本記事で分かること
- 自己分析を実践すべき理由【3選】
- ChatGPTを活用した自己分析のやり方【10ステップ】
- 自己分析を実践するときのポイント【3選】
「自己分析ってどうやるの?」という就活あるある!
私自身も、自己分析のやり方が分からずに苦労した側の学生でした。
ただ、昨今の自己分析は「ChatGPT」を組み合わせると簡単にできます。
例えば、「自分に強みやアピールできる経験がない…」と感じていても大丈夫!
ChatGPTを使えば、自分の強み・経験を言語化してくれます。
今回は、そんな「ChatGPTを活用した自己分析のやり方10ステップ」を紹介する記事です。
この記事を読めば「自己分析で悩むことは一切なくなること」間違いなし!
自己分析のやり方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください!
そもそも自己分析を実践しないとダメ?
「そもそも自己分析って必要なの?」と感じる人も少なくないと思いますが…
結論、自己分析を実践しないと以下3つのデメリットが生じます。
自己分析は実践しないとダメな理由【3選】
- 面接の受け答えで詰む
- 自己PRの内容が薄くなる
- 企業とミスマッチが起こる
①面接の受け答えで詰む
はてな
- あなたの強みは?
- なぜ〇〇業界を志望しているの?
- 〇〇という経験で苦労したことは?
上記のような質問は、頭では分かっていても、「言語化できない」という学生は多いです。
この「言語化=面接で説明できる状態にしておく」のが自己分析を実践すべき理由の一つ!
自己分析を実践すれば、「面接の受け答えに一貫性」が生まれます。
②自己PRの内容が薄くなる
就活において企業から確実に求められる「自己PR」!
面接受けが良い自己PRには、6つの型があるのをご存知でしょうか?
- 結論:志望者の強みを簡潔に書く
- プロセス:強みを裏付けるエピソードを書く
- プロセスにおける課題:エピソード内で直面した課題を書く
- 課題の解決策:課題解決のために取った行動を書く
- 成果:課題解決によって学んだ成果を書く
- 貢献:志望企業でどう活かすかを書く
上記は、早慶上智の学生が大手に内定していた「自己PR100選」を分析して作った型です。
正直、上記6つの型に沿って自己PRを書ければ問題なし!
ただ、それには「あなたのアピールしたい強み」と「根拠となるエピソード」が必要です。
この2つを見つけるために「自己分析」は必要になってきます。
③企業とミスマッチが起こる
自己分析は、「企業とのミスマッチを防ぐ」役割もあります。
例えば、自己分析をしていない学生は「なんとなく有名だから」や「とりあえず内定もらえたから」という曖昧な理由で就職先を決めがちです。
結果、「実際に働いたら価値観と合わない…」と感じる人が多いのも事実!
その点、以下のような流れで「志望業界・企業」を決めるとどうでしょうか?
step.1
自己分析を始める
step.2
自分の強みは論理的に物事を考える力と分かった
step.3
論理的思考を活かせるコンサル業界を軸に企業を探してみる
step.4
〇〇の強みを活かせるコンサル業界の〇〇を受けてみよう
入社してから「向いている業界・企業だった」という確率を上げることができます。
この辺りも「自己分析」が必要不可欠な理由の一つです!
ChatGPTを活用した自己分析のやり方【10ステップ】
ではさっそく、「ChatGPTを活用した自己分析のやり方10ステップ」を紹介します。
自己分析のやり方に悩んでいる人は、ぜひ実践してみてください!
自己分析のやり方【10ステップ】
- 強み|弱みを出力
- 自分史の作成
- 体験談(成功・失敗)の抽出
- 性格傾向を把握する
- 価値観を言語化する
- 興味・関心分野の発見
- 業界選びの軸を選定
- 自己PRへの落とし込み
- ガクチカに活用する
- 第三者に意見をもらう
ステップ①|強み・弱みを出力
就活では、あなた自身が「企業へ売り込む商品」となります。
そんな「あなたという商品の強み・弱みの分析」から始めるのが自己分析!
ここで、ChatGPTを活用すれば「あなたの強み|弱み」を分析できます。

#命令
あなたは「新卒の就職活動を支援するプロのアドバイザー」です。
私は就職活動中の大学生なのですが、以下の条件に従って、私の「就職活動における強み・弱み」を特定するための自己分析をおこなってください。
#目的
この質問を通じて、私の「就職活動における強み・弱み」を正確に把握し、自己PRや志望動機の作成に活かせるようにします。
#条件
・質問は1回ずつ、合計20回おこなってください。
・各質問は必ず四肢選択式(A~D)で提示してください。
・各質問は必ず重複せず、以下のビジネススキルから異なる視点で出題してください。
- コミュニケーション力
- 行動力
- 論理的思考力
- 協調性
- 自己管理能力
- 課題発見力
#回答形式
Q1. あなたは初対面の人と打ち解けるのが得意ですか?
