

今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月に東証プライム企業へ総合職入社
- 新卒1年目から約4年間 東証プライム企業で採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者へ向けて就活情報発信中(実績:AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると、大学2年生の時点で就活を何もしていなくてもやばくないです。
理由は、就活が本格化するのは大学3年生の夏頃なので、まだまだ時間があるからです。
とは言え、選考の早期化が進んでいるのは間違いなく、大学2年生以前から就活を始める割合は年々増加しています。
今回は、この辺りの内容を詳しく紹介しつつ、大学2年生から始めると周囲と差をつけられる行動4つを紹介します。
ぜひ、大学2年生の時点で就活を何もしていないという方は、参考にしてみてください。
当記事はこんな方におすすめ
- 周囲の大学2年生の就活状況を詳しく知りたい方
- 大学2年生のうちにやっておくべき就活対策が知りたい方
- 就活を大学2年生から始めるメリットを詳しく知りたい方
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大学2年生の時点で就活を何もしていない人の割合は54%!


引用元:ウォンテッドリー調査「就活をいつから始めたかについて」
上図の通り、24卒で見ると、大学2年生の時点で就活を始めていない人の割合は54%となっています。
つまり、24卒のデータでは、大学2年生の2人に1人は就活をまだ始めていなかったことになります。
とは言え、上図グラフの通り、大学2年生から就活を始める学生の割合は年々早まっています。
- 24卒:46%(2人に1人)
- 23卒:39%(3人に1人)
- 22卒:20%(5人に1人)
そのため、" 大学2年生は就活まで時間あるし大丈夫だ! "と油断するのは危険です。
2人に1人は何かしらの就活対策を進めており、その差はどんどんと広がっていきます。


と思われた方も多いと思いますので、今回は、大学2年生からやっておくべき就活対策4つも紹介していきます。
大学2年生のうちに就活を始めて周囲と差をつけたい方はチェックしてみてください。
大学2年生のうちにやっておくべき周囲と差をつける就活対策4選を紹介!

就活対策
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 内定者のエントリーシートをチェック
- 業界・企業研究の開始
- 長期インターンシップへの参加
一つずつ詳しく紹介していきますね。
自己分析を徹底的にやり込む

と言うのも、就活は" あなたという商品を売り込む "ことで内定が獲得できます。
また、自己分析をすることで" 自分のやりたいこと(就活の軸) "も見えてきます。
そのため、就活対策の基盤とも言える自己分析は、大学2年生の早い時期から始めておくことをおすすめします。

と思われた方も多いと思いますので、自己分析のやり方についても箇条書きで紹介しますね。
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
上記5つの通りでして、まずは適性検査を受講して自分の客観的データを収集するのが大切になってきます。
なお、各項目の詳しい詳細は" 自己分析のやり方5ステップ "にまとめてますので合わせて読んでみてください。
※自己分析を実際におこなう手順を私の実体験を踏まえたうえで詳しく紹介しています。
内定者のエントリーシートをチェック

と言うのも、エントリーシートは、インターン選考や本選考の最初の難関になります。
そのため、早めにエントリーシートに関する対策はしておくことをおすすめします。
なお、エントリーシートをいきなり作るのはかなり難易度が高いので…
まずは、「ユニスタイル」などの就活情報サイトを活用して、各企業の内定者のエントリーシートをチェックしてみるのがおすすめです。
ユニスタイルの特徴
- 実際に選考通過したエントリーシート(ES)が7万件以上見放題
- 人気企業のリアルな選考情報が知れる(例:三菱商事など)
- 限定イベントへの参加情報が知れる
上記の通り、ユニスタイルは、内定者の7万件以上のエントリーシートが無料で見放題です。
また、人気企業の選考情報も確認できるので、大学2年生の早いうちにチェックしておくことをおすすめします。

