こんな悩みを解決できる記事を書きました。
なお、結論からお伝えすると、東証プライム企業の年収(中央値)は公表されていませんでした…
ただし、100サイト以上調査し、以下2つの情報を入手できました。
- 東証プライム企業の平均年収
- 上場企業全体の平均年収(中央値)
そのため、今回は東証プライム企業の平均年収を紹介しつつ…
上場企業全体の年収中央値まで紹介していきたいと思います。
ぜひ、上場企業のリアルな年収を明確にしたい方は、参考にしてみてください。
東証プライム企業の平均年収は?【結論:735万7,000円】
今回、東証プライム企業全体の平均年収は「株式会社帝国データバンク(2023年度)」を参考に紹介していきます。
結論、東証プライム企業全体の平均年収は「735万7,000円」でした!
上場区分 | 平均年収 |
東証プライム | 735万7,000円 |
東証グロース | 606万4,000円 |
東証スタンダード | 583万2,000円 |
名証 | 583万円 |
福証 | 522万3,000円 |
札証 | 496万3,000円 |
doda調査による、日本の平均年収は414万円なので、上場企業の年収は高い傾向にあります。
なお、上場企業全体の年収中央値は、「東京商工リサーチ(2023年度)」が公表していました。
上図のとおり、上場企業全体の年収中央値は「609万9,000円」でした。
調査対象は、上場企業3,874社であり、かなり信ぴょう性の高いデータになっています。
順位 | 企業名 | 業種 | 平均年収 |
---|---|---|---|
1位 | M&Aキャピタルパートナーズ | サービス業 | 3,161万円 |
2位 | キーエンス | 電気機器 | 2,182万円 |
3位 | ヒューリック | 不動産業 | 1,904万円 |
4位 | マクニカホールディングス | 卸売業 | 1,873万円 |
5位 | 地主 | 不動産業 | 1,697万円 |
6位 | 光通信 | 情報・通信業 | 1,682万円 |
7位 | ショーボンドホールディングス | 建設業 | 1,605万円 |
8位 | 伊藤忠商事 | 卸売業 | 1,579万円 |
9位 | 三菱商事 | 卸売業 | 1,558万円 |
10位 | 三井物産 | 卸売業 | 1,549万円 |
上表のとおり、第1位は「M&Aキャピタルパートナーズ」で平均年収3,161万円!
第2位の「キーエンス」も平均年収2,182万円と高く、有名企業の独占状態となっていました。
以上の内容をまとめると、東証プライム企業全体の平均年収は「735万7,000円」!
上場企業全体の年収中央値は「609万9,000円」となりました。
東証プライム企業(総合職)で働く私の年収推移を紹介
前章で、東証プライム企業の平均年収(735万7,000円)を紹介しましたが…
今回は。実際に、東証プライム企業で7年間働いてきた私の年収推移も紹介したいと思います。
年次 | 年収 | 前年比 |
社会人1年目 | 327万5,465円 | - |
社会人2年目 | 400万302円 | +72万4,837円 |
社会人3年目 | 428万7,885円 | +28万7,583円 |
社会人4年目 | 499万5,893円 | +70万8,008円 |
社会人5年目 | 603万5,000円 | +103万9,107円 |
社会人6年目 | 634万5,379円 | +31万379円 |
社会人7年目 | 485万1,957円 | ▲149万3,422円 |
上表のとおりではあるのですが、各年次ごとの詳細を詳しく紹介していきますね。
①社会人1年目の年収は【327万5,465円】
私の社会人1年目の年収は327万5,465円でした。
詳しい詳細は、「新卒のときの年収は?」という記事で紹介していますが…
手取り額やボーナスも表にまとめたので参考までに載せておきます。
社会人1年目 | |
年収 | 327万5,465円 |
手取り額 / 年 | 272万2,849円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 40万9,261円 |
備考 | 平均残業時間は約10時間/月 |
正直、社会人1年目なのでボーナスには期待していなかったのですが…
冬に約30万円の支給があり、年収300万円達成に大きく貢献してくれました。
②社会人2年目の年収は【400万302円】
