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【ガクチカにアルバイト経験はダメ?】元人事が赤裸々に紹介!

はてな

  1. ガクチカにアルバイト経験を書くのはダメ?
  2. インパクトに欠けたガクチカと思われるのかな?
  3. ガクチカに書けるエピソードがありません…

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

なお、結論からお伝えすると、「アルバイト経験をガクチカに書くのは問題ない」です。

多くの学生が、アルバイト経験をガクチカに採用しています。

ただし、私はアルバイト経験をガクチカに書くことをおすすめしていません…

今回は、この辺りの理由について、元採用担当の私が赤裸々に紹介していきます。

ガクチカにアルバイト経験はおすすめしない理由【2選】

ガクチカにアルバイト経験をおすすめしない理由は以下2つです。

おすすめしない理由

  1. 注目されにくい
  2. ほかの学生との差別化が難しい

 

理由①:注目されにくい

残念ながら、アルバイト経験を書いたガクチカは注目されにくいです。

理由は、多くの学生がアルバイト経験をガクチカに書くからです。

上図(マイナビ調査)のとおり、ガクチカにアルバイト経験を書く人は大勢います。

私自身、採用担当者として1,000以上のガクチカを見てきましたが「見慣れてしまっている」というのが正直な感想です。

そのため、注目されにくいという点では、アルバイト経験をあまりおすすめしません。

 

理由②:ほかの学生との差別化が難しい

前述でお伝えしたとおり、多くの学生はガクチカにアルバイト経験を書きます。

例えば、以下のようなガクチカは多いです。

  1. 店舗の売上に貢献した
  2. 顧客とのコミュニケーションを図った
  3. バイトリーダーとしてチームをまとめた

もちろん、人と違った学びや体験が書ければアルバイトでも問題ないです。

ただ、ほかの学生と差別化できないと感じた場合は、アルバイト経験を書くのはおすすめしません。

以下記事で紹介している「アルバイト以外のエピソード作り」に挑戦しましょう。

 

参考にしたいアルバイトを題材にしたガクチカ例文【10選】

本章では、具体的に「どういったアルバイト経験」であれば問題ないか紹介します。

例文10つを用いて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ガクチカ例文

  1. 宅配・デリバリー
  2. 居酒屋
  3. コンビニスタッフ
  4. カフェスタッフ
  5. スーパーマーケット
  6. ファストフード店
  7. 塾講師
  8. アパレル店員
  9. ホテルスタッフ
  10. 引っ越しスタッフ

 

例文①:宅配・デリバリー

例文

私は、ピザの配達員として3年間勤務し、「店舗の配達時間改善」に取り組みました。
全店舗10位以内でQUOカード獲得のイベントを機に、チーム一丸となって「配達ルートの分析」と「勉強会での全体共有」を実施。
その結果、店舗の配達時間を「全国平均50分から40分に短縮」し、「全店舗8位」を達成。
この経験から、目標達成には「綿密な分析」と「情報共有」が重要であることを学び、チームワークの大切さを実感しました。
今後は、この経験を活かし、業務改善や組織の効率化に貢献したいと考えています。

上記は、「宅配・デリバリー」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が想定されます。

  1. 配達ルート最適化の具体的な手法は?
  2. チーム全体への情報共有で意識したことは?
  3. 目標達成の過程において直面した課題は?
  4. 直面した課題をどのように克服した?
  5. 最新のAI技術を用いた配送ルート最適化の見解は?

今回は、200文字以内で簡潔に書いているので記載していませんが…

文字数制限がなければ、「目標達成の過程における課題と克服方法」は書きましょう。

面接官の多くは、この辺りの内容をかならず確認してきます。

 

例文②:居酒屋

例文

私は、居酒屋のホール担当として4年間勤務し、「顧客満足度No.1」を目指しました。
当初、人見知りで指名2名でしたが、売上向上のため「3ヶ月で指名10名獲得」を目標に設定。
「顧客の好みと会話を記録」し、個別商品のおすすめを提案しました。
また、「週1回の接客ロールプレイング」も実践し人見知りを克服。
結果、「指名12名獲得、売上前年比120%、満足度調査で全20名中1位」を達成しました。
この経験から、「顧客ニーズの深い理解」と「継続的な自己改善」の重要性を学びました。
今後は、この経験を活かし、顧客視点でのサービス改善に貢献したいです。

上記は、「居酒屋」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下4つの質問が想定されます。

  1. 顧客情報のプライバシーへの配慮はどうしていたか?
  2. 週1回のロープレでなにを意識したか?
  3. 顧客獲得数が目標を大きく上回った要因は?
  4. サービス業界における顧客満足度の課題は?

