
新卒1年目から大手企業の人事業務を3年以上担当しているミヤッチです!



はてな
- ガクチカの意味と企業が見ているポイントはありますか?
- 留学経験などの華やかな経験がなく、ガクチカで伝えることがないです、、
- ガクチカを伝えるには大きな経験が必要ですか?
今回はこう言った疑問に答えます。
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- ガクチカの意味と企業がみているポイントを徹底解説!
- ガクチカは華やかな経験が全てではない理由を徹底解説!
- ガクチカで伝えることがないという方へ伝えたいこと!
私の学生時代は、留学経験などはなく、ひたすらアルバイトだけをしている平凡な学生でした。
しかし、現役人事となり、世間的にみて華やかな経験だけがガクチカを伝えるうえで重要でないことを知りました。
なお、本記事ではガクチカを企業へ伝えるためのフレームワーク(PREP法など)などの難しい話をするつもりはありません。
今回は、それらの小手先のテクニックではなく、「留学経験」や「論文で入賞した」「TOEIC900点以上を達成した」などの世間的にみて華やかな達成に対してあなたの学生時代に経験した小さな達成が充分に勝負ができるということをお伝えします。
ガクチカで伝えることがないと悩んでいる方は、是非最後まで読んでみてください!
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ガクチカの意味と企業がみているポイント!
本記事を読み進めていく前に、まず始めに就活における「ガクチカ」の意味を解説していきます。
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を略した言葉になります。
そして、企業側が学生に対してガクチカを聞くときに見ているポイントは以下の通りです。
ポイント
ガクチカは「実績」ではなく「過程」を見ている!
恐らく、ガクチカがないという学生は、以下のような華やかな実績がないと言う方ではないでしょうか?
- 海外への1年間の留学経験。
- 学部の論文で入賞した。
- TOEIC900点以上を達成した。
しかし、就活では実績よりも過程が大切なので、華やかな達成だけが全てではないです。
では、次の章でガクチカは華やかな達成が全てじゃない理由について、具体例を出しながら深掘りしていきたいと思います。
ガクチカは華やかな経験が全てではない!
では早速、ガクチカは華やかな経験が全てじゃない理由を解説していきます。
先ほど、企業はガクチカを実績ではなく過程で見ているとお伝えしました。
その理由としては「応募者の能力や人柄が企業とマッチしているか」を企業側が見ているからです。
なので、あなたにとっては小さな変化も、企業側からみると「大きな経験じゃないか」と感じられることが多々あります。
しかし、以下のような経験を多くの学生は、「そんなレベルの低い経験を企業は求めていない」と思い込み、面接で話さないです。
学生時代の経験
3年間ひたすらイタリアンレストランで皿洗いを頑張った結果、時給が50円上がった。
しかし、企業側からすれば、どうして時給が上がったのか、そこにどのような小さな努力や小さな工夫があったのかを知りたいのです。
では、この具体例を見て「2年間働いたら勝手に時給が上がったので特に小さな努力も工夫もしていない」という方もいると思います。

例えば、以下のような理由があるのではないでしょうか?
時給の上がったり理由
- 2年間欠席や遅刻を一度もしなかった。
- アルバイトのメンバーとうまくやれていたから。
多くの人が陥りがちなポイントとして、仕事の華やかな部分に目が行きがちで、それに見合う華やかな「経験」が必要と考える方が多いです。
しかし、社会人としての3年間の経験からお伝えすると、ほとんどの仕事は小さく地味な仕事で成り立っています。
だからこそ、あなたの日常にある地味な努力の中での経験は、企業にとっては非常に知りたい情報なのです。
是非、実績の大きさではなく、あなたの小さな実績に対する過程を深掘りしてみてください。
ガクチカがない方は小さなことでもリストアップ!
ここでは、小さな経験(実績)をどのようにして見つければ良いかを解説します。
結論、ガクチカの見つけ方は「これまでの学生生活で達成したこと」と言った長いスパンで考えるのではなく、入学してから3ヶ月ごとの時系列で過去を振り返ってみることをオススメします。
恐らく、華やかな実績を長いスパンで探そうとするので、ガクチカがないと悩んでしまう方が多いです。
しかし、”モノ”的な考えだけでなく”ヒト”的なものでも考えた場合、恐らく100個は出てきてもおかしくないと思っています。
例えば、”モノ”的な考えだけでなく”ヒト”的なものでも考えた場合は、以下のことが言えるでしょう。
経験
- アルバイトを始めた時に、まずは店長や先輩と馴染むために一生懸命話しかけてみた。
- 恋愛で好きな人を振り向かせるために●●行動をした。
全然、上記のような内容でも問題ないので、まずは紙に書き出してみましょう。
あとは、リストアップした項目に対して、なぜと何回も自分に問いかけをしてみてください。
すると、その過程で自分がどのような行動にでたのか分かってきます。
後は、その過程でおこなった行動に対する、小さな努力を見つけましょう。
必ず、どこにでもあるガクチカではなく、あなた自身のガクチカが見つかるはずです。
就活の面接で必ず聞かれるガクチカがないのまとめ!
いかがでしたか?
今回は、以下の疑問について解説してきました。
はてな
- ガクチカの意味と企業が見ているポイントはありますか?
- 留学経験などの華やかな経験がなく、ガクチカで伝えることがないです、、
- ガクチカを伝えるには大きな経験が必要ですか?

あなたなりのガクチカを見つけて、面接でアピールしてみてください。
なお、ここまで読んでもガクチカに対して答えることができないという方は、厳しい言い方をすると自己分析不足です。
もし、自己分析のやり方が分からないという方は以下の記事を参考にしてみてください。
また、補足で私がオススメの完全無料で利用できる自己分析ツールを以下に載せておきます。
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では、最後に当ブログ恒例のゴマッチからの名言で締めたいと思います。

