こんな悩みを解決できる記事を書きました。
私自身、就活ブログを運営して4年以上、多くの中小企業を調査してきました。
実際に、「みんなが知らない超優良企業165社」という記事でまとめたりもしています。
今回は、そんな私が超優良の中小企業の見つけ方15選を紹介します。
総務省の調査によると、日本全国の企業は368万社以上!
そのうち9割以上が中小企業であり、お宝求人が中小企業には確実に眠っています。
本記事を読んで、ぜひあなたに合った超優良の中小企業を見つける術を身につけていきましょう。
確実に実践したい超優良の中小企業の探し方【トップ3】
超優良の中小企業の探し方【トップ3】
- 就職四季報をチェックする
- 政府認定の企業を調べる
- 就活エージェント経由で紹介を受ける
基本、超優良の中小企業を見つける場合は、上記3つの方法を試しておけばOKです。
実際に、私が上記3つの方法を使って、超優良の中小企業を探していた方法もまとめておきますね!
step.1
就職四季報で気になる企業をピックアップ(目安:10社から20社程度)
step.2
ホワイト企業認定などの政府認定の企業をピックアップ(目安:5社程度)
step.3
就活エージェントを利用してピックアップ企業の紹介が可能か確認
多くのブログでは、就活エージェントを一番始めに紹介してますが、いきなり使うのはおすすめしません。
まずは、自分が気になる企業をいくつかピックアップしてから利用しましょう。
就活エージェントの中には、思考停止の学生を狙った、ブラック企業ばかりを紹介してくるサービスもあるので注意です。
今すぐ使える超優良の中小企業の探し方【15選】
超優良の中小企業の探し方【15選】
優良企業の探し方①:就職四季報をチェックする
おそらく、多くの学生が就活本コーナーに行くと見かけたことがあると思います。
私自身、就活本が役に立ったと感じる場面は少なかったですが、就職四季報は購入して良かった本の1冊です。
なお、就職四季報は、東洋経済新報社が企業ごとの「平均年収」や「残業時間」・「離職率」などの情報がまとめられた1冊!
そのため、就職四季報を1冊持っておけば、労働条件の良い優良の中小企業を探せます。
優良企業の探し方②:政府認定の企業を調べる
と思われた方も多いと思うので、簡単に紹介すると…
上記のような、厚生労働省や経済産業省などの政府がさまざまな項目で認定した企業を指します。
なお、驚くことに上記のような制度を取っている企業は、意外と中小企業が多かったりします。
そのため、「育児制度が充実している中小企業=くるみんマーク・プラチナくるみん」のように探すことができます。
優良企業の探し方③:就活エージェント経由で紹介を受ける
サービス内容
- エントリーシート・履歴書の添削
- 求人紹介(マイナビやリクナビにない非公開求人の紹介)
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート(適性検査ツールやワークシートを用いた分析)
- 面接後のフィードバック
簡単にまとめると、あなた専任の担当者が求人紹介から内定獲得まですべて支援してくれるサービスです!
なお、求人紹介では、面談内容をもとにあなたに合った企業をすすめてくれます。
担当者によっては、面談開始からいきなり質の低い求人を紹介してくるケースがあります。
そのため、利用前に就職四季報などを活用して「事前に自分の希望する企業をいくつかピックアップ」しておきましょう。
また、以下のような、マニュアルが整備されている大手運営の就活エージェントから利用するのがおすすめです。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間(23卒実績) / 株式会社DYMが提供!
- 「ジョブラス新卒紹介」:面談満足度91% / 人材紹介事業50年以上の株式会社アイデムが提供!
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / 賀来賢人さん出演のCMで話題のレバレジーズが提供!
