

今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月に東証プライム企業へ総合職入社
- 新卒1年目から約4年間 東証プライム企業で採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者へ向けて就活情報発信中(実績:AbemaTVの就活特番生出演)
パナソニックは、日本の電機メーカー最大手。
創業者は経営の神様と呼ばれた「松下幸之助」であり、創業から100年を超える老舗企業です。
そんなパナソニックは、就職できると勝ち組と言われることも多い企業。
しかし、Google検索すると、" パナソニック 就職 やばい "や" パナソニック 就職 やめとけ "と表示されます。
今回は、そんなパナソニックに就職できると勝ち組なのか?
それともパナソニックへ就職するとやばいのかについて深掘りしていきます。
ぜひ、パナソニックへの就職を検討している方は、参考にしてみてください。
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【結論】パナソニックに就職できると勝ち組なのか?


と思われる方も多いと思いますが、パナソニックにかぎらず、私の就職における勝ち組の定義は以下の通りです。
就職の勝ち組=入社後における人生の幸福度
私自身、それなりに知名度のある東証プライム企業に総合職で入社でき、学生時代は勝ち組と思っていました。
もちろん、友人や家族からも褒められ、承認欲求はかなり満たされていたと思います。
ですが、働いて感じるのは、就職の勝ち組は入社後にどれだけ幸福度を感じられるかだと言えます。
なお、私の同期は、年功序列の文化に耐えきれず入社3年目で辞職しベンチャー企業で勤務中。
今でも飲みに行くと仕事の内容を楽しそうに話しています。




次の章でパナソニックの実態や魅力を詳しく紹介!
記事後半には、パナソニックへの就職が勝ち組だったと感じやすい方の特徴3つも紹介しているから合わせて読んでみてね!
パナソニックへの就職がやばいと言われている理由【4選】

やばいと言われている理由
- 就職難易度が高い
- 将来性がない会社と言われている
- 年功序列の文化がある
- 年収が低い割に激務と言われている
①就職難易度が高い


パナソニックの就職難易度
上記の通り、どのサイトでもパナソニックの就職難易度が高いと言われています。
なお、採用倍率については、2022年11月1日付けのパナソニックのリクナビ経由のプレエントリー数60,358名をもとに算出。
2023年新卒採用計画の予定数700名とした場合、60,358名÷700名=約86.2倍と計算しました。


②将来性がない会社と言われている

パナソニックは、2012年まで2期連続で巨額の赤字を出した経験がある企業。
当時の赤字額は合計1兆5,000億円となり、当時のパナソニックの津賀一宏社長は「もはやうちは負け組」と明言しました。

※出典元:パナソニックグループ公式サイト
業績が赤字に転落しているわけではなく、当期純利益は年々増加しています。
ただし、日本経済新聞で2017年に大規模リストラしたことを公表。
現在も競合の日立やソニーに比べると売上高や平均年収は劣る結果になっています。
以上のことから、パナソニックは将来性がない会社として、就職するのはやばいと言われています。
③年功序列の文化がある

日系の大手企業に多い口コミですが、パナソニックも年功序列文化についてささやかれています。
なお、社員口コミサイト「OpenWork」を確認すると、確かにいくつかの年功序列に関する口コミが見受けられました。
口コミ①
年功序列の給与はある意味安心ではあるが、トップの大学で業績ある人と同じ給与水準なのは申し訳なくなる…
口コミ②
基本的に年功序列で評価が決まる!
どんなに優秀でも年齢が各役職の基準に達していないと昇進はできない。
上記口コミのように、年功序列文化を嫌う方の口コミが広がり、就職するのはやばいと言われています。
④年収が低い割に激務と言われている


OpenWork2437人の回答結果 | 平均年収 | 平均残業時間 |
パナソニック | 719万円 | 25.8時間/月 |
パーソルキャリアによると、日本の正社員の平均年収(中央値)は350万円なので、パナソニックは比較的高水準です。
なお、タレントスクエアにて、パナソニックの役職別年収も公表されていたので紹介しますね!
役職イメージ | 年次のイメージ | 年収のイメージ |
C1-C2 | 2-4年目 | 400-550万円 |
P10/P9(主務) | 5-8年目 | 600-800万円 |
P8(主幹) | 8-10年目 | 800-1,000万円 |
P7/P6(課長) | 10年目以降(実力次第) | 1,000-1,200万円 |
P5/P4(部長) | 実力次第 | 1,200-1,500万円 |
P3(統括部長/BU長) | 実力次第 | 1,500万円以上 |
P2(事業部長) | 実力次第 | 2,000万円以上 |
上表の通り、実力関係なくても年収800万円から1,000万円は狙える企業。
平均残業時間も25.8時間であり、年収や残業時間という視点では、パナソニックへの就職がやばいという実態とは異なっている結果になっています。