A)とても得意 B)まあ得意 C)少し苦手 D)かなり苦手
#出力形式
・「強み」「弱み」をそれぞれ3つずつ提示してください。
・各内容に、簡潔な理由・根拠(30文字程度)を添えてください。
・最後に出力される強みと弱みは「表形式」でまとめてください。
・表形式と同時に「文章形式」の回答もセットで抽出してください。
上記プロンプトをChatGPTへコピペすればOKです!
合計20つの問題(四肢選択)が出力されるので答えていきましょう。
結果、以下のような「表形式」で出力してくれます。
カテゴリー | スキル | 理由・根拠 |
強み | コミュ力 | 初対面の相手とも円滑に会話を広げられる |
強み | 自己管理能力 | 計画したタスクを常に期限前に完了できる |
強み | 協調性 | 互いの意見を尊重して調整しながら進められる |
弱み | 行動力 | 指示がないと自ら率先して動きにくい場合がある |
弱み | 感情コントロール | 時折プレッシャー下で感情が乱れる |
弱み | 伝達力 | 言葉足らずな局面が少なからずある |
上表に加えて、「文章形式」で詳しい詳細も出力してくれるプロンプトです。
なお、ChatGPTと合わせて「オファーボックス」の適性検査も受けましょう。
上図のような分析をしてくれる「AnalyzeU+」が無料で受けられます。
「ChatGPTの出力内容」と「AnalyzeU+」で似たような結果となった強み・弱みは、「あなた自身の強み|弱み」の可能性大です!
ぜひ、どちらも無料で実践できるので試してみてください!
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ステップ②|自分史の作成
続けて、あなた自身の「過去を振り返る作業」をおこないましょう。
イメージとしては、下表のような「自分史」を完成させるイメージです。
年代 | 活動・出来事 | 立場・役割 | 感情・学び | 価値観・強み |
幼少期 | 絵本の読み聞かせ | 聞き手 | 想像力が刺激された | 創造性・好奇心 |
小学校(低学年) | 学級文庫の管理 | 図書委員 | 責任感を持って仕事をする大切さを学んだ | 責任感・整理整頓能力 |
小学校(高学年) | 地域のお祭りの手伝い | ボランティア | 地域の人々と協力する喜びを感じた | 協調性・社会貢献への意識 |
中学校 | 吹奏楽部での活動 | 部長 | チームワークの重要性を学んだ | リーダーシップ |
高校 | 文化祭の企画・運営 | 実行委員長 | イベントを成功させる達成感を味わった | 企画力・マネジメント能力 |
大学1年-2年 | 海外留学(1年間) | 留学生 | 異文化に触れ、視野が広がった | 適応力、コミュニケーション能力 |
大学3年-4年 | ベンチャー企業でのインターン | インターン生 | 起業への興味が芽生えた | チャレンジ精神・問題解決能力 |
- 活動・出来事:各年代で印象に残っている出来事を記述
- 立場・役割:活動における自分の立ち位置や役割を記述
- 感情・学び:経験から得た感情や学びを記述
- 価値観・強み:経験を通じて形成された価値観や強みを記述
なお、自分史もChatGPTを活用すれば作成できます。
イメージとしては、以下3ステップをChatGPTへ指示すればOKです。
- ステップ①|時期ごとの出来事を整理する
- ステップ②|印象的な出来事を深掘りする
- ステップ③|自分史として読みやすく構成する
最終的に、ChatGPTが以下のような内容を出力してくれます。
出力例文
私の原点は、小学生時代に芽生えた「好奇心」と「知的探究心」にあります。毎週図書館に通い、自ら図書委員として活動する中で、多様なジャンルの本と出会い、知識を得ることの楽しさを知りました。この経験は、物事を深く掘り下げる姿勢や、自分で情報を探しにいく習慣の礎となりました。中学生になると、部活動に打ち込み、チームの副キャプテンを任されました。技術面だけでなく、仲間との関係性や練習方針の調整など、チーム全体を意識した行動を学びました。自分の意見を伝える勇気と、相手の意見に耳を傾ける姿勢を身につけたのもこの時期です。高校時代には、文化祭の実行委員長を務めました。多様な意見がぶつかる中で、全体をまとめ上げる難しさを実感すると同時に、人と人との間に立って「橋渡し」する役割にやりがいを感じるようになりました。この頃から、「人を動かすこと」や「組織を円滑に運営すること」に強い関心を持つようになります。大学前半では、サークル活動においてイベント企画を主導。参加者目線を意識し、広報から当日の運営まで一貫して携わる中で、「自ら仕掛けて形にする力」を養いました。特に、周囲を巻き込む企画力と柔軟な対応力が身についたと感じています。大学後半では、将来を見据え、長期インターンに参加。実際のビジネスの現場で責任ある業務を任される中で、自分の未熟さと向き合いながらも、PDCAを回して成果を出すことの難しさと面白さを体感しました。こうした経験を通して私が大切にしている価値観は、「他者と協働しながら、自ら行動を起こして変化をつくること」です。今後もこの価値観を軸に、自分なりの挑戦を積み重ねていきたいと考えています。
なお、「自分史」の作成に必要な「生成AIプロンプト(指示文)」は、「ChatGPTで今すぐ差がつく!就活プロンプト30選」にて公開中です。
2025年6月末まで限定価格【1,000円】で販売中(定価3,000円)!