とくに「プライバシーへの配慮」は、意外と聞かれることが多いです。

回答としては、「会話の記録は匿名化によるデータ管理としていた」などが挙げられます。

ほかのガクチカ含め、この辺りはしっかり答えられるようにしておきましょう。

 

例文③:コンビニスタッフ

例文

私は、コンビニで3年間惣菜の仕入れを担当として、「店舗の廃棄率改善」に取り組みました。
当初、店舗では1日20キロの廃棄が発生していましたが「1日10キロ」を目標に設定。
過去の販売データ、気候、近隣イベント情報を綿密に分析し、発注数を最適化しました。
その結果、店舗1日あたりの廃棄数10キロを達成し、さらに売上が月平均5,000円向上。
この経験から、データ分析の重要性と環境への配慮が経営改善につながることを学びました。
今後は、この経験を活かし、持続可能なビジネス戦略の立案に貢献したいと考えています。

上記は、「コンビニスタッフ」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が想定されます。

  1. 店舗の廃棄率改善に取り組もうとした背景は?
  2. 販売データや外部要因の分析で苦労したことは?
  3. 各情報をどのように活用し発注数を調整した?
  4. 他社がおこなっている食品ロスの取り組みをどう思う?
  5. 他社の取り組みと比較した本取り組みの強みは?

コンビニスタッフのアルバイト含め、多くの学生はアルバイト経験を用いてガクチカを作ります。

その中でも、小売業界はあるあるネタなので事前準備は必要不可欠です。

あなたにしか書けないエピソードを書くように意識しましょう。

 

例文④:カフェスタッフ

例文

私は、カフェチェーン店で4年間ホール担当として、顧客満足度向上に注力しました。
「お客様に最高のひとときを」という目標を掲げ、常連客の来店時間、注文履歴、会話内容を記録し、次回来店時に合わせたおもてなしを追求。
おすすめメニューを提案し、会話を広げることで、お客様との距離を縮めました。
その結果、「リピート率を15%向上」させ、「店舗ランキングで過去最高の10位を達成」。
この経験から、「顧客ニーズを捉え、期待を超える価値提供の大切さ」を学びました。
今後は、この経験を活かし、顧客視点に立ったサービス開発に貢献したいです。

上記は、「カフェスタッフ」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が想定されます。

  1. 顧客満足度向上に努めようと考えたキッカケは?
  2. 顧客情報のプライバシーへの配慮はどうしていたか?
  3. 目標達成の過程において直面した課題は?
  4. 直面した課題をどのように克服した?
  5. サービス業界における顧客満足度の課題は?

顧客満足度向上は、多くの学生が用いるガクチカの題材だったりします。

ただし、顧客満足度だけでは、インパクトに欠けるガクチカとなってしまいます。

だからこそ、「顧客満足度向上に努めようと考えたキッカケ」を追記するのも一つの手です。

この辺りは、文字数制限に合わせて臨機応変に対応しましょう。

 

例文⑤:スーパーマーケット

例文

私は、全国チェーンのスーパーで4年間勤務し、レジの待ち時間による顧客満足度の低下という課題に対する「レジ導入プロジェクト」にアルバイト代表として参画しました。
顧客と従業員の双方に最適なレジ選定のため、操作性や機能に関する改善案を提案。
研修プログラム作成にも貢献し、スムーズな導入を実現しました。
その結果、「レジ待ち時間を平均30%短縮」し、顧客満足度向上に貢献。
この経験から、「現場目線での課題発見」と「チームで改善を重ねる重要性」を学びました。
今後は、この経験を活かし、顧客視点と現場感覚を両立させ、業務効率化に貢献したいです。

上記は、「スーパーマーケット」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が想定されます。

  1. レジ導入プロジェクトにおける具体的な役割は?
  2. 改善案を提案した際、どのような方法で課題を見つけたか?
  3. 他の社員やスタッフとの意見調整や交渉で苦労したことは?
  4. プロジェクト中に直面した最大の課題と克服方法は?
  5. 他店舗での差別化や独自性を意識して取り組んだことは?