続けて、私の社会人2年目の年収は400万302円でした。
社会人2年目 | |
年収 | 400万302円 |
手取り額 / 年 | 327万5,537円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 97万4,000円 |
備考 | 平均残業時間は約20時間/月 |
社会人1年目に比べ、平均残業時間が10時間→20時間へ増えました。
その分、年収が増加したのはもちろん、ボーナス97万4,000円も大きかったです。
「社会人2年目の年収は?」という記事で詳しく紹介していますが…
この辺りから、世間一般の社会人2年目の人よりは多いと感じ始めていました。
③社会人3年目の年収は【428万7,885円】
続けて、私の社会人3年目の年収は428万7,885円でした。
社会人3年目 | |
年収 | 428万7,885円 |
手取り額 / 年 | 340万682円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 137万2,000円 |
備考 | 平均残業時間は約20時間/月 |
詳しい詳細は、「社会人3年目の年収は?」という記事で紹介していますが…
残念ながら、社会人2年目の年収と比べて約30万円しか変わりませんでした…
社会人3年目は、給与が同水準だったので、そこまで大きな増加にはならなかったです。
なお、社会人3年目あたりから、同期の中でも昇進する人が出てきていました。
④社会人4年目の年収は【499万5,893円】
続けて、私の社会人4年目の年収は499万5,893円でした。
社会人4年目 | |
年収 | 499万5,893円 |
手取り額 / 年 | 401万4,504円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 147万9,850円 |
備考 | 平均残業時間は約30時間/月 |
詳しい詳細は、「社会人4年目の年収は?」という記事で紹介していますが…
給与水準も一気に上がり、年収500万円近くまで伸ばすことができました。
ただし、ボーナスに依存した年収ではあるので、この辺りは一つの不安材料でした。
⑤社会人5年目の年収は【603万5,000円】
続けて、私の社会人5年目の年収は603万5,000円でした。
社会人5年目 | |
年収 | 603万5,000円 |
手取り額 / 年 | 442万8,346円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 159万800円 |
備考 | 平均残業時間は約30時間/月 |
詳しい詳細は、「社会人5年目の年収は?」という記事で紹介していますが…
社会人4年目に比べると年収が約100万円上がり、年収600万円を達成できました。
年収アップの要因は、最高評価による給与水準アップでした。
正直、社会人5年目が私の仕事のモチベーションが一番高かったときだと思います。
⑥社会人6年目の年収は【634万5,379円】
続けて、私の社会人6年目の年収は634万5,379円でした。
社会人6年目 | |
年収 | 634万5,379円 |
手取り額 / 年 | 460万4,386円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 163万8,600円 |
備考 | 平均残業時間は約40時間/月 |
詳しい詳細は、「社会人6年目の年収は?」という記事で紹介していますが…
残業を40時間くらいしていたのが、年収600万円を達成できた大きな要因でした。
さすが上場企業なだけあり、残業は1分単位の支給だったので、残業が苦ではなかったです!
⑦社会人7年目の年収は【485万1,957円】
続けて、私の社会人7年目の年収は485万1,957円でした。
社会人6年目 | |
年収 | 485万1,957円 |
手取り額 / 年 | 210万1,427円 |
ボーナス(夏・冬合算 / 税引き前) | 147万3,200円 |
備考 | 平均残業時間は約10時間/月 |
『おいおい年収下がりすぎだろ…』と感じた人も多いと思いますが…
実は、「12月・1月・2月・3月」の4ヶ月間、育児休暇を取りました。
お金より子供の時間を大切にしたかったので年収は一気に下がっています。
上場企業なだけあり、育児休暇の取得に前向きだったのは良かったポイントでした。
以上が、私の社会人1年目から社会人7年目までの年収推移のすべてです!
