読者の悩み
- 面接で緊張しないための行動が知りたいです!
- 面接を円滑に進められるようになりたいです!
- そもそも面接官は面接中に何を考えてるか知りたいです!
今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、本記事に入る前にお伝えしたいのですが、「面接で緊張することは悪いことではない」です。
なぜならば、就活や転職での面接は、今後の人生を左右する出来事であり、緊張するのは当たり前だからです。
ですが、緊張をすることで、あなた自身の魅力を伝えられないと本末転倒です。
なので、本記事では、面接で緊張しないためのテクニックを14個お伝えしていきます。
面接官は面接で何を考えているのかを徹底解説
面接官が面接中に考えていること
- 面接官は、就活生と一緒に働きたいかどうかを常に考えている。
いかがですか?
その他にも、「本当にうちで働きたいと思っているか?」など、考えていることはたくさんあります。
ですが、「面接官が一緒に働きたいと思ってくれるかが面接ではもっとも重要」です。
是非、上記内容を押さえておくことをおすすめします。
面接前に緊張しないための効果がある行動【7選】
①しっかりと面接の流れを理解して対策をおこなう
上図で紹介した面接の流れを理解した上で「自己PRで必ず面接官に伝える箇所」など、各項目ごとの回答を用意しましょう。
なお、各項目ごとの回答がわからないという方は、プロの就活エージェントを活用することをおすすめします。
私も、「自己紹介や自己PR」を1人で考えた時期もありましたが、プロに相談するのが、1番効率的です。
是非、「就活エージェントについて詳しく知りたい方」は、以下記事を参考にしてみてください。
②面接会場へは30分前に到着する
様々な就活の参考書や他ブログの情報で「会場には集合時間の1時間前に着くようにする」と書かれています。
しかし、就活時代の経験上、1時間前は、早く着きすぎ、待ち時間で緊張をしてしまうので逆効果でした。
なので、私自身、様々な時間を検証してみましたが、30分前行動が最も面接前に緊張しない時間設定でした。
ただし、30分前に着いた場合は、一度企業側の受付がどこにあるか確認しておくようにしましょう。
③深呼吸を企業のビルへ入る前と面接の入室前におこなう
ここでのポイントは「企業のビルへ入る前」と「面接の入室前」におこなう深呼吸です。
まず、企業のビル前で空を見ながらの深呼吸をすると、体内で神経伝達物質「セロトニン」が生成されます。
セロトニンは、「幸せホルモン」と言われており、緊張している時に心を穏やかにしてくれる作用があります。
また、深呼吸は、背筋も正してくれる効果もあるのでおすすめです。
そして、面接の入室前の深呼吸は、自分自身の緊張している姿を客観的に見ることができる効果があります。
ここでの深呼吸は「あ、俺緊張しているな。でもここまできたらどうにでもなれ!」くらいの気持ちで深呼吸しましょう。
きっとあなたの緊張を和らげてくれます。
④面接前に自分に言い聞かせる言葉を決める
なお、せっかくなので、私が面接前に自分に言い聞かせていた言葉を紹介します。
それは、「どうせ面接に落ちたって死ぬわけじゃない」です。
経済的に追い込まれており、面接で受からないとダメな場合は除きますが、ほとんどは面接に落ちても死ぬわけではありません。
なので、私はこの言葉を面接の控室で3回頭の中で復唱してから面接本番に臨んでいました。
是非、あなたなりの言葉でもいいので「面接前に自分に言い聞かせる言葉は決めておく」ことをオススメします。
⑤面接前に靴ひもとネクタイを結びなおす
なぜならば、緊張をしている場合は、靴ひもやネクタイに意識がいかないことがあるからです。
面接における身だしなみは、発言以上に面接官は見ています。
また、靴ひもとネクタイを結びなおすと、気持ちがリセットされ緊張が和らぐとされています。
なので、面接開始前には、トイレで靴ひもとネクタイを結び直すクセをつけるのはおすすめです。
⑥最悪の面接結果をイメージして臨む
私は、就活中の面接前には、最悪のケースをイメージして臨んでいました。
すると、想像以上の失敗は起きないから大丈夫と思えるようになりました。
他のブログで聞く情報には、最高の自分を想像して臨むと、実際に上手くいくと言われています。
しかし、最悪のイメージを持って臨むことも「慎重で堅実」な考え方となり、上手くいくこともあります。
是非、騙されたと思って試してみてください。
⑦面接当日のルーティーンワークを作る
面接当日のルーティーンワークは、非常に大切です。
なお、ルーティーンの効果は様々ありますが、一番効果があるのは「精神的に落ち着くことができる」です。
私が、就職活動中に取り入れていた面接前のルーティンを以下に記載します。