「ガクチカの下書き作成」や「業界動向の分析・比較」といったプロンプト(指示文)まで紹介しているので、ChatGPTで就活効率化を目指している人は、今のうちに購入しておきましょう。
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ステップ③|体験談(成功・失敗)の抽出
自分史が作成できたタイミングで「体験談(成功・失敗)」を書き出しましょう。
体験談が「自己PR」や「ガクチカ」に書くエピソードとなります。
なお、「ChatGPT使っても書けるエピソードがない…」という人は、一から作りしかありません。
おすすめのエピソード【一覧】
- 単位と関係ない授業を受ける
- ゼミ教授の秘書として立ち回る
- 長期インターンシップへ参加する
この辺りは、私が「学生時代の体験談」として取り組んでいた内容です。
とくに、「単位と関係ない授業を受ける」はかなりおすすめ!
以下のような「ガクチカ」を作り上げることができます。
例文
私が学生時代に力を入れたことは、単位と関係のない他学部のマーケティング授業に自主的に参加したことです。将来の進路に悩んでいた際、自身の興味関心を深める中で「人の心を動かす仕組み」に強く惹かれ、学部の枠を越えてでも学びたいと考えました。そこで、授業に加えて関連書籍を読み、学んだ理論をSNSでの情報発信に活かしたりするなど、主体的に学びを深める工夫を重ねました。その結果、自分の考えを論理的に整理し伝える力が向上し、ゼミにおいてプレゼンテーションを任されるなど、周囲からの信頼も得ることができました。この経験を通じて、自ら学びを取りに行く姿勢と学んだことを行動に移す力が身につきました。今後もこの姿勢を大切にし、積極的に知識を吸収しながら業務に貢献していく所存です。
Fラン学生の私が、エントリーシートで無双していたガクチカです。
こういったエピソードは、企業受けが良いので取り組んでみてください!
