

はてな
- 社会人1年目にオススメの本はありますか?
- 入社前に読んでおくべきオススメ本はありますか?
- 同期と差をつける為に読んでおくべきオススメ本はありますか?
今回はこう言った疑問に答えます。
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 社会人1年目にこれだけは絶対読んで欲しい3冊を紹介!
- ビジネススキルを鍛える為に読むべき本6冊を紹介!
- 社会人1年目の新生活に役立つ本3冊を紹介!
- モチベーションを上げる為にオススメの本3冊を紹介!
今回は、新入社員研修をおこなう立場だからこそ伝えられる、社会人1年目に読んで欲しい本15冊を紹介します。
私自身、新入社員時代から今に至る約4年間の間に200冊以上の書籍を読んできましたが、全く内容を覚えていないものもあります。
しかし、今回紹介する以下ジャンルに分けたオススメ本は、今でも私の記憶に定着しており、自分が社会人として生きていく糧となっています。
ジャンル
- 社会人1年目にこれだけは必ず読んで欲しい本!
- ビジネススキルを鍛える為に読んで欲しい本!
- 新生活に役立つ本!
- モチベーションを上げる為に読んで欲しい本!
もし、新入社員の頃の自分に提供するならこれだと言った本しか紹介していないので、参考にしてみてください。
目次
スポンサーリンク
社会人1年目にこれだけは必ず読んで欲しいオススメ本3選!
まずは、新入社員研修でも必ず紹介している、私がこれだけは必ず読んで欲しい本3冊を紹介します。
入社1年目の教科書
本書は、冒頭から以下の仕事を進める上で大切な「仕事の3大原則」が書かれています。
仕事の3大原則
- 頼まれたことは、必ずやりきる
- 50点で構わないから早く出せ
- つまらない仕事はない
また、具体的な行動指針が50個も書かれており、新入社員へのこの世に存在する唯一の教科書となっています。
是非、学校では教えてくれない内容を、学んでみてください。
入社1年目ビジネスマナーの教科書
「社会人1年目に最低限押さえておくべきビジネスマナー9選」でも紹介していますが、最低限のビジネスマナーを学んでおくことは非常に大切です。
なぜならば、新入社員の頃に評価されるのは、「実績」ではなく「基本的な仕事に対する姿勢」だからです。
本書は、身だしなみの基本からビジネスメールの基本まで、箇条書きで分かりやすく解説されています。
基本的な仕事姿勢を学び、同期と差をつけたい方は、必読本です。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
私があなたにお伝えしたいのは、「書く技術」は、一生の武器になるという言葉です。
どのような仕事をしていても「文章を書く」場面は必ず訪れます。
しかし、文章を書くことが苦手な人は「話せるのに書けない!」と言った方が多いのではないでしょうか?
本書は、「話し言葉を書き言葉に変換するノウハウ」を以下の構成で解説しているので、文章を書くことが苦手な方は、必読本です。
構成
- ガイダンス・・そもそも文章とはなんなのか?
- 第1講「リズム」・・読みやすい文章に不可欠なリズムとは?
- 第2講「構成」・・文章はどう構成するばいいのか?
- 第3講「読者」・・読者を引きつける条件とは?
- 第4講「編集」・・編集するとはどういうことか?
社会人1年目がビジネススキルを鍛える為に読むべきオススメ本6選!
ここでは、学校では学べない、社会人生活で必要な「ビジネススキル」を学ぶのに必読の本6冊を紹介します。
会社では教えてもらえない上に行く人の報連相の基本
報連相の本質は、説明の受け手側と発信者側で「情報の共有化を深める」ことです。
そして、本書では、下図のような報連相の各項目ごとを丁寧に解説してくれています。
報告 | 仕事の状況・経過・結果を伝えること。 |
連絡 | 情報の共有を通じて、相手と繋がること。 |
相談 | 相手の意見を聞いたり、意見を述べたりしながら、相乗効果を発揮すること。 |
報連相は、社会人としての基本であり、もっとも難しいビジネススキルと言われています。
本書を読んで、あなたの報連相に対する考え方を、周囲より一段上の思考へ押し上げていきましょう。
仕事が早い人はどんなメールを書いているのか
社会に出ると、必ず1人はいるのが、仕事量が多いにもかかわらず、仕事のスピードが恐ろしく早い人です。
本書は、そんな「仕事の早い人が書くメールの共通点」を以下の5つの観点から徹底解説しています。
5つの観点
- 「目的」
- 「ビジュアル」
- 「返信しやすさ」
- 「言葉」
- 「処理時間の削減」
残業など嫌だ思っているそこのあなたは、本書のテクニックを学ぶことをオススメします。
エッセンシャル思考最小の時間で成果を最大化する
本書は、様々なことにエネルギーを分散するのではなく、1つのことに集中して取り組むと言った「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」が書かれています!
