こんな悩みを解決できる記事を書きました。
なお、私自身、意識高い系ではなく、『そこそこの給与でまったり働きたいタイプ』です。
そんな私が、新卒で入社を決めたのが「大手子会社」でした。
今回は、そんな私が大手子会社に入って約8年!
本当に大手子会社はまったり働けるのか実体験をもとに紹介していきます。
そのため、大手子会社を受けるか悩まれている人は、ぜひ参考にしてみてください。
大手子会社はまったりしている?【結論:企業によってさまざま】
残念ながら、すべての大手子会社がまったり働けるわけではありません。
働き方は、企業によって違うので大手子会社=まったり働けるとはかぎりません。
とはいえ、私が大手子会社に約8年働き、以下3つの視点で満足しているのも事実です。
本章では、この辺りの理由について詳しく紹介していきます。
①大手子会社の仕事面について
私の勤めている大手子会社は、かなりまったり働ける環境です。
仕事面
- 所定労働時間:7時間30分
- 平均残業時間:20時間前後
- ノルマなし(チーム全体であり)
- フレックス・リモート週4日
こんな感じでして、仕事面についてはかなりホワイトだったりします。
もちろん、部署によって働き方に大きな違いがあるので、一概にホワイトとはいえませんが…
私の会社含め、大手子会社は、ほかの企業に比べ、まったり働ける環境が多い印象です。
- 社員が多いので仕事が分散されている
- 親会社が大手という安心感がある
- 親会社が大手なのでサービス残業など厳しい
こういった特徴から、大手子会社が働きやすい傾向にあるのは間違いないです。
②大手子会社の待遇面について
私の勤めている大手子会社の待遇面もかなり良いです。
待遇面
- 年収:634万円(社会人6年目時点)
- 有給休暇:年10日前後(5日取得は義務)
- 福利厚生が充実(家賃補助8割負担など)
- 育児休暇などの推進あり(男性取得も推奨)
こんな感じでして、福利厚生等、待遇面についてもかなり満足しています。
なお、福利厚生の充実している大手子会社は多い印象です。
- 一部、親会社の福利厚生を受けられる
- 福利厚生に回せる資金力がある
こんな感じでして、福利厚生の充実求めるのであれば大手子会社はおすすめです。
③周囲のモチベーション
私の勤める大手子会社の「周囲の仕事に対するモチベーション」は以下のとおりです。
待遇面
- 昇進を希望する20代は少ない印象
- 仕事にやりがいを求める人は少ない印象
- 定時上がりを基本としている
こんな感じでして、モチベーション高く働いている社員は少ない印象です。
私もそうですが、仕事よりもプライベート重視の人が多かったりします。
大手子会社は、悪い意味で「ぬるま湯企業」・良い意味では「まったり企業」が多い傾向です。
- 大手子会社はまったり働ける傾向が強い
- 親会社の福利厚生の一部を受けられる可能性もある
- ただし、企業によって違いはあるので注意
以上が、大手子会社で約8年働いた私の感想です。
次の章では、大手子会社への就職が向いている人・向いていない人の特徴についてもふれていきますね!
大手子会社への就職はやめとくべき人の特徴【3選】
ではまず始めに、大手子会社への就職はやめとくべき人の特徴3つから紹介していきます!
私が大手子会社に8年働いた経験もふまえた内容なので、ぜひ参考にしてみてください!
やめとくべき人の特徴
特徴①:出世意欲の高い人
残念ながら、出世意欲の高い人には大手子会社はおすすめしません…
役員クラスまで出世する難易度が高すぎます…
私の感覚値にはなりますが、大手子会社で上り詰められる限界は「部長クラス」だと思います。
特徴②:仕事にスピード感を求める人
正直、大手子会社によって違いはありますが…
大手子会社の多くは、新規事業等をやる場合の意思決定に時間がかかることが多いです…
投資額にもよりますが、親会社によって経営の方向性は大きく変わります。
そのため、とくに大きな仕事にスピード感を求める人には、大手子会社はおすすめしません。
先ほど同様、スタートアップやベンチャーのほうがマッチしている可能性大です!
特徴③:プライドが高い人
大手子会社で働いていると、親会社の若手社員が上司になることがあります。
もちろん、仕事ができない親会社の出向社員が上司になるケースも少なくないです。
そのため、プライドが高い人も大手子会社が合わないケースが考えられます。
以上が、親会社への就職はやめておくべき人の特徴3つです!
