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【実体験】簿記3級は取得しても意味ないの?目的別に役立つのか解説!

読者の悩み

  • 簿記3級ってコスパ最強の資格って聞いたけど、本当に取得する意味はあるの?
  • 簿記3級を取得するか考えているけど、色々なサイトで「意味ない」って記事見かける、、
  • 簿記3級の取得は、就職や転職で有利に働くの?

当記事をご覧いただいてる方は、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。

上記悩みに対して、簿記3級を取得した私の結論としては、「簿記3級の取得は意味がある」です。

確かに、簿記3級を取得することで「副業に活かせる」や「転職で圧倒的に有利になる」とは言えません。

しかし、簿記3級を取得することで、今後のあなたの将来に意味がある資格になることは間違いないです。

是非、簿記3級を取得しようと考えている方は、以下内容を解説しているので、最後まで読んでみてください!

本記事の内容

  • 簿記3級が取得しても意味がないと言われている理由3選を紹介!
  • 簿記3級を取得することが意味あるのか目的別に解説!
  • 私が簿記3級を取得して良かった理由3選を紹介!
ミヤッチ
ミヤッチ
なお、本記事を書いている私が日商簿記3級を取得した証明として、「合格証書」を載せておきます。

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簿記3級が取得しても意味がないと言われている理由3選!

ミヤッチ
ミヤッチ
まず始めに、簿記3級が意味ないと言われている理由3つを紹介します!

簿記3級が取得しても意味ないと言われている理由3選

  • 簿記3級は履歴書に書いても効果がないと言われているから!
  • 簿記3級は高校生でも取得することができる資格と言われているから!
  • 簿記3級を取得しても経理関係の仕事に就けないと言われているから!
ミヤッチ
ミヤッチ
なお、私個人的な簿記3級に対する見解も記載してますので、参考にどうぞ!

 

簿記3級は履歴書に書いても効果がないと言われているから!

まず始めに、簿記3級が取得しても意味がないと言われている理由は、「履歴書に書いても効果がない」ためです。

確かに、私の経験上、簿記3級を取得していることを履歴書に書いても、面接の場面で「お〜!簿記3級すごいね!」と言った反応はありませんでした。

ただし、採用担当者の経験上、簿記3級を持っていることで、最低限の会計知識がある証明にはなるのも事実です。
なので、簿記3級を履歴書に書いても意味がないというわけではないです。

 

高校生でも取得することができる資格と言われているから!

続いて、簿記3級が意味ないと言われている理由は、「高校生でも取得できる資格と言われている」からです。

確かに、商業高校の学生であれば、8割以上の方が簿記3級を取得していると言われており、一部の方で、簡単な資格だから役に立たないという認識があります。

なお、私個人的には、簿記3級は簡単と言われていますが、意味がない資格だとは思いません。

簿記3級は、会計関係の知識の基礎がある証明になりますし、難易度に対してコスパが最強です。

補足ですが、簿記3級の第158回(2021年6月13日開催)の合格率は28.9%です。
つまり、10人に7人は落ちる計算なので、簿記3級だからといって舐めてかかると痛い目に会う可能性大かと。

 

簿記3級を取得しても経理関係の仕事に就けないと言われているから!

最後に、簿記3級が意味ないと言われている理由は、取得しても経理関係の仕事に就けないと言われているからです。

確かに、私が転職活動をした際も、様々な企業の就業条件を見ましたが、簿記2級を取得していることを条件としている企業が多かったです。

以上のことから、簿記3級を取得していることで、経理職に就くことは難しく、意味ないと言われています。

なお、簿記2級を取得している企業が多いと言われていますが、簿記3級を条件としている企業も存在します。
是非、簿記3級と簿記2級を条件としている企業の差などは、「リクナビNEXT」に載っているので、比較してみてください!

 

簿記3級を取得することが意味あるのか目的別に解説!

ここまで、簿記3級を取得することが意味ないと言われている理由3つを紹介しました!

ですが、簿記3級を取得することが意味ないかと言われると、目的によって意味があるかの判断は変わると思っています。

なので、当記事では、以下3つのジャンルで簿記3級は、意味がある資格かどうかを解説していきます!

 

【就活編】簿記3級を取得することに意味はあるのか解説!

まず始めに、就活において簿記3級を取得する意味があるのか解説していきます。

なお、プロフィールにも記載してますが、私自身、東証一部上場企業で4年以上採用業務に従事しており、その経験を踏まえ、解説していきます。

では、結論からお伝えすると、就活で簿記3級の取得は意味あります。

理由としては、簿記3級は、会計資格の登竜門的な位置付けであり、面接官に基本的な会計知識があるアピールになるからです。

ただし、簿記3級だけで就活を有利に進められるかと言われると難しく、簿記3級だけを武器に就活を戦い抜くことはできないのも事実ですが、、

なお、簿記3級に限らず、就活に資格は必要なのかについては、以下記事で解説してますので、就活生の方は参考にどうぞ!

 

【転職編】簿記3級を取得することに意味はあるのか解説!

続いて、転職において簿記3級を習得する意味があるのか解説していきます。

結論、簿記3級の取得の意味はありますが、簿記3級を取得しているだけで転職できると言った期待はできないです。

まず前提として、簿記3級は、会計関係の知識の基礎がある証明になるので、取得することに意味はあります。

ただし、簿記3級を転職市場で切り札としてアピールするのは難しく、経理関係の転職を考えている場合は、簿記2級の取得は必須です。

 

【スキルアップ編】簿記3級を取得することに意味はあるのか解説!