プロジェクト参画のようなガクチカは、「目標達成までの過程」に関する質問が多かったりします。

そのため、文字数制限がなければ、「プロジェクト内で直面した課題と克服方法」は書きましょう。

面接官の多くは、この辺りの内容をかならず気にしています。

 

例文⑥:ファストフード店

例文

私は、ファストフード店で3年間アルバイトし、平日午後の売上向上に取り組みました。
客層分析から「午後限定セット」を提案し、ポップ作成やSNS投稿も担当。
さらに、週1回のロールプレイング研修を実施し、接客スキル向上を図りました。
結果、平日午後の売上が15%向上し、顧客満足度も20%改善。
この経験から、データ分析とチーム全体での取り組みの重要性を学びました。
今後は、顧客視点とデータ活用による業務改善やサービス向上に貢献したいです。

上記は、「ファストフード店」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が想定されます。

  1. 平日の売上向上に取り組もうとした背景は?
  2. 客層分析をおこなううえで苦労したことは?
  3. 午後限定セットの内容や価格設定をどのように決めた?
  4. ポップ作成やSNS投稿において意識したポイントは?
  5. 売上向上以外に店舗運営で気づいた課題や改善点はあるか?

分析能力は、どの業界においても汎用性の高いスキルとなっています。

そのため、「客層分析」についての詳しい詳細を求められる可能性は高いです。

この辺りは、しっかり答えられるよう事前準備しておきましょう。

 

例文⑦:塾講師

例文

私は、中学生向け学習塾で2年間講師を務め、数学が苦手な生徒Aさんの指導に注力しました。
「数学的思考力の向上」と「テストで80点以上」を目標に、独自教材や日常生活と結びつけた例題を活用し、考える習慣を育成。
さらに、オンライン質問対応などきめ細かなサポートを実施しました。
結果、Aさんは期末テストで85点を獲得し、「数学が楽しくなった」と前向きな姿勢に変化。
この経験から、生徒個々の特性に応じた指導法と意欲を引き出す重要性を学びました。
今後は、この経験を活かし、相手の特性や課題に応じた柔軟なアプローチで、チームや組織の成長に貢献したいと考えています。

上記は、「塾講師」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が想定されます。

  1. どのような独自教材を作成したのか?
  2. 日常生活と結びつけた例題とは?
  3. オンライン質問対応をおこなう上で工夫した点は?
  4. Aさんの意欲を引き出すためのプローチ方法は?
  5. 本指導法をチームマネジメントにどのように活かせるのか?

とくに、本指導法を「志望企業」でどのように活かせるか聞かれることは多いです。

そのため、ただ学生時代の学びを共有するのではなく、「どう活かすか?」答えられるようにしておきましょう。

 

例文⑧:アパレル店員

例文

私は、アパレルショップで2年間アルバイトし、平日来店客数増加に取り組みました。
目標として「平日来店客数10%増加」を設定し、販売データ分析から主婦層向け平日限定割引キャンペーンを提案。
SNS活用でリーチを拡大し、コーディネート提案に注力しました。
結果、来店客数15%増加、売上前年比120%達成。顧客満足度調査でも高評価を獲得。
この経験から、データ分析と顧客視点の重要性を学びました。
今後は、この経験を活かし、ニーズに応じたサービス改善や売上向上施策に貢献したいです。

上記は、「アパレル店員」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が想定されます。

  1. 平日の売上向上に取り組もうとした背景は?
  2. 客層分析をおこなううえで苦労したことは?
  3. 平日限定割引キャンペーンの価格設定をどのように決めた?
  4. 顧客満足度調査で高評価を得るまでにもっとも苦労した点は?
  5. SNS活用やキャンペーン施策は他業界でも活かせるのか?

SNS活用は、多くの企業が着手しようしている分野です。

そのため、上記例文のような「SNS活用」について聞かれることは多いです。

この辺りは、しっかり答えられるように事前準備しておきましょう。

 

例文⑨:ホテルスタッフ

例文

私は、ビジネスホテルで2年間アルバイトし、外国人観光客への接客向上に取り組みました。
英語コミュニケーションの課題を克服するため、週3回のオンライン英会話受講や接客フレーズの暗記、多言語対応マニュアルの作成を実施。
さらに、ジェスチャーを活用した非言語コミュニケーションも意識しました。
結果、ホテル責任者からの「外国人対応の評価」に関するフィードバックが前年比20%向上。
この経験から、自己研鑽とチーム全体での取り組みの重要性を学びました。
今後は、この経験を活かし、多様なニーズに応じたサービス提供に貢献したいです。

上記は、「ホテルスタッフ」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下4つの質問が想定されます。

  1. 多言語マニュアルの詳しい内容は?
  2. 多言語マニュアルを作成したときに盛り込んだ工夫は?
  3. 非言語コミュニケーションを活用した具体的なエピソードは?
  4. 自分自身がもっとも成長したと感じる点は?

