こんな悩みを解決できる記事を書きました。
東証プライム企業って聞くと『なんとなくすごいんだろうな…』って思いますよね!
そんな、東証プライム企業は本当にすごいのか気になりませんか?
本記事では、私が東証プライム企業に入社して7年!
「東証プライム企業がすごいと感じた理由5つ」を紹介していきます。
そのため、東証プライム企業への就職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも東証プライム企業とは?
『そもそも東証プライム企業ってなに?』と感じる人は多いと思います。
そんな人のために、下表に上場区分を大きく3つにまとめてみました。
区分 | 詳細 |
東証プライム市場 | 知名度の高い企業が多く、社会からの信頼性も高い。 |
スタンダード市場 | 中堅企業が多く、東証プライム市場の企業より知名度が劣る。 |
グロース市場 | 今後伸びてくる可能性のあるベンチャー企業や新興企業が多い。 |
上表のとおり、東証プライム企業は、知名度の高い企業が多いです。
- リクルートホールディングス
- 株式会社キーエンス
- 三菱商事株式会社
こんな感じでして、名だたる企業が東証プライムに上場しています。
ちなみに、東証プライム企業は、「日本全体の約0.05%」しか存在しないです!
東証プライムに上場するには、大きく5つの条件クリアが必要なので、簡単に上場できるわけではありません。
項目 | プライム市場 | スタンダード市場 | グロース市場 |
株主数 | 800人以上 | 400人以上 | 150人以上 |
流通株式数 | 2万単位以上 | 2,000単位以上 | 1,000単位以上 |
流通株式時価総額 | 100億円以上 | 10億円以上 | 5億円以上 |
売買代金 | 時価総額250億円以上 | - | - |
流通株式比率 | 35%以上 | 25% | 25%以上 |
株主数や時価総額など、企業規模が大きくないと上場はできません。
これだけでも、「東証プライム企業がすごい」という理由が分かると思います!
ただ、多くの人が知りたいのは、「東証プライム企業で働くことによるすごさ」ですよね?
次の章では、そんな「東証プライム企業で働くすごさ=従業員のリアルな待遇面」について紹介したいと思います。
東証プライム企業がすごい理由【5選】
ではさっそく、私が入社して7年で感じた、「東証プライム企業がすごいと感じた理由5つ」を紹介していきますね。
すごい理由
すごい理由①:平均年収が高い傾向にある
東証プライム企業は、「平均年収が高い傾向にある」のをご存知でしょうか?
私自身、社会人6年目のときの年収は「634万円」でした。
厚生労働省による「正社員の年収中央値396万円」と比較してもかなりもらっていたと思います。
もちろん、すべての東証プライム企業が高年収とはかぎりませんが…
「株式会社帝国データバンク(2023年度)」のデータを見ても、東証プライム企業の年収は高い傾向にあります。
やはり、資金力があるので、中小企業より「従業員の給与に還元できるお金」は多いです。
この辺りが、東証プライム企業がすごい理由の一つだったりします。
すごい理由②:福利厚生が充実している
私が東証プライム企業へ入社してすごいと感じたのは「福利厚生の充実度」です!
私自身、東証プライム企業で働きながら、以下のような恩恵を受けています。
- 家賃補助8割(上限10万円)
- 1時間500円の社内マッサージ
- 有給積立制度など
もちろん、東証プライム企業によって違いはありますが…
上場できるだけの資金力がある=福利厚生に回せるお金があります!
この辺りも、東証プライム企業のすごい理由の一つです。
すごい理由③:教育体制が充実している
東証プライム企業は、福利厚生と同じく「教育体制」も充実していたりします。
- 入社して半年間は社内外研修
- 年次ごとの社内外研修
- 社外講師を雇った専門研修(財務分野など)
こんな感じでして、私自身、毎年のように何かしらの研修を受けています。
この辺りも、従業員の教育にお金を回せる「東証プライム企業」のすごさだったりします!
すごい理由④:ローンが組みやすい
東証プライム企業は、社会的信用度が高いです。
当たり前の話、厳しい上場基準をクリアしている以上、社会的信用度があります。
結果、従業員もローンを組みやすいという恩恵を受けられます。
- クレカ申請はまったく落ちない
- 車のローンも一発で通る
- 東京都内でマンション購入もできる
こんな感じでして、東証プライム企業で働く恩恵は大きかったりします。
すごい理由⑤:労働環境が整っている
東証プライム企業は、労働環境が整っているケースが多いです。
もちろん、東証プライム企業によっても違いはありますが…
コンプライアンスの遵守・違法な残業はありません。
社会的信用が大切な上場企業において、この辺りは徹底されています。
以上が、私が入社して7年で感じた「東証プライム企業のすごさ」です!