- まずは自分の気になる企業や業界のエントリーシートを眺める
- 自分の経験と似ていると感じたエントリーシートをチェック
- 内定者のエントリーシートを真似して作ってみる
初めはレベルが高いエントリーシートに圧倒されることも多いかもしれませんが、それすらも勉強になります。
まずは、あまり考えすぎずに内定者のエントリーシートをチェックしていきましょう。
>>Unistyle(ユニスタイル)の公式ホームページはこちら
業界・企業研究の開始

なお、自分の行きたい業界や企業なんて分からないという方も多いと思います…
その場合は、自分の絶対に譲れないポイントを書き出してみるのがおすすめです。
譲れないポイント(例)
- 完全週休2日制
- 家賃補助制度がある
- 初任給が25万円以上およびボーナス夏冬支給
私自身、やりたいことが見つからず企業選びに苦労した経験がありますが…
上記のように福利厚生を軸に探してみるのはかなりおすすめです。
結果、福利厚生を軸に探した企業を調べるうちに、自分の行きたい企業の傾向が掴めてくるかと思います。


長期インターンシップへの参加


メリット
- 社会で働く難しさを学生のうちに経験できる
- 面接でアピールできる実績となる
- 自分自身のやりたい仕事か明確になる
とくに、就活でアピールできる実績がない方は、長期インターンシップに参加して実績を作っておきましょう。
最近のインターンシップは、アルバイト以上のお給料がもらえることも多く、参加価値はかなり高いです。
なお、大学2年生のインターン募集企業を見つけるには、「インターン専用サイト」の利用がおすすめです。
細かく条件を指定して企業検索できるので、マイナビやリクナビで探すより効率が良いです。

おすすめインターンサービス
- 「Renew(リニュー)
」:会員登録の半数以上が大学1.2年生 / 大学2年生対象の長期インターン多数掲載
- 「ユアターン」:月間の利用者数15万人以上 / 有給の長期インターンシップの掲載あり
とくに、ユアターンは、大学2年生を対象とした有給のインターンシップが豊富にあります。
インターンシップの参加が初めての方も担当者がサポートしてくれるので安心して利用できます。

※上記記事でユアターンを実際に立ち上げた方へのインタビュー内容をもとにしたおすすめインターン先も紹介しています。
大学2年生のうちに読んでおくべき就活本5冊を元人事が紹介!


おすすめ就活本
- マイナビ2024 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド
- 就職活動1冊目の教科書
- 手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙
- 就職四季報
- 業界地図
マイナビ2024 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド

本書は、就職情報サイト利用度No1マイナビ出版の書籍となっています。
就活の全体感や内定獲得までの道筋が「きまじめA君」「ちゃっかりB君」「しっかりC子」の登場人物による会話形式でわかりやすく解説されています。
なお、本書の最後には、" 就活にまつわるあの「噂」ってホント!? "のような就活コラムも紹介されています。
比較的内容も読みやすく、就活本が初めての方にもおすすめの書籍となっています。
就職活動1冊目の教科書

本書は、内定率98%と高い実績を誇る就活塾キャリアアカデミーが執筆しています。
なお、本書は、自己分析/企業研究/ES/面接/GD/マナー・服装/リモート面接の内容がすべて1冊に詰まっています。
そのため、就活全般の情報がまとまった書籍を手元に置いておきたい方は購入をおすすめします。
手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙

本書は、私自身、" これほど人生(働く意味)を考えさせる本があるのか! "と衝撃を受けた1冊でした。
なお、本書は、内定ノウハウが書かれているわけではありません…
しかし、内定ノウハウ以上に大切な" 働く本当の意味 "を小説仕立てで教えてくれる1冊となります。
そのため、就活が始まる前に" 働く本当の意味 "を考えるうえで読んでおきたい1冊のため紹介しました。
就職四季報

本書は、以下のような企業の情報が事細かに記載されており、企業研究に必須の書籍となっています。
- 新卒3年後離職率
- 採用実績
- 有休取得状況
- 残業時間・待遇
- 最新の選考情報
- 採用人数・配属先
上記の通り、採用担当者に聞きにくい内容が網羅されており、手元に置いておきたい1冊となっています。
業界地図