ステップ④|性格傾向を把握する
続けて、あなたに合った業界・働き方を見つけるヒントになる「性格傾向」を分析してきましょう。
私の場合は、「ビックファイブ理論」という心理学を用いて分析していました。
ビックファイブ理論は、「開放性・誠実性・外向性・協調性・神経症傾向」の特性に分けて、人間の性格を分析する手法を指します。
実際に「ChatGPTで今すぐ差がつく!就活プロンプト30選」で紹介しているプロンプト(指示文)を使えば、以下のような分析ができます。
開放性:4.4 / 5
新しい体験や価値観に前向きで、変化にも柔軟に対応できるタイプ。既存ルールに捉われず、新しい方法や考え方を模索する傾向があります。好奇心が強く、アイデア発想に優れます。
誠実性:3.8 / 5
計画的に物事を進める傾向があり、責任感もありますが、時には柔軟に対応する姿勢も持ち合わせています。スケジュール管理は得意な方で、目標に向かって着実に努力するタイプ。
外向性:3.0 / 5
積極的に人前に立つよりも、限られた人間関係の中でじっくり関係を築くことを好むタイプ。話すことも嫌いではありませんが、一人の時間も大切にするバランス型です。
協調性:4.7 / 5
他者の意見を尊重し、円滑なコミュニケーションを取る力に長けています。周囲との調和を重視し、グループの中では調整役・聞き役として信頼されやすい傾向があります。
神経症傾向:2.1 / 5
ストレス耐性が高く、落ち着いた判断をしやすいタイプ。プレッシャーのかかる場面でも冷静に行動できるため、安定志向の職場環境や責任あるポジションでも活躍が見込めます。
また、「向いている業界」まで分析してくれるのがChatGPTの優れている点です。
以下のような分析結果を表示してくれるので、「あなたに合った業界・働き方」を見つけるヒントになること間違いなしです。
- インフラ・エネルギー系(協調性と誠実性を活かした働き方が可能)
- 人材・教育業界(人と関わる力を活かしつつ、感情的安定性も要求あり)
- IT業界(SIerなど)(安定性+創造性+柔軟性のバランスを発揮できる)
ステップ⑤|価値観を言語化する
続けて、「企業選び」の参考になるあなた自身の価値観を言語化していきましょう。
イメージとしては、以下3つの軸を考えていくフェーズです。
- 絶対に譲れない企業選びの軸を3つ
- 自分が将来実現したい企業選びの軸を3つ
- プライベートを重視した企業選びの軸を3つ
なお、上記3つもChatGPTと対話を重ねながら分析できます。
今回は、特別にChatGPTへのプロンプト(指示文)も載せておきますね!
#命令
あなたは「新卒の就職活動を支援するプロのアドバイザー」です。
私は現在、音声入力を通じて自己分析を進めており、企業選びの軸を明確にしたいです。
以下の条件に従って、私との音声対話形式で「企業選びの軸」を整理してください。
#目的
私の価値観・将来像・生活スタイルなどをもとに、
自分に合った企業選びの軸を音声での回答を通じて明確化すること。
#条件
・各質問は対話形式で1問ずつ、合計20回おこなってください。
・音声対話を前提に、自然な問いかけ口調にしてください。
・各質問は必ず重複せず、以下のテーマから1つを扱ってください。
- 働き方(勤務地、柔軟性、勤務時間)
- 将来像(キャリア、成長志向、業界)
- 価値観(安定志向、挑戦志向、社会貢献)
- 生活スタイル(収入、余暇、バランス)
- 働く環境(人間関係、福利厚生、文化)
#出力形式
以下の3つのカテゴリーに分類してください。
・絶対に譲れない企業選びの軸を3つ
・自分が将来実現したい企業選びの軸を3つ
・プライベートを重視した企業選びの軸を3つ
・最後に出力されるデータは「表形式」でまとめてください。
上記プロンプトをChatGPTへコピペすればOKです!
合計20つの問題(四肢選択)が出力されるので答えていきましょう。
すべての回答が終わると、「地元またはリモートできる企業は必須」のようなあなたの価値観が合計9つ表示されるので試してみてください。
ステップ⑥|興味・関心分野の発見
続けて、あなた自身の「興味・関心分野」を発見していきましょう。
「ステップ④|性格傾向」と「ステップ⑤|価値観の言語化」の分析結果をもとに考えればOKです!
これまでに分析した「性格傾向」と「価値観」をもとに、興味・関心がありそうな業界を○つ教えてください。
上記プロンプト(指示文)をChatGPTに使えば、10秒足らずでまとめてくれます。
もちろん、ChatGPTの回答に違和感があれば、その業界はのぞいても問題なし!
直感で決めるのも「興味・関心分野」の発見につながることがあります。
ステップ⑦|業界選びの軸を選定
続けて、「業界・企業選びの軸」を決めていきましょう。
おそらく、「ステップ⑤|価値観の言語化」で企業選びの軸は決まっているはずです。
あとは、以下のテーマに従って、「業界選びの軸」を決めていきましょう。
- 業界で求められるスキル・適性
- 自分の価値観との一致度
- 働く人の特徴や社風(保守的/革新的など)
- 仕事内容の志向性(企画/営業/研究など)
- 世の中への影響力・社会貢献性
- 職種の多様性や選択肢の広さ
- 業界の働き方(残業の多さ、休日、柔軟性)
- 将来的なキャリア展望(昇進、転職しやすさ)
- 自身の経験・興味との親和性
各テーマに沿った質問は、ChatGPTに指示すれば出力してくれます。
質問①|業界の将来性に関して
今後伸びていきそうや、社会から必要とされ続けそうと感じる業界は思い浮かびますか?
