広告 20代のキャリア お金の悩み

【実録】東証プライムの年収中央値は?|私の収入推移も公開!

はてな

  1. 東証プライム企業の年収中央値はどれくらい?
  2. 東証プライム=高年収は本当なのか?
  3. 東証プライム企業への就職はおすすめ?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

私自身、下表の東証プライム企業に入社して約7年、それなりに多くの年収をもらっています。

本社所在地 東京都
業種 IT・通信系
従業員数 3,000人以上(対象:正社員)
初任給 25万円
平均年収 550万円前後
平均残業時間 15時間前後
平均有給取得日数 15.0日
離職率(3年以内) 5%前後
採用倍率 25倍前後
上場区分 東証プライム
株主 住友商事(100%)

今回は、そんな東証プライム企業の年収に焦点を絞った記事です。

  1. 東証プライム企業の年収中央値は?
  2. 東証プライム企業で働く社員のリアル年収
  3. 東証プライム企業への就職がおすすめな理由【3選】

最後には、「東証プライム企業へ転職する方法3つ」についても紹介しています。

これから東証プライム企業へ転職するか悩まれている人は、ぜひ参考にしてみてください!

東証プライム企業の年収中央値は?

今回、東証プライム企業の年収中央値を調べましたが、データはどこにもありませんでした…

ただし、東証プライム企業の平均年収は「帝国データバンク(2023年度)」に載っていました。

 

①東証プライム企業の平均年収【735万7,000円】

下表は、上場区分の平均年収をまとめた表です。

上場区分 平均年収
東証プライム 735万7,000円
東証グロース 606万4,000円
東証スタンダード 583万2,000円
名証 583万円
福証 522万3,000円
札証 496万3,000円

東証プライム企業の平均年収は「735万7,000円」とかなりの高水準!

国税庁のデータ(2025年度)をもとにした、日本の平均年収「460万円」と比較すると、かなりの違いがあります。

この辺りが、「東証プライム企業はすごい!」とウワサされている理由の一つです。

 

③上場企業全体の年収中央値【609万9,000円】

今回、上場企業全体の年収中央値はデータがありました。

東京商工リサーチ(2023年度)」によると、上場企業の平均年収中央値は「609万9,000円」!

日本企業の年収中央値「396万円」と比較しても、かなり高水準です。

そのため、統計データだけ見ると、年収は「東証プライム企業」の方が高い傾向にあります。

 

④【補足】東証プライム企業の年収ワーストランキング

余談ですが、「東証プライム企業=高年収」というわけではありません。

残念ながら、東証プライム企業でも年収の低い企業は存在します。

順位 企業名 業種 平均年収 平均年齢
1位 リテールパートナーズ 小売業 273万円 57.6歳
2位 プレステージ・インターナショナル サービス業 278万円 37.6歳
3位 ワタミ 小売業 485万円 不明

上表は、私が調査した「東証プライム企業の年収ワーストトップ3社」です。

小売・サービス業を中心に、平均年収はかなり低くなっています。

ミヤッチ
なお、下表は上場企業の平均年収トップ10社です。
順位 企業名 業種 平均年収
1位 M&Aキャピタルパートナーズ サービス業 3,161万円
2位 キーエンス 電気機器 2,182万円
3位 ヒューリック 不動産業 1,904万円
4位 マクニカホールディングス 卸売業 1,873万円
5位 地主 不動産業 1,697万円
6位 光通信 情報・通信業 1,682万円
7位 ショーボンドホールディングス 建設業 1,605万円
8位 伊藤忠商事 卸売業 1,579万円
9位 三菱商事 卸売業 1,558万円
10位 三井物産 卸売業 1,549万円

上場企業の中であっても、企業によってこれだけの差があります。

そのため、東証プライム企業=すべての企業が高年収というわけではないので注意しましょう。

 

【実録】東証プライム企業に7年勤めた私の年収推移

本章では、東証プライム企業に7年勤めた私の年収推移を紹介します。

下表の企業規模のリアルな年収として参考にしてみてください!

