今回は、上記悩みを解決していきます。
- 東証プライム企業の通信業界にて6年勤務
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 転職活動をきっかけに年収700万円達成
- 現在は年間30万人以上の読者が訪れる当ブログ運営中
なお、私自身、一生懸命就活を頑張って入社した東証プライム企業の総合職で手取り17万円…
給料が低いと経済的かつ精神的にもかなり大変だったことを記憶しています。
今回は、そんな給料が低かったときにしんどいと感じた理由5つを紹介!
また、記事後半では、給料が低くてしんどいときに取るべき行動も紹介してます。
ぜひ、給料が低くてしんどい状況を脱却したい方も参考にしてみてください。
給料が低いとしんどい理由【5選】
給料が低いとしんどい理由5選
- 仕事のモチベーションが上がらない
- 自分のやりたい趣味を我慢する必要がある
- 周囲の友人と給料を比較してしんどくなる
- 自分の存在意義を否定されている感覚になる
- 将来に対する不安が募る
①仕事のモチベーションが上がらない
と言うのも、パーソル総合研究所の10,000人を対象とした" 働くことを通じた成長 "で「報酬の上昇」は第1位!
第2位「効率性の向上」・第3位「専門性の向上」と過去5年間順位変動はありません。
このように、働くことを通じた成長を実感しやすい「報酬の上昇」がない場合、モチベーション維持は困難。
「給料上がらない→モチベーション低下→成果でない→給料上がらない」の負のスパイラルになることも…
なお、私自身、社会人2年目の頃に残業80時間の経験をしたことがあるのですが…
残業代含めて手取り17万円という経験をしたことがあり、仕事のモチベーションがかなり下がったのを覚えています。
②自分のやりたい趣味を我慢する必要がある
支出項目 | 支出額 |
家賃 | 8万円/月 |
食費 | 3万5,000円/月 |
光熱費・水道代 | 1万2,000円/月 |
通信費 | 1万円/月 |
仕送り | 2万円/月 |
奨学金 | 1万7,000円/月 |
合計 | 17.4万円/月 |
上表の通りでして、趣味を含めなくてもギリギリの生活をおこなっていました。
結果、" これだけ頑張っても生活ギリギリか… "と精神的にかなりしんどかったのを覚えています。
③周囲の友人と比較してしんどくなる
上記の通りでして、周囲の友人と給料を比較して辛くなるケースも多いです…
なお、私自身、メーカー営業の友人が手取り30万円をもらっている話を聞いてかなり落ち込んだのを覚えています。
④自分の存在意義を否定されている感覚になる
上記の通りでして、給料が低いと自分の価値が低いと感じてしまうケースがあります。
なお、私自身、手取り17万円のときには、" スキルもない無能だから仕方ないか… "と考え込んでしまったことがあります。
結果、自分の存在意義すらわからなくなり、卑屈な感情からしんどくなっていました…
⑤将来に対する不安が募る
キャリアの不安
- このままの給料で結婚はできるのだろうか…
- 親の介護が必要になったときにこのままの給料だと…
- 子供が産まれても満足に育てられるのだろうか…
- 自分は今後もこんな安月給で働き続けないといけないのか…
上記のように、給料が低かったときは将来に対して不安しかありませんでした…
結果、精神的にしんどくなりふさぎ込んでしまうことも多かったです。
今後も給料が低い状態で推移する企業の特徴【3選】
給料が低い企業の特徴
- 従業員を人件費として考えている
- 社内の優秀な先輩社員の給料が思っているほど高くない
- 働いている業界の平均年収が高くない
厳しい現実をお伝えすると、上記3つのうち、いずれかに当てはまった場合は、今後も大幅な給料アップは見込めないです…
一つずつ詳しく紹介していきますね。
①従業員を人件費として考えている
上記の通りでして、家族経営やワンマン社長のような企業に多い特徴となります。
従業員=コストとして扱っているので、" 昇給は無駄なコスト "と考えていることが多いです。