東証プライム企業の就職難易度は?【結論:意外と誰でも入れる】
学生時代の私もそうでしたが、『東証プライム企業ってやっぱりすごいんだ!』って思いますよね。
ただ、東証プライム企業って意外と誰でも入れたりするんです!
本章ではこの辺りの理由について、大きく3つに分けて紹介していきますね!
意外と入れる理由
理由①:穴場の東証プライム企業は多い
大前提、東証プライム企業の中にも「穴場の企業」は存在します。
例えば、以下3社の名前を聞いたことはありますか?
- 株式会社ツガミ
- 野村マイクロ・サイエンス
- 北越工業
おそらく、ほとんどの人が聞いたことがないと思います。
ただ、上記3社は「東証プライム企業」であり、超穴場の優良企業です。
各社の詳しい詳細は、「就職難易度の低い東証プライム25社」で紹介していますが…
東証プライム企業=すべての企業の就職難易度が高いわけではありません!
理由②:偏差値40ギリギリの私でも入れた
上場区分 | 東証プライム |
業界 | 通信業界 |
従業員 | 3,400名 |
資本金 | 3,500万円 |
初任給 | 25万円(総合職) |
就職倍率 | 約40倍 |
私自身、上表の東証プライム企業に新卒で入社したのですが…
実は、私は偏差値40ギリギリのFラン大学出身の人間です。
そんな私でも、「穴場の東証プライムを狙う+事前準備の徹底」で入社できました。
もちろん、「トヨタ自動車」や「総合商社」のような一流企業への入社は無理だったと思います。
ただ、穴場の東証プライムであれば、どんな人にも平等にチャンスはありますよ!
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理由③:ほとんどの人は挑戦しない
偏差値40以下の私でも東証プライム企業に入社できたとお伝えしましたが…
残念ながら、ほとんどの人は「東証プライム企業」に挑戦しません!
『東証プライム企業なんて私には無理だよ…』で終わります。
それに、『穴場の東証プライム企業ってどうやって探すの?』って思いますよね。
こういった探す手間を考えて、挑戦しない人がほとんどだったりします。
以上が、東証プライム企業は「意外と簡単に入れる理由3つ」です!
【新卒向け】穴場の東証プライム企業を見つける方法3つ
今回、私が学生時代に実践していた「穴場の東証プライム企業を探す方法」をまとめてみました。
とくに効果があった3つに絞ったので、ぜひ参考にしてみてください!
穴場の東証プライム企業を見つける方法
方法①:逆求人サイトの活用
穴場の東証プライム企業を見つけるうえで「逆求人サイトの導入」は必要不可欠です。
上図のとおり、逆求人サイトに登録すれば、様々な企業から「スカウトメール」が届きます。
『いやいや、スカウトメールは中小企業ばかりでしょ…』って思いますよね?
確かに、スカウトメールの多くは中小・ベンチャー企業中心です。
ただ、逆求人サイト最大手の「オファーボックス」は例外だったりします。
穴場の東証プライム企業はもちろん、「ニトリ」や「オリックス」など、名だたる企業のスカウトが狙えたりします。
「大学1年生の利用はできない」というデメリットもありますが…
それ以外の人であれば、確実に導入しておきたい逆求人サイトです。
【公式サイトはこちら】https://offerbox.jp/
方法②:就職四季報のチェック
穴場の東証プライム企業を探すうえで「就職四季報」も欠かせません。
当サイトで「穴場の東証プライム企業25社」という記事があるのですが…
「就職四季報」経由で見つけた企業がいくつかあります。
なお、下図の「中小・優良企業版」を私も持っていますが、かなりおすすめです。
穴場の東証プライム企業がいくつかピックアップされているので確認してみてください!
方法③:東京証券取引所をチェック
効率は良くないですが、「東京証券取引所の公式サイト」から調べるのも一つの手です。
下図の「東証上場会社サービス」は、私も使っていました。
step.1
「プライム」にチェックをつけて「検索」
step.2
志望業界の東証プライム企業をいくつかピックアップ
step.3
気になる企業を詳しく調べる
こんな感じでして、手間はかかりますが、実践している人は少ないのでおすすめだったりします。
ぜひ、「逆求人サイトの導入+就職四季報のチェック」と合わせて実践してみてはいかがでしょうか?