社会人になると、アルバイト時代には考えられないような責任のある仕事がたくさん振られます。
しかし、新入社員になったばかりの方は、以下の「成功のパラドックス」の状態に陥る人がたくさんでてきます。
成功のパラドックス
- 第1段階【目標を見定めそれに向かって頑張る】
- 第2段階【成功した結果周囲から評価を得る】
- 第3段階【やることが増えて全て中途半端になる】
- 第4段階【やるべきことが分からなくなる】
だからこそ、全てに全力を注ぐことよりも、本当に集中が必要な仕事をこなしていくスキルは必須です。
言いたいことが確実に伝わる説明力
取引先との商談や社内プレゼンなど、誰かに説明をおこなう機会は、ビジネスシーンで多々あります。
しかし、新入社員になったばかりの頃は、学校でおこなっていたプレゼンとは違った、誰かに説明をする能力が求められます。
もし、「思いついたことを話してしまう」や「相手の自分の言ってることが伝わらない」と感じることが多い方は、本書を読んでみてください。
本書は、それらを解消する以下の70の方法が、丁寧に解説されています。
学べる内容
- 説明する前にしておきたい10の準備!
- 聞き手の「頭」に残る10の伝え方!
- 説明下手にならないための10の注意点!
- 聞き手の「感情」に訴える10のアプローチ!
- 意識するだけで効果がある10の話し方!
- 説明上手に見える10の立ち振る舞い!
- 説明力でこんなに変わる10の場面!
聞く力こそが最強の武器である
あなたは、「ビジネスのみならず、人生そのものに必要不可欠なスキル」とは何か考えたことはあるでしょうか?
答えは、「聞く力」であると本書では書かれています。
社会に出ると、学生の頃とは違い、さまざまな年齢の方と関わる必要があります。
それらの方とうまく付き合っていく為には、「ちゃんと人に向き合い、相手の話をきちんと聞ける力」を身につけることが必須です。
もし、人間関係を良好に働きたい思っている方は、以下を学べる本書籍は、必読本となっています。
学べる内容
- 人に好かれ、信頼関係を築く「聞く力」
- 会話・雑談が弾む「聞く力」
- 相手から情報・本音を聞き出す「聞く力」
- 自分を動かし、人生を変える「聞く力」
トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
本書は、世界のトップ企業のトヨタの社員が必ずおこなっている「思考整理術」を解説した1冊となっています。
トヨタでは、業務上の書類は、A3またはA4サイズの「紙1枚」に収めるという企業文化があります。
その企業文化を学んできた著者が、「紙1枚」と「3色ペン」があれば誰でも実践できる「情報を整理し、考えをまとめ、分かりやすく伝える技術」を惜しみなく詰め込んだ書籍です。
新入社員の頃から、この技術を身につければ、同期と差を広げられること間違いなしです。
社会人1年目の新生活に役立つオススメ本3選!
いまさら聞けないお金の超基本
「人事担当者による社会人と学生の違いを6つの視点」でも解説していますが、社会人と学生の大きな違いの1つに「お金」があります。
学生の頃は、特別な理由がない限り、お給料が月5万円〜10万円だったのが、いきなり月18万円〜20万円といった大金が手に入ります。
すると、学生時代からお金の管理が身についていなければ、金銭感覚が狂います。
なので、学生の頃や社会人1年目の頃にお金の使い方をしっかり学んでおくことは非常に大切です。
本書は、以下7つの項目に沿った、お金の基本を学べるので、新生活を始めるうえで、必読本となっています。
学べる内容
- 「お金とは何か」についてのノウハウ
- 「お金の稼ぎ方」についてのノウハウ
- 「お金を納める」ことについてのノウハウ
- 「お金を貯める」ことについてのノウハウ
- 「お金を使う」ことについてのノウハウ
- 「お金を備える」ことについてのノウハウ
- 「お金を増やす」ことについてのノウハウ
スゴイ早起き
学生時代の頃は、昼夜逆転をした生活を送っていた方も多いのではないでしょうか?
