こんな悩みを解決できる記事を書きました。
本記事を読めば、新卒で就職できなくても人生終了まではいかない理由が明確になりますよ。
ただ、新卒で就職できないと待っている厳しい現実もあるので、その辺りも赤裸々に紹介していきます。
ぜひ、新卒で就職できなくてどうしたら良いか悩まれている方は、参考にしてみてください。
新卒で就職できなくても人生終了ではない理由【4選】
人生終了ではない理由
- 既卒でも十分に就職可能
- 20代はポテンシャル採用
- 新卒で就職していない人の割合は8.2%
- 正社員の道だけがすべてじゃない
①「既卒」でも十分に就職可能
確かに、採用担当を約4年やってましたが、既卒の方が就職難易度は高かったりします。
ただ、転職市場でスキルや実績を見られるのは「30代前半」くらいからです。
また、「一般職業紹介状況(令和5年度分)」によると、有効求人倍率は1.31倍!
求職者1人に対して1.3件の求人がある状態でして、既卒であっても就職できる可能性は十分にあります。
②20代は「ポテンシャル採用」
実際、私は24歳のときに転職活動をしましたが、まだまだスキルよりポテンシャルを見られていた印象でした。
もちろん、企業によっては、既卒の方にスキルを求める場面も出てきます。
ただ、大学卒業して1年未満であれば、スキルや実績を求める企業はそこまでいなかったりします。
③新卒で就職してない人の割合は「8.2%」
区分 | 卒業者 | 就職・進学どちらもしていない人(%) |
令和3年3月 | 583,518 | 56,228(9.6) |
令和4年3月 | 590,137 | 55,286(9.4) |
令和5年3月 | 590,162 | 48,642(8.2) |
8.2%と聞くと少なく感じるかもですが…
約59万人中「4万8,642人」が就職および進学をしていないと聞くと多く感じませんか?
もちろん、「4万8,642人」全員が人生終了しているわけでもありません。
④正社員の道だけがすべてじゃない
実際、大学卒業後の道として、「アルバイト・フリーランス・大学院への進学」などなど…
正直、人生終了と決めるには早すぎるほど、色々な選択肢があります。
もちろん、新卒で就職した人が輝いて見えることが多いのも事実…
ただ、人生終了と決めるにはまだまだ早いのは間違いなしです。
新卒で就職できないと待っている厳しい現実【3選】
厳しい現実
- 空白期間の説明
- 周囲とのギャップ
- 金銭的な苦労
厳しい現実①:空白期間の説明
私自身、上場企業の採用担当者として、既卒採用も担当していました。
そして、そのときにかならず聞いていたのが「大学卒業後の〇〇ヶ月はなにをしてましたか?」という質問!
正直、ここが明確でなければ落としていました。
もちろん、3ヶ月や半年以内であれば評価にあまり影響ないですが、1年以上空いている場合は要注意!
空白期間になにもしていない場合は、既卒の就職活動は厳しくなる可能性が高いです…
厳しい現実②:周囲とのギャップ
というのも、今まで学生時代に遊んでいた友人は就職していきます。
そして、初任給をもらい始める頃、徐々に周囲とのギャップがでてきたりします…
もちろん気にする必要はない部分ですが、友人いわく、想像以上に周囲とのギャップはつらかったと話していました…
厳しい現実③:金銭的な苦労
というのも、新卒で就職できない場合、学生時代の貯金を取り崩しながら就職活動に再挑戦するケースが多いと思います。
結果、生活はできるものの、金銭的余裕がない状態が続くことが多かったりします…
金銭の余裕は心の余裕にも大きくつながる部分の一つ!
金銭的余裕がなくなるのは、新卒で就職できなかったときに待っている厳しい現実の一つだったりします…
新卒で就職できなかった場合にすべきこと【3選】
就職できなかった場合にすべきこと
- 就職したい時期の目標設定
- 新卒の就職活動で失敗した理由を考える
- 既卒向けのエージェントサービスを利用する
①就職したい時期の目標設定
上記のとおりでして、新卒で就職できなかったときに一番すべき重要項目だったりします。
というのも、大学卒業後、良い意味で自由な時間は多いです。
結果、「アルバイトをダラダラ続けてたら2年経っちゃった…」なんてことも十分にあります。
大学卒業後の就職活動で一番大切なのは「空白期間を作らないこと」!
私の採用担当としての経験上、半年以内であれば「空白期間になにをやっていたの?」は聞かれない印象!
ぜひ、目標設定をする場合は、半年以内を目安に考えてみてください。
②新卒の就職活動で失敗した理由を考える
当たり前の話に聞こえるかもですが、実はできていない人が多かったりします。
ちなみに、私自身、新卒の就職活動に関するブログ記事を200以上書いてきましたが…
就職活動の失敗の大きな要因は以下5つであることがほとんどです。
- 就職活動を始める時期が遅かった
- 自己分析が足りていない
- 業界・企業研究が不十分
- 大手企業ばかり受けていた
- 面接対策が不十分だった
とくに、自己分析は、あなたという商品を魅力的に伝えるうえで必須の対策!
「自己分析が不十分だったな…」と少しでも感じた場合は、自己分析を再度おこなっておきましょう。
③既卒向けのエージェントサービスを利用する
正直、新卒で就職できなかった場合は、既卒向けのエージェントサービスの利用は必須!
就職活動は、空白の期間が長いほど不利になっていきます。
その点、エージェントサービスを利用すれば、以下の支援が無料で受けられます。
- 履歴書や応募書類の添削
- 面接の練習
- 就職活動に関する相談
- 希望の条件に沿った求人案件の紹介
一人で進めるのと、多くの就活生を支援してきたアドバイザーがいるのでは、就職活動の成功率は雲泥の差!