とくに、「多言語マニュアル作成」に関する質問は多くなることが想定されます。

マニュアル作成は、多くの企業に求められる汎用性の高いスキルです。

もしマニュアル作成を題材にするのであれば、「マスキングしたマニュアル(バイト先への共有・事前承認は必須)」を印刷して持っていくのも一つの手です。

 

例文⑩:引っ越しスタッフ

例文

私は、引越業者で2年間アルバイトし、お客様満足度向上に取り組みました。
当初、作業効率とコミュニケーション不足が課題でしたが、効率的な作業フローの提案や事前ヒアリング、チーム内情報共有の徹底により改善。
その結果、作業時間が平均15%短縮され、お客様アンケートでも高評価を獲得しました。
この経験から、現場の声を反映した改善提案とチームワークの重要性を学び、今後は効率的な業務運営と顧客満足度向上に貢献したいと考えています。

上記は、「引っ越しスタッフ」を題材に200文字以内で作成しました。

文末の「この経験を活かし〜」の部分は、志望企業に合わせて変更しましょう。

なお、上記ガクチカにおいては、以下5つの質問が考えられます。

  1. 顧客満足度向上に努めようと考えたキッカケは?
  2. 提案した作業フローの具体的な内容は?
  3. 事前ヒアリングの際に意識したことは?
  4. 作業時間が平均15%短縮されたもっとも大きな要因は?
  5. 成果を出すまでにもっとも苦労した点は?

カフェスタッフの例文同様、顧客満足度向上は、多くの学生が用いるガクチカの題材です。

ただし、顧客満足度だけでは、インパクトに欠けるガクチカとなってしまいます。

だからこそ、「顧客満足度向上に努めようと考えたキッカケ」を追記するのも一つの手です。

この辺りは、文字数制限に合わせて臨機応変に対応しましょう。

 

ガクチカに書いてはいけないアルバイト経験【3選】

本章では、ガクチカに書いてはいけないアルバイト経験を3つ紹介します。

書いてはいけないアルバイト経験

  1. アルバイトを長く続けただけのガクチカ
  2. ほかの学生と差別化できないガクチカ
  3. 虚偽を疑われるようなガクチカ

 

①アルバイトを長く続けただけのガクチカ

残念ながら、アルバイトを長く続けるのは「当たり前」です。

そのため、長く続けたことをアピールするのはおすすめしません。

なお、詳しくは「自己PRとガクチカの違いとは?」という記事で紹介していますが…

  1. 自己PR:強みや人柄を軸に「採用メリット」を示す
  2. ガクチカ:学生時代の活動を通じた「学び・成長」を示す

上記が「ガクチカ」の目的です。

学生時代の学び・成長を知りたい企業に「アルバイトを長く続けたこと」をアピールしても評価はされません。

 

②ほかの学生と差別化できないガクチカ

先ほども紹介したとおり、多くの学生はガクチカにアルバイト経験を書いてきます。

そのため、ほかの学生と差別化できないガクチカはおすすめしません。

  1. 自主的に取り組んだエピソード
  2. 複数の業務・ポジションの経験
  3. SNSを活用した店舗ブランディング

上記のような、ほかの学生にはないアルバイト経験を書けるかがポイントです。

 

③虚偽を疑われるようなガクチカ

残念ながら、多くの採用担当者は『このガクチカはウソだな…」と気づいています。

例文

私は、飲食チェーン店でアルバイトし、店舗運営の効率化に取り組みました。
スタッフ間で業務のばらつきがあり、マニュアルを新たに作成し、接客や調理手順を標準化。
さらに、新人研修でマニュアルを活用し、スムーズな業務習得を実現しました。
その結果、店舗の売上が20%向上し、顧客満足度も改善。
この経験から、業務効率化とチーム全体での取り組みの重要性を学びました。
今後は、この経験を活かし、組織の成長に貢献したいと考えています。

上記のような「売上20%向上」という例文はあるあるだったりしますが…

そもそも飲食チェーン店は、マニュアルが整備されていることが多いです。

そのため、「アルバイトのマニュアル一つで売上20%向上」という内容は疑われる可能性大です。

このように、虚偽を疑われるようなガクチカは意外と書いてしまいがちなので注意しましょう。

 

ガクチカにアルバイト経験を書くときのポイント【3選】

本章では、ガクチカにアルバイト経験を書くときのポイント3つを紹介します。

ポイント

  1. 志望企業にマッチした学びを書く
  2. 主体的に動いたエピソードを書く
  3. 適切な構成を意識して書く

 

ポイント①:志望企業にマッチした学びを書く

ガクチカは、学生時代の活動を通じた「学び・成長」を示すのが目的です。

企業は、経験や学び・成長が自社とマッチしているか確認しています。

そのため、志望企業にマッチした学びを示すのは必要不可欠です。

仮にエピソードが弱くても評価される可能性は高くなります。

ミヤッチ
志望企業の「課題」や「求める人物像」は要チェックです!