優良企業の探し方④:逆求人サイト経由で探す
上図の通り、逆求人サイトを利用すれば、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要がなくなります。
逆求人サイトにプロフィール(自己PRやガクチカなど)を登録すると、自動で企業からスカウトがくる仕組みです。
もちろん、スカウト企業すべてが優良の中小企業とはかぎりませんが…
あなたと相性の良い中小企業と出会える窓口を広げるうえで導入は必須と言えます。
おすすめ逆求人サービス
とくに、OfferBoxは就活生の3人に1人が利用する逆求人サイトの中でも王道のサービス。
17,000社以上の企業が登録しており、逆求人サイトの中でもっとも多くのスカウト獲得が狙えます。
そのため、逆求人サイトの導入がまだの方は、まずはOfferBoxから試してみるのがおすすめです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
優良企業の探し方⑤:就活イベントに参加する
上図は、私が「ジョブトラ」というイベントに参加したときの写真なのですが、参加価値はかなり高いと感じました。
ジョブトラの場合、企業側も8社ほど参加するのですが、かなり魅力的な中小企業が多かったです。
もちろん、イベント参加は無料なので、こういったイベント経由で穴場の中小企業を見つけるのも一つの手と言えます。
優良企業の探し方⑥:小規模の合同企業説明会に参加する
と言うのも、小規模の合同企業説明会は、企業の人事との距離感が近いという特徴があります。
また、中小企業ほど、小規模の説明会に参加して、少数の学生を採用する動きが多いです。
そのため、優良の中小企業を探すのであれば、マイナビやリクナビ開催の合同説明会よりも「小規模開催の説明会」がおすすめです。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
優良企業の探し方⑦:社員口コミサイトから探す
社員口コミサイトは、退職した社員の企業に対する本音が投稿されています。
こう言った情報を参考にしながら、口コミの良い企業を選択するのは一つの手です。
ただし、社員口コミサイトをチェックするときは、以下2点には注意してください。
注意事項
- 悪評ばかりに目を向けない
- 完璧な企業は存在しない
口コミサイトは、見始めると止まらなくなるのはもちろん、悪い部分ばかりに目が行きがちです…
ただ、あくまでも退職した社員の口コミが多いので、ネガティブな口コミが集まりやすいという特徴があります…
そのため、社員口コミサイトは客観的な視点でチェックするようにしましょう。
おすすめ口コミサイト
優良企業の探し方⑧:動画配信サイトで探す
と言うのも、隠れ優良企業を見つけるにあたり、マイナビやリクナビから探すのはかなり大変です…
企業説明は細かい文章で書かれており、詳しい詳細は採用ページに飛んで確認する必要があります。
利用価値
- 1,000社以上の企業動画がネットフリックス感覚で見放題
- 大手企業からベンチャーまで幅広い企業動画が揃っている
- 自己PR動画をアップするとスカウト獲得も狙える
上記の通り、スキマ時間に1,000社以上の企業動画を見られるのが大きな特徴です。
企業の概要や特徴が動画にまとまっているので、企業のホームページを読むより簡単にチェックできます。
そのため、マイナビやリクナビのみで企業探しをしている方は、ぜひ導入してみてください。
JOBTV新卒公式サイト「https://jobtv.jp/」
優良企業の探し方⑨:大学のキャリアセンター経由で探す
正直、ここまで紹介してきた中で、一番手取り早いのはキャリアセンターの活用になります。
実際に、" 優良企業を紹介してほしいです "と言えば、何社か希望の労働条件に沿った求人を出してくれるのでおすすめです。
もちろん、大学のキャリアセンターだけで探さないようにはしましょう。
大学のキャリアセンターが取り扱っていない優良求人を取りこぼすのはもったいないです!