結果、何年働いても給料アップは見込めず、搾取され続ける可能性が高くなります…
②優秀な先輩社員の給料が思っているほど高くない
と言うのも、先輩社員=あなたの将来を歩んでいると考えられます。
結果、優秀な先輩社員の給料が思っているほど高くない場合、あなた自身も給料アップは見込めないと言えます。
なお、先輩社員の給料が低くても、あなたが給料アップできる可能性は以下2つしかありません…
- 勤め先企業の業績が大幅に増益となる
- 給料テーブルが大幅に改定される
正直、どちらも外部的要因が強く、あなた自身の努力では変えることが難しいと言えます…
③働いている業界の平均年収が高くない
業種分類 | 平均年収 |
メーカー | 453万円 |
金融業界 | 454万円 |
総合商社 | 446万円 |
IT / 通信業界 | 436万円 |
メディカル | 400万円 |
建設 / プラント 不動産業界 | 421万円 |
インターネット / 広告 / メディア業界 | 412万円 |
専門商社 | 411万円 |
サービス業界 | 366万円 |
小売業界 | 351万円 |
上表の通り、金融業界(454万円)と小売業界(351万円)では103万円の差があります。
このように、平均年収の低い業界の場合、大幅な給料アップは見込めない可能性が高いです。
なお、業界の平均年収が低い場合も外部的要因が大きいため、あなた自身の努力では変えることが難しい部分となります…
と悩まれる方も多いと思いますが、努力に対して給料がまったく上がらない場合は辞めて問題なしです。
次の章では、この辺りの詳しい詳細について解説していきますね。
【結論】頑張って働いても給料が低くてしんどい場合は辞めて問題なし
辞めても良い理由
- 仕事が合っていない可能性がある
- 働く価値のない企業である可能性が高い
- モチベーション維持が困難
①仕事が合っていない可能性がある
一生懸命働いても給料が上がらない場合、適切な評価がされていない可能性大!
評価基準に沿ったフィードバックの内容が悪い場合、そもそもあなたと仕事の相性が悪いケースも考えられます。
その場合、どれだけ働いても給料が上がらない可能性は高いので辞めるべきと言えます。
②働く価値のない企業である可能性が高い
企業側は、従業員の成果に対して報酬を支払うのは当たり前。
その中で、従業員=コストと考える思想が強く、成果に対して昇給をまったくしない企業が存在します。
そう言った企業は、働く価値のない企業であり、すぐにでも辞める判断をすべきです。
今後何十年働いても給料は上がらず、搾取され続ける側になってしまいます…
③モチベーション維持が困難
パーソル総合研究所の10,000人を対象とした" 働くことを通じた成長 "で「報酬の上昇」は第1位!
第2位「効率性の向上」・第3位「専門性の向上」と過去5年間順位変動はありません。
このように、働くことを通じた成長を実感しやすい「報酬の上昇」がない場合、モチベーション維持は困難。
「給料上がらない→モチベーション低下→成果でない→給料上がらない」の負のスパイラルになることも…
そのため、一生懸命働いても給料が上がらない場合は辞めて問題なしです。
給料が低くてしんどいことを理由に辞める場合の注意事項【3選】
辞める場合の注意事項
- 転職は同業界・同職種が鉄則
- 転職の成功はマッチングの問題
- 知名度のない転職エージェントは使わない
①転職は同業界・同職種が鉄則
2020年リクルート調査によると異業種への転職は全体の67.4%!
業種を変えての転職をする方がほとんどであるという統計データになっています。
しかし、基本的に「転職における給料アップ=前職の給料+前職の経験・実績」を軸に考えます。
そのため、汎用性のあるスキル(例:日商簿記2級など)があるのであれば別ですが…
給料アップが目的であれば、前職の経験や実績を考慮してもらいやすい同業界・同業種で転職すべきと言えます。
厚生労働省の令和3年雇用動向調査では、転職により給料が減少した方は35.2%!
