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【実体験】Fラン学生がSPIで高得点を狙うための勉強時間は?

はてな

  1. Fラン学生がSPIで高得点は狙える?
  2. SPIで高得点を取るための勉強時間は?
  3. SPIで高得点を取るための勉強法は?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

なお、結論からお伝えすると、Fラン学生であってもSPIで高得点は狙えます!

偏差値40以下の勉強が苦手な私でも、下表のような企業のSPIに通過できました。

企業名 備考
通信系の大手子会社(内定承諾) 総合職(推定倍率:60.1倍)
住友商事マシネックス(内定) 総合職(推定倍率:53.1倍)
富士通ゼネラル(内定) 営業(推定倍率:88.9倍)
ニトリ(内定) 総合職(推定倍率:52.5倍
東芝テック(内定) 事務職(倍率:非公開)
リクルート(最終選考まで) 総合職(推定倍率:23.3倍
パナソニック(最終選考まで) 総合職(推定倍率:94.9倍

今回は、そんな私の実体験に基づいた「Fラン学生向けのSPI攻略法」になっています。

Fラン学生がSPIで高得点が狙えるようになるまでの勉強時間についてもふれてますので、ぜひ参考にしてみてください。

Fラン学生がSPIで高得点を狙うための勉強時間は?

結論、Fラン学生がSPIにかけるべき勉強時間は「100時間」です。

私の経験上、勉強100時間で「正答率80%以上」を狙えるようになります。

 

一般平均は30時間から60時間

なお、一般的な「SPIの平均勉強時間は30時間から60時間」と言われています。

1日1時間の1ヶ月から2ヶ月」で勉強を進める人が多い印象です。

ただし、中学・高校で勉強をしてこなかった私の場合、60時間で高得点を狙うのは不可能でした。

  1. そもそも勉強の習慣が身についていない
  2. 問題を解くための公式が全くわからない
  3. 公式を覚えても解けない問題が多い

当然、60時間の勉強で「全く勉強してこなかった時間」を取り戻せるわけがありません。

最初のうちは「こんなの解けるわけがない…」という感覚になりました。

 

Fラン学生のSPI勉強時間は【100時間】

そんな私の実体験として「SPI攻略に必要な勉強時間は100時間」です!

もちろん、人それぞれの理解度によって変動する部分ではありますが…

判定 勉強時間 勉強期間
A(正答率80%以上) 30時間 1日1時間の30日
B(正答率60%以上) 45時間 1日1.5時間の30日
C(正答率30%以上) 80時間 1日2時間の40日
D(正答率10%以下) 100時間 1日2時間の50日

自身のSPI(言語・非言語)の正答率がD判定であれば「100時間は必要」と感じます。

なお、SPIの正答率は「キミスカのSPI模試」で簡単に調べることが可能です。

逆求人サイトのイメージが強いサービスですが、実はSPI対策の機能も備わっています。

そのため、まずは「キミスカのSPI模試」を受けて自身の実力を確認しましょう。

そのうえで、今回紹介した合格判定に基づいた勉強時間で対策すればOKです!

【キミスカの公式サイト】https://kimisuka.com/

 

Fラン学生がSPIの勉強を始めるタイミングは?

余談ですが、Fラン学生がSPIの勉強を始めるベストタイミングは「大学3年生の4月」です。

詳しくは、「就活はいつから本気で始めるべき?」という記事で紹介していますが…

  1. サマーインターンに間に合う
  2. 学期前半で学業と両立しやすい
  3. 勉強100時間のサイクルを無理なく回せる

この辺りが、大学3年生の4月からSPIの勉強をおすすめする理由です。

27卒であれば2026年4月スタート、26卒の人は今すぐ始めましょう。

具体的な「SPIで高得点を狙う勉強法」については、次の章で紹介していきますね。

 

Fラン学生がSPIで高得点を狙うための勉強法【5選】

ではさっそく、Fラン学生がSPIで高得点を狙うための勉強法5つを紹介します。

下表のとおり、私の実践していた「勉強時間が100時間前後」のSPI勉強法です。

勉強法 目安の勉強時間
自分のSPIの実力を知る 30分(1日で終了)
志望企業のテスト方式を知る 1時間(1日で終了)
Youtube動画で基礎学習 20時間(1日30分の10日間)
公式問題集を解き続ける 80時間(1日2時間の40日間)
志望度の低い企業のSPIを受ける -

 

勉強法①:自分のSPIの実力を知る

まず始めに、私が実践したのは「自分のSPIの実力を知ること」でした。

実力によって勉強時間は変わってくるので、自身の実力確認は必要不可欠!

