

読者の悩み
- 社会人1年目の平均残業時間は何時間ですか?
- 社会人1年目から残業が当たり前になるのは危険ですか?
- 社会人1年目から残業が多いのですがどうしたら良いですか?
- 社会人1年目は先輩より先に帰らず残業した方が良いのでしょうか?
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 社会人1年目の平均残業時間について解説!
- 社会人1年目から残業が当たり前になると危険な理由を解説!
- 社会人1年目が残業をしてはいけない理由と対処法2選を紹介!
- 社会人1年目で残業をしても良い理由2選を紹介!
あなたは、社会人1年目の平均残業時間を知っていますか?
ここを一つの知識として知っておくことは、あなたの今後の働き方を左右します。
なお、本記事では、社会人1年目が残業をしなければならない理由も理解しています。
社会人1年目から残業が当たり前になってしまうと、あなたにも会社にもメリットがない事態になってしまいます。
今後、社会人になられる方や残業が多くなってしまっている方は、本記事をきっかけに今一度残業について考える時間を設けてみて下さい。
目次
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社会人1年目の平均残業時間について解説!

では早速、社会人1年目の平均残業時間をお伝えすると「月平均で16.6時間」です。
上記数字は、"社会人1年目の平均残業時間、月平均は16.6時間、繁忙期は27.3時間"を参考にしています。
いかがですか?
「意外と少なくないか?」と思った方や「社会人1年目から残業多いな〜」と思った方、様々な意見があると思います。
なお、私個人的には、社会人1年目から「月平均で16.6時間」はそこまで多くない数字かと思います。
なぜならば、1ヶ月の出勤日数が20日間で考えた場合、1日の残業時間は1時間にもなりません。
ただし、私の周囲にいる友人の話を聞いていると、飲食店などの一般のお客様を相手にするサービス業は、「月平均で45時間」超えることも多々あるようです。
もし、あなたの働いている職場の先輩が残業を多くしている場合や業界の平均残業時間が多い場合は、転職も視野に入れて良いかと思います。
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社会人1年目から残業が当たり前になると危険な理由

結論からお伝えすると、社会人1年目から残業が当たり前になってしまうと以下のデメリットがあります。
デメリット
- 仕事の生産性を意識した仕事ができなくなる
- 残業をしてくれるのが当たり前と思われる
私個人的には、上記の中でも仕事の生産性を意識した仕事ができなくなることが一番のデメリットだと思っています。
あなたは、労働生産性という言葉を聞いたことはありますか?
労働生産性は、労働者1人当たりまたは1時間当たりに生産できる成果を数値化したものです。
※ここでは「付加価値労働生産性」と「物的労働生産性」の二つをまとめて労働生産性と読み換えて解説します。
そして、日本は、労働生産性1位のアメリカや2位ドイツなどの主要先進国と比べて、労働生産性が3分の2程度と言われています。
では、日本が、なぜ労働生産性が低いかと言うと以下の理由が原因です。
原因
- 長く働きながらも無駄な時間が多い
- 効率の悪い仕事をしている
人間は、夕方17時頃から夜にかけて、日中の緊張状態を支えてくれていた交感神経(活動時に働く自律神経)が、体をリラックスさせる副交感神経(休息時に働く自律神経)へと切り替わるため、仕事に対する集中力が一気にダウンする特性にあります。
しかし、日本では、これらの人間の特性を理解せず、長く働くことが偉いと言う文化が定着しており、労働生産性が低いのです。
そして、社会人1年目から残業をする癖が身に付けば、生産性を意識した仕事の取り組みが疎かになり、今後のあなた自身の仕事のパフォーマンスが落ちます。
以上のことから、社会人1年目から残業が当たり前になるのは危険なのです。
社会人1年目が残業をしてはいけない理由と対処法2選

なお、ここで紹介する社会人1年目が残業をしてはいけない理由に一つでも当てはまった方は、今すぐ残業をしない行動(対処法)を取ることをオススメします。
先輩より先に帰り辛いため残業
社会人1年目が残業をしなければならない理由1つ目は「先輩より先に帰り辛いため残業」です。
正直、私も社会人1年目の頃は、先輩が残っていれば帰り辛い経験を何度もしていました。
しかし、できる先輩であれば後輩が帰り辛くならないために「先帰っていいよ」と声かけをしてくれるのが基本です。
それをせずにほったらかしにされ、先輩より先に帰れば何かを言われるのであれば指導者失格だと思います。
なお、私の場合は先輩に以下の声かけをしていました。