異業種への転職者が多い転職市場で給料が減少しているケースは決して少なくありません…
②転職の成功はマッチングの問題
当サイト含め、多くのサイトで" おすすめ転職サイト○選 "のような記事があります。
ですが、どれだけ転職サイトが素晴らしくても転職先の企業が微妙だったら意味ないのが現実…
正直、転職が成功するor成功しないはマッチングの問題であり、最終的な判断もあなた自身になります。
そのため、まずは転職サイトに登録して転職案件の詳細をチェック。
企業担当者に合って話したり面談で話を聞いて、企業から選ばれるではなく、企業を選ぶという考え方が大切です。
③知名度のない転職エージェントは使わない
転職の成功or成功しないはマッチングの問題とお伝えしましたが…
もし、給料アップ目的で転職エージェントを利用するのであれば大手一択です。
大手一択の理由
- 取り扱い求人数が豊富
- 担当者のサービス品質が安定している
- 給料アップを理由とした相談実績が豊富
上記の通り、大手転職エージェントは取り扱い求人が豊富=給料アップ求人を発見できる可能性アップ。
大手なだけあり、担当者の育成マニュアルも揃っており、サービス品質は安定しています。
また、転職支援実績が豊富なので、給料アップを理由とした支援実績も豊富。
そのため、給料アップを目指した転職の場合、大手転職エージェント一択と言えます。
給料アップにおすすめの転職エージェント【3選】
おすすめ転職エージェント
- 「リクルートエージェント」:転職成功実績No1 / 最大級の転職サイトなので求人が豊富
- 「アサイン」:長期的なキャリア支援が特徴 / ハイクラス転職を得意としており高年収求人が豊富
- 「マイナビジョブ20's」:累計登録者37万人突破 / 20代に特化した転職支援が強み
①リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職者の8割が利用する業界最大手の転職エージェント。
年齢問わず幅広い求職者が利用しており、求人数と転職支援実績においてNo1の実績を誇っています。
上記の通り、転職エージェント=リクルートエージェントと言っても過言ではないサービス。
求人数がNo1であり、単純に給料アップ求人を発見できる可能性が高いです。
もちろん、業界最大手なだけあり、初めてでも安心して利用できるのも大きな魅力。
そのため、給料アップを狙った転職を希望する場合は、まずはリクルートエージェントに登録しておけばOKです。
リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/」
②ASSIGN(アサイン)
アサインは、20代から30代のハイエンド層に特化した転職エージェント。
少数精鋭の一流エージェントのみを採用しており、長期的なキャリア支援を強みとしています。
上記の通り、アサインはハイエンド層の転職エージェントなので給料アップに適したサービス。
ただし、高年収求人の場合、スキルや実績がないと紹介してもらえない可能性もあるので注意です。
なお、スキルや実績が具体的にどういったものを指すのか自分で判断するのは難しいのも事実。
意外と、アサインの担当者が聞くと、高年収求人を紹介できるスキルや実績を保有している可能性があります。
そのため、給料アップできるスキルや実績があるのか確認するために利用するのも一つの手です。
アサイン公式サイト「https://assign-inc.com/」
③マイナビジョブ20's
「マイナビジョブ20's」は、マイナビによる20代の若手社会人を対象にした転職エージェント。
累計登録者数も37万人を突破しており、大手マイナビの20代に特化した手厚いキャリア相談を受けられます。
上記の通り、大手マイナビが20代を対象とした転職エージェント。
20代の若手の方で給料アップを目指す場合は、20代の転職事情を熟知したサービスという意味で利用価値は高いです。
注意事項
ただし、リクルートエージェントやアサインに比べると、給料アップ求人の数は劣ります。
また、求人の対象エリアが関東・東海・関西エリアが中心となっている点も注意が必要。
マイナビジョブ20'sを利用する場合は、20代の転職市場を理解する目的で利用するのが吉。
20代の転職事情が把握できたタイミングで、リクルートエージェントやアサインで求人を探すのがおすすめです。
マイナビジョブ20's公式サイト「https://mynavi-job20s.jp/」
給料が低くてしんどいと悩む人から多く寄せられた質問【5選】
多く寄せられた質問5つ
- 転職せずに副業を始めるのはおすすめでしょうか?
- 10年間給料が上がらないのは違法じゃないでしょうか?
- 世間一般のサラリーマンはどれくらい給料が上がっていくのでしょうか?
- 給料が上がらない人の特徴ってあるのでしょうか?
- 転職はスキルがないと大幅な給料アップは難しいでしょうか?
①転職せずに副業を始めるのはおすすめでしょうか?
F氏(28歳)
転職せずに副業を始めるのはどうなのでしょうか?
