
新卒1年目から大手企業の人事業務を3年以上担当しているミヤッチです!

読者の悩み
- たくさんの就活本がある中でどれを読めば良いか分からない。
- 有益な情報が載っている就活本を知りたい。
- 目的別にオススメの就活本が知りたい。
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 人事担当者が本気で選ぶジャンル毎の就活本8選を紹介!
- 就活本と合わせて活用したい完全無料の就活サービス3選を紹介!
この記事を書いている私は、新卒1年目から東証一部上場企業の人事担当者として、年間100人以上の学生と面談しています。
その中で「オススメの就活本はありますか?」と言った質問が、学生より数多く寄せられました。
今回は、そんな悩みを解決するために、私と同じ会社の人事担当者2人と議論を重ね、必ず読んでおくべき就活本を各項目別に合計8冊選びました。
現役人事が本気で選ぶ、就活を乗り越える上で読んでおくべき本を知りたい方は、最後まで読んでみてください。
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人事担当者が本気で選ぶ就活本8選
ここでは、人事担当者3人が本気で選んだ各目的別の必ず読んでおくべき就活本を紹介します。

就活を始める前に読んでおくべき就活本
先ずは、就活を始める前に読んでおくべき就活本を2冊紹介します。
「就活とはなに?」と言った根本的な話から「就活の進め方」までしっかりと解説されています。
是非、参考にしてみてください。
内定者の発想2009
就活を始まる前に読んでおくべき本は、上原隆氏が著者の【内定者の発想】です。
内定者の発想の著者である上原隆氏は20万人以上の学生と1万時間以上語り合った方で、その中で受けた学生の質問や悩みを丁寧に解説しているのが本書籍です。
タイトルを聞いて「2009年の書籍って情報が古くて役に立たないんじゃないの?」と思われた方もいらっしゃると思いますがそこは安心ください。
11年経ってはいますが、学生からの質問や悩みは今と変わらない内容となっており、今後、幾度となく訪れる就活という壁に立ち向かうあなたを応援してくれる書籍になるはずです。
なお、学生からの質問や悩みは以下のような内容が52個記載されています。
はてな
- どうして自己紹介や自己PRなんてものがあるんですか?気恥ずかしいです。
- 1次はいいけど、2次面接以降でなかなか前に進めないです。
- どうして落ちるのかが分かりません。次も落ちてしまいそうです。
マイナビ2020 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド
就活を始まる前に読んでおくべき本は、上原隆氏が著者の【マイナビ2020 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド】です。
本書籍は、就職情報サイト満足度第1位の「マイナビ」出版の書籍となっています。
本書籍では、弱点を抱えた平凡な学生「きまじめ君A」「ちゃっかりB君」「しっかりC子」が著者との会話形式で進行していきます。
なお、アドバイスは6段階・54項目にわたり、就活の各局面ごとに細かく解説されています。
就活の全体感や内定獲得までの道筋をはっきりさせてい方は読んでおくことをオススメします。
自己分析をおこなう上で読んでおくべきオススメ本
ここでは、自己分析をおこなう上で読んでおくべき本を紹介します。
自己分析は「自分が仕事で何をしたいか企業側へ伝えるため」に必要な分析です。
以下の自己分析の目的を理解した上で、紹介する書籍を参考にしてみてください。
自己分析の目的
自分の経験や思考を整理して自分を深く理解(整理)し、企業へのアピールと企業とあなたのミスマッチを防ぐこと。
絶対内定2022:自己分析とキャリアデザインの描き方
自己分析をおこなう上で読んでおくべきオススメ本は、杉村太郎氏が著者の【自己分析とキャリアデザインの描き方】です。
就活生の間では有名な「絶対内定シリーズ」ですが、有名なだけあって自己分析に関する就活本はこれだけ読んでおけば良いという言葉にも納得の1冊です。
本書籍の一番の特徴は「膨大なワークシート」となっており、ワークシートでは以下のような質問に答えていきます。
はてな
- あなたの好きな言葉は何ですか?
- 子供の頃の夢は何ですか?