まずは、先ほど紹介した「キミスカのSPI模試」を受けるのがスタートラインです。

ポイント

  1. 完全無料で利用できる
  2. 模擬試験は何回も受験できる
  3. SPI突破の資料ダウンロードができる

キミスカのSPI模試では、「言語・非言語・英語」の3分野が用意されています。

もちろん、「キミスカ」は完全無料のサービスなのでお金は一切かかりません。

下図のとおり、本番さながらの試験を受けて、自身の実力を確認しておきましょう。

【キミスカの公式サイト】https://kimisuka.com/

 

勉強法②:志望企業のテスト方式を知る

続けて、「志望企業のテスト方式」について調べていきましょう。

SPIがもっとも有名ですが、適性検査という括りでは10種類近くあります。

テスト名 主な領域 想定職種
玉手箱(Web) 言語・計数・英語(任意)+性格 幅広い
C-GAB/GAB 言語・計数・英語(任意) 大手・外資含む総合職
TG-WEB 言語・計数・英語(任意)+性格 総合職・専門職
CAB/WEB-CAB 暗算・法則性・命令表・暗号 SE・IT職
SCOA 言語・数理・一般知識・英語・性格 事務職
TAP 言語・計数・性格 総合職
TAL 言語・数理・理論・性格 全職種の性格面評価
CUBIC 性格・価値観・職務適正 総合職

多くは「SPI」または「玉手箱」ですが、昨今は「TG-WEB」の需要も高まっています。

適性検査によって出題範囲は大きく違うので「志望企業のテスト方式」の事前調査は必要不可欠!

就活会議」のような大手口コミサイトを使って確認しておきましょう。

就活会議の提供情報(一部抜粋)

  1. 就活生・社員による企業口コミサイト
  2. ES・就活体験記が無料で見放題(掲載:約30万件)
  3. リアルタイムで採用動向をチェック可能

今回、「就活会議」の詳しいサービス内容を紹介する記事ではないので割愛しますが…

簡潔にまとめると「14万社以上の選考レポート」が無料で読み放題のサービスです。

適性検査(SPI・玉手箱など)のテスト方式はもちろん、「内定者のエントリーシート」や「面接でされた質問内容」まで詳しく載っているので、確実に導入しておきましょう。

公式サイトはこちらhttps://syukatsu-kaigi.jp/

 

勉強法③:Youtube動画で基礎学習

続けて「Youtube動画を見て基礎学習」に取りかかりましょう。

私の時代にはなかったですが、現在はYoutubeに学習コンテンツがたくさんあります。

とくに、私のイチオシは「おいなりさん」というYouTubeチャンネルです。

動画の充実度+解説のわかりやすさ」という点でほかサービスと一線を画しています。

現在、私も転職活動で使っているサービスであり、本チャンネルはかなりおすすめです。

 

勉強法④:公式問題集を解き続ける

就活アプリ+Youtubeだけでは、応用力が身につきません。

そのため、就活アプリ+Youtubeと並行して「公式問題集の読解」に取りかかりましょう。

ミヤッチ
なお、昨今はさまざまな「SPI対策本」が出版されていますが…

おすすめ就活本

  1. これが本当のSPI3だ!
  2. これが本当のWEBテストだ

SPIノートの会の「これが本当のシリーズ」を解き続ければ問題ありません。

現在、適性検査を導入している企業の8割以上がSPIまたは玉手箱です。

志望企業が決まっていないのであれば、以下2冊の勉強から始めることをおすすめします。

注意点

「CUBIC」や「TAL」のようなWEBテストを実施する企業もありますが、大半は「SPI3または玉手箱」なので、志望企業が決まっていなければ、上記2冊以外の購入は必要ありません。

 

勉強法⑤:志望度の低い企業のSPIを受ける

私が最後に実践していたのが「志望度の低い企業のSPIを受ける」です。

正直、賛否両論はあると思いますが「本番に勝る経験」はありません。

  1. 就活アプリでSPIを受ける
  2. Youtubeコンテンツを一通り確認する
  3. これが本当シリーズの問題集を5周する

上記3つがクリアできれば、志望度の低い企業に挑戦してみましょう。

何点だったか知ることはできませんが、本番のリアルな空気感を知ることができます。

私の経験上、ここまでくればSPIの実力はかなりついているはずです!

