こんな悩みを解決できる記事を書きました。
就活における「学歴フィルター」は、誰もが気になる話題の一つだと思います。
今回は、そんな「学歴フィルターにかからない大学」について紹介する記事です。
また、本記事では、「学歴フィルターのない優良企業の見つけ方3つ」も紹介しています。
そのため、学歴フィルターにかからない優良企業を探している人も参考にしてみてください!
学歴フィルターは存在する?【結論:当たり前のように存在する】
詳しい詳細は、「学歴フィルターの存在は当たり前?」という記事で紹介していますが…
大前提として、現代の就活においても、学歴フィルターは存在します。
なお、学歴フィルターには、さまざまな基準がありますが…
- 偏差値50未満の大学
- 「国公立」「MARCH」「関関同立」以上であれば安全
という基準で紹介されていることが多いです。
次の章で、学歴フィルターにかからない大学を詳しく紹介しますが…
大前提、学歴フィルターが存在する事実は押さえておきましょう!
学歴フィルターにかからない大学とは?
ではさっそく、学歴フィルターにかからない大学を紹介したいと思います。
なお、今回は以下3つのパートに分けて紹介していきますね。
学歴フィルターのかからない大学とは?
今回の内容は、これまでに調査した就活情報や執筆者の経験に基づいて記載しています。
学歴フィルターの基準は、あくまで企業によって異なるのでその点はご了承ください。
①学歴フィルターにかからない大学42校
ではまず始めに、学歴フィルターがないとウワサの「大学42校」を紹介します。
学歴フィルターにかからない42校
北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学、一橋大学・東京工業大学・お茶の水女子大学・筑波大学・東京外国語大学・東京医科歯科大学・東京農工大学・電気通信大学(関東)・首都大学東京・横浜国立大学・横浜市立大学・千葉大学・埼玉大学、早稲田大学・慶応義塾大学・ICU(国際基督教大学)・上智大学・東京理科大学・学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学・芝浦工業大学、神戸大学・大阪府立大学・大阪市立大学・大阪外国語大学(現在は大阪大学の一部)・奈良女子大学、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学、名古屋市立大学
こんな感じでして、上記42校は偏差値が60以上の大学ばかりです。
もちろん、上記42校であっても学歴フィルターにひっかかる可能性はありますが…
私の上場企業で採用担当をしていた経験からも、上記42校が学歴フィルターにかかることは少ないと言えます。
②旧帝大+難関私立大学
続けて、「旧帝大+難関私立大学」も学歴フィルターがないとウワサされています。
学歴フィルターにかかることはない大学
東京大学、名古屋大学、大阪大学、京都大学、北海道大学、東北大学、九州大学、東京工業大大学、一橋大学、神戸大学、筑波大学、横浜国立大学、お茶の水大学、東京外国語大学、早稲田大学、慶応大学、上智大学など
上記のとおり、全国にある日本最難関の大学ばかりが名を連ねています。
正直、旧帝大+難関私立大学になってくると、学歴フィルターを気にする学生も少ない印象です。
③国公立+MARCH/関関同立
続けて、学歴フィルターにかからない可能性が高いのは「国公立+MARCH/関関同立」です。
学歴フィルターにかからない可能性の高い大学
信州大学、三重大学、埼玉大学、新潟大学、静岡大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学など
前述で紹介した、「旧帝大」や「難関私立大学」には偏差値で劣りますが…
「国公立+MARCH/関関同立」が学歴フィルターにかかる可能性も低いとウワサされています。
残念ながら、学歴フィルターの明確な定義は存在しませんが…
一つの基準として、「国公立」「MARCH」「関関同立」以上は、学歴フィルターにかからないと考えて良いと思います。
学歴フィルターにかからない偏差値の基準とは?【結論:偏差値50以上】
では続けて、学歴フィルターにかからない偏差値はどのくらいかについて紹介します。
結論
学歴フィルターがかからない大学の偏差値は「50以上」!