本社所在地 東京都
業種 IT・通信系
従業員数 3,000人以上(対象:正社員)
初任給 25万円
平均年収 550万円前後
平均残業時間 15時間前後
平均有給取得日数 15.0日
離職率(3年以内) 5%前後
採用倍率 25倍前後
上場区分 東証プライム
株主 住友商事(100%)

 

東証プライム企業に勤めた私の年収推移

ミヤッチ
東証プライム企業に勤めた私の年収推移は下表のとおりです。
年次 年収 前年比
社会人1年目 327万5,465円 -
社会人2年目 400万302円 +72万4,837円
社会人3年目 428万7,885円 +28万7,583円
社会人4年目 499万5,893円 +70万8,008円
社会人5年目 603万5,000円 +103万9,107円
社会人6年目 634万5,379円 +31万379円
社会人7年目 485万1,957円 ▲149万3,422円

日本の平均年収「460万円」を超えたのは社会人4年目でした。

それ以降、一気に役職も上がり、最終的には年収「634万5,379円」まで届きました。

なお、社会人7年目は、育児休暇を「12月・1月・2月・3月」の4ヶ月間取りました。

そのため、年収は下がりましたが、東証プライム企業なだけあり、「育休取得にも前向き」でした。

 

東証プライム企業に勤めた私のボーナス推移

ミヤッチ
続けて、私のボーナス推移についても紹介します。
年次 ボーナス 前年比
社会人1年目 40万9,261円 -
社会人2年目 97万4,000円 +56万4,739円
社会人3年目 137万2,000円 +39万8,000円
社会人4年目 147万9,850円 +10万7,850円
社会人5年目 159万800円 +11万950円
社会人6年目 163万8,600円 +4万7,800円
社会人7年目 147万3,200円 ▲16万5,400円

上表のとおり、ボーナス支給はかなり大きいです。

社会人1年目ですら、夏に10万円・冬に30万円の支給がありました。

また、業績が良かった社会人6年目は合計「163万8,600円」の支給!

ボーナスについてはかなり満足のいく支給額をもらえました。

 

東証プライム企業に勤めた私の可処分所得の推移

ミヤッチ
最後に、私の可処分所得(手取り)についても紹介します!
年次 年間手取り額 前年比
社会人1年目 272万2,849円 -
社会人2年目 327万5,537円 +55万2,688円
社会人3年目 340万682円 +12万5,145円
社会人4年目 401万4,504円 +61万3,822円
社会人5年目 442万8,346円 +41万3,842円
社会人6年目 460万4,386円 +17万6,040円
社会人7年目 210万1,427円 ▲250万2,959円

上表のとおり、可処分所得で計算すると大したことはありません。

日本の税金がどれだけ高いか分かりますね…

なお、社会人1年目から7年目の私の平均残業はだいたい20時間前後です。

1分単位の支給であり、毎月5万円前後は支給されていました。

以上が、IT・通信系の東証プライム企業で働く社員のリアルな年収です!

 

【実体験】東証プライム企業への就職をおすすめする理由3選

年収を中心に色々書きましたが、私は東証プライム企業への就職はおすすめ派です。

本章では、この辺りの理由について大きく3つに分けて紹介します!

おすすめする理由

  1. 対外的な評価が高い
  2. 平均年収の高い企業が多い
  3. 福利厚生が充実している

 

理由①:対外的な評価が高い

東証プライムは、東京証券取引所でもっとも高い格付けです。

項目 プライム市場 スタンダード市場 グロース市場
株主数 800人以上 400人以上 150人以上
流通株式数 2万単位以上 2,000単位以上 1,000単位以上
流通株式時価総額 100億円以上 10億円以上 5億円以上
売買代金 時価総額250億円以上 - -
流通株式比率 35%以上 25% 25%以上

上表のとおり、東証プライムへ上場するには、「厳しい上場基準」を満たす必要があります。

そのため、東証プライム企業は対外的な評価が高いです。

東証プライム企業で働いていると、以下のようなメリットを感じることがあります。

  1. クレカ申請はまったく落ちない
  2. 車のローンも一発で通る
  3. 東京都内でマンション購入もできる

この辺りは、東証プライム企業をおすすめする理由の一つです。

 

理由②:平均年収の高い企業が多い

東証プライム企業は、「平均年収の高い企業が多い」です。

もちろん、すべての上場企業の平均年収が高いわけではありませんが…

  1. 東証プライム企業の平均年収は「735万7,000円」
  2. 上場企業の平均年収中央値は「609万9,000円
  3. 日本企業の年収中央値は「396万円」

統計データを見ると、上場企業の方が高水準であることがわかります。

一定の資本力がないと東証プライム市場に上場できないので、中小・ベンチャー企業より資本力があるのも事実!

従業員に還元できる資金が潤沢な意味でも、東証プライム企業はおすすめだったりします。

 

理由③:福利厚生が充実している

東証プライム企業をおすすめする最たる理由は「福利厚生の充実」です。

と言うのも、東証プライム企業は「上場できるだけの資金力」があります。

そして、資金力がある=福利厚生に回せる力のある企業が多いです。

ミヤッチ
私自身、東証プライム企業で働きながら、以下のような恩恵を受けています。
  1. 家賃補助8割(上限10万円)
  2. 1時間500円の社内マッサージ
  3. 有給積立制度など

すべての東証プライム企業の福利厚生が充実しているわけではないですが…

福利厚生の充実を求めるのであれば、東証プライム企業中心に企業探しするのはおすすめです!