 

SPIで高得点が取れないFラン学生の特徴【3選】

なお、Fラン学生がSPIで高得点を狙ううえで注意すべき点が3つあります。

SPIで高得点が取れないFラン学生あるあるだったりするので要チェックです。

SPIで高得点が取れない人の特徴

  1. 志望企業の実施方式を理解していない
  2. 問題集の解答を丸暗記しようとする
  3. 模試を受けずに本番に挑む

 

特徴①:志望企業の実施方式を理解していない

まず始めに「志望企業の実施方式を理解していない点」が挙げられます。

記事後半で紹介する「SPIの基本とは?」にて詳しく紹介しますが…

実施方式 方式の説明 受験者割合(目安)
テストセンター 専用会場のPC受験 65%
WEBテスティング 自宅のPC受験 20%
ペーパーテスト 基本は企業内で受ける 15%

上表のとおり、昨今のSPI受験は大きく3つに分かれています。(インハウスCBTは除く)

そして、実施方式によって「SPIの出題範囲は違う」のが大きな特徴の一つです!

記事内で紹介した「就活会議」のような大手口コミサイトで「志望企業のテスト方式」はかならず確認しておきましょう。

公式サイトはこちらhttps://syukatsu-kaigi.jp/

ポイント

就活会議」は、30万以上のES・選考レポートが完全無料で読み放題の就活サイトです。

 

特徴②:問題集の解答を丸暗記しようとする

続けて、問題集の解答を丸暗記しないように注意しましょう。

実は、私がやってしまった内容なのですが、SPIに過去問はありません。

そのため、まったく同じ問題が出ることはないです。

ただし、同じような問題が出題されるのも事実!

問題集の丸暗記ではなく「解き方の丸暗記」をするように勉強するのがポイントです。

 

特徴③:模試を受けずに本番に挑む

SPIの高得点が狙えない理由の多くは「時間が足りなくなるケース」です。

  1. 言語・非言語:約35分
  2. 性格検査:約30分
  3. 英語検査:約20分

上記のとおり、言語・非言語は合わせて約35分しかありません。

本番と同じような形式で解く練習をしていないと時間が足りなくなります。

そのため、記事内で紹介した「キミスカ」のSPI模試はかならず受けておきましょう。

出題される問題は、本番さながらの難易度であり、何度も受けることができる優れもの!

試験前日の模擬練習にも使える導入必須のサービスです。

【キミスカの公式サイト】https://kimisuka.com/

 

SPIの基本|Fランが高得点を狙う前に押さえるべき【3点】

SPIで高得点を狙うには「SPIの基本」を押さえる必要があります。

記事後半にはなりますが、私の実体験を交えながら3つに分けて紹介していきますね!

押さえておくべき基本とは?

  1. SPIの多くはテストセンター受験
  2. WEBテスティングは難易度が高い
  3. SPIの通過ボーダーは企業によって違う

 

SPIの多くはテストセンター受験

まず始めに、SPIの実施方式について理解しておきましょう。

昨今のSPI受験は大きく3つに分かれています。(インハウスCBTは除く)

実施方式 方式の説明 受験者割合(目安)
テストセンター 専用会場のPC受験 65%
WEBテスティング 自宅のPC受験 20%
ペーパーテスト 基本は企業内で受ける 15%

多くの場合は、企業が用意した専用会場に出向きパソコンで受験する「テストセンター方式」です。

続けて導入している企業の多い「WEBテスティング」は、自宅からSPIを受験する方式であり、昨今は「替え玉受験・WEB解答集の活用等」が問題になりました。

なお、WEBテスティングにおけるカンニングはおすすめしません。

もしWEB解答集の購入に悩まれている人は、以下記事を合わせてチェックしてみてください!

 

WEBテスティングは難易度が高い

続けて、「テストセンター」と「WEBテスティング」の難易度にふれておきます。

基本、どちらのテスト内容も「言語・非言語・性格検査」の3パターンですが、「言語・非言語の出題範囲」に違いがあります。

範囲(非言語) WEBテスティング テストセンター
推論
整数の推測 ×
図表の読み取り
集合
順列・組み合わせ
確率
損益算
料金の割引
代金の精算
割合・比
分割払い・仕事算
速さ
資料の読み取り ×
長文読み取り計算 ×
範囲(言語) WEBテスティング テストセンター
熟語の成り立ち ×
文の並べ替え
空欄補充
長文読解
二語関係 ×
熟語の意味 ×
語句の用法 ×
文の訂正 × ×

