典元:オープンワーク

続けて、「成長できる環境が整っている企業」という口コミも多かったです。

事実、「オープンワーク」における「20代の成長環境」は高得点でした。

最大評価5.0のうち4.5であり、多くの社員から以下のような口コミが書かれています。

  1. 上司からのサポートはかなり手厚い
  2. 若手関係なく挑戦させてくれる
  3. 社員の育成・自主性を尊重した制度の充実

とくに、私が注目したのが「既存顧客が9割を占めるルート営業が中心」という点です。

人材業界最大手なだけあり、市場開拓はほとんど終わっているので「既存顧客にリソースを割いたソリューション提案」ができます。

その中で、上司の支援は手厚く、若手関係なく挑戦させてくれる企業文化は、パーソルキャリアの大きな魅力の一つ!

「多くの商談経験+上司のサポート+社員の成長に関する制度の充実」による、圧倒的な成長環境(風通しの良さ)がある企業です。

 

評判③:リモートワークが浸透している

口コミ③

パーソルキャリアが働きやすい企業なのは間違いないです。
全社的にリモートワークを推奨する文化が整っています。
出典元:オープンワーク

上記のとおり、「リモートワークが浸透している」という口コミも多かったです。

事実、パーソルキャリアはリモートワークを全社的に推奨しています。

詳しい詳細は、「パーソルキャリアの公式サイト」に書かれていますが…

  1. オフィス出社型|週3日以上の出社
  2. ハイブリット型|月4日以上・週3日未満
  3. フルリモート型|原則出社なし

上記のとおり、部署や個人のはたらく状況に応じてワークスタイルが適応されます。

全社の平均リモートワーク率は63.6%であり、フルフレックス制度も導入済みです。

そのため、柔軟な働き方がかなりしやすい1社となっています。

 

パーソルキャリアへの就職が向いている人【3選】

本章では、「パーソルキャリアへの就職が向いている人」について紹介します。

大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!

就職が向いている人の特徴【3選】

  1. 人材業界を志望している人
  2. 自由な働き方を求めている人
  3. 既存顧客が中心の営業スタイルを求める人

 

人材業界を志望している人

まず始めに、パーソルキャリアは「人材業界を志望している人」におすすめです。

おすすめの理由

  1. 人材業界の中で圧倒的な知名度がある
  2. 人材領域のスキルアップが見込みやすい
  3. 人材業界の転職市場でステップアップしやすい

上記のとおり、パーソルキャリアへ就職できれば、大手人材業界としての実績・経歴(ネームバリュー)が手に入ります。

パーソルキャリアでの実績・経歴を軸に、人材業界のスキルアップ転職を実現!

こういったキャリアパスの広がりも、パーソルキャリアへ就職する魅力の一つです。

 

自由な働き方を求めている人

パーソルキャリアは、全社的に「フレックス制度+リモートワーク」を推奨しています。

そのため、「自由な働き方を求めている人」にもおすすめの1社です。

  1. オフィス出社型|週3日以上の出社
  2. ハイブリット型|月4日以上・週3日未満
  3. フルリモート型|原則出社なし

上記のとおり、部署や個人のはたらく状況に応じてワークスタイルが適応されます。

全社の平均リモートワーク率は63.6%であり、フルフレックス制度も導入済みです。

そのため、柔軟な働き方がかなりしやすい1社となっています。

 

既存顧客が中心の営業スタイルを求める人

パーソルキャリアは、「既存顧客を中心としたルート営業」がメインの企業です。

人材業界最大手なだけあり、市場開拓はほとんど終わっています。

そのため、テレアポ中心のノルマに追われるような営業スタイルではないことが予測されます。

以上の理由から、顧客視点の長い付き合いをするような営業スタイルを希望する人に、パーソルキャリアはマッチすると考えます。

 

パーソルキャリアへの就職をおすすめしない人【2選】

最後にパーソルキャリアへの就職をおすすめしない人についても紹介しておきます。

大きく2つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!

就職が向いていない人の特徴【2選】

  1. 人材業界にまったく興味がない人
  2. 年収1,000万円以上を目指したい人

 

人材業界にまったく興味がない人

まず始めに、「人材業界にまったく興味がない人」にはおすすめしません。

本記事を読んでくださっている人の多くは、人材業界志望だと思いますが…

注意ポイント

  1. KPIのプレッシャーは強い
  2. 感情労働+メンタル負荷が大きい
  3. マルチタスクが求められやすい環境

上記のような内容を求められやすいのが人材業界です。

こういった業界で生き抜く上で、パーソルキャリアの経験・実績は間違いなく役立ちます。

しかし、人材業界に興味がない場合、あまりおすすめの選択肢とは言えません。

 

年収1,000万円以上を目指したい人

残念ながら、パーソルキャリアで年収1,000万円以上を目指すのは難しいです。

タレントスクエア調査による、グレード別の年収推移をまとめてみましたが…

グレード ビジネス職 専門職
S1-PE1(入社1年目-3年目) 350万円-400万円  400万円-600万円
S2-PE2(入社3年目-6年目) 400万円-550万円 500万円-600万円
S3-PE3(入社7年目-10年目) 550万円-700万円 600万円-800万円
M1-PE4(入社10年目以降) 700万円-800万円 800万円-1,000万円
M2-PE5(評価次第) 800万円-1,000万円 1,000万円-1,200万円
M3-PE6(評価次第) 1,000万円-1,200万円 1,200万円以上

M2-PE5クラスを目指すには10年以上のキャリアが必要になります。

そのため、年収1,000万円以上を目指せはしますが、あまりコスパは良いと言えません。

以上が、パーソルキャリアへの就職をおすすめしない人【2選】です。

なお、人材業界にこだわりがなく「年収ベースで企業を探している人」は、以下記事で紹介している大手企業も視野に入れてみてください!

 

まとめ|パーソルキャリアはやばい企業ではない

今回は、『パーソルキャリアはやばい企業なのか?』を中心に紹介しました。

まとめ

  1. パーソルキャリアはやばい企業ではない
  2. 激務な環境ではなく平均残業は19.9時間
  3. 社員の口コミも高評価が多い企業

上記のとおり、パーソルキャリアはやばい企業ではありません。

新卒・中途問わず人気が高い分、やばいというウワサが多いのも事実!

ですが、ウワサには惑わされず、今回紹介したような公式が発表するデータも見ながら、客観的な視点で「パーソルキャリアを受けるべき企業か」判断しましょう。

私の意見としては、以下3つのうちいずれか一つに当てはまっている人には、積極的に受けてほしいおすすめの1社です!

就職が向いている人の特徴【3選】

  1. 人材業界を志望している人
  2. 自由な働き方を求めている人
  3. 既存顧客が中心の営業スタイルを求める人

ぜひ、今回の記事内容を読んで、「パーソルキャリアを受けてみようかな!」と感じた人は、以下記事を参考にしながら挑戦してみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ミヤッチ

偏差値40以下のFラン大学から東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 新卒採用を4年担当 ▶︎ AbemaTV就活特番に生出演 ▶︎ 学歴に自信がなくても戦える「就活攻略法」を発信中!

-就活コラム, 就職活動