パナソニックへ就職する魅力3つについて口コミをもとに紹介

パナソニックの魅力
- 研修が充実している
- 高い技術力がある
- 労働環境が良い
①研修が充実している

冒頭でお伝えした通り、パナソニックは日本の電機メーカー最大手。
大手企業なだけあり、社員口コミサイト「OpenWork」でも研修制度に関する良い口コミが多かったです。
口コミ①(出典元:OpenWork)
部署にもよりますが、研修をたくさん受けられるので、実務経験+研修受講という経験を積んで、5-10年程度で外の会社に行くことができる環境です。
口コミ②(出典元:OpenWork)
Udemy for bussinesを会社負担で利用でき、自己研修の環境は整っている。
また、研修専用の機関が存在するため、そこから自信が学びたい内容を選び上長承認の元で受講することも可能。
上記の中でも、研修専用の機関が存在するのは注目ポイント。
大手企業であるパナソニックの資金力があるからこそ実現できる魅力と言えます。
②高い技術力がある

冒頭でお伝えした通り、パナソニックは創業から100年を超える大手家電メーカー。
社員口コミサイト「OpenWork」にて技術力に関する良い口コミも多かったです。
口コミ①(出典元:OpenWork)
真面目な社風で誠実にコツコツと仕事に取り組み、商品を作り上げていくところ。
黒物家電は厳しいが、白物家電・電材・デバイス系の商品・技術力は高い。
口コミ②(出典元:OpenWork)
なんといっても高い技術力。
幅広な商品開発によって蓄積されたアセットによってグローバルでも戦ってきた実績と今後も勝ちにいけるポテンシャルを持った企業だと思います。
上記の中でもグローバルでも戦ってきた実績は注目ポイント。
国内外で得た経験があるパナソニックだからこそ、技術力は折り紙付きと言えます。
③労働環境が良い

実際、「OpenWork」に寄せられるパナソニックの労働環境に関する良い口コミはかなり多い印象を受けました。
口コミ①(出典元:OpenWork)
有給休暇は取得しやすい。
一斉休暇が長く、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始は長期休暇となる。(部署によって差異あり)
1ヶ月に2日から3日は定時退社日で定時に帰ることが可能。
その他の日も残業が多くならないように、一定の時間を超えるとアラートが出るようになっている。
口コミ②(出典元:OpenWork)
部署にもよるが、私の部署では自由に当日リモートか出社か選択可能。
子供の体調やその日の状況次第で判断できるのはありがたい!
上記口コミ以外にも" 事務だと土日出勤は皆無 "や" 残業がほとんどない "という口コミが非常に多かったです。
この辺りは、大手企業として労働環境の改革をしっかりとやっている証拠。
部署によって差は予測されるものの、ワークライフバランスはかなり取りやすい企業であることが伺えます。


パナソニックへの就職が勝ち組だったと感じやすい方の特徴【3選】


勝ち組と感じやすい人の特徴
- プライベートも充実させたい方
- 研修の充実した会社に就職したい方
- ブランド力のある企業で働きたい方
①プライベートも充実させたい方

パナソニックの魅力でお伝えした通り、パナソニックの労働環境はかなり良いことが伺えます。
なお、リクナビ2024にて平均有給休暇取得日数は17.2日(2021年度実績)と公表中。
多くの休暇に関する口コミや平均残業時間・休暇制度を見てもプライベートを充実させやすい環境が整っている企業です。
以上のことから、「プライベートの充実=人生の幸福度が高い」という方におすすめの1社となっています。
②研修の充実した会社に就職したい方

パナソニックは、日本を代表する大手企業なだけあり研修専用の機関が存在。
とくに、若手の方に向けた研修制度はかなり充実しています。

おすすめ理由
- 研修制度の充実=従業員を大切にしている傾向にある
- 研修で学んだスキルを副業に活かせる
- 転職のときに研修で学んだスキルを活かしやすい
上記の通り、研修で学ぶ内容にもよりますが、パナソニックは社会人に必要な基本的な研修が多い傾向。
請求書作成や挨拶・メール文章など、大手企業の研修で学べると今後の仕事に役立ちます。
そのため、「研修制度が充実した環境でスキルアップする=人生の幸福度が高い」という方におすすめの1社となっています。
③ブランド力のある企業で働きたい方

色々と、パナソニックはやばいと言われていますが、それでもブランド力は業界トップクラス。
本記事を読んでいるあなたもパナソニック製品を一度は手に取ったことがあるのではないでしょうか?
このように、パナソニックのブランド力に関してはほかの企業にはない大きな魅力。
「ブランド力のある企業で働く=人生の幸福度高い」という方におすすめの1社となっています。