先ほど、「就職四季報」を紹介しましたが、本書は企業ではなく業界ごとの細かい詳細が載っています。
そのため、まずは、「業界地図」で業界全体の特徴やトレンドを掴み「就職四季報」を読むのがおすすめです。
以上が、大学2年生のうちに読んでおくべきおすすめ就活本5冊となります。
なお、今回紹介した就活本以外にもおすすめはありまして、興味のある方は、" 人事が本気で選ぶ就活本15冊 "を合わせて読んでみてください。
大学2年生のうちから就活対策をやっておくべきメリット3つを紹介!


といった質問をいただくことも多く、この辺りの内容も紹介していきますね。
メリット
- 精神的な余裕が生まれる
- 就活の土台が就活本格化の前に作れる
- 早い時期だからこそ可能な就活対策ができる
精神的な余裕が生まれる


と思われる方も多いのですが、早い時期から始めておくと、周囲が就活一色となったときの心の余裕がまったく違います。
実際、下図の通り、大学3年生の夏ごろに10人中9人の方がインターンシップ参加をおこないます。
そのときに、就活で何もしていなかったと焦る方は大勢います。
しかし、大学2年生のうちに就活対策を始めておくと、事前に就活を始めていたので焦る必要がなくなります。
このように、就活本格化の前である大学2年生から就活対策をしておくのは大きなメリットと言えます。
就活の土台が就活本格化の前に作れる

上記の通り、大学2年生から就活を始めると就活本格化前に以下の土台を作ることができます。
就活の土台
- エントリーシートの下地ができている
- 自分の行きたい業界や企業がある程度絞れている
- インターンシップに参加するための情報収集ができている
上記のように、就活が本格化する大学3年生8月の時点で上記の土台ができているとかなり有利です。
このように、就活本格化の前である大学2年生から就活の土台が作れるのは大きなメリットと言えます。
早い時期だからこそ可能な就活対策ができる

例えば、長期インターンシップは、大学3年生の12月にはエントリーを締め切る企業も少なくはありません。
そのため、" インターンシップ参加しようと思ったけど応募が締め切られていた… "といったケースも少なくないです。
しかし、大学2年生のうちから就活対策をしておくと、人気企業のインターンシップスケジュールを把握できます。
結果、人気企業に向けた準備を進めることが可能になり、周囲と大きな差をつけることが可能です。
以上が、大学2年生から就活を始めるメリット3つとなります。
大学2年で就活を何もしていない方からのよくある質問5選を紹介!

よくある質問5選
- 何月までに内定ないとやばいでしょうか?
- 大学2年生から内定をもらうことは可能でしょうか?
- 長期インターンシップは大学2年生から参加すべきでしょうか?
- 大学2年生からキャリアセンターに通うべきでしょうか?
- 就活と勉強はどちらを優先的に取り組むべきでしょうか?
過去3年間の中で当ブログにもっとも多く寄せられた質問5つに絞って紹介していきます。
何月までに内定ないとやばいでしょうか?
R氏(21歳)
就活では何月までに内定がないとやばいのでしょうか?
就活を終えておくべきデットラインは把握しておきたく…


年月日 | 21卒(就職内定率) | 22卒(就職内定率) | 23卒(就職内定率) |
大学3年生3月 | 15.8% | 22.6% | 29% |
大学4年生6月 | 56.9% | 68.5% | 73.1% |
大学4年生8月 | 81.2% | 85.3% | 87.8% |
大学4年生10月 | 88.7% | 92.4% | 93.8% |
大学4年生12月 | 93.4% | 95.2% | 94.0% |
大学4年生3月(卒業前) | 96.1% | 96.4% | 96.8%₋ |
※引用元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2023年卒)
そのため、大学4年生の8月になっても内定がゼロの方は、危機感を感じる必要がある時期といえます。
なお、この辺りの内容については、" 就活はいつまでに決めないとやばい? "の記事で詳しく解説してますので、興味のある方は参考にしてみてください。
大学2年生から内定をもらうことは可能でしょうか?
T氏(20歳)
大学2年生の時点で内定をもらうことって可能なのでしょうか?
できれば大学2年生のうちに内定を取って精神的に楽な状態となりたいです…

