こんな悩みを解決できる記事を書きました。
私自身、関西の偏差値42.5のFラン大学生でしたが…
就職活動が目前に迫るなか、何か資格が必要なんじゃないかと考えることが多かったです。
しかし、結論からお伝えすると、就活に資格は必要ありません!
もちろん、資格があることで損することはないですが…
就活のためだけに資格取得を考えている場合は、本記事を読み進めてみてください!
資格取得は不要と伝えましたが、コスパ最強のおすすめ資格はあります。
おすすめの資格から確認したい人は、「おすすめ資格3選」から読み進めてもらってOKです!
Fラン大学生が就活に向けて資格は必要?【結論:必要なし】
冒頭でもお伝えしたとおり、基本「就職活動に資格は不要」です!
本章では、この辺りの理由について大きく3つに分けて紹介していきます。
資格が必要ない理由
理由①:中途半端な資格はメリットが少ない
私自身、上場企業で採用担当を4年やっていましたが…
正直、「公認会計士」や「TOIEC900点」などの資格でなければ注目していませんでした。
もちろん、資格が履歴書に書かれていれば、確認するようにはしています。
ただ、中途半端な資格に大きなメリットはないのが正直なところです…
理由②:資格を必要としている企業が少ない
残念ながら、資格を採用する際に重要視している企業は少ないです。
実際、就職未来研究所の就職白書2022にて以下のデータが公表されています。
上表のとおり、採用基準で重視する項目の1位は「人柄」です。
日本の就活はポテンシャル採用が主流と言われており…
資格よりも「就活対策」を実践するのが就活攻略の近道だったりします。
理由③:資格以上に就活対策が大切
資格よりも「就活対策が大切」とお伝えしましたが…
事実、どれだけ資格を持っていても「面接の受け答え」などで不採用になったりします。
資格を持っていて、就活対策もできている人が理想ですが…
資格だけに頼って就活を乗り越えられるほど甘い世界ではないです!
「Fランから大手に就職する方法10つ」という記事で詳しく紹介していますが…
自己分析や面接対策などの「基本となる就活対策」は、資格よりも優先順位高く考えておきましょう!
以上3つの理由からも、「Fラン大学生が就活のために無理に資格取得する必要はない」です!
ただし、就職活動までまだまだ時間のある人は、資格を取得しておいて損はありません。
Fラン大学生が就活に向けて取得すべき資格【3選】
では、さっそくFラン大学生が就活に向けて取得すべき資格を3つ紹介します。
就活において使える資格のみに絞ったので、ぜひ参考にしてみてください!
おすすめ資格3選
おすすめ資格①:日商簿記3級
項目 | 詳細 |
資格名 | 日商簿記3級 |
おすすめ度 | |
合格率 | 第167回:40.7%(2024年6月9日) |
勉強時間(目安) | 約1ヶ月〜2ヶ月(合計:約100時間) |
合格ライン | 100点満点中70点以上 |
申し込み期間 | 詳しい詳細は、公式HP参照 |
日商簿記3級は、年間40万人以上の方が受験する大人気資格の一つです。
正直、私が就活のために取るのであれば「日商簿記3級」に絞ります。
- 企業分析のときに役立つ
- 入社後にもかなり役立つ
こんな感じでして、志望企業の財務状況が簡単ではありますが分かるようになります。
また、入社後にもかなり役立つのが日商簿記3級です。
昇格要件にしている企業も多く、資格取得を目指す場合は一番おすすめです。
おすすめ資格②:ビジネス文書検定2級
項目 | 詳細 |
資格名 | ビジネス文書検定2級 |
おすすめ度 | |
合格率 | 67.5%(2024年6月30日) |
勉強時間(目安) | 約1ヶ月(合計:約40時間) |
合格ライン | 表記技能、表現技能、実務技能の各得点が60%以上 |
申し込み期間 | 詳しい詳細は、公式HP参照 |
ビジネス文書検定2級は、実務検定協会が主催する民間資格の一つです。
日照簿記3級ほどではないですが、就活中にも使えるシーンがあります。
- 企業へのお礼メールで使える
- 2級にもかかわらず合格率は高め
- 入社後にも役立つ
企業へのお礼メールについては、テンプレートがネットに転がっていたりしますが…
とくに、入社後に役立つことが多い資格です。
ビジネスにおけるメール返信など、社会人として必要な教養が学べる資格です。
おすすめ資格③:Microsoft Office Specialist(MOS)
項目 | 詳細 |
資格名 | Microsoft Office Specialist(MOS) |
おすすめ度 | |
合格率 | 各回80%前後 |
勉強時間(目安) | 約3週間(合計:約30時間) |
合格ライン | 1000点満点中700点以上(各回に変動あり) |
申し込み期間 | 詳しい詳細は、公式HP参照 |
MOSは、Microsoft Office製品の操作スキルを証明できる国際資格です。
試験には、一般レベルと上級レベル(エキスパート)があります。
- 一般レベルでも基本操作は学べる
- PCに苦手意識が少ない印象を与えられる
- 入社後にも役立つ
こんな感じでして、PCスキルのアピールにも使えたりします。
もちろん、MOSだけで企業から採用されるような資格ではないですが…
どの企業に入社しても「PCスキルは必要不可欠」なので、今のうちに取っておいて損のない資格です!