上記のとおりでして、「スタディチェーンの公式」でも、偏差値50以上と書かれています。
もちろん、偏差値50以上が、かならず学歴フィルターにかからないわけではありません。
ただし、私の経験上、偏差値50以下を学歴フィルターの基準とする企業は多い印象です。
学歴フィルターを企業が導入する理由【2選】
ここまで、学歴フィルターの基準について紹介してきましたが…
企業が学歴フィルターを導入する理由についても、詳しく紹介しておきたいと思います。
学歴フィルターが存在する理由
理由①:採用コストの削減
企業が学歴フィルターを導入する一番の理由は「採用コストの削減」です!
残念ながら、人気企業は応募者が1,000人以上になります。
その中で、全員のエントリーシートを確認するのはかなりの採用コスト増です…
そのため、人気企業は、学歴フィルターを導入することが多かったりします。
理由②:優秀な学生を探す手間が省ける
企業が学歴フィルターを導入する2つ目の理由が「優秀な学生を選別するため」です。
『いやいや、学歴が低くても優秀な学生はいるでしょ…』と感じた人も多いと思いますが…
残念ながら、Fランから優秀な学生を探すより、「上位校から無能を落とす作業」の方が手間が少ないです。
こういった裏事情から、学歴フィルターを導入する企業も存在します。
以上が、学歴フィルターが当たり前のように存在する理由です…
学歴フィルターのない優良企業を見つける方法【3選】
学歴フィルターが存在する以上、「学歴フィルターのない企業を探す」しか方法はありません。
本章では、そんな学歴フィルターのない「優良企業」を探す方法を紹介します。
隠れ優良企業を見つける方法
方法①:逆求人サイトの導入
学歴フィルターのない優良企業を見つけるには「逆求人サイト」は必要不可欠です!
上図のとおり、逆求人サイトに登録すれば、様々な企業からスカウトメールが届きます。
もちろん、わざわざスカウトを送ってくる企業なので「学歴フィルター」は存在しません。
スカウトメールの中には、大手企業はもちろん、穴場の優良企業も存在するのでかならず導入しておきましょう。
おすすめの理由
- 逆求人サイトの中で一番有名なサービス
- 登録企業が業界No1(19,000社以上のうち大手求人1,500社以上)
- スカウトが獲得しやすい(スカウト受信率93.6%)
詳しいサービス内容は、「オファーボックスの評判は?」という記事で紹介していますが…
学歴フィルターのない優良企業はもちろん、「サントリー」や「ニトリ」のような人気企業からのスカウトも狙えます。
「大学1年生の利用はできない」というデメリットもありますが…
それ以外の方であれば、確実に導入しておきたい逆求人サイトとなっています。
【公式サイトはこちら】https://offerbox.jp/
方法②:就活イベントへの参加
学歴フィルターのない優良企業を見つける方法として「就活イベントへの参加」も有効です。
私自身、就活イベント経由で「穴場の優良企業」を発見することが多かったです。
とくに、マイナビやリクナビとは違う、小規模イベントがおすすめだったりします!
- 誰も知らないような優良企業が参加している
- 学生と採用担当との距離が近い
- 高確率で早期選考の案内がもらえる
こんな感じでして、穴場の優良企業と出会えるチャンスは高いです!
なお、私が参加したなかで参加企業の質が高いと感じたのは「ジョブトラ」というイベントでした。
今回は、ジョブトラを紹介する記事ではないので、イベント詳細は割愛しますが…
イベント内容が気になる方は「ジョブトラの公式サイト」をチェックしてみてください!