最後に、スキルアップとして簿記3級の取得は意味があるのかを解説していきます。

結論、簿記3級はスキルアップとして取得することは、非常に意味があります。

なぜならば、簿記3級を取得することで、「企業のお金の流れが理解」できるようになるからです。

ミヤッチ
ミヤッチ
なお、企業のお金の流れが読めるようになると、以下のようなスキルが身につきます!

簿記3級で身に付くスキル

  • 就職・転職活動で財務状態の良い企業のある程度の見分けがつく!
  • 取引先企業の商談時に定量的な説得力のある提案ができる!
  • 副業などの確定申告に役立つ!

また、簿記3級を取得することで、次のステップである簿記2級の取得やFP・中小企業診断士などの土台となるスキルが身につきます。

以上のことから、スキルアップとして簿記3級は、非常に意味がある資格となります。

 

私が簿記3級の資格取得をして良かった理由3選を紹介!

ここでは、私が簿記3級を取得して良かったと感じた体験談3つを紹介します!

私が仕事をするうえで、簿記3級を取得しておいて良かったと感じる場面をまとめてますので、取得を悩まれている方は参考にしてみてください!

 

本業の昇格要件に簿記3級が必須となっていた!

私の勤めている会社では、社会人3年目までに簿記3級を取得することが昇格要件の一つとされていました。

なので、簿記3級を社会人1年目から取得したことで、昇格要件を早いうちから満たすことができ、早期に昇格できました。

なお、簿記3級を昇格要件としている企業は多く、その理由については、以下の通りです!

企業側が日商簿記3級を昇格要件とする理由

  • ビジネスの採算管理スキルの基礎が身につくため
  • 経営分析をする上での基礎が身につくため

多くの企業の管理職は、「ビジネスの採算管理」や「経営分析」の能力が社員に必須だと考えています。

つまり、それらの能力を身に付けるために必須の日商簿記3級は、昇進や昇格要件とされやすい傾向にあります。

なお、簿記検定は、有名資格学校TACの資格ランキングで社会的に高い信頼と評価を得ている資格として第一位となっています。

 

様々な業務で簿記の知識を活かすことができた!

私は、社会人1年目の頃に簿記3級を取得したのですが、採用業務で簿記3級は非常に役立ちました。

悩める社会人
悩める社会人
え!?採用業務で簿記3級って役に立つの?

このように思われる方も多いかもしれませんが、採用業務で簿記3級は、非常に活躍する資格となりました。

例えば、自分の会社の経営状況を学生に説明するときに、財務諸表に書かれている用語などが理解できることにより、噛み砕いて会社のことを学生に伝えられたことができました。

また、社会人4年目以降、営業になったのですが、取引先の経営状況を分析しながら取引をするうえで非常に役立ちました。

なお、私が取引先に商談に行ったときに、決算書を読み込んだことで「この商品を導入するとこれだけの固定費が削減できます!」と提案でき、取引先から強い信頼を得ることができました。

このように、簿記3級は、経理関係の仕事にしか役立たないと思われますが、非常に幅広く使える資格であり、私自身も仕事をする中で、取得して良かったと思える場面が多かったです。

 

独立や副業で簿記の知識を活かすことができる!

私が、簿記3級を取得して良かった理由の最後が、確定申告のときでした!

私は、副業として確定申告をおこなっているのですが、日々の帳簿づけて簿記3級の知識があるかで大きな違いを感じました。

なお、簿記3級を取得することで税務申告も含めて、会計全般の処理を完璧にできるわけではありません。

しかし、簿記3級を取得しているだけで、帳簿をつける理由などが明確になり、お金に関してのリテラシーも高くなります。

以上が、私が簿記3級を取得して良かった理由の3つ目です!

 

簿記3級は取得しても意味ないのかについてのまとめ!

いかがでしたか?

今回は、簿記3級を取得することは意味があるのかを中心に解説してきました。

結論、簿記3級は、以下のような理由から、取得する意味はあります!

簿記3級を取得する意味がある理由

  • 簿記3級を持っていることで、最低限の会計知識がある証明になる!
  • 多くの企業の昇格要件として簿記3級を定めていることがある!
  • ビジネスで必須の「お金の流れ(仕組み)」を理解することができる!
  • 独立や副業で確定申告が必要になったときに役立つ!

是非、本記事の内容を踏まえた上で、簿記3級の取得に挑戦しようと思われた方は、以下記事を参考に勉強してみてください。

簿記3級を1ヶ月で合格した勉強法を実体験をもとに解説しています!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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年間30万人の「就活生」と「20代社会人」が訪れる「Fラン大卒の成り上がりブログ」を運営!▶︎ Fラン大出身▶︎ 就活奮闘▶︎ 東証一部上場企業に新卒入社▶︎ 新卒1年目から4年間人事担当経験▶︎ 2021年3月1日ブログ経由で【ABEMA就活特番】生出演!▶︎ 当ブログでは、Fラン大学生でも就活で成功できる【Fラン就活論】と内定後の社会人生活で役立つ【20代のキャリア】を中心に発信中!

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