優良企業の探し方⑩:OB・OG訪問経由で探す
step.1
キャリアセンター経由で気になる求人発見
step.2
直近3年以内に就職している先輩がいるか確認
step.3
キャリアセンター経由でOB・OG訪問希望を出す
OB・OGは、比較的年齢の近い方が担当になってくれることが多く、入社後の働き方まで丁寧に教えてくれます。
話を聞くうちに、自分に取って働きやすい企業だという気づきも少なくないので確実に実践しておきたい内容です。
優良企業の探し方⑪:SNS経由で探す
定番で言えば「X(旧:ツイッター)」ですが、最近はインスタグラムに参入する企業も多くなっています。
そして、こういったSNS経由で経営層や人事の方のツイートを見て優良企業か判断するのもおすすめです。
Wantedly公式サイト「https://www.wantedly.com/」
優良企業の探し方⑫:大手企業の関係会社から探す
大手企業の公式サイトには、取引先や子会社の情報を載せています。
そして、そういった関係会社の中には、ニッチな分野で業界No1の企業が多く存在します。
そのため、自分の志望する業界の大手企業を何社かピックアップして、公式サイト経由で関係会社を見てみるのはおすすめです。
手間はかかりますが、私の経験上、高確率でお宝求人が眠っています。
優良企業の探し方⑬:新聞やビジネス誌を経由して探す
正直、かなりアナログなやり方ですが、毎日の新聞チェックは私もやっていました。
私の場合、日経新聞を読んでいましたが、" 半導体企業10選 "などの記事配信が定期的にありました。
なお、新聞を読むクセが身につけば、社会人になってからも役立つことが多いので、導入がまだの方は活用してみてください。
優良企業の探し方⑭:就活ブログ経由で探す
例えば、私のブログでは、「みんなが知らない超優良企業165社」という記事があります。
こういった記事を作っているブロガーは多いので、そういった記事をチェックするのはおすすめです。
2サイトから3サイトくらいチェックすると、共通して紹介されている企業があったりします。
そして、そういった企業を細かく調べていくうちに、誰も知らないような優良の中小企業に出会えることがあったりします。
優良企業の探し方⑮:求人サイト経由で探す
なお、定番の求人サイトは「マイナビ」や「リクナビ」になってきます。
マイナビやリクナビは、" 残業25時間以内・従業員1,000人以下 "など絞り込み機能があります。
そういった機能を活用しながら、希望条件に当てはまる企業をピックアップする方法です。
正直、目新しさはないですが、シンプルかつ効果的な見つけ方ではあります。
そのため、優良の中小企業探しに迷ったときは、まずは「マイナビ」や「リクナビ」経由で求人を探すのは一つの手です。
【大前提】超優良の中小企業の基準5つ
超優良の中小企業の基準【5選】
なお、正直なところ、超優良の中小企業の基準は人そろぞれ違います。
しかし、" 平均残業時間は25時間以内 "などの基準で判断することは可能です。
そこで、本章では、上記5つの基準について詳しく紹介していきます。
基準①:ニッチな分野で業界No1
と言うのも、ニッチな分野で業界No1の企業は、競合が少ないという特徴があります。
また、収益性も高く労働条件の良い優良企業が多いです。
企業名 | ソーダニッカ株式会社 |
従業員数 | 288名(単体) |
就職倍率 | 40倍(24卒の応募446名→内定11名) |
3年後の離職率 | 0%(3年前入社:男性4名 女性3名) |
有給休暇の平均取得数 | 12.0日 |
平均年収 | 677万円 |
月の平均残業時間 | 14.9時間/月 |
ソーダニッカ株式会社は、苛性ソーダで国内のシェア首位となっています。
苛性ソーダーについての詳細は省きますが、離職率や平均年収・残業時間など、労働条件の良い隠れ中小企業の1社です。
基準②:平均残業が25時間以内
もちろん、企業によって繁忙期はあるので月によっては25時間を超えることもあります。
しかし、年間の残業時間を月で割った時に25時間以内かは一つの基準として考えるのがおすすめです。
2022年10月から12月 | 2023年1月から3月 | 2023年4月から6月 | 2023年7月から9月 | |
日本の平均残業時間 | 23.96時間/月 | 23.90時間/月 | 23.43時間/月 | 22.76時間/月 |
業界や企業によっては、残業が上表よりも多いことは十分に考えられます。
しかし、中小企業を選ぶときに、上表を軸に確認するのはおすすめです。
基準③:年間休日125日以上
なお、毎週土日・お盆・正月などの祝日が休みの企業は、年間120日前後になります。
そのため、年間休日120日前後にプラス5日した「年間休日125日」は一つの判断基準として良いと考えます。
基準④:過去3年間の離職率が3割以下
と言うのも、厚生労働省の調査で「令和2年3月に卒業した新規学卒就職者の離職状況」が公表されています。
離職状況
- 新規高卒就職者が37.0%
- 新規大学卒就職者が32.3%
パーセンテージの表記になってますが、だいたい全体の3割が3年以内に離職していることがわかります。
そのため、過去3年間の離職率が3割以下なのかは、超優良の中小企業か判断する軸として考えることができます。
基準⑤:時給換算で1,700円以上
と言うのも、給与水準の高い企業を探せばいくらでもあります。
例えば、以下の企業だと給与水準だけで見ればどちらが魅力的でしょうか?