まずは、こういったイベントに参加しつつ、「穴場の優良企業」を探してみるのがおすすめです。
【公式サイトはこちら】https://job-tryout.com/
方法③:就活エージェント経由の求人紹介
最後に紹介する方法は「就活エージェント経由での求人紹介」です。
就活エージェントを活用することで、下図のような就職支援が無料で受けられます。
イメージとしては、利用登録すると「就活市場を熟知した専任のアドバイザー」がついてくれるサービスです。
キャリア相談を通じた「求人紹介」はもちろんのこと…
- 就活の不安が軽くなる
- 自分に合った求人が見つかる
- 内定までの道筋がクリアになる
こんな感じでして、就活エージェントを利用するメリットは多かったりします。
- 7年以上前から存在する老舗エージェント
- 全国エリアの優良求人が揃っている
- 内定スピードが早い(最短1週間)
詳しいサービス内容は、「ミーツカンパニーの評判は?」という記事で紹介していますが…
老舗サービスなだけあり、サービス全体の品質が安定しています。
もちろん、すべて無料なので、『なんか合わないな…』と感じれば切ってしまえばOKです。
【公式サイトはこちら】https:www.meetscompany.jp/
【余談】:学歴フィルターの存在しない優良企業
- 逆求人サイトの導入
- 就活イベントへの参加
- 就活エージェント経由の求人紹介
こんな感じでして、学歴フィルターのない企業の探し方はたくさんあります。
ただし、具体的にどういった企業が「学歴フィルターのない優良企業」なのか知りたい人も多いと思います。
そこで、今回は、学歴フィルターがないとされている「優良企業10社」をピックアップしました。
- 電設資材メーカー:未来工業株式会社
- 専門商社:株式会社ベニレイ
- 専門商社:東テク株式会社
- 服飾資材:モリト株式会社
- 鉄鋼商社:株式会社ISSリアライズ
- メーカー:株式会社メガチップス
- メーカー:タイガー魔法瓶株式会社
- 建設:ユニオン建設株式会社
- 金融:島田掛川信用金庫
上記10社は、大手子会社や特定の分野で世界シェアNo1の企業です。
各社の詳しい詳細は、「みんなが知らない隠れ優良企業165社」で紹介していますが…
こういった企業を「逆求人サイト」や「就活イベント」・「就活エージェント」経由で狙っていきましょう!
学歴フィルターを導入している企業の特徴【3選】
本章では、学歴フィルターを導入している企業の特徴を紹介したいと思います。
大きく3つの特徴にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
学歴フィルター導入企業の特徴
特徴①:就活生からの人気が高い企業
やはり「就活生からの人気が高い企業」は、学歴フィルターを導入している可能性が高いです。
人気企業は、エントリーシートが多いと1,000枚以上届きます。
その中で、AIの登場もありますが、まだまだ採用コストはかかってしまいます。
結果、学歴を基準にエントリーシート等の良し悪しを判断するケースは多いです。
特徴②:老舗企業
私の所感も多く入ってしまいますが、老舗企業も学歴フィルターが多かったりします。
とくに、役員等の出身大学が「国公立+MARCH/関関同立以上」であれば注意です。
歴史のある企業の場合、役員が学歴を気にするケースは多かったりします。
特徴③:リクルーター採用がある企業
学歴フィルターのある企業に多いのが「リクルーター採用」です!
リクルーター制度とは?
リクルーターとは、社員が新卒者の採用活動に関わる制度を指す。
上記のとおりでして、人事部が学生に接触できない期間に活動する人を指します。
リクルーター制度は、、企業側にリクルーター分のコストが発生します。
そのため、リクルーターをつける判断は、学歴でおこなっているケースが多いです。
学歴フィルターに関するよくある質問【4選】
では最後に、当ブログに多く寄せられる学歴フィルターに関する質問4つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
多く寄せられる質問4選
質問①:学歴フィルターの多い業界は?
F氏(22歳)
学歴フィルターの多い業界はどこですか?
できるだけ学歴フィルターのある業界は受けたくないたいと思っています。。
結論、学歴フィルターの多い業界は、以下のとおりです。
- 食品業界
- 商社(総合商社)
- コンサルティング業界
- 教育業界
- 金融業界
上記のとおりでして、とくに「コンサル業界」は多いイメージがあります。
というのも、コンサル業界は「高度な知的労働」が求められます。
そのため、学歴フィルターを用いて採用する企業は多いです。
質問②:学歴フィルターの少ない業界は?