上表のとおり、テストセンターの方が「出題範囲は広い」です。

ただし、私の感覚値としては、「WEBテスティング」の方が難しく感じました。

注意点

  1. WEBテスティングは非言語が難しい
  2. 言語についてはテストセンターが難しい

上記のとおり、WEBテスティングは非言語の難易度が高いです。

WEBテスティングは「電卓使用」ができる分、問題レベルは高い印象を受けました。

 

SPIの通過ボーダーは企業によって違う

最後に、SPIの通過ボーダーは「企業によって違う点」も押さえておきましょう。

SNS中心にSPIの通過ボーダーに関する情報が多く飛び回っていますが…

注意点

  1. 企業側が通過ボーダーを公表することはない
  2. 志望者数によって通過ボーダーは変わる

上記のとおり、企業がSPIの通過ボーダーを発信することはありません。

志望者数によってボーダーを変える企業も多く、あまり気にしないようにしましょう。

シンプルに「点数は高いに越したことはない」のイメージで取り組むことをおすすめします。

 

SPIに関するFラン学生からのよくある質問【3選】

最後にはなりますが、SPIに関するFラン学生からのよくある質問をまとめました。

大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!

よくある質問【3選】

  1. SPIはボロボロでも受かることはある?
  2. WEBテスト解答集は使用すべき?
  3. SPI対策におすすめの就活本は?

 

質問①:SPIはボロボロでも受かることはある?

N氏(21歳)

SPIはボロボロでも受かることはありますか?
なぜかまったく解けなかったのに通過連絡が来ました。

結論、SPIがボロボロと感じても受かるケースはあります。

詳しくは、「SPIがボロボロでも受かる理由5選」という記事で解説していますが…

  1. 思った以上に成績が良い
  2. 性格検査の結果が良い
  3. エントリーシートの評価が高い
  4. SPIの評価比重が少ない
  5. 選考への参加者が想定より少ない

上記のような理由が考えられます。

もちろん、SPIの点数は高いに越したことはないので、かならず勉強はしておきましょう。

 

質問②:WEBテスト解答集は使用すべき?

T氏(21歳)

WEBテスト解答集を使用するのはダメでしょうか?
私の周囲の先輩は、全員使用したと言ってました…

結論、WEBテスト解答集は使用すべきではありません!

詳しくは、「WEBテスト解答集は使用すべき?」という記事で解説していますが…

おすすめしない理由

  1. 不正したという精神的ストレス
  2. 企業にバレやすくなっている
  3. 解答集の信憑性が低い

上記3つは、私がWEBテスト解答集を実際に購入して感じた内容です。

WEBテスト解答集がバレた場合、内定取消しのリスクもあるので使用しないようにしましょう。

 

質問③:SPI対策におすすめの就活本は?

N氏(21歳)

SPI対策におすすめの就活本はありますか?
現時点でどこの企業を受けるかは決まっていません。

結論、SPI対策におすすめは、記事内でも紹介した「これが本当のシリーズ」です。

志望企業が決まっていない人であれば、以下の2冊で「SPI3+玉手箱」は網羅できます。

注意点

「CUBIC」や「TAL」のようなWEBテストを実施する企業もありますが、大半は「SPI3または玉手箱」なので、志望企業が決まっていなければ、上記2冊以外の購入は必要ありません。

 

まとめ|Fラン学生がSPIで高得点は十分狙える

今回は、Fラン学生がSPIで高得点を狙うための勉強時間を中心に紹介しました。

まとめ

  1. SPIで高得点を狙うための勉強時間は100時間
  2. とにかく問題を解き続けることが攻略の近道
  3. 模擬試験はかならず受けておく

上記のとおり、Fラン学生がSPIで高得点を狙うのであれば「100時間」は勉強が必要です。

もちろん、偏差値40以下の私が実践していた勉強時間なので個人差はあります。

この辺りは、人それぞれの理解度によって変わってきますが、中学・高校で全く勉強をしてこなかった人は、これくらいの勉強時間は必要です。

そのうえで、記事内で紹介した「SPIで高得点を狙うための勉強法5つ」を実践していきましょう。

勉強法 目安の勉強時間
自分のSPIの実力を知る 2時間(1日で終了)
志望企業のテスト方式を知る 1時間(1日で終了)
Youtube動画で基礎学習 20時間(1日30分の10日間)
公式問題集を解き続ける 80時間(1日2時間の40日間)
志望度の低い企業のSPIを受ける -

長い人生のたった100時間、本気で勉強する価値は十分にありますよ!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

偏差値40以下のFラン大学から東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 新卒採用を4年担当 ▶︎ AbemaTV就活特番に生出演 ▶︎ 学歴に自信がなくても戦える「就活攻略法」を発信中!

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