こんな悩みを解決できる記事を書きました。
パナソニックは、日本の電機メーカー最大手。
創業者は経営の神様と呼ばれた「松下幸之助」であり、創業から100年を超える老舗企業です。
しかし、Google検索すると、" パナソニック 就職 やばい "や" パナソニック 就職 やめとけ "と表示されます。
今回は、そんな「パナソニックに就職できると勝ち組なのか?」徹底解説していきます。
もちろん、「パナソニックの魅力は?」や「パナソニックへ就職する場合の対策」も紹介!
ぜひ、パナソニックへの就職を検討している方は、参考にしてみてください。
【結論】パナソニックに就職できると勝ち組かは人それぞれ
勝ち組なのか?
①勝ち組の定義は入社後の幸福度で決まる
と思われた方がいらっしゃるかもですが、パナソニックにかぎらず、どの企業でも当てはまる定義だったりします!
なお、誰もが知っているような総合商社でも毎年100人は去っています。
そのため、どれだけ勝ち組と言われる企業に就職できても、入社後の幸福度がなければ勝ち組とは言えないのが私の持論です!
②世間一般的にはパナソニックへの就職は勝ち組
勝ち組と言われている理由
- 就職難易度が高いため
- 年収が比較的高いため
- 福利厚生が整っているため
上記の通り、「就職難易度」や「年収」・「福利厚生」が理由で勝ち組と言われることが多い印象を受けました。
なお、次の章の「パナソニックの就職はやばい?」で詳しく紹介しますが…
確かに就職難易度は難しく、平均年収も719万円と高いです。
そのため、世間一般的な口コミを軸にみると、確かにパナソニックは勝ち組なのかもしれません。
パナソニックへの就職がやばいと言われている理由【4選】
やばいと言われている理由
①就職難易度が高い
パナソニックの就職難易度
上記の通り、どのサイトでもパナソニックの就職難易度は高いと書かれています。
なお、採用倍率については、2022年11月1日付けのパナソニックのリクナビ経由のプレエントリー数60,358名をもとに算出。
2023年新卒採用計画の予定数700名とした場合、60,358名÷700名=約86.2倍と計算できました。
②将来性がない会社と言われている
なお、パナソニックは、2012年まで2期連続で巨額の赤字を出した経験がある企業。
当時の赤字額は合計1兆5,000億円となり、当時のパナソニックの津賀一宏社長は「もはやうちは負け組」と明言しました。
※出典元:パナソニックグループ公式サイト
2024年現在、業績が赤字に転落しているわけではなく、当期純利益は年々増加しています。
ただし、日本経済新聞で2017年に大規模リストラしたことを公表。
現在も競合の日立やソニーに比べると売上高や平均年収は劣る結果になっています。
③年功序列の文化がある
日系の大手企業に多い口コミですが、パナソニックも年功序列文化についてささやかれています。
ちなみに、社員口コミサイト「OpenWork」を確認すると、確かにいくつかの年功序列に関する口コミが見受けられました。
口コミ①
年功序列の給与はある意味安心ではあるが、トップの大学で業績ある人と同じ給与水準なのは申し訳なくなる…
口コミ②
基本的に年功序列で評価が決まる!
どんなに優秀でも年齢が各役職の基準に達していないと昇進はできない。
上記口コミのように、年功序列文化を嫌う方の口コミが広がった結果、就職するのはやばいと言われたりしています。
④年収が低い割に激務と言われている
OpenWork2437人の回答結果 | 平均年収 | 平均残業時間 |
パナソニック | 719万円 | 25.8時間/月 |
パーソルキャリアによると、日本の正社員の平均年収(中央値)は350万円なので、パナソニックは比較的高水準です。
なお、タレントスクエアにて、パナソニックの役職別年収も公表されていたので紹介しますね!