具体例
- 給与40万円(1日の所定労働時間8時間・残業50時間・月22日出勤)
- 給与30万円(1日の所定労働時間7時間・残業10時間・月22日出勤)
1の方が給与だけ見ると魅力的ですが、時給は「1,769円(40万円÷226時間労働/月)」!
2の時給は「1,829円(30万円÷164時間労働/月)」となります。
このように、給与水準だけで企業を判断するのではなく、時給思考こそ超優良の中小企業を判断する基準と言えます。
優良企業とブラック企業を見極める方法【3選】
ブラック企業か見極める方法
①採用フローが少なくないかチェック
例えば、内定までの選考が面接1回だけの場合が該当します。
私の採用担当者をしていた経験上、採用フローが少ない企業は、人手不足または採用にかけるお金がないケースが多いです。
そのため、選考フローが少ないのは魅力的に見えるかもしれませんが、細心の注意は払っておきましょう。
②企業の公式サイトに募集要項があるかチェックする
とくに、SNS経由で検索した企業は、募集要項が載っていない企業が多い印象です。
基本、口頭での給与などの説明がされ、入社した後に条件が違ったという口コミも多いので注意が必要かと…
なお、私としては、募集要項のない企業は受けないのがおすすめです!
③固定残業代が含まれていないかチェックする
私自身、多くの求人を見てきましたが、" 初任給35万円(固定残業40時間含む) "みたいな企業は多い印象…
固定残業代を加味している企業は、基本、固定残業分の労働がある可能性を明示しているようなものです。
そのため、固定残業代が給与に含まれているかは、ブラック企業か判断する一つの基準と考えることができます。
もちろん、固定残業代=すべて悪というわけではないので、実際の社員の話を聞いてみたりしながら判断しましょう。
超優良の中小企業を探すときの注意点【3選】
注意点【3選】
注意点①:最初から業界・業種を絞り込む
と言うのも、最初から志望業界や業種を絞り込むと視野が狭くなります。
冒頭でお伝えした通り、日本全国の企業は368万社以上あるので、まずは幅広い業界・業種を見るのがおすすめです。
なお、業界・業種を絞ることで就活の軸に一貫性が出るという意見もあります。
しかし、その企業で何をしたいかが重要であり、多くの業界・業種を受ける重要性はあまりないのが私の意見です。
注意点②:社員口コミサイトを100%信じない
「超優良の中小企業の探し方⑦」で紹介しましたが、社員の口コミサイトを参考にするのはおすすめです。
しかし、社員口コミサイトの情報を100%信じ込むのはおすすめしません。
と言うのも、社員口コミサイトの多くは、退職した社員が書き込むプラットフォームです。
そのため、悪評の目立つ企業が多く、魅力的なポイントが語られていない企業も多くあります。
だからこそ、社員口コミサイトだけでなく、「就活イベント」や「OB・OG訪問」なども活用しながら、総合的な視点で優良企業か判断するようにしましょう。
注意点③:完璧を求めすぎない
私がそうだったのですが、企業を探すにあたり完璧を求めすぎる傾向にありました。
例えば、" 年収800万円以上・年間休日120日以上・有給平均15日以上 "などです。
しかし、企業に対して自分の理想を求めすぎると一生出会えない可能性も出てきます。
超優良の中小企業と聞くと、すべて完璧をイメージする方もいるかもしれませんが、どこかを妥協する考えは持っておくのがおすすめです。
超優良の中小企業の探し方15選のまとめ
超優良の中小企業の探し方【15選】
上記の通り、私が考える超優良の中小企業を探す方法は上記15がすべてとなります。
とくに、「就職四季報・政府認定の企業を調べる・就活エージェント活用」は、確実に実践しておきたい内容です。
step.1
就職四季報で気になる企業をピックアップ(目安:10社から20社程度)
step.2
ホワイト企業認定などの政府認定の企業をピックアップ(目安:5社程度)
step.3
就活エージェントを利用してピックアップ企業の紹介が可能か確認
なお、多くのブログでは、就活エージェントを一番始めに紹介してますが、いきなり使うのはおすすめしません。
まずは、自分が気になる企業をいくつかピックアップしてから利用しましょう。
就活エージェントの中には、思考停止の学生を狙った、ブラック企業ばかりを紹介するケースも多いので注意です。
以上、超優良の中小企業を探している方は、ぜひ実践してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。