以上が、Fラン大学生が就活に向けて取得すべき資格3つとなります。
Fランから資格取得を目指す場合の注意事項【3選】
最後に、Fラン大学生だった私が、就活のために資格取得を目指していたときの注意事項3つを紹介します。
意外とやってしまいがちな内容もあるので、事前に確認しておきましょう!
注意事項3選
注意①:資格より就活を優先
基本、就活が目前に迫っているのであれば「資格より就活を優先」しましょう。
就活までまだまだ時間のある人であれば問題ないですが…
大学3年生の4月から目指そうとしている人は、資格取得より就活の優先でOKです!
資格取得よりも就活準備のほうが大切です!
注意②:志望業界と関係ない資格は不要
資格取得をする場合は、かならず「志望業界と関係のある資格」を取得しましょう。
今回紹介した「おすすめ資格3つ」は、どの業界でも通用する資格なので問題ないですが…
例えば、飲食業界を志望している人で、「国内旅行業務取扱管理者」という国家資格は意味なしです。
面接で、『なんで旅行業界を志望しないの?』という質問を受けるケースもあります。
そのため、志望業界と関係ない資格は取得しないようにしましょう!
注意③:最初から難易度の高い資格を受けない
私がそうだったのですが、いきなり難易度の高い資格の取得はおすすめしません。
- 勉強クセがまったく身についていない
- すぐに挫折してしまう
こんな感じでして、いきなり高難易度の資格に挑むのは厳しいです…
例えば、以下のような資格には、相当量の勉強時間が必要になってきます。
- 公認会計士:約3,500時間(1日5時間を2年間/予備校の場合)
- 行政書士:約800時間(1日5時間を5ヶ月間/予備校の場合)
- 宅建:約500時間(1日5時間を3ヶ月間/予備校の場合)
私自身、宅建を目指したことがありますが挫折してしまいました。
もちろん、Fラン大学生全員が高難易度の資格に受からないというわけではないですが…
まずは、今回紹介した「おすすめ資格3つ」あたりを狙ってみるのがおすすめです。
勉強クセと成功体験を積むことで、さらなる資格取得に挑戦するモチベーションにもなりますよ!
【まとめ】Fラン大学生が就活に向けて取得すべき資格3選
今回は、Fラン大学生が就活に向けて取得すべき資格3つを紹介しました。
おすすめ資格3選
- 日商簿記3級
- ビジネス文書検定2級
- Microsoft Office Specialist(MOS)
上記のとおりでして、Fラン大学生が就活に向けて取得すべき資格は3つです!
就活中にも役立つ資格なので、時間のある人は挑戦してみてください!
ただし、資格以上に優先すべきは「就活」であることに変わりはありません。
もし、大学3年生の4月から資格取得を目指そうとしている人は、就活を優先しましょう!
『就活って何から始めたら良いの?』という人は、以下記事を参考にしてみてください!
「Fランから大手も目指せる就活対策10つ」なので参考になること間違いなしです!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。