とは言え、不可能ではないのも事実でして、インターンシップ経由の内々定を狙うことはできます。
そのため、大学2年生から内定を獲得したい方は、以下のサービスを利用して長期インターンシップに参加しましょう。
おすすめインターンサービス
- 「Renew(リニュー)
」:会員登録の半数以上が大学1.2年生 / 大学2年生対象の長期インターン多数掲載
- 「ユアターン」:月間の利用者数15万人以上 / 有給の長期インターンシップの掲載あり
長期インターンシップは大学2年生から参加すべきでしょうか?
T氏(20歳)
長期インターンシップは大学2年生から参加すべきでしょうか?
周囲で長期インターンシップに参加している人がおらず…

もちろん、絶対に参加しないといけないわけではないですが、早い時期から参加すると有利になるのは間違いなしです。
なお、下図の通り、インターンシップは大学3年生8月がもっとも参加者が多いです。
そのため、大学3年生から参加も可能ではありますが、慌ただしくなるケースがほとんどです。
以上の理由から、大学2年生から長期インターンシップに参加すべきと言えます。
なお、" 大学2年生向けの長期インターンシップの探し方5つ "という記事もあるので合わせてチェックしてみてください。
私がおすすめするインターンシップ先5社も紹介しているので要チェックです。
大学2年生からキャリアセンターに通うべきでしょうか?
N氏(21歳)
大学2年生のうちからキャリアセンターは利用すべきでしょうか?
周囲はまったく就活対策はしていないので通っている人はおらず…

実際、キャリアセンターは、就活についての相談や企業情報の収集ができます。
また、スーツをきた先輩の姿も見れるので、就活の雰囲気を確認するうえでも利用してみるのがおすすめです。

キャリアセンターも先輩の就活対策で手一杯のケースも多いですし…
当記事で紹介したサイトや就活本を活用すれば、1人でも就活対策は十分にできます。
そのため、キャリアセンターに通うのであれば1回だけ参加するのをおすすめします。
就活と勉強はどちらを優先的に取り組むべきでしょうか?
F氏(19歳)
大学2年生の時期は、就活と勉強はどちらを優先すべきでしょうか?
単位は取れていますが、就活ばかりに注力するのも違うかなと思い…

極端な話にはなりますが、卒業ができなければ就活で内定を獲得できても意味がありません。
そのため、就活と勉強であれば、まずは目先の勉強を優先しましょう。
なお、就活対策といってもいきなり8時間取り組む必要はありません。
まずは、1日30分特定の業界を調べてみるなど、スキマ時間を活用して就活対策を始めてみましょう。
【大学2年で就活を何もしていないのはやばい?】周囲と差をつける行動4つのまとめ!

なお、結論は、大学2年生の時点で就活を何もしていなくてもやばくないです。
理由は、就活が本格化するのは大学3年生の夏頃なので、まだまだ時間があるからです。
とは言え、就活は年々早期化が進んでおり、24卒で見ると、大学2年生までに就活を始めた人の割合は46%となっています。
そのため、大学2年生から就活を始めていないと、動き出しの早い方と差をつけられる時期とも言えます。
以上のことから、大学2年生の方でまだ何も就活対策をしていない方は、今回紹介した以下の取り組みをしてみてください。
就活対策
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 内定者のエントリーシートをチェック
- 業界・企業研究の開始
- 長期インターンシップへの参加
>>大学2年生のうちにやっておくべき就活対策4選をもう一度確認したい方はこちら
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。