今回は、上記悩みを解決していきます。
- 通信業界で働く社会人6年目のサラリーマン
- 2017年6月11日に簿記3級に合格
- 会計知識ゼロから予備校に通わず独学1ヶ月で簿記3級取得
なお、結論からお伝えすると、予備校通わず簿記3級に独学1ヶ月で合格することは可能です。
私自身、今回紹介する簿記3級の勉強方法で1ヶ月で合格することができています。
とは言え、" 簿記3級が難しすぎる理由4選 "の記事で紹介していますが、正直、簿記3級は難しいです…
今回は、それでも簿記3級に1ヶ月で合格可能な勉強スケジュールを詳しく紹介していきます。
そのため、簿記3級に1ヶ月で合格するための勉強スケジュールを詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
簿記3級の合格に必要な勉強時間について実体験をもとに紹介!
資格概要 | |
難易度 | (段階中) |
合格率 | 第163回 36.5%(直近5回分の平均合格率は38.1%) |
平均勉強時間 | 約1ヶ月〜2ヶ月(約70時間程度) |
受験日 | 毎月実施(詳しい詳細は、公式HP参照) |
受験料 | 2,850円(消費税込み) |
試験方式 | ネット試験(記述式+選択式) |
合格ライン | 100点満点中70点 |
当日の持ち物 | 受験票、電卓、身分証明書、筆記用具(詳しい詳細は、公式HP参照) |
申し込み期間 | 詳しい詳細は、公式HP参照 |
上記の通りでして、大阪梅田校のTAC講師3名の方に勉強時間を聞いたところ約70時間で合格する方が多いとのことでした。
なお、受験生の多くは" 合格までに2ヶ月(1日1時間)かける方 "と" 1ヶ月(1日2時間)かける方 "で分かれるとのことでした。
正直、この辺りは、会計知識の有無によって変わってくると思いますが、一つの参考としてみてください。
約90時間必要な理由
- 暗記だけで合格することが困難なため
- 選択式の問題だけが出題されないため
- 試験時間が問題数と比例していないため
試験は選択式だけではないので暗記だけで合格することは難しく、問題数もかなり多いです。
そのため、過去問を何度も解いて問題になれる時間も必要なため、90時間は必要なのではないかと思います。
とは言え、1ヶ月で90時間(3時間/1日)の勉強時間を確保できれば合格は可能になります。
今回は、上記の1ヶ月(3時間/1日)で簿記3級に合格するための具体的な勉強法を紹介していきます。
簿記3級に独学1ヶ月で合格を目指す場合の勉強法を紹介!
独学1ヶ月で合格した勉強法
- 簿記3級の申し込み(0.5日)
- オンライン学習サイトのスタディング登録(0.5日)
- スタディングの動画講義・スマート問題集を最低2回受講(1日3時間を5日間)
- スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」を受講(1日3時間を8日間)
- スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」で間違った問題復習(1日3時間を4日間)
- 公式の過去問題集とスタディングの模擬検定試験をひたすら解く(1日3時間を13日間)
上記の通りでして、とにかく問題になれるためにアウトプットが多めの学習方法となります。
なお、確実に合格するうえで、「スタディング」の導入も必須と言えます。
一つずつ詳しく紹介していきますね。
ステップ①:簿記3級の申し込み
なお、当ステップは、今回紹介する中でも一番重要な工程であり、今すぐ申し込みをおこなってください。
簿記3級は、毎月開催されているため、申し込みを先延ばしにしてしまい、ダラダラと勉強をして挫折する人がかなり多いです。
そのため、まずは簿記3級の申し込みを終わらせる作業から入りましょう。
なお、このタイミングで「スタディング」の申し込みもおこなっておきましょう。
※スタディングの特徴や活用法は後述で詳しく解説していきますね。
ステップ②:スタディングの登録実施
なお、" そもそもスタディングってなに? "と思われた方も多いと思うので、簡単に要点をまとめてみました。
ポイント
- 短時間で合格した勉強法を研究して作成されたオンライン講座
- テストに出る部分をまとめた質の高い動画講義
- フルカラーのデジタルテキスト
- スマホひとつでどこでも学習可能
- 実際の試験と同じ形式で出題される合格模試
上記の通りでして、すべてのサービスがスマホ一つで学習可能なオンライン学習サービスとなっています。
なお、「スタディング」は、オンライン学習サービス最安値の3,850円でサービス利用ができます。
サービス名 | 価格 |
スタディング | 3,850円 |
フォーサイト | 16,800円 |
クレアール | 14,800円 |
TAC | 28,100円 |
大手学習サービスと比較しても半額以上の差がついているサービスとなっており、最近注目を集めています。
なお、価格とは違う視点ですが、分厚い参考書(相場:3,000円〜)を購入して持ち運ぶより勉強はしやすかったです。
そう言った意味でも、かなりおすすめのサービスとなってまして、ぜひ、本気で独学1ヶ月の勉強法で合格を目指したい方は、「スタディング」も導入しておきましょう。
※スタディング簿記3級の評判や口コミ・おすすめ機能まで徹底解説しています。
ステップ③:スタディングの動画講義・スマート問題集を解く
独学1ヶ月で合格した勉強法
- 1時間の通勤時間に" スタディングの動画講義 "で知識をインプット
- 会社の昼休憩やお風呂の中で" スマート問題集 "で知識のアウトプット
- 1日の終わりに" スタディングの動画講義 "で知識インプット
上記の通りでして、通勤中に座れたときは、動画講義を聴きながら、デジタルテキストにiPadで書き込みをしていました。