 

【実体験】東証プライム企業へ転職するには?

今回は、東証プライム企業へ転職する方法についてもまとめてみました。

私の「学生時代の就活経験+転職活動の経験を軸」に大きく3つに分けて紹介していきます。

東証プライム企業へ転職する方法

  1. 転職の本質を理解する
  2. ハイエンド転職サイトを利用する
  3. 人気企業以外も視野に入れる

 

方法①:転職の本質を理解する

東証プライムを目指すうえで、「転職の本質を理解する」のは必要不可欠です。

なお、転職の本質は「企業と志望者の価値交換」です!

  1. 企業:自社に価値をもたらす人材が欲しい
  2. 志望者:自分の能力・スキルを提供する代わりに対価が欲しい

正直、上記の本質を理解しながら「転職活動をしている人」はほとんどいません。

例えば、A社は「DX事業に注力している」と企業研究で分かったとします。

そこで、「ITパスポート取得」を目指し、職務経歴書に反映させる!

こういった「相手の需要に自分をフィットさせていく思考」が大切になってきます。

私の経験上、この辺りを意識できれば「学歴」や「すごい実績」関係なく東証プライム企業へ転職できます。

 

方法②:ハイエンド転職サイトを利用する

東証プライム企業を目指すのであれば「ハイエンド転職サイト」の利用一択です。

ハイエンド転職サイト

  1. ビズリーチ」:幅広い業界のハイエンド求人に対応(全年代対象)
  2. アサイン」:コンサル・IT業界のハイエンド求人が得意(20代中心)

多くの人は、「リクルートエージェント」のようなサイトを使いますが…

年収は400万円から500万円前後の求人が多く、東証プライム企業の保有も少ないです。

その点、ハイエンド向けのサービスは、年収600万円台の東証プライム求人が豊富だったりします。

実績・経験がなく、ハイエンド転職サイトを使わない人も多いですが、自分の実績・経験を初めから決めつけるのはもったいないです。

まずは、「自分の実績・経験は通用するのか?」という視点で利用してみましょう。

 

方法③:人気企業以外も視野に入れる

東証プライム市場には、日本を代表する大手企業が名を連ねています。

  1. トヨタ自動車
  2. ソニーグループ
  3. 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  4. キーエンス
  5. リクルート

上記のような人気企業は、「アサイン」や「ビズリーチ」経由で求人紹介を受けられますが、就職難易度が高いのも事実!

有名企業ばかり受けると「持ち駒ゼロのリスク」が発生します。

そのため、できるだけ知名度の低い「穴場の東証プライム企業」も視野に入れるのがおすすめです。

以下記事に詳細をまとめていますが、意外と人気企業にも劣らない「穴場の東証プライム企業」は多かったりします!

 

【まとめ】東証プライム企業の年収中央値は非公開

今回は、「東証プライム企業の年収中央値は?」という悩みを中心に紹介しました。

まとめ

  1. 東証プライム企業の年収中央値はデータなし
  2. 東証プライム企業の平均年収は「735万7,000円」
  3. 上場企業全体の年収中央値は「609万9,000円」

上記のとおり、東証プライム企業の年収中央値はデータがありませんでした。

ただし、そのほかのデータを見ると、上場企業の年収は高い傾向にあることが分かります。

私自身、東証プライム企業で7年勤めていますが、東証プライム企業への就職はおすすめ派です。

そのため、少しでも東証プライム企業への就職を視野に入れている人は、挑戦してみてください!

以下のようなハイエンド転職サイトを使えば、年収600万円前後は十分狙えます。

ハイエンド転職サイト

  1. ビズリーチ」:幅広い業界のハイエンド求人に対応(全年代対象)
  2. アサイン」:コンサル・IT業界のハイエンド求人が得意(20代中心)

実績・経験がなくてハイエンド転職サイトを使わない人も多いですが、自分で決めつけるのはもったいないです。

まずは、「自分の実績・経験は通用するのか?」という視点で利用してみましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ミヤッチ

偏差値40以下のFラン大学から東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 新卒採用を4年担当 ▶︎ AbemaTV就活特番に生出演 ▶︎ 学歴に自信がなくても戦える「就活攻略法」を発信中!

-20代のキャリア, お金の悩み