もし、この声かけに対して何もなければ「お先に失礼します」と伝えて帰りましょう。
この声かけをして仕事を振ってくれば、あなたの残業する意味がでてくるので結果オーライです。
この対処法で、「あいつ何先に帰ってるんだよ!」と周囲や先輩から言われるのであれば転職しましょう。
会社の人員不足で残業
社会人1年目が残業をしなければならない理由2つ目は「会社の人員不足で残業」です。
こちらの内容については、特に中小企業やベンチャー企業に多い印象です。
人員不足による残業は、1日1時間や2時間の残業とは違い、1日5時間以上など長時間労働となりがちです。
そして、長時間労働は、思考が停止した状態でルーティーンワークを行う業務が多い傾向にあり、あなたの成長に繋がりにくいことも多いです。
なお、会社の人員不足による残業の対処法は、まずは人事部へ部署異動の話をおこない、それでも行動に起こしてくれない場合は、転職活動をするのが最善です。
日本では、逃げることがダメと教えられることが多いですが、あなたの将来を考えての行動は逃げになりません!
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社会人1年目から残業をしても良い理由2選を紹介!

もし、ここで紹介する理由で残業が多くなっている場合は、少し続けてみるのをオススメします。
仕事で覚えることが多くて残業する
社会人1年目から残業をしても良い理由1つ目は「仕事で覚えることが多くて残業」です。
研修期間が終わり、本格的に業務が開始すると、分からないことが多くなかなか仕事が上手く進まない経験をすると思います。
しかし、今までの残業をしてはいけない理由とは違い、覚えることが多くて必死に思考を巡らせながらの残業は、あなた自身の成長に必要なことです。
ただし、この理由で残業する場合は、教えてくれる方も残業をしている場合に限ります。
なぜならば、社会人1年目の頃は、1人で思考を巡らせても最適解を導き出すことは非常に難易度が高く、結果、無駄な時間を過ごしてしまうからです。
ここだけは意識しておいてください。
先輩から振られた仕事での残業
社会人1年目から残業をしても良い理由2つ目は「先輩から振られた仕事での残業」です。
社会人1年目の頃は、先輩から仕事を振られることが多いと思います。
そこで振ってくれた仕事は、先輩への期待の表れだと思い頑張ることをオススメします。
ただし、先輩から振られた仕事の「期限」と「目的」は明確に聞いておくようにしましょう。
また、以下の点にも注意しておくことをオススメします。
注意点
- 期限が今日中でない案件は、残業をしても2時間まで!
- 目的を明確にしながら仕事に取り組む!
上記内容を意識しないと、ダラダラした残業となってしまう確率が上がり、仕事に対するモチベーションや全体感も見えてこないので、意識してみましょう。
社会人1年目から残業が当たり前になるのは危険のまとめ
いかがでしたか?
今回は以下の悩みを中心に社会人1年目から残業が当たり前になる危険について解説しました。
読者の悩み
- 社会人1年目の平均残業時間は何時間ですか?
- 社会人1年目から残業が当たり前になるのは危険ですか?
- 社会人1年目から残業が多いのですがどうしたら良いですか?
- 社会人1年目は先輩より先に帰らず残業した方が良いのでしょうか?
社会人1年目からの残業において、「先輩より先に帰り辛いための残業」や「会社の人員不足による残業」は、生産性を意識した仕事の取り組みが疎かになり、今後のあなた自身の仕事のパフォーマンスを落とす原因になります。
是非、本記事で紹介した以下の内容を踏まえて残業について考えてみてください。
本記事のまとめ
- 社会人1年目の平均残業時間は16.6時間!
- 社会人1年目からの残業は仕事の生産性を意識しなくなる!
- 社会人1年目からの残業は周囲へ残業してくれる印象を与えてしまう!
- 社会人1年目に「先輩社員より早く帰れない」を理由の残業はNG!
- 覚えることが多い残業と先輩から依頼のあった残業はOK!
また、社会人1年目から残業が多くて精神的に追い込まれている場合は、職場の変更も視野に入れて大丈夫です。
あなたの人生なので、軽はずみな言動はできませんが、心を壊してまで働く職場に価値はなしです。
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では、最後に毎回恒例のゴマッチからの名言コーナーで締めたいと思います。