この辺りのChatGPTへのプロンプト(指示文)も「ChatGPTで今すぐ差がつく!就活プロンプト30選」で公開中です。
ぜひ、セール期間中(定価3,000円→6月末まで1,000円)に購入しておきましょう。
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ステップ⑧|自己PRへの落とし込み
ステップ⑧からは、「自己PRへの落とし込み」をおこないます。
「ステップ①|強み・弱みの出力」と「ステップ③|体験談の抽出」内容をメインに自己PRを作っていきましょう。
イメージとしては、以下のようなレベルに落とし込めるとベストです。
例文
私は課題解決力に自信があります。大学時代、飲食店のアルバイトで、売上の減少が課題となっていました。私はまず、常連客の減少や新規顧客の定着率が低いことに注目し、常連客向けのクーポン制度を提案しました。しかし、クーポン導入だけでは効果が限定的であったため、さらにスタッフ同士でサービス向上のアイデアを出し合う週1回のミーティングを企画・主導しました。結果として接客レベルの均一化とサービス向上が実現し、2ヶ月で売上が前年比120%まで回復しました。この経験を通じて、課題の本質を捉えた上で、周囲と連携しながら改善策を実行する重要性を学びました。貴社の「まだ、ここにない、出会い。」というビジョンに共感し、私は課題発見と解決に主体的に取り組む姿勢を活かして、顧客と企業の最適なマッチングに貢献していきたいと考えています。
自己PRの構成は、「自己分析が必要な理由」のパートで紹介した構成で作りましょう。
以下6つの構成に沿って「自己PRの下書き」をChatGPTへ作成させることもできます。
- 結論:志望者の強みを簡潔に書く
- プロセス:強みを裏付けるエピソードを書く
- プロセスにおける課題:エピソード内で直面した課題を書く
- 課題の解決策:課題解決のために取った行動を書く
- 成果:課題解決によって学んだ成果を書く
- 貢献:志望企業でどう活かすかを書く
この辺りのChatGPTへのプロンプト(指示文)も「ChatGPTで今すぐ差がつく!就活プロンプト30選」で公開中なので、ぜひ活用してみてください!
ステップ⑨|ガクチカに活用する
自己分析の内容は「ガクチカ」に活用することもできます。
具体的には、「ステップ③|体験談の抽出」の内容をメインに作り上げるイメージです。
なお、ガクチカは、以下6つの構成に沿って作成しましょう。
- 経験:学生時代に頑張ったことは〇〇と簡潔に書く
- 理由・動機:なぜその取り組みに挑戦したのかを書く
- 目標・課題:エピソードの中で設定した目標と直面した課題を書く
- 課題の解決策:課題を乗り越えるために自ら考えて行動したことを書く
- 成果:行動によって得られた結果や学びを書く
- 今後の展望:その経験を今後どのように活かすかを書く
自己分析は、ただやって終わりの作業ではありません。
自己分析の内容をふまえ、「自己PR」や「ガクチカ」に落とし込むことが大切です。
「自己PRの下書き作成」と同じく、「ガクチカの下書き」もChatGPTで作成できるので、ぜひ試してみてください!
ステップ⑩|第三者に意見をもらう
自己分析の最後のステップは「第三者から意見をもらう」です。
主に、「ステップ①|強み・弱み」で分析した内容が「ほかの人から見たあなたの強み・弱み」と認識相違ないか確認してもらいましょう。
なお、第三者に依頼する場合は、下表の3パターンのいずれかになると思います。
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽に利用できる | 民間企業の就職経験がない人も多い |
友人・家族・アルバイト社員 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスはもらえない |
就活エージェント | 就活のプロに相談できる | 自己分析だけのサポートは受付けていない |
私の場合は、就活のプロに相談できる「就活エージェント」を利用していました。
就活エージェントを利用すれば、以下の就職支援をすべて無料で受けられます。
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- 自己PR・ガクチカの添削
- 自己分析サポート
- 面接後のフィードバック
ただし、就活エージェントは「自己分析だけの相談」は受付けていません。
そのため、自己分析の支援のみを希望する人は「大学のキャリアセンター」を利用しましょう。

自己分析のやり方を実践するときのポイント【3選】
本章では、ここまでに紹介した「ChatGPTを活用した自己分析のやり方10ステップ」を実践するときのポイントについて紹介します。
自己分析をするときのポイント【3選】
- 継続的に振り返る
- 自分の感覚・違和感を信じる
- 自己分析に正解を求めない
ポイント①:継続的に振り返る
自己分析は「一度やったら終わり」ではありません。
最初に分析した答えは、あくまで「仮説」の状態!
