こんな悩みを解決できる記事を書きました。
なお、結論からお伝えすると、大学4年の9月で内定なしはやばいです。
多くの学生が内定1社獲得しており、就活終了の意思表示をする学生がほとんどです。
ただし、秋採用含め、まだまだ選考を継続している企業も存在します。
今回は、そういった状況の中、大学4年の9月から就活攻略のためにやるべき行動5つを紹介します。
ぜひ、大学4年の9月時点で内定なしの方は、参考にしてみてください。
就活で大学4年の9月に内定なしはやばい理由【3選】
冒頭で、大学4年生9月に内定なしの状況はやばいと書きましたが…
実際に、『なぜやばいのか?』という部分にもふれていきたいと思います。
やばい理由
やばい理由①:就職内定率が91.2%
リクルート社の調査データによると、25卒の8月1日時点の就職内定率は「91.2%」となっています。
調査対象の学生は3,940人なので、調査データとしてはかなり信ぴょう性が高いです。
なお、予測にはなりますが、10月には93%前後になると思います。
下表のとおり、就職内定率は年々増加傾向であり、内定の1社獲得は急務です。
年月日 | 23卒(就職内定率) | 24卒(就職内定率) | 25卒(就職内定率) |
大学3年生2月1日 | 13.5% | 19.9% | 23.9% |
大学4年生3月1日 | 22.6% | 30.3% | 40.3% |
大学4年生3月18日 | 29.0% | 38.9% | 49.8% |
大学4年生4月1日 | 38.1% | 48.4% | 58.1% |
大学4年生6月1日 | 73.1% | 79.6% | 82.4% |
大学4年生8月1日 | 87.8% | 86.6% | 91.2% |
※参考元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2025年卒)
やばい理由②:就職活動を終了する人が多くなってくる
下表は、大学生全体の就職活動実施率をリクルート社がまとめたデータです。
就活が終盤になるにつれ、学生の活動率が大きく下がっていることがわかります。
※参考元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2025年卒)
とくに、25卒の方であれば「大学4年生6月」あたりから大きく減少していることがわかります。
おそらく、大手企業の内定獲得者が就活終了を決断していることが要因です。
このように、就活終了を決断する人が増えている状況からも内定の1社獲得は急務と言えます。
やばい理由③:採用活動を終了する企業も存在する
日本最大級の人事ポータルサイト「HRpro」の記事によると…
2024年7月時点で選考を終了した企業は21.1%となっています。
1063社からの回答があり、調査データとしては十分な回答数があると考えます。
なお、内定辞退者が多いことで選考継続をおこなう企業もまだまだ多いみたいです。
そのため、今すぐすべての企業が選考を終了するわけではないのでご安心ください。
まずは、紹介した3つの現状を理解したうえで、「内定1社の獲得を目指す」のが一番大切です!
【25卒向け】大学4年の9月で内定なしを解決する方法5選
前置きが長くなりすみません。
本章では、大学4年の9月に内定なしの人が取るべき行動5つを紹介します!
就活対策
①就活エージェントを活用する
大学4年の9月時点で内定なしの場合、「就活エージェントの導入」は必要不可欠です。
就活エージェントを活用することで、以下のような就職支援が無料で受けられます。
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
就活エージェントと聞くと『いやいや怪しいサービスでしょ!』と思われる方も多いですが…
就活エージェントは怪しいサービスではないのでご安心ください。
もちろん、就活エージェントは、アドバイザーの当たり外れに大きく左右されるサービスです…
「面談に遅刻してくるアドバイザー」や「就活経験の浅いアドバイザー」も存在します。
ただし、質の高いアドバイザーを見つけることができれば、就活攻略の難易度は一気に下がります。
そのため、大学4年の9月時点で内定なしの方であれば、まずは就活エージェントに頼るのが最適解です!
なお、就活エージェントについては、以下記事に「品質の高いサービス」をまとめています。
就活エージェントを一から調べるのが面倒な方は、ぜひ参考にしてみてください。
②逆求人サイトの導入
大学4年の9月は、エントリーを締め切る企業が増えてきます。
そのため、できるだけ穴場の優良企業と接触できる回数を増やすために「逆求人サイト」も必要不可欠なサービスです。
下図のとおり、逆求人サイトに「ガクチカ」や「自己PR」を登録すれば、企業からスカウトメールが届きます。
スカウトメールの中には、大手企業はもちろん、穴場の大手子会社もあります。
就活後半でもスカウトが届くケースは多いのでかならず導入しておきましょう。
なお、逆求人サイトは、最大手の「オファーボックス」を導入しておけば間違いないです。
オファーボックスは、1,500社以上の大手企業が登録しており、「MicroSoft(マイクロソフト)」や「株式会社資生堂」も登録しています。
もし、『オファーボックスってなに?』と思われた方は、以下記事を参考にしてみてください。
③企業研究のやり方を学ぶ
基本、就活エージェントと逆求人サイトを軸に企業探しは実行します。
ただし、就活エージェントや逆求人サイト経由の求人を分析できる能力は必須です!