「スタディング」を利用することで分厚い参考書を持ち運ぶ必要がなく、ストレスが少なかったのも良かったです。
ステップ④:スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」を受講
上記の通りでして、動画講義やスマート問題集を2周した後は、実践に近い問題に触れるようにしていました。
とくに、実践力アップテストは、本番レベルの問題を解く前の練習としてかなり役立ちました。
ポイント
実践力アップテストは、基本講座・スマート問題集で学ぶ基礎知識と簿記検定本番レベルの間の問題演習用教材となります。
演習後には、わかりやすい解法講義を見ることができ、本番でも使える計算方法などが学べます。
ステップ⑤:スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」で間違った問題復習
上記の通りでして、ステップ④で間違った問題をひたすら復習するパートになります。
実践力アップテストや模擬検定試験は、かなり細かく解説が載っているので、確実に理解できるまで確認しましょう。
私の場合は、100点満点中90点取れるまでひたすら解き続けました。(答えを暗記するレベルまでやってました)
ステップ⑥:公式の過去問題集とスタディングの模擬検定試験をひたすら解く
上記の通りでして、私が一番時間をかけたのがステップ⑥となります。
答えを丸暗記しても意味はないですが、問題の傾向は過去問とほとんど同じで出題されます。
そのため、だいたい試験2週間前からは、スタディングの模擬検定とTAC出版の公式過去問テキストを解いていました。
過去問題集の直近5年分の各回の点数が80点以上取れれば合格はほぼ確実だと思います。
以上が、簿記3級を予備校に通わず独学1ヶ月で合格する勉強法となります。
正直、かなり厳しいスケジュールですが、1ヶ月気合を入れて勉強すれば十分合格できる資格なので、挑戦する価値は高いです。
ぜひ、参考にしてみてください。
【番外編】簿記3級の試験当日の雰囲気と流れについて紹介!
受験当日の流れ
- 自宅から一番近い最寄りの試験会場へ
- 試験会場の入室は10分前
- 試験時間60分(試験開始の30分後から退出可能)
- 試験終了後に解答速報あり
受験場所について
私は、大阪商工会議所のホームページより申し込み、「近畿大学」のキャンパスで試験を受けました。
[word_balloon id="6" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]なお、申し込み時の試験会場選択には、以下2点の注意が必要です。[/word_balloon]
注意点
- 区・沿線の指定ができない
- 申し込み後の受験場所の変更はできない
つまり、受験者の住所を考慮した試験会場の指定はできないということです。
大阪市内では、十数カ所の試験会場がありますが、あなたの都道府県にある各試験会場は、事前に確認しておきましょう。
なお、基本は、受験者の住所から最も近い距離の受験会場になるように配慮されているようです。
受験当日の雰囲気について
受験当日ですが、私は、受験開始の30分前に試験会場につきました。
試験会場では、黒板に受験番号が書かれているので、そこで席次を確認して着席します。
なお、私が試験を受けたときは、30分前にもかかわらずクラス全体の3分の2は席が埋まっていました。
雰囲気としては、先ほど紹介した" よくわかる簿記シリーズの過去問題集 "を読んでいる方が多かったと思います。
また、受験生の年齢層は、大学生から会社員まで幅広く少なからず主婦の方もいたと思います。
試験後について
簿記の試験後は、解答速報がネットで出回ることが多いです。
そのため、ネットで日商簿記3級の解答速報を確認して自己採点が可能です。
ただし、解答速報については、以下2点の注意が必要です。
注意事項
- 試験直後の解答速報は誤っている可能性がある。
- 試験時間中に問題集へ解答を書き込む必要がある。
【簿記3級の勉強時間は?】独学1ヶ月で合格するための勉強法のまとめ!
今回は、簿記3級の勉強時間はどれくらいかかるかを中心に解説しました。
結論、簿記3級は約70時間の勉強で合格する方が多いです。
とは言え、私は以下4つの理由から簿記3級取得には約90時間の勉強が必要と思っています…
約90時間必要な理由
- 暗記だけで合格することが困難なため
- 選択式の問題だけが出題されないため
- 試験時間が問題数と比例していないため
試験は選択式だけではないので暗記だけで合格することは難しく、問題数もかなり多いです。
そのため、過去問を何度も解いて問題になれる時間も必要なため、90時間は必要なのではないかと思います。
とは言え、1ヶ月で90時間(3時間/1日)の勉強時間を確保できれば合格は可能になります。
そのため、簿記3級を1ヶ月で合格したい方は、ぜひ、今回紹介した以下の勉強法を参考にしてみてください。
独学1ヶ月で合格した勉強法
- 簿記3級の申し込み(0.5日)
- オンライン学習サイトのスタディング登録(0.5日)
- スタディングの動画講義・スマート問題集を最低2回受講(1日3時間を5日間)
- スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」を受講(1日3時間を8日間)
- スタディングの「実践力アップテスト」「模擬検定試験」で間違った問題復習(1日3時間を4日間)
- 公式の過去問題集とスタディングの模擬検定試験をひたすら解く(1日3時間を13日間)
>>予備校に通わず独学1ヶ月で合格するための勉強方法をもう一度確認したい方はこちら
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。