
皆さんこんにちは!
新卒1年目から大手企業の人事業務を3年以上担当しているミヤッチです!

読者のお悩み
- ビジネスマナーとルールの違いって何ですか?
- 社会人1年目に身に付けておくべきビジネスマナーはありますか?
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- ルールとビジネスマナーの違いについて現役人事が解説!
- 社会人1年目に最低限押さえておくべきビジネスマナー9選を紹介!
今回はタイトルにある通り、社会人1年目で知らなかったら恥をかく、最低限押さえておくべきビジネスマナーの紹介です!
なお、本記事の内容は、私が人事担当者として毎年新入社員に研修をおこなっている内容を記事にしています。
是非、本記事の内容を押さえて、社会人1年目の良いスタートダッシュを決めてください!
目次
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ルールとビジネスマナーの違いについて現役人事が解説!


ルールとは、明文化された規則であり守らなければ罰則があるものであり、マナーとは、相手を大切に思う気持ちを形式化したものです。
例えば、ルールは「交通ルール」や「スポーツのルール」があり、マナーは「ビジネスマナー」や「テーブルマナー」などがあります。
上記内容を踏まえたうえで、ルールとマナーの違いは、明文化された規則や罰則があるのかないかです。
そして、ビジネスマナーの難しいところは、明確なルールがなく、どこまでをビジネスマナーとして理解しておくべきか曖昧になってしまう点です。
しかし、安心してください!
今回は、私が、ビジネスマナーをどこまで理解しておくべきか分からず、恥をかいた経験をもとに、最低限押さえておくべきビジネスマナーを9個紹介します。
社会人1年目に最低限押さえておくべきビジネスマナー9選!
社会人のビジネスマナー:身だしなみ編
私が、身だしなみで最低限気をつけておくべきと感じるポイントは、以下の9つです!
身だしなみで注意すべきポイント
- Yシャツの下は、白色か肌色のインナーを着用する。
- 男性は黒のビジネスソックス・女性はライトベージュのストッキングを着用する。
- 装飾品(ピアスやネックレス)をしない。
- ヒゲを必ず剃る(男性)。
- ハンカチを常に持ち歩く。
- 濃すぎない化粧をする(女性)。
- 香水のつけすぎに注意する。
- 髪の毛が襟にかからないようにする(男性)。
- 髪の毛が長い場合は、後ろで束ねる(女性)。
上記が、私の経験上、社会人としての身だしなみで、最低限注意しておくべきポイントです。
特に、毎朝ヒゲを剃ることやハンカチを持ち歩くことは、忘れがちなので注意してください。
社会人のビジネスマナー:出勤編
次に出勤時のビジネスマナーで最低限押さえておくべきポイントを以下で紹介します。
出勤時の注意すべきポイント
- 定時で仕事が開始できるよう就業時間の15分前には到着しておく。
- 率先して明るく挨拶する。
- 事故や遅延などで就業時間に間に合わないときは事前に上司へ報告する。
上記の中でも、就業時間に間に合わないときは「遅刻の理由」と「到着予定時刻」は、必ず上司に連絡するようにしましょう。
社会人の基本である報連相は、ビジネスで非常に大切です。
報連相について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
社会人のビジネスマナー:基本姿勢・意欲編
次に、仕事に取り組むにあたって、最低限押さえておくべき仕事の基本姿勢を紹介します。
基本姿勢・意欲で注意すべきポイント
- 自社の商品やサービスをしっかり理解する。
- 自分の仕事以外にも協力を惜しまない。
- 仕事中の私語をできるだけしない。
上記の中でも、自社の商品やサービスを早くから理解する姿勢は、非常に重要です。
是非、本記事を読んだ後に、自社の商品やサービスを自分で調べてみて、分からないことがあれば、先輩や上司に聞く姿勢を意識して、仕事に取り組んでみてください。
私が社会人1年目の頃は、会社のホームページを隅から隅まで読むようにしてました。
自社商品を理解することは、今後の仕事をおこなっていくうえで重要なので、是非、実践してみてください!
