
新卒1年目から大手企業の人事業務を3年以上担当しているミヤッチです!

読者の悩み
- 就活で必須のOB訪問とは何ですか?
- OB訪問に参加している学生の割合はどれくらいですか?
- OB訪問はいつから始めるべきですか?
- OB訪問で学生が知りたい情報は何ですか?
- OB訪問をおこなううえでの心構えはありますか?
- OB訪問をおこなううえでの流れが知りたいです。
- OB訪問をおこなううえでのメリット・デメリットはありますか?
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 就活で必須のOB訪問とは何かについて徹底解説!
- OB訪問へ参加している学生の割合を紹介!
- OB訪問をおこなううえで適切な開始時期が知れる!
- OB訪問で学生が知りたい情報7選が知れる!
- OB訪問をおこなううえでの心構えが学べる!
- OB訪問をおこなううえでの手順が学べる!
- OB訪問のメリット7選とデメリット3選が知れる!
内容は非常に盛り沢山ですが、本記事を読めばOB訪問について完全網羅することができます。
是非、OB訪問について詳しく知りたい方は、最後まで読んでみてください。
目次
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就活で必須のOB訪問とは何かについて解説!

OB訪問とは、就職活動中に自らが志望している企業で実際に働いている先輩社員を訪問し、仕事の内容や就職活動のアドバイスなどが聞ける活動です。
そして、基本的にOB訪問は、大学のサークルやゼミの先輩などへ連絡をします。
また、大学のキャリアセンター(就職課)で「OB訪問リストのようなファイル」があると思うので、そこから連絡をする手段もあります。
しかし、その中にあなたの志望する企業出身の先輩がいない場合もあります。
その場合は、他大学の友人や企業の人事に直接取り合ってみるのも一つの手です。
就活で必須のOB訪問のメリット7選を紹介!
OB訪問のメリット7選
- 志望企業の社員から生の声が聞ける。
- 初対面の大人と話すことへの免疫力がつく。
- 就活の面接対策などを教えてもらえる。
- 就活のモチベーションアップに繋がる。
- 選考でOB訪問した内容を話せる。
- 入社した後のイメージギャップが生まれにくい。
- 普段聞けない突っ込んだ質問ができる。
上記で記載した通り、OB訪問のメリットはたくさんあります。
特に「志望企業の社員から生の声が聞ける】」のは、あなたの自己分析や志望動機のブラッシュアップに繋がります。
また「初対面の大人と話すことへの免疫力」がつき、面接などで緊張せずに話せるといったメリットもあります。
以上のことから、OB訪問から受けられる恩恵は非常に多いです。
就活で必須のOB訪問のデメリット3選を紹介!
OB訪問のデメリット3選
- 会ってみるまでどのような人か判断できない。
- 手間や時間が取られる。
- 選考で不利になることも。
OB訪問のデメリットは、私の中では3つあると思っています。
その中でも、大手企業の男性社員によるセクハラ事件があったように「会ってみるまでどのような人か判断できない」のは注意が必要です。
これらを踏まえて、人材サービスのビズリーチ(東京・渋谷)は、OBとのマッチングサービスにビデオ通話機能を持たせたオンラインサービスを導入しています。
また、人材サービスのビズリーチは3万人のOBが登録しており大手企業で勤めている方が多いです。
是非、大手企業の先輩に話が聞いてみたいと思った方は導入をオススメします。
就活で必須のOB訪問へ参加している学生の割合を解説!

ここでは、OB訪問に参加している学生は全体で何割くらいなのかを紹介します。
就職情報大手のジャスコが公表している情報では、2020年卒の学生で実際にOB訪問をおこなった学生は3割弱となっています。
私は2017年卒なのですが、その頃のOB訪問を利用している割合は1割〜2割くらいでした。
それを踏まえると、3年前よりは参加率は上がっています。
とは言え、まだまだOB訪問を利用する学生は少ないのが現状です。
逆に言うと、周りの就活生と差をつけることができるのもOB訪問と言えます。
OB訪問を始めるうえで適切な開始時期を解説!

結論からお話しすると、OB訪問のオススメ時期は、大学3年生の9月〜11月と1月〜2月の間におこなうべきです。
なぜならば、基本的にOB訪問のピークは本選考開始(6月)の2ヶ月〜3ヶ月前と言われているので、学生の参加が集中するのが3月〜4月となるからです。
私の人事担当者としての経験上、OB訪問のピーク月は、学生からの問い合わせが殺到します。
そのため、あなたが会いたいOBに取り合ってもらえない可能性も高くなります。
また、12月は企業が年末でバタバタしている可能性が高いので控えるようにしましょう。
OB訪問で学生が知りたい情報7選を紹介!

