今回は、上記悩みを解決していきます。
- 通信業界で働く社会人6年目のサラリーマン
- 2017年6月11日に簿記3級に合格
- 会計知識ゼロから予備校に通わず独学1ヶ月で簿記3級取得
なお、結論からお伝えすると、簿記3級の取得は意味あります。
確かに、簿記3級を取得することで" 就活や転職で確実に有利になる "とは言えません…
ですが、事務関係の就職を検討しているのであれば確実に必要となってくる知識となります。
なお、今回は、私自身が簿記3級を取得して良かった部分も多くあったのでその辺りも紹介していきます。
ぜひ、簿記3級の取得を検討している方は、参考にしてみてください。
簿記3級が取得しても意味がないと言われている理由3選!
意味ないと言われる理由
- 履歴書に書いても意味がないため
- 高校生レベルでも合格できる資格のため
- 業務独占資格ではないため
※実際にYahoo知恵袋などで簿記は意味ないという声を大きく3つにまとめてみました。
履歴書に書いても意味がないため
なお、実際に簿記3級は、有名企業に就職できるほどの資格ではありません…
ですが、" 簿記3級は意味ある資格 "の部分で詳しく触れますが、簿記3級の資格取得が必須の求人が多いのも事実です。
高校生レベルでも合格できる資格のため
なお、簿記3級の直近5回分の平均合格率は38.1%(10人に6人は落ちる…)となっています。
そのため、一概に簡単な資格とは言えないと思いますが…
工業科の高校生の必修科目となっていることも多く、難易度が低く意味ない資格と言われています。
業務独占資格ではないため
実際、簿記3級は、弁護士や宅建など資格がないと業務をおこなえないわけではないです。
また、簿記3級は、会計関連の資格の中で、もっとも基礎となる資格であり、専門性が高い資格ではありません…
そのため、簿記3級は取得しても意味がないと言われています。
以上3つが簿記3級の取得をしても意味がないと言われている理由となります。
なお、実際にYahoo知恵袋やTwitterを見る中で、" 簿記3級は意味ある "というコメントも多かったので紹介していきます。
簿記3級が意味ある資格と言われている理由4つを口コミをもとに紹介!
意味があると言われている理由
- 簿記3級の取得が必須や取得者歓迎の求人がある
- 学べる知識が多く実務で役立つ
- 簿記2級を取得するうえでの土台となる
- 確定申告や家計管理で役に立つ
※実際にTwitterやYahoo知恵袋で検索すると" 簿記3級は意味ある "というコメントの方が多かったです。
簿記3級の取得が必須や取得者歓迎の求人がある
リアルな声①
質問箱で「簿記3級はあまり意味ないよ」と言われたことが何度かありますが、全然そんなことないですよ!
簿記3級が必須or簿記3級所持者歓迎の求人は結構あります。
受けたい企業で門前払いされずに済むのは大きいです。
3級であれど取っておいて良かったなと本気で思います。— なぬこ (@_nanuko)
なお、求人情報サイトの「リクナビNEXT」で検索してみると以下のような求人があります。
ポイント
実際、簿記3級は、事務関係の仕事をするうえでは必須スキルとしている企業が多いです。
そのため、簿記3級は、事務関係含めた就職において役立つ資格という口コミはかなり多かったです。
学べる知識が多く実務で役立つ
リアルな声②
簿記3級なんて意味ないという人が意外と多いけど、全く見当違いの意見。
簿記3級は3級の割に難しいし、学べる知識も多いし実務で役に立つ。
しかも、有名資格故に企業からの評価もかなり高く就職、転職に役立つ。
そして何より大きな成功体験になるため、圧倒的自信につながる。— 簿記ハッカー|簿記の専門家 (@bokihacker)
なお、" 私が簿記3級を取得して感じたメリット "部分で詳しく触れますが、確かに簿記3級は学べる知識が多いです。
実際、決算書の読み方からお金の基本的な流れまで網羅的に学ぶことができます。
以上のことから、学べる知識が多いという理由から意味ある資格と言われています。
簿記2級を取得するうえでの土台となる
リアルな声③
簿記3級は「意味ない」という意見もあるらしい。
いろんな意見があって良いが、僕にとっては、簿記3級は大いに意味がある。
教養になり、簿記2級へのしっかりした土台になってくれると信じる。
意味ないと感じるのは、簿記に興味がないからだろう。(@triceraeigo)
なお、簿記2級は過去10年間の平均合格率が21.5%(10人に8人は落ちる…)とかなり低いです…
ですが、簿記2級を取得できると転職でもかなり有利になると言われており、年々取得価値も上がっています。
そんな中、簿記2級合格のための土台となる簿記3級は取得する意味がある資格と言われています。
確定申告や家計管理で役に立つ
リアルな声④
簿記3級を学ぶメリット
①確定申告が出来るようになる
②資産形成が加速する
投資をするにしても、家計管理をするにしても、簿記の知識は役に立ちます。(@freelance_tax_)
なお、実際に、簿記3級では" 仕分けのルール "や" 帳簿のつけ方 "も学ぶことができます。
そのため、簿記3級を勉強すれば、お金の流れを把握できるので、確定申告や家計管理においても役立つ資格と言われています。
ちなみに、" 私が簿記3級を取得して感じたメリット "部分で詳しく触れますが、私も確定申告の際に簿記3級の知識はかなり役に立った経験をしています。
以上が、簿記3級の資格取得が意味あると言われている理由4つとなります。
簿記3級を取得したことによるメリット3選を実体験をもとに紹介!