是非、あなたなりのルーティンを作る参考にしてみてください。
執筆者のルーティーン
- 朝起きて5分間のストレッチ。
- 温かいお茶を飲む。
- 朝ごはんをヨーグルトだけにする。
面接中に緊張しないための効果がある行動【7選】
①明るく元気に発声する
面接では、とにかく明るく元気に発声することを心掛けてください。
冒頭でもお話をしましたが、面接官は面接者と「一緒に働きたいかどうか?」を一番に考えています。
その中で、明るく元気な声で発声すると良い印象を与えます。
また、大きな声で話すと、声を出すことに意識がいくので、徐々に緊張が和らいでくるので効果的です。
②背筋を正す
面接前の深呼吸でもお話をしましたが、背筋を伸ばすことは、面接において非常に重要です。
なぜならば、背筋を伸ばして話すことで、相手に誠実さと自信を与えることができるからです。
また、緊張で固まった筋肉をほぐす効果もあります。
なお、背筋を伸ばす=深呼吸と覚えていただいて問題ないです。
③面接の最初に緊張していることを伝える
あなたの緊張している気持ちを他人に伝えると、緊張をコントロールできる効果があります。
この心理作用は、私が就活をしていて一番実感しました。
なお、面接で、緊張していることを面接官に伝えても、マイナスのイメージになることは、ほとんどないです。
むしろ、今後の人生を左右する場面で緊張しない人はごくわずかです。
なので、緊張でどうしても面接が上手くいかない方は、一度実践してみてください。
④分からないときは正直に話す
面接で緊張してしまうと、分からないにも関わらず、なんとか回答をしようと考える就活生がいます。
しかし、これは、さらにあなたを緊張へ誘う行動です。
なお、面接をしていると、質問の内容が分かっていないのに、あやふやな言葉で面接官を煙に巻こうとする方がいます。
そのような対応をされると、面接官としては、その方に不誠実な印象を持ってしまいます。
であれば、「私の勉強不足で申し訳ございません。帰宅後、早急に調べ、ご報告させていただいてもよろしいでしょうか?」と話せば良いのです。
そうすれば、面接官へ面接後に報告することで、真面目な印象をつけることができます。
とにかく、分からない場合は分からないと誠実に答えることは覚えておいてください。
⑤面接中の発言はジェスチャーを使う
人間は、身体を使って説明をすると、緊張が和らぐ傾向にあります。
なお、コロナの影響でWeb面接が多くなっていますが、画面に映っていなくても、ジェスチャーをするようにしましょう。
緊張をほぐすと言う意味で、絶大な効果があるはずです。
⑥面接官のデコを見る
面接では、面接官の目を見て話すことが大切と、多方面から聞いたことがあると思います。
しかし、ただでさえ緊張している場面で、面接官の目を見て話すなどできないと思います。
では、どうしていたかと言うと、私の場合は、面接官のデコを見て話していました。
デコは、基本的に目と近いので、相手に対して目を合わせていないとは思われづらいです。
⑦面接の最後にメモ帳を取り出す
面接では、企業側から「最後に質問はありますか?」と言った質問が高確率でされます。
そのときに、質問する内容を事前に考えたのに、緊張して話せなかったら悔しいですよね。
なので、私は、「最後に質問はありますか?」と聞かれた場合に、「質問内容に対しての回答をメモしてもよろしいでしょうか?」と伝えていました。
メモ帳には、質問内容を事前に書いておけますし、面接官とずっと目を合わせる必要がなくなるのでおすすめです。
なお、逆質問は何を質問すれば良いか知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
元人事の視点から、面接官へ好印象を与える、おすすめの逆質問を10個紹介しています。
面接で緊張しない為の効果がある行動のまとめ
今回は、面接前と面接中に緊張しないために私がおこなっていた行動14選を紹介しました。
是非、これから面接を控えている方や、面接で上手く話せない方は、何か一つでも参考にしてみてください。
では、少し長くなったので今回の内容を以下にまとめます!
本記事のまとめ
- しっかりと就活エージェントなどを利用して面接対策する!
- 面接会場へは30分前に着く!
- 深呼吸を企業のビル前と面接の入室前にする!
- 自分に言い聞かせる言葉を決める!
- 面接前に靴ひもとネクタイを結び直す!
- 最悪の面接結果をイメージする!
- 面接前のルーティーンワークを作る!
- 明るく元気な声で背筋を伸ばす!
- 面接官に緊張していると伝える!
- 分からないときは分からないと伝える!
- ジェスチャーを使ったり面接官のデコを見る!
- 面接の最後に手帳を取り出す!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。