こんな悩みを解決できる記事を書きました。
面接中によくある質問として『当社は第一志望ですか?』ってかならず聞かれますよね…
私自身、上場企業で採用担当をしていたときは、学生にかならず聞いていました。
そんな『当社は第一志望ですか?』への適切な回答は『はい!第一志望です』が正解です。
本記事では、この辺りの理由について、採用担当をしていた経験からお伝えしていきます。
後半には、第一志望と答えた企業へ内定辞退するときのテンプレートも載せているので、ぜひ参考にしてみてください!
面接で「当社は第一志望ですか?」と質問してくる理由とは?
面接官が『当社は第一志望ですか?』と聞いてくる理由が気になる人も多いと思いますが…
結論、面接官は、「学生の志望度の高さ」を確認するために質問しています。
私もそうでしたが、基本は内定を出したい学生に質問していました。
- 面接中の発言に法的効力はない
- 第一志望と伝えないと損をする
- 面接官も学生の発言を100%信じていない
こんな感じでして、マジメに『第一志望群です!」みたいな発言をするとアウトです。
志望度が高くない学生に内定を出す理由がありません。
そのため、『当社は第一志望ですか?』と聞かれれば『そうです!』と回答しましょう。
ちなみに、今回は割愛しますが、内定取り消しのリスクがあるウソもあるので注意しましょう!
もし、内定取り消しのリスクがあるウソを事前に確認したい人は、以下記事もチェックしておきましょう。
合わせて読みたい
面接で「御社が第一志望です」と答えるときに意識すべきポイント【2選】
本章では、『当社は第一志望ですか?』と聞かれたときの回答ポイント2つを紹介します。
私が面接官をする中で、一発合格していた学生が意識していたポイントなので要チェックです!
ポイント【2選】
ポイント①:御社が第一志望と即答する
冒頭でもお伝えしましたが、第一志望か聞かれたときは「第一志望とウソをついてOK」です!
- 面接中の発言に法的効力はない
- 第一志望と伝えないと損をする
- 面接官も学生の発言を100%信じていない
こんな感じでして、変に『第一志望群です!』みたいな発言をすると落ちます…
大前提、即答で『御社が第一志望です!』と答えるようにしましょう。
ポイント②:なぜ第一志望なのか明確に伝える
即答で『御社が第一志望です!』と答えるのは大切なのですが…
さらに意識するのであれば、『なぜ第一志望なのか?』明確に伝えられると良いです!
例えば、以下のような回答ができれば、面接官の好感度が上がるはずです。
例文
はい!私は御社が第一志望です!
理由としては、私は御社の「日本のおもてなしを世界中へ」をミッションに掲げた企業風土に惹かれたからです。
あまり長く話してしまうのはNGですが…
端的に「どこに魅力を感じて第一志望なのか」伝えられると信憑性が増すのでおすすめです!
ぜひ、『当社は第一志望ですか?』と聞かれたときは意識してみてください!
面接で「御社が第一志望です」と答えた企業に内定辞退を伝える方法
本章では、「第一志望と答えた企業へ内定辞退を伝える方法」を紹介します。
なお、大前提として、内定辞退を伝える場合は、電話がおすすめです!
- どうせメールの後に電話がかかってくる
- 誠意が伝わりやすい
こんな感じでして、電話のほうが圧倒的に内定を辞退しやすいです。
そのため、今回は「電話で内定辞退を伝える方法」について紹介していきます。
ポイント①:内定辞退の理由は明確に伝える
まず始めに、内定辞退を伝える場合は理由をかならず話しましょう。
もちろん、理由が何であってもウソをつく必要はありません。
シンプルに『内定辞退させてください!』だけだと納得してもらえないことが多いので注意しましょう。
ポイント②:電話は午前10時または午後14時
私の採用担当としての経験則にはなりますが…
企業側へ電話をする場合は、「午前10時または午後14時」がつながりやすいと思います。
また、事前に会社ホームページを確認して、説明会が実施されていない日にかけるのもおすすめです!
間違えても、夕方18時以降にはかけないようにしましょう。
ポイント③:電話する場合は静かな場所が鉄則
当たり前と感じる人がほとんどだと思いますが…
電話をする場合は、できるだけ静かな場所でおこないましょう。
意外と電車のホームや大学の食堂からかけてくる学生も多かったりします…
ポイント④:堂々と辞退の意思を伝える
内定辞退を伝えるのは緊張すると思います。
私自身、内定辞退を電話でするときは『怒られないかな?』と不安でした…
ですが、採用担当も内定辞退を見越して採用活動をしているので安心してください!