メリット
- 就職・転職時の企業分析に役立つ
- 取引先企業の財務分析に役立つ
- 副業で稼げたときの確定申告に役立つ
※実際に私が簿記3級を取得して感じたメリットを3つに絞って紹介しているので参考にしてみてください。
就職・転職時の企業分析に役立つ
実際、私は2019年4月に「リクルートエージェント」へ登録し転職活動を始めたのですが…
転職エージェントから紹介される企業の決算書まで読み込んでいました。
結果、決算書を確認すると" 売上高は年々増加しているが粗利は減少傾向だな… "のような気づきがありました。
このように、簿記3級は、就職・転職時の企業分析ができるようになるので取得メリットはかなり大きいと言えます。
取引先企業の財務分析に役立つ
上記の通りでして、営業として取引先の経営状況を分析しながら取引をするうえで非常に役立ちました。
なお、私の場合は、取引先企業の財務分析をおこない" この商品を導入するとこれだけの固定費が削減できます "と提案したことがあります。
結果、社長からかなり気に入ってもらうことができ、今でも継続して取引をおこなってくれています。
このように、経理以外には関係ない資格と思われがちですが、実際は、多くの仕事で簿記3級は役立つ資格となっています。
副業で稼げたときの確定申告に役立つ
昨今、副業を始める方が多くなっていますが、一定の額を稼げるようになると確定申告をする必要があります。
その際に、簿記3級で学んだ知識はかなり役立つので、将来、副業や企業を考えている方は、簿記3級はかなりメリットの大きい資格と言えます。
なお、私も確定申告で簿記3級を取得して良かったと感じる場面は多いですが…
それ以上にマネーリテラシーが高くなったのも簿記3級を取得して良かった理由の1つとなっています。
簿記3級取得をおすすめできる人の特徴3選を紹介!
おすすめする人の特徴3つ
- 就職や転職活動を控えている方
- 起業や副業を将来考えている方
- コスパの高い資格取得を考えている方
上記3つのうち、1つでも当てはまる方は簿記3級の取得はかなりおすすめなので挑戦してみてはいかがでしょうか。
就職や転職活動を控えている方
上記の通りでして、実際に簿記3級は、就職や転職活動における企業分析でかなり役立ちます。
実際に、転職エージェントから紹介された求人の決算書を分析するとボロボロだったケースは多いです。
その点、簿記3級の知識があると、企業の決算書をもとに企業分析が自分でできるのでかなり役立ちます。
そのため、就職や転職活動を控えている方は、簿記3級の取得をおすすめします。
起業や副業を将来考えている方
上記の通りでして、私自身、副業で稼いだお金の確定申告にかなり役立っています。
実際に、お金の流れを理解できるので簿記3級の知識がないと損をしていたことも多くありました。
そのため、起業や副業を将来考えている方は、簿記3級の取得をおすすめします。
コスパの高い資格取得を考えている方
以下記載の通り、正直、簿記3級は他の資格に比べて汎用性がかなり高い資格です。
- 【営業現場】:取引先企業の財務分析ができる
- 【採用現場】:学生に対して自社の定量的な部分を説明できる
- 【副業】:確定申告に役立つ
上記は、私が簿記3級を取得した後、実際に役立ったと感じた場面を箇条書きにした内容です。
記載の通り、営業現場から採用・副業に至るまで多くの場面で簿記3級は役立ってくれました。
そのため、コスパの高い資格取得を考えている方は、簿記3級ははかなりおすすめです。
以上が、簿記3級をおすすめする人の特徴3つとなります。
※会計知識ゼロの私が予備校に通わず独学1ヶ月で簿記3級に合格できた勉強法をすべて公開した記事となります。
簿記3級に関するよくある質問5選を紹介!