- インターンで社会人と話す
- 就活の中で多くの企業を発見する
- 選考を受けて新たな気づきが生まれる
こういった経験・気づきをもとにブラッシュアップしていくのが大切です。
「行動→振り返り→修正」というサイクルが自己分析の質を高めていきます。
ポイント②:自分の感覚・違和感を信じる
自己分析を進めるうえで、さまざまな「診断結果」や「フィードバック」を受けることになります。
ただし、以下のような感覚・違和感は大切にしましょう。
はてな
- 診断結果に「論理的思考」が強みって表示されたけど本当?
- 自分は「感覚」でモノゴトを決めることが多い気がする…
- 自分が「コンサル業界」で働くイメージがまったくわかない…
自己分析は、他人の評価ではなく「自分の納得感」が結果につながります。
自分の本音やモヤモヤに気づくキッカケを与えてくれるのも「自己分析」です。
ポイント③:自己分析に正解を求めない
私自身、就活市場を約8年調べてきましたが、自己分析に正解はありませんでした。
当たり前の話ですが、自分の価値観や興味は日々変化していきます。
そのため、自己分析に100%を求めるのはおすすめしません。
まずは、今回紹介した「自己分析のやり方10ステップ」を実践するのがおすすめ!
その中で、興味関心の変化に応じて、自己分析を繰り返していきましょう。
自己分析に関するよくある質問【3選】
では最後に、自己分析のやり方に悩まれている学生からのよくある質問3つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
よくある質問【3選】
- 自己分析はいつから始めるべき?
- 自己分析にかける時間は?
- 自己分析にお金はかけるべき?
質問①:自己分析はいつから始めるべき?
F氏(22歳)
自己分析っていつから始めるべきなのでしょうか?
できれば大学○年生○月までみたいな具体的なスタート時期が知りたいです…
結論、自己分析は「大学3年生4月」から始めましょう。
詳しくは、「就活はいつから本気で始めるべき?」という記事で紹介していますが…
夏のインターンシップの応募開始は「大学3年生の6月から」が一番多いです。
そのため、夏のインターンシップの2ヶ月前には取りかかっておきましょう。
質問②:自己分析にかける時間は?
N氏(21歳)
自己分析にはどれくらい時間をかけるべきですか?
正解が見えないのでどこまでやれば良いか分かりません…
結論、自己分析にかける時間は「人それぞれ」です。
なお、残念ながら自己分析に正解はありません。
そのため、まずは今回紹介した「ChatGPTを活用した自己分析のやり方10ステップ」を実践しましょう。
丸1日あれば、今回紹介した10ステップが実践できるはずです。
質問③:自己分析ツールにお金はかけるべき?
K氏(22歳)
現在、大学3年生なのですが有料の自己分析ツールを購入するか悩んでいます…
正直、自己分析のやり方もわからないですし良いツールを使った方が良いかなと思い…
結論、「自己分析ツールにお金を払う必要はない」です。
とくに、コーチングや有料の適性検査ツールは必要なし!
「ChatGPTの有料プラン」や今回紹介した「ChatGPTで今すぐ差がつく!就活プロンプト30選」に使うほうが賢いやり方です。
まとめ|ChatGPTを活用した自己分析のやり方10ステップ
今回は、「ChatGPTを活用した自己分析のやり方10ステップ」を紹介しました。
自己分析のやり方【10ステップ】
- 強み|弱みを出力
- 自分史の作成
- 体験談(成功・失敗)の抽出
- 性格傾向を把握する
- 価値観を言語化する
- 興味・関心分野の発見
- 業界選びの軸を選定
- 自己PRへの落とし込み
- ガクチカに活用する
- 第三者に意見をもらう
自己分析には、さまざまなやり方が存在しますが、上記10ステップの実践でOKです!
ChatGPTを活用すれば、丸1日で「あなたの強み|弱み」の特定から「自己PR・ガクチカで使えるエピソード」まで言語化できます。
あとは、「行動→振り返り→修正」のサイクルで自己分析の精度を高めていきましょう。
なお、今回は、有料で公開している「ChatGPTプロンプト」を記事内でいくつか紹介しましたが、まだまだ「就活に活用できるプロンプト」は存在します。
2025年6月末まで限定価格【1,000円】で販売中(定価3,000円)!
もし、「ChatGPTで就活効率化を目指している人」は、今のうちに購入しておきましょう。
【購入サイトはこちら】https://note.com/chatgpt-prompt/
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。