M氏(21歳)
学歴フィルターの少ない業界はありますか?
できれば、学歴フィルターの少ない業界を攻めたいと考えています。
結論、学歴フィルターの少ない業界は、以下5業界です。
- 不動産業界
- 飲食業界
- 小売業界
- IT業界
- 運輸業界
上記5業界は、「Fラン大学の就職先はどこ?」という記事でも紹介しているのですが…
学歴フィルターを導入する企業が少ないことで有名です!
例えば、小売業界であれば「ニトリ」は学歴フィルターがありません。
「ニトリの就職難易度は?」という記事で詳しく紹介していますが…
就職難易度は高いものの、学歴に自信がなくても狙える優良企業としても有名です!
質問③:学歴フィルターのある企業は?
K氏(20歳)
学歴フィルターのある企業は存在しますか?
具体的な企業名が分かれば知りたいです…
学歴フィルターがあるとウワサの企業は以下のとおりです。
学歴フィルターのある企業
マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティンググループ、PwCコンサルティング、デトロイトトーマツコンサルティング、博報堂、アビームコンサルティング、野村総合研究所、日本経済新聞社、KADOKAWA、テレビ朝日、講談社、フジテレビジョン、日本テレビ放送網、東宝、日本政策投資銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券グループ、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、三井物産、三菱商事、住友商事、三井不動産、伊藤忠商事、丸紅、ヤクルト、文溪堂、明治、森永乳業、カゴメ、サントリー、ハウス食品、味の素、NTTソフトウェア、クラレ、東映、丸紅エネルギー、東武鉄道、日本車両製造、読売広告社、東レ、川崎汽船、三谷商事、東海テレビ放送、WOWOW、KADOKAWA、キーコーヒー、讀賣テレビ放送、京王電鉄、三井住友カードなど
やはり、コンサル業界や総合商社が名を連ねています。
もちろん、学歴フィルターを導入しているのはあくまでウワサです…
ただし、どの企業の過去3年間の採用大学を見ても「高学歴」が名を連ねていました。
そのため、上記のような有名企業は、学歴フィルターを導入している可能性が高いです。
質問④:学歴フィルターのない企業は?
K氏(22歳)
学歴フィルターのない企業は存在しますか?
具体的な企業名についても教えてほしいです…
学歴フィルターがないとウワサの企業は以下のとおりです。
学歴フィルターのない企業
レバレジーズ、キーエンス、ジーシーシー、ソフテック、住友商事マシネックス、フジノ食品、井田両国堂、三井物産ケミカル、井上特殊鋼、キャノンITソリューションズ、構造計画研究所、ソフテック、丸紅情報システムズ、伊藤忠プラスチック、島田掛川信用金庫、IDEC、エスペック、セイコーインスツル、兼松エンジニアリング、シチズンマシナリー、不二精機、エバラ食品工業、フマキラーなど
例えば、高年収企業で有名な「キーエンス」は、学歴フィルターのない企業として有名です。
「キーエンスの就職難易度は?」という記事で詳しく紹介していますが…
実際に、幅広い大学からの採用実績があります。
また、Fランだった私自身もキーエンスは最終面接まで進んだことがあります。
そのため、キーエンス含め、上記企業は狙い目だったりします。
【まとめ】学歴フィルターにかからない大学は「偏差値50以上」
今回は、学歴フィルターにかからない大学を中心に紹介しました。
学歴フィルターのかからない大学
- 学歴フィルターにかからない大学42校
- 旧帝大+難関私立大学
- 国公立+MARCH/関関同立
上記のとおりでして、偏差値ベースでは50以上の大学を指します。
ただし、学歴フィルターの基準はブラックボックスです。
そのため、過去3年間の採用大学を参考にするのが一番確実と言えます。
また、今回紹介した「学歴フィルターのない企業を探す方法3つ」を実践するのもおすすめです。
「逆求人サイト」や「就活イベント」・「就活エージェント」経由で優良求人を狙うのは、就活攻略の一番の近い道ですよ!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。