
皆さんこんにちは!ミヤッチです!



はてな
- 社会人と学生の違いって何ですか?
- 社会人になる実感が湧きません、、
今回はこう言った疑問に答えます。
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 社会人と学生の違いを現役人事が6つの視点で解説!
- 社会人と学生の両方の良さが学べる!
本記事を書いている私は、新卒1年目から東証一部上場企業の人事担当者として、年間100人以上の学生と面談しています。
また、新卒の研修担当も担っているのですが、今回は、学生や新卒の方から多く質問をいただく「社会人と学生の違い」について、私なりに解説していきます。
これから就活を控えている方や社会人となる方は必見の内容なので、最後までお付き合いください。
目次
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人事担当者が「社会人と学生の違い」を6つの視点で解説!

では、さっそく社会人と学生の違いについて解説していきたいのですが、そもそも社会人とは何かについて少しお話しをさせてください。
社会人とは、Wikipediaで検索すると以下の内容がでてきます。
社会人とは?
社会に参加し、その中で自身の役割を担い生きる人のことである。
今回は、この内容を踏まえて社会人と学生の違いを様々な項目から考えていきます。
社会人と学生の「時間」の違い
私が、社会人と学生の違いで1番大きな違いは「時間」だと思っています。
学生の頃は、春休みや夏休みなど、長期休暇を取得することも可能だったと思います。
しかし、社会人になれば、長期休暇を取得することは困難です。
もちろん、会社によっては、夏季休暇や年末年始休暇のあるところはたくさんあります。
しかし、大体の企業は、最高でも10連休が限界です。
だからこそ、学生は、長期で休みが取れることを当たり前と思わず、貴重な時間であると認識することが非常に大切です。
逆に、社会人の場合は、少ない休日をできるだけ有意義に過ごすことが大切です。
なお、以下の記事は、社会人の1人で始める有意義な休日の過ごし方を私の経験を踏まえて記事にしました。
是非、本記事と合わせてチェックしてみてください。
社会人と学生の「責任」の違い
私が、社会人と学生の違いで2番目に大きな違いは「責任」だと思っています。
学生時代は、教授から与えられた課題に遅れても責任を被るのは、あなた自身だったと思います。
また、アルバイト先でミスをしても、最終的に責任を取ってくれるのは店長だったりします。
しかし、社会人になれば仕事の書類で提出やミスがあった場合は、取引先やあなた自身の会社にまで被害が出ます。
そして、立場や会社によっては、全責任があなたに課せられることもあります。
だからこそ、社会人と学生の「責任」の違いはしっかり認識しておく必要があります。
ただし、一つ覚えておいて欲しいのが失敗を恐れすぎて仕事に挑戦しないようになるのはやめてください。
先ほど、全責任があなたに課せられるとお話ししましたが、責任を恐れて仕事に対して臆病になってしまうのはダメです。
失敗が許されるのは新人の特権なのでいっぱい利用して成長しましょう。
社会人と学生の「お金」の違い
私が、社会人と学生の違いで3番目に大きな違いは「お金」だと思っています。
学生の頃は、アルバイトだけでは生活ができず、親からの支援を必要としていた方も多いのではないでしょうか?
しかし、社会人になれば一般的に自分で働いて稼ぐことになります。
また「社会人になって金銭感覚が狂いました」と新入社員から毎年聞くことがあります。
学生の頃は、特別な理由がない限り、お給料が月5万円〜10万円だったのが、いきなり月18万円〜20万円といった大金が手に入ります。
すると、学生時代からお金の管理が身についていなければ金銭感覚も狂うはずです。
なので、学生の頃や社会人1年目の頃にお金の使い方をしっかり学んでおくことは非常に大切です。
私も、お金の使い方に苦労することも多かったですが、お金にまつわる本を約10冊ほど読み、貯金する術を身に付けました。
私の中で、たくさんの本を読み、自分なりに工夫してきましたが、以下2記事と【お金の超基本】という書籍を1回読めば問題なしです。
是非、参考にしてみてください。
社会人と学生の「人間関係」の違い
私が、社会人と学生の違いで4番目に大きな違いは「人間関係」だと思っています。
学生のときは、同世代の気の合う友だち(横のつながり)と付き合うだけで良かったと思います。
しかし、社会人となれば、上司や後輩など、仕事で関わる人全員(縦のつながり)と接する必要があります。
なので、学生の頃から社会人と繋がりがある人は、就活などで有利と言われているのです。
人事担当者の目線でお話をすると、社会人と繋がりがある人は、確かに就活で有利です。
今では、OB訪問といった社会人となった先輩の話を簡単に聞ける時代になっています。
OB訪問について、詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!
社会人と学生の「学習」の違い
私が、社会人と学生の違いで5番目に大きな違いは「学習」だと思っています。
あなたは、学生の頃は、勉強していましたか?
恐らく、勉強しないと卒業できないので、勉強机に向かった経験が一度はあるのではないでしょうか。
逆に、社会人になれば、統計結果では、平均勉強時間はたったの6分と言われています。
では、なぜ社会人は勉強しないのかというと、最初に紹介した「時間の違い」も大きな要因ですが、社会人は勉強をしなくてもある程度の仕事はできるからです。
しかし、これからの時代はRPAのような、誰でもできる仕事は、ロボットが代わりにやってくれる時代が必ずきます。
だからこそ、以下記事でも解説していますが、勉強癖や勉強時間の確保術は、今のうちから身に付けておきましょう。
社会人と学生の「評価(成績)」の違い
私が、社会人と学生の違いで6番目に大きな違いは「評価(成績)」だと思っています。
学生の頃の評価を想像するのであれば「テストの点数」ではないでしょうか?
では、社会人の評価を想像するのであれば何が思い浮かぶでしょうか?
答えをお伝えすると、仕事の「成果」や「実績」です。
そして、仕事の成果や実績は、数字だけで表せないのが事実です。
例えば、年功序列の会社であれば、どれだけ仕事で数字を取っても上にはいけません。
このように、評価が明確化できるかできないかの違いがあるのは、押さえておくことが大切です。
人事担当者が伝える「社会人と学生の違い」のまとめ
いかがでしたか?
今回は社会人と学生の違いを以下6つの視点で解説しました。
本記事のまとめ
- 社会人と学生では「時間」が違う!
- 社会人と学生では「責任」が違う!
- 社会人と学生では「お金」が違う!
- 社会人と学生では「人間関係」が違う!
- 社会人と学生では「学習」が違う!
- 社会人と学生では「評価(成績)」が違う!
なお、社会人と学生の違いが明確になったことにより「社会人が羨ましい✨」や「学生時代に戻りたい💦」と思った人が多いのではないでしょうか?
今回は、どちらが良いといった記事ではないですが、もし、あなたがそう感じたのであれば一つだけお伝えしたいことがあります。
それは、どちらを羨ましいと感じても絶対に後悔をしないでほしいと言うことです。
後悔とは「過去にあなたをメチャクチャにした出来事に、再度あなたの未来までメチャクチャにする権限を与える行為」です。
なので、社会人と学生の違いを知った今、どのように行動していくのかを考えることが重要です。
では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。