ここでは、OB訪問で学生が知りたい情報とはなにかについて紹介します。
マイナビ調べの2020年卒学生向け調査のデータをでランキング形式でリストにしてみました。
ランキング
- 社内の人間関係や雰囲気
- 残業や休日出勤の量
- 具体的な仕事内容
- 入社を決めた理由
- 会社の長所と短所
- 就活での面接・選考対策
- 会社の将来性
上記の結果、学生が1番気になっているのは「社内の人間関係や雰囲気」という結果になりました。
確かに、会社(組織)で働くのであれば社内の人間関係や雰囲気は非常に重要です。
その中で、社員の本音の部分が聞きやすいOB訪問で、この項目が1位にあがったのは、人事担当者としても納得がいく結果となりました。
また、会社説明会などでは聞きづらい「残業や休日出勤の量」も、社員と距離の近いOB訪問だからこそ聞けるといった学生も多く、ランキングに入っています。
OB訪問をおこなう上での心構えを紹介!

OB訪問をおこなう上で、最も必要な心構えは「OB訪問は何のためにするのか目的を明確にする」ことです。
OBの方も仕事の忙しい中時間を割いてくれています。
また、企業側がカフェ代などを負担してくれる場合もあります。
だからこそ、「就職活動では、OB訪問した方が良いって聞いたから一応やっとくか!」といった心構えではなく、目的を明確にした上でのぞむようにしましょう。
なお、OB訪問をするのであれば、先輩社員のキャリアステップは必ず聞いておきましょう。
以下記事で紹介している「5年、10年後の仕事の目標」を面接で聞かれた時の対策となります。
OB訪問をおこなううえでの手順を3つに分けて解説!

OB訪問の大まかな流れを分けると「連絡」「訪問」「お礼」の3つです。
では、その3つの項目の中で、学生時代に私が取り組んでいた内容を紹介します。
OB訪問前(連絡編)
- 訪問企業のホームページを事前にチェックし情報収集。
- OB訪問時の質問内容を考える。(最低10個)
- 訪問を考えている企業の先輩を探す。
- OBへのアポイントをメールで取る。
- 必要であれば、お店や時間をこちらから設定する。
- 可能であれば名刺を作る。
- 身だしなみを整えておく。
私は、連絡編については上記7つをOB訪問前に取り組んでいました。
7つの中で私が力を入れていた項目を挙げるのであれば「質問内容を考える」と「訪問企業の情報収集」です。
ここは、忙しい中時間を取ってくれたOBの方を考え、しっかり取り組むようにしてました。
また、名刺の作成は就職活動では相手に名前や顔を覚えてもらうのに非常に有効でした。
名刺はあって損はないので是非作っておくことをおすすめします。
なお、私は以下記事でも紹介している「ココナラ 」と言うサイトで格安で名刺を作成していました。
ココナラは、知識・スキル・経験を売り買いできるフリーマーケットとなっており、格安で名刺作成を代行でしている方がたくさんいます。
是非、参考にしてみてください。
OB訪問中(訪問編)
- 待ち合わせの10分前に現地へ到着する。
- 清潔感のある服装で行く。(髪の毛はできれば黒)
- 最初にOB訪問を受けてくれたことへのお礼を伝える。
- 相手の話をしっかり聞く。
- メモを必ず取る。
- ご馳走になった場合はその場で必ずお礼する。
私は、報告編については、上記6つをOB訪問中に取り組んでいました。
なお、報告編の上記6つは、全て必須項目なので必ず押さえておいて下さい。
OB訪問後(お礼編)
- お礼メールをOBへ送る。
- OB訪問で得た情報をその日のうちにまとめて次に活かす。
私は、お礼編については、上記2つをOB訪問後に取り組んでいました。
この項目の中で注意すべきは「OB訪問で得た情報はその日のうちにまとめる」ことです。
OB訪問をしたことによる達成感と疲れで、内容をまとめる作業は、明日にしようと考える人もいるかもしれませんが、大抵は次の日になれば忘れてしまいます。
情報は鮮度が大切なので、どれだけ疲れていてもまとめる作業だけは、OB訪問をした日に終わらせましょう。
私の場合は、OB訪問が終わった後に家に帰らずカフェなどでまとめてました。
是非参考にしてみて下さい。
就活で必須のOB訪問のメリット・デメリットのまとめ



では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。