あなたの求める働き方ができる企業か否か、かならず確認しましょう。
なお、企業研究のやり方は、以下記事を参考にしてみてください。
合計10つのステップに分けて、企業研究のやり方を解説しています。
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④ブラック企業の見分け方を学ぶ
企業研究と少し被りますが、ブラック企業の見分け方も身につけておきましょう。
大学4年の9月まで選考を続けている企業は、学生の採用に苦戦していることが多いです。
苦戦している理由は、企業によってさまざまですが、ブラック企業が混じっている可能性も少なくないです。
なお、ブラック企業の見分け方は合計で20個あります。
詳しい詳細は、以下記事にまとめているので合わせてチェックしておきましょう。
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⑤面接対策の実施
正直、最初に紹介した就活エージェントが面接対策はやってくれます。
しかし、面接はどのような企業にもかならず取り入れられている選考です。
できれば、「違う相手と最低10回」は模擬面接をしておきましょう。
なお、模擬面接をおこなう場合は、以下3パターンのいずれかになってくると思います。
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
就活エージェントはもちろんのこと、「キャリアセンター」も積極的に活用しましょう。
大学4年の9月であれば、比較的予約も取りやすいと思います。
ぜひ、大学の就職課に問い合わせてみてください。
大学4年の9月から就活を始める場合の注意点3つ
最後に、大学4年の9月から就活を始める場合の注意点3つを紹介します。
今日から就活を始めようと考えている方は、合わせてチェックしておきましょう。
注意点
注意点①:就活対策を一人でしない
25卒の方で今から就活を始めるのであれば、「就活対策を一人でしない」のはマストです!
「自己分析」や「面接対策」・「ES作成」など、一人で調べてやるには時間が足りません。
そのため、まずは、冒頭で紹介した「就活エージェント」を活用しつつ、内定1社の獲得を目指しましょう。
もちろん、何でも良いから内定1社取ろうというわけではありませんが…
内定獲得までの成功体験は、かならず経験しておいたほうが良いです!
注意点②:企業研究のやり方を学ぶ
先ほども紹介しましたが、「企業研究のやり方」はかならず学んでおきましょう。
というのも、残念ながら、世の中にはブラック企業が存在します。
「マイナビ」や「リクナビ」はもちろん、就活エージェント経由の求人に混じっていることもあります。
だからこそ、企業研究はしっかり学んでおきましょう。
企業研究のやり方については、以下記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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注意点③:あまり深く考えすぎない
最後にもっとも大切なポイントとして「あまり深く考えすぎない」ということを伝えさせてください。
残念ながら、就活を始めると色々な口コミ・情報が流れ込んできます。
ただ、それらの口コミ・情報に流されすぎる必要はありません。
確かに、25卒の方で今から就活を始めようとするのは遅いかもしれません。
ですが、内定がまったく取れない時期ではないです。
就活エージェントをうまく活用しつつ、一歩づつ着実に歩みを進めれば、就活はまだまだ間に合います!
大学4年の9月に内定なしの人からのよくある質問【3選】
では最後に、大学4年の9月に内定なしの人からのよくある質問3つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
多く寄せられる質問3選
質問①:公務員試験に落ちてからの就活は遅い?
F氏(22歳)
公務員試験に落ちたのですが、今からの就活だと遅いですか?
周囲の友人も全員が内定を獲得していて焦っています…
結論、公務員試験に落ちてからの就活でも間に合います。
おそらく、大学4年の9月あたりから開始することになると思いますが…
「大学4年の9月から取るべき行動5選」で紹介した「就活エージェントの活用」が就活攻略のカギです。
就活市場を熟知したプロのアドバイザーが味方につけば鬼に金棒です!
なお、就活エージェントについては、以下記事に「品質の高いサービス」をまとめています。
就活エージェントを一から調べるのが面倒な方は、ぜひ参考にしてみてください。
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質問②:大学4年の9月から大手へ就職するのは難しい?
N氏(21歳)
大学4年の9月から大手を目指すのは難しいですか?
だいたいの大手は夏以降の採用はしていませんよね…
結論、大学4年の9月から大手に就職することは可能です。
ただし、人気の高い大手企業は、エントリーを締め切っている可能性もあります
そのため、まずは、あなたの志望業界で最大手の3社の募集状況を確認してみてください。
大学4年の9月であっても、エントリーができるのであれば諦める必要はありません。
なお、大手企業を目指すために必要な就活対策は、以下記事を参考にしてみてください。
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質問③:大学4年の9月以降に狙うべき企業とは?
M氏(21歳)
大学4年の9月以降に狙うべき企業はありますか?
就活終盤だと思いますが、やはりブラック企業しか残ってないのでしょうか?
結論、大学4年の9月以降に狙うべき企業の特徴は以下3つです。
- 通年採用をおこなっている企業
- 知名度の低い穴場の優良企業
- 内定辞退を想定した大手企業
とくに、知名度の低い「穴場の優良企業」を見つけられるかが勝利のカギです。
「就職四季報」や「就活エージェント」・「逆求人サイト」など、マイナビ以外のルートから見つけていきましょう。
なお、私のブログでも、超穴場の優良企業を165社にまとめた記事があります。
ぜひ、みんなが知らないような穴場の優良企業を知りたいという方は、参考にしてみてください。
【まとめ】大学4年の9月で内定なしを解決するための方法5選
今回は、大学4年の9月で内定なしを解決するための方法5つを中心に紹介しました。
就活対策
とくに、大学4年の9月で内定なしの場合は、「就活エージェントの活用」は必要不可欠です
就活エージェントを活用することで、以下のような就職支援が無料で受けられます。
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
もちろん、就活エージェントは、アドバイザーの当たり外れに大きく左右されるサービスです…
「面談に遅刻してくるアドバイザー」や「就活経験の浅いアドバイザー」も存在します。
ただし、質の高いアドバイザーを見つけることができれば、就活攻略の難易度は一気に下がります。
そのため、大学4年の9月時点で内定なしの方であれば、まずは就活エージェントに頼ってみてください。
記事前半でも紹介しましたが、就活エージェントについては、以下記事に「品質の高いサービス」をまとめています。
就活エージェントを一から調べるのが面倒な方は、ぜひ参考にしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。