既卒向けのエージェントサービスは色々ありますが…
「悩むのがめんどくさい…」という方は、「マイナビジョブ20's」あたりを利用しておけば間違いなしです。
マイナビ運営という安心感はもちろん、利用者も41万人と多いので支援実績の豊富なアドバイザーも多いですよ!
マイナビ20's公式サイト「https://mynavi-job20s.jp/」
新卒で就職できなかった場合の選択肢【5選】
選択肢【5選】
- アルバイトとして働く
- 留年して就職活動を継続する
- 大学院へ進学する
- フリーランスとして働く
- 公務員を目指す
選択肢①:アルバイトとして働く
例えば、学生時代のアルバイトを継続するケースなどは多かったりします。
ちなみに、アルバイトで生計を立てるのは正直できると思います。
私自身、学生時代にアルバイトだけで18万円ほど稼いだ経験があるので間違いなしです。
日給 | 月給(22営業日計算) | 年収 |
9,600円 | 211,200円 | 253万4,400円 |
注意事項
上表はすべてのシフトに希望どおり入れて、体調も崩さなかった場合を想定しています。
そのため、年収にするともう少し減ることが予測されます。
なお、令和元年賃金構造基本統計調査によると、20代全体の年収(中央値)は、248~280万円!
自由な時間があるのはアルバイトの大きなメリットですが…
社会的信用力や税金・今後の年収推移を考えると、少し不安定さが残る選択肢となっています。
選択肢②:留年して就職活動を継続
正直、あまりおすすめはしない選択肢ですが…
留年すれば、大学のキャリアセンターも利用しながら就職活動ができます。
ただ、留年した場合は、「なんで留年したの?」と面接で聞かれることが多いので注意…
就職活動で内定獲得できなかったから留年という選択を取るのであれば、卒業した方が良かったりします。
選択肢③:大学院へ進学する
大学院では、大学以上に一つに特化した専門分野の勉強ができます。
結果、自分のやりたいことがより鮮明になることも多いのが進学という選択肢だったりします。
注意事項
ただし、院卒は「かなり専門的な知識」を面接で求められることがあるので注意!
「大学院に行ったけど、とくになにもしてません…」は通用しなかったりします。
選択肢④:フリーランスとして働く
最近は、フリーランスとして働く人は増加中!
「クラウドワークス」など、仕事を受注するためのプラットフォームもたくさん登場しています。
ただ、フリーランスになると、自分が稼がないと生きていけないというプレッシャーは半端ないです。
また、確定申告のやり方はもちろん、スキルの向上や実績の積み上げも欠かせません。
正直、大学卒業後に既卒として就職活動するより難易度は高い選択肢だったりします。
選択肢⑤:公務員を目指す
公務員は、経歴や学歴関係なく「公務員試験に合格」できればOK!
しっかりと対策をすれば、世の中的にも安定した職といわれている公務員になれます。
注意事項
ただし、職種や区分・自治体によっては「年齢上限」が設けられているので注意が必要!
公務員を目指すのであれば、しっかりと下調べをしてから目指すようにしましょう。
新卒で就職できなかった人に伝えたいこと【3選】
注意ポイント【3選】
- 自分を責めすぎない
- 他人と比較しない
- 行動するまでの期間を空けすぎない
注意ポイント①:自分を責めすぎない
正直、「こんなことを他人に言われてもな…」と感じるかもしれませんが…
どれだけ自分に厳しくしても、プラスに働くことはほとんどないです。
私の経験上、次のステップに進むためには「自分を責めること」ではなく「次にどうするか考えること」ですよ!
注意ポイント②:他人と比較しない
「新卒で就職できないと待っている厳しい現実」のパートで詳しく紹介しましたが…
新卒で就職できないと、どうしても周囲とのギャップを感じることが多くなってきます。
ただ、周囲と比べても現状が変わるわけではないのも事実!
20代であれば、社会人生活は短くても40年は続きます。
そのスタートダッシュが遅れたからといって、そこまで周囲と大きな差はなかったりします。
注意ポイント③:行動するまでの期間を空けすぎない
繰り返しになりますが、大学卒業後の就職活動で一番大切なのは「空白期間を作らないこと」!
私自身、既卒の採用もやってましたが、卒業後の半年くらいであれば、「空白期間になにをやっていたの?」と聞かれることは少ないですよ。
なので、正社員として就職を目指すのであれば、できるだけ空白期間を空けないようにしましょう。
【番外編】就職できなかったとなる前に取るべき行動
おそらく、大学生の多くが就職できないかもと諦めるのは「大学4年生10月」…
多くの企業で内定式が終わり、「このままだと就職できないかも…」と焦り始める時期だと思います。
ただ、「大学4年生2月時点で内定がない場合に取るべき行動」という記事で詳しく紹介してますが…
正直、卒業の2週間前くらいまでであれば、諦めなければ卒業までに内定獲得は十分可能!
詳しい詳細は以下記事で紹介してますが、人生終了というにはまだまだ早かったりします。
【まとめ】新卒で就職できないと人生終了なのかはあなた次第
人生終了ではない理由
- 既卒でも十分に就職可能
- 20代はポテンシャル採用
- 新卒で就職していない人の割合は8.2%
- 正社員の道だけがすべてじゃない
まず、昨今は売り手市場であり、大学卒業後でも正社員として就職することは可能です。
もちろん、誰もが知っているような大手企業への就職は難しいかもしれません。
ただ、それは新卒の就職活動でも同じだったりします。
ちなみに、「新卒で就職できなかったけどこれからどうしよう?」と悩んでいる方は、「新卒で就職できなかった場合にすべき行動」をもう一度チェックしてみてください!
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空白期間を作らないことが、就職活動成功のカギですよ!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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