次の章では、大手子会社への就職が向いている人の特徴3つを紹介していきますね。
大手子会社に向いている人の特徴【3選】
ではさっそく、大手子会社に向いている人の特徴3つを紹介していきます。
向いている人
特徴①:学歴に自信がない大手志向の人
詳しくは、「大手子会社の就職難易度とは?」という記事で紹介していますが…
- 親会社に比べると倍率は低い
- 学歴フィルターがほとんどない
- 穴場の優良企業が多い
こんな感じでして、親会社より入社しやすいのは間違いないです。
もちろん、親会社に比べると企業規模や待遇面は劣りますが…
それなりに企業規模も大きく、待遇も良い「穴場の優良企業」が多かったりします。
そのため、学歴に自信のない大手志向の人には大手子会社がおすすめです!
特徴②:あまり出世に興味がない人
実は、大手子会社は出世意欲がない人にもおすすめです!
詳しくは、「大手子会社はやめとくべき?」という記事で紹介しているのですが…
大手子会社で役員クラスまで上り詰めるのは難易度が高かったりします。
そのため、出世意欲のない人であれば、大手子会社はマッチする可能性が高いです。
特徴③:ワークライフバランスを重視したい人
『大手子会社は残業が少ないよ!』とウワサされることもありますが…
大手子会社=残業が必ずしも少ないわけではありません。
部署によっては、残業時間が月80時間以上になることもあります。
ただし、中小企業やスタートアップに比べると、労働環境は整っています。
親会社の福利厚生はもちろん、コンプラ意識も高い企業が多いです。
そのため、一定のワークライフバランスを享受するうえで、大手子会社はおすすめだったりします!
以上が、大手子会社への就職が向いている人の特徴3つです!
穴場の大手子会社を見つける方法【3選】
ここまで、大手子会社について、いろいろ紹介してきましたが…
本章では、Fラン学生だった私が「穴場の大手子会社」を見つけるために実践していた内容を紹介します。
とくに効果があった3つに絞ったので、ぜひ参考にしてみてください!
穴場の大手子会社を見つける方法
方法①:逆求人サイトの活用
穴場の大手子会社を見つけるうえで「逆求人サイトの導入」は必要不可欠です!
上図のとおり、逆求人サイトに登録すれば、様々な企業からスカウトメールが届きます。
スカウトメールの中には、大手企業はもちろん、穴場の大手子会社などもあるのでかならず導入しておきましょう。
おすすめの理由
- 逆求人サイトの中で一番有名なサービス
- 登録企業が業界No1(19,000社以上のうち大手求人1,500社以上)
- スカウトが獲得しやすい(スカウト受信率93.6%)
詳しいサービス内容は、「オファーボックスの評判は?」という記事で紹介していますが…
大手子会社はもちろん、「サントリー」や「ニトリ」のような大手企業からのスカウトも狙えます。
「大学1年生の利用はできない」というデメリットもありますが…
それ以外の方であれば、確実に導入しておきたい逆求人サイトとなっています。
【公式サイトはこちら】https://offerbox.jp/
方法②:就活イベントへの参加
穴場の大手子会社を見つけるうえで「就活イベントへの参加」もおすすめです!
私自身、就活イベント経由で「穴場の大手子会社」を発見することが多かったです。
とくに、マイナビやリクナビとは違う、小規模イベントがおすすめだったりします!
- 大手子会社が参加しやすい
- 学生と採用担当との距離が近い
- 高確率で早期選考の案内がもらえる
こんな感じでして、穴場の大手子会社と出会えるチャンスは高いです!
なお、私が参加したなかで大手子会社が多かったのは「ジョブトラ」というイベントでした。
今回は、ジョブトラを紹介する記事ではないので、イベント詳細は割愛しますが…
イベント内容が気になる方は「ジョブトラの公式サイト」をチェックしてみてください!
まずは、こういったイベントに参加しつつ、「穴場の大手子会社」を探してみるのがおすすめです。
【公式サイトはこちら】https://job-tryout.com/
方法③:就職四季報のチェック
穴場の大手子会社を探すのに「就職四季報」も役立ちます。
当サイトでは、「みんなが知らない穴場の優良企業165社」という記事があるのですが…
穴場の優良企業は、「就職四季報」経由で探すことが多いです。
とくに、「中小・優良企業版」は、穴場の大手子会社がいくつかピックアップされています。
こういった書籍を1冊手元においておくと、穴場の大手子会社を見つけることができるのでおすすめです!