そして、これらの質問に答えていくうちに完璧な自己分析が出来上がる構成です。
最近では、各就活サービスで無料で提供されている「適性検査」の精度が年々上がってきていますが、人事担当者として完璧な自己分析をする上ではこの書籍を外すことは出来ないと感じます。
なお、以下の記事で、就活で必須の自己分析のやり方を5ステップで解説しています。
自己分析で役立つチェック項目7つや間違った自己分析のやり方なども紹介しているので参考にしてみてください。
業界・企業研究をする上で読んでおくべきオススメ本
ここでは、就活の入り口とも言える、業界・企業研究をする上で読んでおくべきオススメ本を2冊紹介します。
紹介する2冊は、圧倒的な情報量が特徴です。
是非、参考にしてみてください。
「会社四季報」業界地図 2020年版
業界研究をする上で読んでおくべきオススメ本は、東洋経済新報社が編集の【「会社四季報」業界地図 2020年版】です。
本書籍では「業界ごとの規模感」や「その業界の最近の動向」「業界ごとのトレンド情報」などが記されています。
人事担当者として、本書籍を選定した理由は、「圧倒的な情報量」です。
正直、業界研究をするのであれば、本書籍以外の業界研究に関する書籍は読まなくて良いほどの情報量となっています。
会社四季報 2020年 2集 春号
企業研究をする上で読んでおくべきオススメ本は、先程と同じく東洋経済新報社が編集の【会社四季報 2020年 2集 春号】です。
先程紹介した【「会社四季報」業界地図 2020年版】は、業界に関することが載っている書籍でしたが、【会社四季報 2020年 2集 春号】は企業ごとの細かい詳細が記されています。
なので、【「会社四季報」業界地図 2020年版】で業界ごとの特徴やトレンドを掴んで、【会社四季報 2020年 2集 春号】で企業ごとに知識を深めていく読み方がオススメです。
SPI対策をする上で読んでおくべきオススメ本
ここでは、筆記試験対策をおこなう上で読んでおくべき書籍を紹介します。
筆記試験は、応募人数を調整するための機能があります。
そのため、どれだけ面接対策をしても筆記試験の点数が悪ければ落とされてしまうので、しっかりと対策をしましょう。
これが本当のSPI3だ!2020年度版
SPI対策をする上で読んでおくべきオススメ本は、SPIノートの会編集の【これが本当のSPI3だ!2020年度版】です。
恐らく、就活のSPI関連の書籍が売っているコーナーにいったことがある方は、一度は見たことがある書籍なのではないでしょうか?
本書籍は、以下のSPIに関する情報を完全に網羅しており、ほとんどの企業のSPI対策は本書籍で完結します。
- 言語、非言語
- 性格検査
- 英語検査
- 構造的把握力検査
また、丁寧な解説も魅力の1つとなっており、SPIでつまずきやすい方は必読書と言えます。
なお、「筆記試験対策を始める時期」や「筆記試験の種類」などについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
エントリーシートを書く上で読んでおくべきオススメ本
ここでは、エントリーシートを書く上で読んでおくべきオススメ本を紹介します。
エントリーシートを人事担当者はどんな目線で見ているのかなどを知るには打ってつけの1冊となっています。
なぜ7割のエントリーシートは読まずに捨てられるのか?
エントリーシートを書く上で読んでおくべきオススメ本は、海老原 嗣生氏が著者の【なぜ7割のエントリーシートは読まずに捨てられるのか?】です。
本書籍の特徴は以下の通りです。
- 人気企業が隠している「手口」がバカ正直に書かれている
- 内定者のエントリーシートのテンプレが載っていない
まず、就活生が気になるであろう質問(例:学歴フィルターはありますか?)などに対して包み隠さず回答(例:はい、もちろんあります!)するほどにバカ正直に本書籍では記されているのが大きな特徴です。
また、本書籍を人事担当者3人が選んだ最も大きな特徴は「内定者のエントリーシートのテンプレが載っていない」ところです。
以下の記事でも解説しているのですが、エントリーシートでは内定者などのテンプレを参考にしながら作成をすると、エントリーシートに最も重要な「あなたらしさ」が消えてしまいます。
なので、本書籍はテクニカルな部分を切り取るのではなく、エントリーシートは「人事目線でこう見られていたんだ!」と気付きを与えてくれる書籍なので紹介しました。
面接対策をする上で読んでおくべきオススメ本
ここでは、面接対策をする上で読んでおくべきオススメ本を紹介します。
就活をする上で、面接対策は避けては通れない道です。
そんな中で、面接官の心を操るのに打ってつけのテクニックを解説している、打ってつけの本を紹介します。
面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略
面接対策をする上で読んでおくべきオススメ本は、メンタリストDaiGo氏が著者の【面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略】です。