社会人のビジネスマナー:話の聞き方編
社会人1年目の頃は、先輩や上司に質問をすることは、非常に多いです。
しかし、話の聞き方を一つでも間違えてしまうと、こいつ何なんだと思われたりもします。
なので、上司や先輩に話を聞く際は、以下の項目を押さえてみてください。
先輩や上司に話を聞く際のポイント
- 先輩や上司の様子を見ながら質問するタイミングを判断する。
- 先輩や上司からの質問や指示を受けるときはメモを持っていく。
- 相手の目を見て話を聞くようにする。
- 先輩や上司の話は最後まで聞いてから質問をする
上記の中でも、私が意識していたことは、上司や先輩に話しかける際は、相手の様子を見ながら「今お時間よろしいでしょうか?」と一言添えることです。
これを意識しておくだけで、先輩や上司の話を聞いてくれる姿勢が全く違うので、是非実践してみてください!
社会人のビジネスマナー:電話の取り方編
ここでは、新人の頃は、一度は経験する電話応対について、注意すべきポイントを紹介します。
電話応対で注意すべきポイント
- 社内の人間には”さん”付けをしない。
- 3コール以内に電話に出るよう心掛ける。
- 明るい声ではっきりと名乗る。
上記の中でも社内の人間を”さん”付けで呼ばないように意識することは、非常に大切です。
意識できているようで、いざ実践するとできていないことが多いので注意してください。
社会人のビジネスマナー:名刺交換編
ここでは、新人の頃に緊張する行動の一つである、名刺交換で押さえておくべきポイントを紹介します。
名刺交換で押さえておくべきポイント
- 名刺を受け取る際は相手の名前に指がかからないようにする。
- 胸よりやや下の位置で軽く会釈しながら名刺交換をする。
- 名刺を受け取る際は「お名刺を頂戴します」と一言添える
上記の中でも、名刺を受け取る際は、相手の名前に指がかからないようにすることは、非常に大切です。
細かいようですが、役職が上の方になるほど、ここを厳しく見ている方が多いので注意です。
社会人のビジネスマナー:社外編
次に、社外に行く際のビジネスマナーで最低限押さえておくべきポイントを紹介します。
社外に行く際に注意すべきポイント
- 取引先企業や自社の最寄り駅ではイヤホンを外す。
- 公共の場で顧客や自社の話をしない。
- 歩きながら携帯電話の操作をしない。
- SNSで仕事のことを書かない
上記の中でも、取引先企業や自社の最寄駅ではイヤホンを外すことは、覚えておいてください。
私は、社会人1年目の頃は、職場のビルまでイヤホンをしながら出社していたのですが、社長の挨拶を無視してしまった事件を起こした経験があります。
その日に、謝りに行ったので、事なきを得ましたが、その日をどれだけ後悔したかは言うまでもありません。
私と同じ過ちを繰り返さないためにも、注意してください。
社会人のビジネスマナー:エレベーター・廊下編
次にエレベーターや廊下でのビジネスマナーについて紹介します。
エレベーター・廊下で注意すべきポイント
- なるべくエレベーターの操作盤の前に立ち操作をする。
- エレベーターの乗り降りはお客様や上司を優先する。
- お客様や上司とすれ違うときは挨拶をする。
エレベーターにも、上座や下座のようなルールがあります。
しかし、操作盤の前に立つことだけを覚えておけば何とかなるものです。
エレベーターでは、とにかく操作盤の前に立つことを覚えておいてください。
社会人のビジネスマナー:退社編
では、最後に、退社時のビジネスマナーを紹介します。
退社時に注意すべきポイント
- 自分自身が利用したスペースを整理整頓する。
- 上司や同僚に退社の挨拶をする。
- 無駄な残業をしないようにする
上記の中でも、自分自身が利用したスペースを整理整頓して退社するのは、非常に大切です。
そのスペースが共有スペースなのであれば、次の人が気持ち良く使えますし、自分自身のスペースが整理整頓されていれば、書類の紛失なども起こりにくくなります。
なお、整理整頓については、以下の記事で詳しく解説しているので、是非本記事と合わせて読んでみてください!
社会人1年目のビジネスマナーのまとめ
いかがでしたか?
今回は、社会人1年目に最低限押さえておくべき、ビジネスマナーを9つ紹介しました。
基本は、相手を大切に思う気持ちを念頭においた行動ができていれば問題なしです。
また、本記事の内容も踏まえたうえで、1冊「ビジネスマナー」に関する本も読んでおくことをオススメします。
私の場合は、デスクに「入社1年目のビジネスマナーの教科書」を忍ばせていますが、ふとした瞬間に振り返られるのでオススメです。
是非、ビジネスマナーの教科書をお持ちでない方は、参考にしてみてください。
では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。