企業選択の自由はあなた自身なので、堂々と内定辞退の意思を伝えるようにしましょう。
ポイント⑤:内定辞退はできるだけ早く伝える
最後にはなりますが、内定辞退はできるだけ早く伝えることをおすすめします。
もちろん、内定承諾期間ギリギリまで回答しないのも一つの手です。
ただし、内定辞退が確実なのであれば、すぐに伝えてあげてください。
企業側も採用にお金がかかっており、代わりの人材確保が必要になってきます。
余談ですが、新卒採用にかかる1人あたりの単価は73万円と高額だったりします…
内定辞退を企業へ伝える場合のテンプレートを紹介
最後にはなりますが、内定辞退を伝える場合のテンプレートを紹介しておきます。
電話で伝えるのを推奨していますが、今回はメールで伝える場合のテンプレートも載せておきますね!
電話の場合は、状況によってテンプレート通りに進まないので参考情報として確認してみてください。
テンプレート①:電話で内定辞退を伝える場合
テンプレート
大変お世話になっております。
先日内定のご連絡をいただきました〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
恐れ入りますが、人事部ご担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?(電話が担当者に代わる)
お忙しいところ失礼いたします。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
先日は、内定のご連絡をいただきありがとうございました。
本日は、大変申し訳ないのですが、内定の辞退をさせて頂きたくご連絡いたしました。(一拍おいて)
なお、内定辞退の理由としましては、私が就活の軸としておりました「〇〇〇〇」を実現する上で、
並行して選考の進んでいた企業の「〇〇〇〇」と言った特徴がマッチしたことが理由となります。(先方から了承の返事あり)
〇〇様には、説明会からお世話になっていたにもかかわらず、このようなご連絡となってしまい誠に申し訳ございません。
また、お忙しい中、ご丁寧にご対応をいただきありがとうございました。
それでは、失礼いたします。
上記のとおりでして、電話で伝える場合は、とにかく「誠心誠意込めて」内定辞退を伝えましょう。
内定辞退の理由については、企業から聞かれるのを待っても良いと思います。
テンプレート②:メールで内定辞退を伝える場合
テンプレート
〇〇株式会社
新卒採用担当〇〇様
大変お世話になっております。
先日内定のご連絡をいただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇です。
先ほど貴社にお電話致しましたが、ご多忙のようでしたので、メールで失礼いたします。
その節は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
嬉しいお知らせを頂戴したなかで大変心苦しいのですが、今回の内定を辞退したくご連絡差し上げました。
なお、内定辞退の理由としましては、他企業への入社を決めたことが理由となります。
貴社と入社を決めた他企業は、志望度が同じくらい高く、どちらに入社するべきか迷っていたのが正直なところです。
貴社の〇〇に力を入れている点は非常に魅力的であり、入社したのち〇〇ができる貴社なら、志高く働けるだろうと考えておりました。
しかし、もう一つの企業では、〇〇に加え〇〇のような経験もできると知り自身の将来を考えこちらの企業で頑張ってみようと決断した次第です。
本来ならば、直接お伺いしてお詫びすべきところ、メールでのご連絡になりますこと何卒ご容赦いただきたく申し上げます。
〇〇様はじめ、採用に関わっていただいた全ての方に心より感謝しております。
最後になりますが貴社の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。〈著名〉
メールの場合は、〇〇部分を変更するだけで問題なしです。
メール件名については、「〇〇大学〇〇:内定辞退のご連絡について」などで問題ありません。
ぜひ、参考にしてみてください。
【まとめ】面接で「御社が第一志望です」と答えた企業の内定辞退は問題なし
今回は、第一志望と答えた企業の内定辞退は問題ない理由を中心に紹介しました。
- 面接中の発言に法的効力はない
- 第一志望と伝えないと損をする
- 面接官も学生の発言を100%信じていない
こんな感じでして、内定辞退を伝えて問題になることはありません。
面接官は、「学生の志望度の高さ」を確認するために質問しているので、曖昧に回答するほうが損をします。
もちろん、第一志望と伝えた企業の「内定を辞退」することも問題ありません。
内定辞退の理由をしっかり伝えることができれば、企業側も納得してくれるはずです。
そのため、『第一志望と伝えたから内定辞退って伝えにくい…』と感じている人は「内定辞退」を伝えてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。