 

ポイント②:主体的に動いたエピソードを書く

ガクチカは、学生が取り組んだ内容の「主体性」にも着目しています。

例えば、以下のようなガクチカには主体性がありません…

  1. アルバイトを4年間継続した
  2. マニュアルに従った仕入業務の実施
  3. 店長指示のもとマニュアル作成をおこなった

『さすがにこんなの書かないよ!』と思われるかもしれませんが…

意外と主体性のない「当たり前と思われるようなガクチカ」を書いている学生は多いです。

そのため、ガクチカは「主体的に動いたエピソードを書く」ようにしましょう。

 

ポイント③:適切な構成を意識して書く

ガクチカは、適切な構成で書くことが大切です。

とくに、エントリーシートに書くガクチカは、構成が悪ければそもそも読まれません。

逆に、構成が良ければ「エピソードの弱いガクチカ」でも読まれる確率は上がります。

なお、詳しくは、「ガクチカの書き方は?」という記事で紹介していますが…

  1. 経験(エピソード)
  2. 理由・動機
  3. 目標・課題
  4. 実行・結果
  5. 学び・成長した点
  6. 今後の展望・活用方法

ガクチカは、上記6つの構成に沿って書きましょう。

ぜひ、ガクチカの書き方について詳しく知りたい人は、以下記事も参考にしてみてください!

 

ガクチカに関するよくある質問【3選】

では最後に、ガクチカに関するよくある質問3つを紹介したいと思います。

よくある質問

  1. ガクチカに書けるエピソードがありません…
  2. ガクチカがないと大手はムリ?
  3. 自己PRとガクチカの違いは?

 

質問①:ガクチカに書けるエピソードがありません…

S氏(22歳)

ガクチカに書けるエピソードがまったくありません…
こういったときはどうしたら良いのでしょうか?

ガクチカに書けるエピソードがない人は、以下2つを実践してみてください。

  1. エピソードをゼロから作る
  2. 第三者に意見をもらう

詳しい詳細は、「ガクチカに書くエピソードがない人必見!」という記事で紹介しています。

ゼロからガクチカを作成する方法についても紹介しているので要チェックです。

 

質問②:ガクチカがないと大手はムリ?

W氏(21歳)

ガクチカがないと大手企業への就職は厳しいですよね?

詳しくは、「ガクチカがないと大手はムリ?」という記事で紹介していますが…

結論、ガクチカがなければ大手はムリです!

大手志望の学生は、ガクチカの準備を欠かしません。

そのため、ガクチカはかならず用意しておきましょう。

 

質問③:自己PRとガクチカの違いは?

F氏(22歳)

自己PRとガクチカの違いはなんですか?
どちらも自分をアピールすることに変わりはないですよね?

結論、自己PRとガクチカには以下の違いがあります。

  1. 自己PR:強みや人柄を軸に「採用メリット」を示す
  2. ガクチカ:学生時代の活動を通じた「学び・成長」を示す

イメージとして、自分の能力やスキルをもとに「企業で活躍できる人材です」と示すのが自己PR!

学生時代の経験を通じて得た「学びや成長を具体的に説明する」のがガクチカです。

この辺りの詳しい詳細は、以下記事でも紹介しているので参考にしてみてください!

 

【まとめ】ガクチカでアルバイト経験はダメではない

今回は、「ガクチカにアルバイト経験を書くのはダメなのか?」を中心に紹介しました。

まとめ

  1. ガクチカにアルバイト経験を書くのはOK
  2. ただし、ほかの人と差別化は難しい
  3. 自主的に取り組んだ内容を書くようにしよう

こんな感じでして、ガクチカにアルバイト経験を書くのはOKです。

ただし、ほかの学生と差別化するのが難しいのも事実!

私としては、アルバイト以外のエピソードにすることをおすすめします。

もちろん、アルバイト経験以外に書くことがなければ仕方ないですが…

お時間のある人は、以下記事もチェックしてみてください!

ガクチカに書けるエピソードがない人向けの作成手順を紹介している記事となっています。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

偏差値40以下のFラン大学から東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 新卒採用を4年担当 ▶︎ AbemaTV就活特番に生出演 ▶︎ 学歴に自信がなくても戦える「就活攻略法」を発信中!

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