役職イメージ | 年次のイメージ | 年収のイメージ |
C1-C2 | 2-4年目 | 400-550万円 |
P10/P9(主務) | 5-8年目 | 600-800万円 |
P8(主幹) | 8-10年目 | 800-1,000万円 |
P7/P6(課長) | 10年目以降(実力次第) | 1,000-1,200万円 |
P5/P4(部長) | 実力次第 | 1,200-1,500万円 |
P3(統括部長/BU長) | 実力次第 | 1,500万円以上 |
P2(事業部長) | 実力次第 | 2,000万円以上 |
上表の通り、実力関係なくても年収800万円から1,000万円は狙える企業。
平均残業時間も25.8時間であり、「年収」や「残業時間」という点では、パナソニックへの就職がやばいという実態とは異なる結果になっています。
パナソニックへ就職する魅力3つについて口コミをもとに紹介
パナソニックの魅力
①研修が充実している
冒頭でもお伝えした通り、パナソニックは日本の電機メーカー最大手。
大手企業なだけあり、社員口コミサイト「OpenWork」でも研修制度に関する良い口コミは多かったです。
口コミ①(出典元:OpenWork)
部署にもよりますが、研修をたくさん受けられるので、実務経験+研修受講という経験を積んで、5-10年程度で外の会社に行くことができる環境です。
口コミ②(出典元:OpenWork)
Udemy for bussinesを会社負担で利用でき、自己研修の環境は整っている。
また、研修専用の機関が存在するため、そこから自信が学びたい内容を選び上長承認の元で受講することも可能。
上記の中でも、研修専用の機関が存在するのは注目ポイント。
大手企業であるパナソニックの資金力があるからこそ実現できる魅力と言えます。
②高い技術力がある
冒頭でお伝えした通り、パナソニックは創業から100年を超える大手家電メーカー。
社員口コミサイト「OpenWork」にて技術力に関する良い口コミも多かったです。
口コミ①(出典元:OpenWork)
真面目な社風で誠実にコツコツと仕事に取り組み、商品を作り上げていくところ。
黒物家電は厳しいが、白物家電・電材・デバイス系の商品・技術力は高い。
口コミ②(出典元:OpenWork)
なんといっても高い技術力。
幅広な商品開発によって蓄積されたアセットによってグローバルでも戦ってきた実績と今後も勝ちにいけるポテンシャルを持った企業だと思います。
上記の中でもグローバルでも戦ってきた実績は注目ポイント。
国内外で得た経験があるパナソニックだからこそ、技術力は折り紙付きと言えます。
③労働環境が良い
実際、「OpenWork」に寄せられるパナソニックの労働環境に関する良い口コミはかなり多い印象を受けました。
口コミ①(出典元:OpenWork)
有給休暇は取得しやすい。
一斉休暇が長く、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始は長期休暇となる。(部署によって差異あり)
1ヶ月に2日から3日は定時退社日で定時に帰ることが可能。
その他の日も残業が多くならないように、一定の時間を超えるとアラートが出るようになっている。
口コミ②(出典元:OpenWork)
部署にもよるが、私の部署では自由に当日リモートか出社か選択可能。
子供の体調やその日の状況次第で判断できるのはありがたい!
上記口コミ以外にも" 事務だと土日出勤は皆無 "や" 残業がほとんどない "という口コミが非常に多かったです。
この辺りは、大手企業として労働環境の改革をしっかりとおこなっている証拠。
部署によって差は予測されるものの、ワークライフバランスはかなり取りやすい企業であることが伺えます。
パナソニックへの就職が勝ち組だったと感じやすい方の特徴【3選】
勝ち組と感じやすい人の特徴
①プライベートも充実させたい方
パナソニックの魅力でお伝えした通り、パナソニックの労働環境はかなり良いことが伺えます。
なお、リクナビ2024にて平均有給休暇取得日数は17.2日(2021年度実績)と公表中。
社員口コミや平均残業時間・休暇制度を見てもプライベートを充実させやすい環境が整っている企業と言えます。
以上のことから、「プライベートの充実=人生の幸福度が高い」という方におすすめの1社となっています。
②研修の充実した会社に就職したい方
パナソニックは、日本を代表する大手企業なだけあり研修専用の機関が存在する企業。
とくに、若手の方に向けた研修制度はかなり充実しています。
おすすめ理由
- 研修制度の充実=従業員を大切にしている傾向にある
- 研修で学んだスキルを副業に活かせる
- 転職のときに研修で学んだスキルを活かしやすい
上記の通り、研修で学ぶ内容にもよりますが、パナソニックは社会人に必要な基本的な研修が多い傾向。
請求書作成や挨拶・メール文章など、大手企業の研修で学べると今後の仕事に役立ちます。
そのため、「研修制度が充実した環境でスキルアップする=人生の幸福度が高い」という方におすすめの1社となっています。
③ブランド力のある企業で働きたい方
色々と、パナソニックはやばいと言われていますが、それでもブランド力は業界トップクラス。
本記事を読んでいるあなたもパナソニック製品を一度は手に取ったことがあるのではないでしょうか?