メンタリストDaiGoさんは、数々の大ヒット書籍を出していますが、それらの書籍が大ヒットしている理由は、全ての書かれている内容が心理学的にしっかりとした根拠があることが挙げられます。
本書籍は、そんなメンタリイストDaiGoさんが「面接時のテクニック論」や「緊張対策」「面接時のNGなこと」などをしっかりとした根拠のもと、一つひとつ丁寧に解説しています。
面接を受けたことがない方や面接官への伝える能力を知りたい方は必読書と言えます。
なお、現役人事の私が、就活の面接対策を各選考ステップに分けて徹底解説している記事があります。
是非、本書籍と合わせて読んでみてください。
就活本と合わせて活用したい完全無料の就活サービス
ここでは、ここまで紹介してきた各目的別の書籍と合わせて活用すると、より効率的に就活をおこなうことができる完全無料の就活サービスを紹介させていただきます。
では、私が就活で必ず活用すべき就活サービスは以下の通りです。
- 逆求人型サービス「キミスカ」
- 逆求人型サービス「OfferBox」
- プロのアドバイザーからの就活支援サービス「キャリアチケット」
- プロのアドバイザーからの就活支援サービス「JobSpring」
逆求人型サービス「キミスカ」
「キミスカ」は、学生がプロフィールや選考の状況を開示することで、 企業から特別選考のスカウトをもらうことができるサービスです。
もう少し分かりやすく説明すると、下図のように、企業からあなたに対してオファーがくるサービスです。
そして、「キミスカ」を利用すると以下の恩恵が受けられます。
- 普通に就活しても出会えなかった優良企業と出会える!
- 就活に対して自信が湧いてくる!
- ESを何度も書く必要がなくなる!
- 就活サービスの中で最も優れている適性検査が受けられる!
もちろん、キミスカの登録や適性検査など、全てのサービス利用は完全無料です。
もし、キミスカに少しでも興味のある方は、以下の記事を参考にしてみてください。
逆求人型サービス「OfferBox」
2つ目に紹介するのは、先ほど紹介した「キミスカ」と同様、逆求人型サービスの「OfferBox」となります。
「キミスカ」と同じようなサービスなのですが、「OfferBox」には、キミスカ と違う以下の特徴があります。
- 東証一部上場企業も多く登録している。
- 思いがけないプレゼントがもらえる。
「OfferBox」では、以下のような名だたる企業が登録しており、利用企業全体の約15%が上場企業となっています。

基本的に、逆求人型サービスは、上場企業が登録していることは少ないです。
その中で、OfferBoxは、上場企業が全体の約15%と驚異の数字を誇っています。
もし、東証一部上場企業からのオファーに興味のある方は、以下の記事を参考にしてみてください。

プロのアドバイザー就活支援サービス「キャリアチケット」
3つ目に紹介するのは、プロの就活アドバイザーにESの添削や面接対策などを無料で何度でも面談できる「キャリアチケット」です。
キャリアチケットは、就活生の5人に1人が利用している最も人気のある就活支援サービスです。
なお、本サービスで最も注目すべきポイントは、やはり「プロの就活アドバイザーとの個別面談」です。
また、キャリアチケットは、内定獲得までの期間が「最短3日」かつ「平均2週間」とされており、内定を1社でも早く獲得しておきたい方は活用がオススメです。
キャリアチケットについて、もっと詳しい詳細が知りたい方は、以下の記事で詳しく解説してますので、是非参考にしてみてください。
プロのアドバイザー就活支援サービス「JobSpring」
4つ目に紹介するのは「内定率91.7%」「「早期退職者0.1%」の実績を誇る「JobSpring」です。
キャリアチケット は、内定獲得までのスピードと個別面談の質が高いと感じます。
しかし、JobSpringにも、キャリアチケットにないメリットがあります。
JobSpringのメリット
- 就活エージェントの目線だけでなくAI分析も取り入れた企業紹介!
- 紹介できる企業が1000社以上!
- 入社後の離職率が0.1%の実績!
JobSpringについても、以下の記事で詳しく解説してますので、確認してみてください。
就活で読んでおきたい就活本8選のまとめ
いかがでしたか?
今回は、人事担当者が本気で選ぶ就活で読んでおきたい就活本を6冊紹介しました。
聞いたことがある就活本や初めて聞いた就活本があったのではないでしょうか?
では、本記事のポイントを以下でまとめます。
本記事のまとめ
- 目的別に就活本の知識を取り入れる
- 就活本と合わせて就活サービスを活用する
- とにかく行動あるの
就活は、あなたの人生の大きな出来事の一つです。
是非、本記事の内容も参考にしながら、後悔のない就活となれば幸いです。
では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。