東証プライム含めた上場企業の年収ワーストランキング
ここまで、上場企業の年収をさまざまな角度で紹介してきましたが…
すべての上場企業が高年収なわけではありません。
本章では、上場しているにもかかわらず「年収が低い企業ランキングを10位まで」紹介します。
順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|---|
1位 | トスネット | 260万円 | 40.6歳 |
2位 | プレステージ・インターナショナル | 278万円 | 37.6歳 |
3位 | ショクブン | 296万円 | 48.1歳 |
4位 | サマンサタバサジャパンリミテッド | 304万円 | 27.9歳 |
5位 | 日本パレットプール | 314万円 | 53.6歳 |
6位 | 光ハイツ・ヴェラス | 318万円 | 45.0歳 |
7位 | 井筒屋 | 319万円 | 47.3歳 |
8位 | 山大 | 320万円 | 36.4歳 |
9位 | 日本PCサービス | 321万円 | 28.8歳 |
10位 | エスエルディー | 322万円 | 33.2歳 |
上表は、「東洋経済オンライン」がまとめた、上場企業の平均年収ワースト500社のうち上位10社です!
意外と知名度の高い企業もランクインしていました。
もちろん、『上記10社がどういった企業なのか?』、年収以外の部分もチェックする必要はありますが…
上場企業=すべての企業が高年収ではないのも事実だったりします。
東証プライム企業への就職を目指すのはおすすめ?【結論:かなりおすすめ】
上場企業の中には、年収が低い企業が存在するのも事実ではありますが…
実際に働く私としては、東証プライム企業への就職を目指すのはおすすめです!
理由が大きく3つあるので、詳しく紹介していきますね!
おすすめの理由
理由①:年収は高い傾向にある
ここまで、上場企業の平均年収を詳しく紹介してきましたが…
- 東証プライム企業全体の平均年収は「735万7,000円」
- 上場企業全体の年収中央値は「609万9,000円」
こんな感じでして、上場企業の平均年収は高い傾向にあります。
もちろん、「上場企業の年収ワーストランキング」で紹介したような企業も存在しますが…
基本、中小企業やベンチャー企業より給与水準が高い企業は多いです。
そのため、年収が高い企業を求める場合に、東証プライム企業への就職を目指すのはおすすめです。
理由②:福利厚生が充実している
詳しい詳細は、「東証プライム企業がすごい理由」という記事で紹介していますが…
- 家賃補助8割(上限10万円)
- 1時間500円の社内マッサージ
- 有給積立制度など
こんな感じでして、私の勤める企業では、かなり手厚い福利厚生があります。
もちろん、福利厚生の内容は企業によって違いますが…
「マイナビ」や「リクナビ」を見ても、上場企業の福利厚生は充実している傾向にあります!
そのため、福利厚生の充実を求める人も、東証プライム企業への就職を目指すのはおすすめです。
理由③:就職難易度の低い穴場企業も多い
詳しい詳細は、「東証プライム企業の就職難易度は?」という記事で紹介していますが…
東証プライム企業への就職は、意外と簡単だったりします。
もちろん、リクルートなどの知名度が高い企業は別ですが…
私の勤めている企業含め、穴場の東証プライム企業は多かったりします。
この辺りも、私が東証プライム企業への就職を目指してみるのをおすすめしている理由です!
【まとめ】東証プライム企業の年収中央値のまとめ
今回は、東証プライム企業の平均年収を中心に紹介しました。
残念ながら、東証プライム企業の年収中央値のデータはありませんでしたが…
- 東証プライム企業全体の平均年収は「735万7,000円」
- 上場企業全体の年収中央値は「609万9,000円」
こんな感じでして、「東証プライム企業の平均年収」と「上場企業全体の年収中央値」はありました。
今回は、さまざまな角度で上場企業の年収を紹介してきましたが…
総じて、東証プライム企業含む、上場企業の年収は高いです!
そのため、東証プライム企業への就職を目指すか悩んでいる人は、ぜひチャレンジしてみてください!
学生の方は「就活対策」・すでに就職している人は「転職エージェント」に相談するのがおすすめです!
それぞれにおすすめの記事も載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください!
合わせて読みたい
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。