しかし、社会人となれば、昼夜逆転をする生活を送るわけにはいきませんし、自分のやりたいことを始める時間を確保するには、早起きが必須です。
本書は、そんな早起きをおこなううえで必要なノウハウやメリットが、著者の体験談をもとに解説されています。
以下の記事でも解説していますが、早起きをすることは、たくさんのメリットがあるので、生活のクオリティーを上げたい方は、必読本です。
自分を操る超集中力
仕事のできる人とできない人の違いは、生まれもった才能と思ったことはありませんか?
しかし、仕事の早い人に共通しているのは「集中力を発揮する方法を実践しているか・実践していないか」の差と本書では書かれています。
本書に書かれている、科学的根拠にもとづいた以下のスキルを身につけ、1年が13ヶ月になる体験をしてみてください。
学べる内容
- 集中力を自在に操る3つのルール
- 高い集中力を生み出す7つのエンジン
- 疲れをリセットする3つの回復法
- 集中力を自動でつくり出す5つの時間術
モチベーションを上げる為に読んでほしいオススメ本3選!
ここでは、社会人生活を送るうえで大切な、モチベーションを上げる為に読んで欲しい本を3冊紹介します。
夢をかなえるゾウ
本書は、「夢があるのに叶えられていないサラリーマンに勇気を与えたい!」といった想いから、著者が書き上げた1冊となっています。
誰しもが、何かしらの「成功」をして、人生を変えたいという想いを抱いたことがあるはずです。
そんな「成功」をして、人生を変えるには、どうすればいいのか、具体的な行動をストーリー仕立てにして解説されています。
なお、当ブログで、本書籍のレビュー記事を載せてますので、購入検討の参考にしてみてください。
関連記事
会社を綴る人
本書は、自己啓発本というよりは、小説に近いです。
主人公は、文章が書くこと以外、全く仕事のできない、社内でも評価が悪い人物です。
しかし、そんな主人公が、唯一の取り柄である文才を通して、会社全体を変えていく様は、読んでいてモチベーションを高めるきっかけをくれます。
特に「予防接種を受けないおじさんたち」を絶対に受けさせる社内メールを書き上げるストーリーには、驚愕しました。
是非、仕事ができないと悩んでいる方やモチベーションが上がらないといった方は、読むことをオススメします。
死ぬこと以外かすり傷
新入社員の頃、仕事でミスをすると落ち込んでしまい、負のスパイラルに陥ったことがありました。
しかし、本書のタイトルにもある通り、「死ぬこと以外かすり傷」という言葉に何度救われたか分かりません。
特に、本書の以下の言葉は、私の落ちきっていたモチベーションを上げるきっかけを与えてくれました。
本書の言葉(一部抜粋)
「この世は酔いがさめた人間、まともになった人間から脱落していく愉快なレースだ。
世界に対してできることを考えながら自分らしく狂え。
ありのままで楽しみながら、自分にしか生み出せない何かを作れ。
リスクなんて何一つない。失敗こそ最高のブランドだ。バカになって飛べ。」
仕事で大きな失敗をしてしまって落ち込んでいるときに、読んでいただきたい、必読本です。
現役人事が社会人1年目に読んで欲しいオススメ本15選のまとめ!
今回は、新入社員研修をおこなう立場だからこそ伝えられる、社会人1年目に読んで欲しい、以下の15冊を紹介しました。
社会人1年目にオススメの本15選
- 入社1年目の教科書
- 入社1年目ビジネスマナーの教科書
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- 会社では教えてもらえない上に行く人の報連相の基本
- 仕事が早い人はどんなメールを書いているのか
- エッセンシャル思考最小の時間で成果を最大化する
- 言いたいことが確実に伝わる説明力
- 聞く力こそが最強の武器である
- トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
- いまさら聞けないお金の超基本
- スゴイ早起き
- 自分を操る超集中力
- 夢を叶えるゾウ
- 会社を綴る人
- 死ぬこと以外かすり傷
各ジャンルごとに紹介したので、自分が必要と思った1冊を読んでみてください。
なお、自己啓発本に苦手意識のある方は、漫画で読めるオススメの自己啓発本も紹介していますので、合わせて読んでみてください。