大手子会社についてよくある質問【5選】
では最後に、当ブログに多く寄せられる大手子会社に関する質問5つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
よくある質問【5選】
質問①:大手子会社に入社できると勝ち組?
F氏(22歳)
大手子会社へ就職できると勝ち組というウワサは本当ですか?
大手子会社の魅力がイマイチ分かっていません…
詳しくは、「大手子会社への就職は勝ち組?」という記事で紹介していますが…
正直、大手子会社への就職が勝ち組と感じるかは人それぞれです。
私の場合は、以下3つの理由から大手子会社への就職に満足しています。
- 親会社と同水準の福利厚生が受けられる
- ボーナスが比較的高い
- 社会的信頼度が高い(ローンが通りやすい)
ただし、大手子会社の働き方が合わないと感じる人も少なからずいます。
この辺りは、何を企業に求めるかによって違うのが正直なところです。
質問②:大手子会社と中小企業だとどっち?
M氏(21歳)
大手子会社と中小企業の場合どっちがおすすめ?
詳しい詳細は、「大手子会社と中小企業はどっちがおすすめ?」という記事で紹介していますが…
私としては、大手子会社への就職をおすすめします!
大手子会社に8年以上働いていますが、以下5つの魅力があります。
- 経営状況が安定している
- 社会的信頼度が高い
- 賞与がそれなりに高い
- 教育体制が整っている
- 福利厚生が充実している
こんな感じでして、私自身は、大手子会社への就職を心の底から満足しています。
質問③:大手子会社はやめとけって本当?
M氏(21歳)
大手子会社への就職はやめておくべきでしょうか?
大手子会社の就職はおすすめしないというウワサを聞きました…
私としては、大手子会社への就職はおすすめです!
大手子会社に8年以上働いていますが、以下5つの魅力があります。
- 経営状況が安定している
- ボーナスが多い
- 手厚い福利厚生
- 手厚い教育体制
- 社会的信頼が高い
こんな感じでして、私自身は、大手子会社への就職を心の底から満足しています。
なお、大手子会社への就職はやめとけとウワサされている理由は大きく3つあります。
この辺りの詳しい詳細は、以下記事にまとめているので参考にしてみてください!
質問④:大手子会社の就職難易度は?
K氏(20歳)
大手子会社への就職は簡単ですか?
正直、親会社を狙うのは学歴的に難しいと思っています…
詳しい詳細は、「大手子会社の就職難易度は?」という記事で紹介していますが…
結論、大手子会社の就職難易度は、「企業によってさまざま」です…
残念ながら、下表のような「倍率30倍以上の大手子会社」も存在します。
企業名 | トヨタファイナンス株式会社 |
親会社 | トヨタ自動車株式会社 |
初任給 | 240,400円 |
就職難易度 | 倍率36倍(リクナビ2025) |
3年後の離職率 | 0%(3年前入社10名→3年後10名) |
有給休暇の平均取得数 | 15.7日 |
平均年収 | 595万円(オープンワーク調べ) |
月の平均残業時間 | 18.3時間 |
もちろん、親会社より就職難易度が低いのは間違いないです!
そのため、学歴に自信のない人が大手子会社を狙う戦略はおすすめだったりします。
質問⑤:大手子会社と親会社の併願はダメ?
K氏(21歳)
大手子会社と親会社の併願はやめておくべきでしょうか?
書類選考や面接で不利になったりするのか気になります…
結論、大手子会社と親会社の併願はOKです。
私自身、新卒の就活市場を調査して7年以上経ちますが…
子会社と親会社の併願がダメと聞いたことがありません。
あくまで、株主としての影響力が強いだけであり、子会社と親会社は別会社です!
そのため、安心して親会社と子会社に挑戦していきましょう!
【まとめ】大手子会社の働き方はまったりしているのか?
今回は、『大手子会社の働き方はまったりしているのか?』という悩みを中心に紹介しました。
- 大手子会社はまったり働ける傾向が強い
- 親会社の福利厚生の一部を受けられる可能性もある
- ただし、企業によって違いはあるので注意
こんな感じでして、大手子会社がまったりしているかは企業によって違いはありますが…
まったり働ける環境が整っている大手子会社は多い印象です。
そのため、プライベートも充実させつつ、まったり働ける企業を探す場合は、大手子会社を中心に探してみるのは良いと思います。
大手子会社の探し方は、「穴場の大手子会社を探す方法3つ」を参考にしてみてください!
きっとあなたに合った大手子会社が見つかるはずです!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。