パナソニックへ内定獲得するために取るべき行動【5選】

内定獲得するための行動
- 過去の選考情報をしっかりチェックする
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 面接練習をおこなう
- インターンシップに参加する
- パナソニックの選考前に内定を獲得しておく

①過去の選考情報をしっかりチェックする

どの企業も一緒ですが、過去の選考情報を確認して対策を練ることは必須。
その中で、パナソニックへ内定獲得できた先輩の選考対策も参考にできれば鬼に金棒です。
そのため、過去の選考情報をしっかりチェックして対策を練るのは、パナソニックの内定獲得に必須と言えます。



ユニスタイル公式サイト「https://unistyleinc.com/」
②自己分析を徹底的にやり込む

と言うのも、就活は" あなたという商品を売り込む "ことで内定が獲得できます。
また、自己分析をすることで" 自分のやりたいこと(就活の軸) "も見えてきます。
そのため、就活対策の基盤とも言える自己分析は、パナソニックの内定獲得においても必須です。

と悩まれる方も多いと思いますので、自己分析のやり方についても箇条書きで紹介しますね。
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
上記5つの通りでして、まずは適性検査を受講して自分の客観的データを収集するのが大切になってきます。
なお、各項目の詳しい詳細は" 自己分析のやり方5ステップ "にまとめてますので合わせて読んでみてください。
③面接練習をおこなう


座談会=面接というわけではないですが、基本的な受け答えや姿勢は見られていると思って間違いなし。
そのため、パナソニックの内定を獲得するためにも面接対策は必須です。

パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | プロの就職支援を受けられる | 担当者の質に大きく左右される |
上記の通り、一番確実かつ手間が少ないのは大学のキャリアセンターを利用した模擬面接です。
正直、年次が近いパナソニック出身のOBがいれば、そちらの社員を紹介してもらうのもおすすめ。
なお、大学の友人同士で模擬面接をするのも気兼ねなくできる点では良いのですが、あまりおすすめしません…
友人も就職活動が初めてなので、的確なアドバイスが受けられず、ミスリードになってしまうことがあります。
最後の就活エージェントについては、プロの就職支援を受けられるのでかなりおすすめ。
ただし、担当者の質によって大きく左右されるサービスなので、利用する場合はサービス比較が必須です。


④インターンシップに参加する


インターンシップ優遇
- インターン後のリクルーターとの面談
- 本選考前のリクルーターによるES添削・面接練習
パナソニック側のインターンシップ優遇は発表されていませんが…
就活会議のYoutubeにてリクルーターが付いてくれたという情報が公開されていました。

※出典元:パナソニックのインターンシップ公式サイト
インターンシップの実施時期は、公式サイトにてマイページ登録後に通知が届きます。
パナソニックの内定を目指している方は、かならず登録しておきましょう。
パナソニック公式サイト「https://recruit.jpn.panasonic.com/internship/」


⑤パナソニックの選考前に内定を獲得しておく


と驚く声をいただくことも多いですが、自分の目指す企業の前に内定を1社獲得しておくのはかなり重要です。
早期内定で得られる効果
- 強制的に本選考前の就活対策ができるため
- 自分の課題や弱点を本選考前に把握できる
- 早期内定でメンタルが安定する
- 本選考で面接官に優秀な学生と思わせられる
詳しい詳細は、" 早期選考を受けるメリット "で紹介していますが、早期内定のメリットはかなり大きいです。
実際、私もそうでしたが、本命企業の選考前に内定を獲得しているとメンタルに余裕が生まれます。
結果、本命企業の選考でリラックスして臨めるので、いつも以上の実力を出せるケースは本当に多いです。


【パナソニックへの就職は勝ち組?】就職はやばいと言われている理由のまとめ


曖昧な回答と感じる方も多いかと思いますが、就職の勝ち組=入社後における人生の幸福度!
パナソニックへ就職できたから勝ち組というわけではありません。
とは言え、パナソニックを色々と調査する中で、以下のような方はパナソニック入社後に勝ち組だと感じやすい可能性が高いです。
勝ち組と感じやすい人の特徴
- プライベートも充実させたい方
- 研修の充実した会社に就職したい方
- ブランド力のある企業で働きたい方
とくに、社員口コミサイト「OpenWork」を見るかぎり、パナソニックの労働環境はかなり良いことが伺えます。
そのため、プライベートを充実させたい方は、パナソニックの就職はおすすめと言えます。
パナソニックは、日本の電機メーカー最大手であり就職難易度も高い企業。
ですが、それに見合うだけの魅力があり、ぜひパナソニックへ就職を考えている方は目指してみてはいかがでしょうか?
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。