よくある質問5つ
- 簿記3級の合格ラインはどれくらいなのでしょうか?
- 簿記3級の取得におすすめの参考書はありますか?
- 簿記3級に必要な勉強時間はどれくらいでしょうか?
- 簿記3級取得におすすめの勉強法は?
- 簿記3級の過去問は何年分解くべきでしょうか?
ぜひ、簿記3級取得を目指す前の参考情報としていただければと思います。
簿記3級の合格ラインはどれくらいなのでしょうか?
N氏(24歳)
簿記3級って年間40万人以上が受験する人気資格って聞いたけど…
実際に合格するとなるとどれくらいの点数が必要になってくるの?
簿記3級の取得におすすめの参考書はありますか?
F氏(27歳)
簿記3級取得をするためにおすすめの参考書があれば教えてほしいです…
正直、参考書の数が多すぎて何を選べば良いか分からず…
TAC出版の書籍となっており、合格テキストを1周して本試験問題集に着手するのがおすすめです。
簿記3級に必要な勉強時間はどれくらいでしょうか?
T氏(26歳)
簿記3級って会計知識ゼロの素人だとどれくらいの勉強時間が必要なの?
正直、仕事しながらだからまとまった時間は取れそうになくて…
とは言え、私が勉強した感覚では、以下3つの理由から1ヶ月(勉強時間:約100時間)必要かと。
1ヶ月(100時間)必要な理由3選
- 会計用語が思った以上に多いため
- 暗記だけで合格することが困難なため
- 過去問題をできるだけ多く解く必要があるため
簿記3級取得におすすめの勉強法は?
F氏(24歳)
簿記3級を取得するためにおすすめの勉強法があれば教えてほしいな…
できれば最短で合格したいと思ってるので効率良い勉強法とかあれば知りたいです。
独学1ヶ月で合格した勉強法
- 簿記3級の申し込み(0.5日)
- オンライン学習サイトのスタディング登録(0.5日)
- スタディングの講義19本を閲覧!/デジタルテキスト書き込み(1日3時間を5日間)
- スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」受講(1日4時間を8日間)
- スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」で間違った問題復習(1日4時間を5日間)
- 残りの期間はひたすら過去問を解く
上記の通りでして、私は「スタディング」を軸に学習していました。
なお、上記勉強法の詳しい詳細は、" 私が独学1ヶ月で簿記3級に合格した勉強法 "にて解説しています。
かなり具体的な手順まで紹介していますので、簿記3級の取得を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
簿記3級の過去問は何年分解くべきでしょうか?
R氏(24歳)
簿記3級の過去問は何年分解くべきでしょうか?
試験で時間が足りなかったと聞くことが多いので試験問題には慣れておいた方が良いと思い…
実際、簿記3級では、試験時間が足りなかったという方が多く、試験問題はできるだけ多く解いておいて損はないです。
ぜひ、参考にしてみてください。
【簿記3級の取得は意味ないの?】就職で役立つ資格なのかのまとめ!
今回は、簿記3級の取得は意味ないと言われている理由3つを紹介しました。
意味ないと言われる理由
- 履歴書に書いても意味がないと言われている
- 高校生レベルでも合格できる資格だから
- 業務独占資格ではないため
上記の通りでして、履歴書に書いても意味のないような資格という口コミも少なからずありました…
ですが、実際は簿記3級を募集要件としている企業は多く、就職でも確実に役に立たない資格とは言えないと感じました。
実際、私も簿記3級の資格が転職活動で評価された経験もあり、以下3つの理由から簿記3級の取得価値は高いと思っています。
メリット
- 就職・転職時の企業分析に役立つ
- 取引先企業の財務分析に役立つ
- 副業で稼げたときの確定申告に役立つ
実際に、今回の内容を踏まえて簿記3級取得を目指すかはあなた次第ですが…
ぜひ、少しでも取得を悩まれているのであれば挑戦してみてはいかがでしょうか?
会計関連の知識を有している人材は多くの企業で求められており、会計知識取得の初めの一歩として挑戦して損はない資格です。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。