このように、パナソニックのブランド力に関してはほかの企業にはない大きな魅力。
「ブランド力のある企業で働く=人生の幸福度高い」という方におすすめの1社となっています。
パナソニックへ内定獲得するために取るべき行動【5選】
内定獲得するための行動
対策①:就活エージェントを導入する
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
「就活エージェントのデメリット」の記事で詳しく紹介していますが…
正直、パナソニックのような大手企業を紹介してくれる就活エージェントはほとんど存在しません。
しかし、以下のような使い方をすることでパナソニックの攻略確率を上げることができます。
step.1
就活エージェント経由で選考対策(例:ES添削・面接対策など)
step.2
就活エージェント経由の紹介求人をいくつか受けて実戦経験を蓄積
step.4
就活エージェントで学んだノウハウ・経験をパナソニックの選考で活かす
上記は、あくまで就活エージェントをパナソニックを目指すための補助ツールとして使う方法です。
パナソニックを志望する学生の多くは、何かしらの大きな武器をすでに装着ています。
そのため、パナソニックを目指す場合は、「強力な助っ人」という武器を装着して臨むのがベストです!
なお、" 就活エージェントは何がおすすめですか? "と質問をいただくこともありますが…
初めての導入であれば、以下3つの初回面談を受けて一番良かったアドバイザーに相談すればOKです!
おすすめの大手就活エージェント
- 「イロダスサロン」:年間利用者20,000人以上 / 利用者満足度95%!
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:入社支援実績15,000人以上 / 利用者満足度91%!
- 「キャリアチケット」:就活生の3人に1人が利用 / 求人の質は業界No1!
上記3つは、毎年多くの就活生が利用しており、利用者満足度もかなり高いサービス!
各サービスの詳細は、「おすすめ就活エージェント」という記事にまとめてるので導入前の参考にどうぞ。
対策②:インターンシップに参加する
インターンシップ優遇
- インターン後のリクルーターとの面談
- 本選考前のリクルーターによるES添削・面接練習
パナソニック側からのインターンシップ優遇に関する正式発表はされていませんが…
就活会議のYoutubeにてリクルーターが付いてくれたという情報が公開されていました。
※出典元:パナソニックのインターンシップ公式サイト
インターンシップの実施時期は、公式サイトにてマイページ登録後に通知が届きます。
そのため、パナソニックの内定を目指している方は、かならず登録しておきましょう。
パナソニック公式サイト「https://panasonic.com/」
対策③:過去の選考情報をチェックする
どの企業も一緒ですが、過去の選考情報を確認して対策を練ることは必須。
その中で、パナソニックへ内定獲得できた先輩の選考対策も参考にできれば鬼に金棒です。
そのため、過去の選考情報をしっかりチェックして対策を練るのは、パナソニックの内定獲得に必須と言えます。
ユニスタイル公式サイト「https://unistyleinc.com/」
対策④:筆記試験対策をおこなう
と言うのも、パナソニックは、どのコースの選考に参加しても筆記試験(SPI)があります。
そのため、筆記試験対策は必須です。
なお、筆記試験対策は、SPI3の問題集をひたすら解く以外の対策はありません…
と言うのも、筆記試験は、問題の難易度よりも時間が足りなくて苦戦する学生が多い選考だからです!
そのため、大学3年生12月には「SPI3の問題集」を購入して対策していきましょう。
対策⑤:面接練習をおこなう
座談会=面接というわけではないですが、基本的な受け答えや姿勢は見られていると思って間違いなし。
そのため、パナソニックの内定を獲得するためにも面接対策は必須です。
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | プロの就職支援を受けられる | 担当者の質に大きく左右される |
模擬面接の依頼先
- キャリアセンターが一番おすすめ!
- 友人同士の模擬面接はアドバイスが甘くなりがちなので注意…
- 就活エージェントもプロ視点のアドバイスがもらえるのでおすすめ!
上記の通り、一番確実かつ手間が少ないのは大学のキャリアセンターを利用した模擬面接!
最後の就活エージェントについても、初回面談の申し込みという手間はあるものの…
対策①で紹介した「イロダスサロン」の模擬面接は評判も良いので受けてみる価値ありです!
イロダスサロン公式サイト「https://irodas.com/」
【パナソニックへの就職は勝ち組?】就職はやばいと言われている理由のまとめ
曖昧な回答に感じるかもしれないですが、就職の勝ち組=入社後における人生の幸福度!
パナソニックへ就職できたから勝ち組というわけではありません。
なお、パナソニックを色々と調査する中で、以下のような方はパナソニック入社後に勝ち組だと感じやすい可能性が高いです。
勝ち組と感じやすい人の特徴
- プライベートも充実させたい方
- 研修の充実した会社に就職したい方
- ブランド力のある企業で働きたい方
とくに、社員口コミサイト「OpenWork」を見るかぎり、パナソニックの労働環境はかなり良いことが伺えます。
そのため、プライベートを充実させたい方は、パナソニックの就職はおすすめ!
パナソニックは、日本の電機メーカー最大手であり就職難易度も高い企業。
とはいえ、それに見合うだけの魅力があり、ぜひパナソニックへ就職を考えている方は目指してみてはいかがでしょうか?
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。