現在の勤め先企業は、比較的残業は少ないので副業も一つの手と考えています。
中途半端な回答になりましたが、正直、給料を上げたい場合は、転職という方法が一番手っ取り早いのが現実。
副業は、以下のような理由からも茨の道です…
おすすめしない理由
- 短期間で簡単に成果が出るとはかぎらない
- 休日関係なく仕事をする忍耐が必要
- 副業が理由で本業がおろそかになるケースもある
しかし、転職を考えたが、給料アップ求人がなかった場合は、副業も選択肢として考えるのは一つの手。
勤め先企業で働きながら、仕事終わりや休日にコツコツ自分に合った副業を始めてみてください。
②10年間給料が上がらないのは違法じゃないでしょうか?
W氏(34歳)
10年間給料が上がっていないのですがこれって違法なんじゃ…
正直、給料がまったく上がらないので転職も視野に入れています…
と言うのも、労働基準法では" 賃金は毎月1回以上、一定の期日を定めて支払う "と定められていますが…
昇給や賞与に関する定めはないためです。
そのため、10年間給料が上がらなくても法的に問題がないと言えます。
③世間一般のサラリーマンはどれくらい給料が上がっていくのでしょうか?
N氏(32歳)
世間一般のサラリーマンはどれくらいのペースで給料が上がるの?
自分の周囲の先輩もまったく上がっていないので参考にならず…
上記の通りでして、" サラリーマンの年収の上がり方は? "の記事で詳しく解説していますが…
業界関係ない世間一般のサラリーマンの年収(賃金)上昇率は平均で6,898円となっています。
※厚生労働省の「令和4年春季賃上げ要求・妥結状況」参照。
ちなみに、年収で見ると8.3万円(6,898円✖︎12ヶ月)上昇しており、年収100万円アップを達成するために最低12年(100万円÷8.3万円)かかる計算となります。
④給料が上がらない人の特徴ってあるのでしょうか?
R氏(34歳)
給料が上がらない人の特徴ってあるのでしょうか?
勤め先企業が原因ではなく自分に原因があるのかなと思って悩んでいます…
給料上がらない人の特徴
- 職場の評価基準を把握できていない
- スキルが不足している
- 給料以上の仕事ができていない
上記の通りでして、とくに「職場の評価基準を把握できていない」方は多い印象です。
評価基準=企業があなたに期待することなので、この辺りの把握は必須となってきます。
⑤転職はスキルがないと大幅な給料アップは難しいでしょうか?
M氏(26歳)
転職する場合は、スキルや実績がないと大幅な給料アップは難しいのでしょうか?
転職したら給料が下がったという話を聞いたことがあり気になっています…
と言うのも、「転職における給料アップ=前職の給料+前職の経験・実績」という考え方があるからです。
転職において、前職より大幅な給料アップを望む場合、前職の給料はもちろん、経験や実績を加味されます。
そのため、当記事でも同業界・同職種への転職をおすすめしているのですが…
スキルや実績がまったくない場合は、転職で年収100万円アップなどの大幅な給料上昇は難易度が高いと言えます。
【もう限界…】給料が低いとしんどい理由5選のまとめ
給料が低いとしんどい理由5選
- 仕事のモチベーションが上がらない
- 自分のやりたい趣味を我慢する必要がある
- 周囲の友人と給料を比較してしんどくなる
- 自分の存在意義を否定されている感覚になる
- 将来に対する不安が募る
上記の通りでして、私も手取り17万円だったときは、上記理由からいつもしんどくなっていました…
とは言え、行動を起こさないかぎり給料が低い状態を脱却できないのも事実…
いきなり今の会社を辞めて転職するのはリスクが高いですが、転職活動であればリスクなしです。
まずは、今回紹介した転職エージェントも活用しつつ、給料アップ求人を探してみてはいかがでしょうか?
おすすめ転職エージェント
- 「リクルートエージェント」:転職成功実績No1 / 最大級の転職サイトなので求人が豊富
- 「アサイン」:長期的なキャリア支援が特徴 / ハイクラス転職を得意としており高年収求人が豊富
- 「マイナビジョブ20's」:累計登録者37万人突破 / 20代に特化した転職支援が強み
上記の中でもリクルートエージェントは転職支援実績・求人数が業界No1のサービス。
もちろん、業界最大手なだけあり、初めてでも安心して利用できるのも大きな魅力となっています。
リクルートエージェント公式サイト「https://www.r-agent.com/」
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。