以上が、「穴場の東証プライムを見つける方法3つ」でした。
東証プライム企業へ就職できると勝ち組?【結論:人それぞれ】
ここまで、東証プライム企業がすごい理由を中心に紹介しましたが…
『東証プライム企業に就職できたら勝ち組ですか?』と質問をいただくことも多かったりします。
ただ、東証プライム企業への就職=勝ち組ではないので注意しましょう。
東証プライム企業が「勝ち組と感じやすい人・感じにくい人」はいます。
あなたの理想の働き方を逆算して「企業選び」するのが鉄則です。
①勝ち組と感じやすい人
東証プライム企業が勝ち組と感じやすいかは人それぞれですが…
今回、私が東証プライム企業に向いている人を3つピックアップしました。
向いている人
- 経営の安定した企業で働きたい人
- プライペートも大切にしたい人
- それなりに高い給与をもらいたい人
こんな感じでして、上記3つが叶う可能性が高いのは「東証プライム企業」です。
「東証プライム企業はすごい理由5つ」のパートで詳しく紹介しましたが…
やはり、従業員に還元できる資金力があるのは大きな魅力です。
②勝ち組と感じにくい人
続けて、東証プライム企業への就職が向いていない可能性の高い人をまとめてみました。
向いていない人
- 出世意欲の高い人
- スピード感のある仕事がしたい人
こんな感じでして、一言で言えば「ベンチャー気質な人」にはおすすめしません…
上場企業の多くは、一つの仕事に対するスピード感が遅いです。
もちろん、従業員も多いので、「出世スピード」についてもベンチャー企業には劣ります。
以上が、東証プライム企業に向いている人・向いていない人です!
東証プライム企業に関するよくある質問【5選】
では最後に、東証プライム企業に関するよくある質問5つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
当ブログに多く寄せられる質問
質問①:東証プライム企業に就職する人の割合は?
S氏(22歳)
東証プライム企業に就職する人ってどれくらいいるんですか?
やっぱり、東大や慶應みたいな高学歴の人ばかりですよね?
残念ながら、東証プライム企業に就職する人の割合データはありませんでした。
ただ、旧東証一部上場企業の社員は300万人と言われています。
総務省統計局の2024年6月調査によると、労働者数は6766万人なので…
だいたい4%が旧東証一部上場企業の労働者といえます。
質問②:東証プライム企業という経歴は転職で有利?
M氏(22歳)
東証プライム企業という経歴は転職で有利になりますか?
転職も視野に入れたうえで企業選びしたいなと思ってます。
結論、東証プライムという肩書きは、転職で少なからず有利です。
私自身、転職活動の経験がありますが、前歴は少なからず見られていました。
もちろん、ステップアップ転職で一番大切なのは「前職で何をしていたか?」でしたが…
質問③:東証プライム企業に勤めているとモテる?
F氏(22歳)
東証プライム企業に勤めているとモテますか?
やっぱり合コンなどではどういった企業に勤めているかが大切ですよね…
結論、東証プライム企業に勤めていてもモテません…
もちろん、「パナソニック」や「キーエンス」といった誰もが知る企業だとモテるかもしれません。
ただ、東証プライム企業だからモテるといったことはないと思います。
質問④:東証プライム企業の時価総額ランキングは?
S氏(22歳)
東証プライム企業で時価総額が高い企業トップ5が知りたいです!
やっぱり上位は誰もが知っている人気企業が占めているのでしょうか?
2024年現在の東証プライム企業の時価総額トップ5は下表のとおりです。
会社名 | 業種 | 時価総額 |
トヨタ自動車 | 輸送用機器 | 62兆8127億172万1000 |
三菱UFJファイナンシャル・グループ | 銀行業 | 19兆3146億8644万5260 |
東京エレクトロン | 電気機器 | 18兆3606億6229万5690 |
キーエンス | 電気機器 | 17兆3407億786万9200 |
日本電信電話 | 情報・通信業 | 16兆6793億6828万879 |
上表は、「strainerの調査」による時価総額ランキングトップ5です!
やはり、「トヨタ自動車」が、圧倒的な時価総額を誇っていることがわかります。
ちなみに、第4位の「キーエンス」は、学歴フィルターのない企業だったりします。
就職難易度は高いですが、東証プライム企業を目指すうえで外せない要注目企業です!
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質問⑤:おすすめの東証プライム企業は?
T氏(22歳)
おすすめの東証プライムはありますか?
東証プライム企業と言ってもたくさんあるのでどこにするか悩んでいます…
結論、おすすめの東証プライム企業はあります。
誰もが知るような「パナソニック」や「キーエンス」も良いですが…
私としては、あまり知られていない「穴場企業」がおすすめです。
なお、そんな私が穴場と感じている東証プライム企業は合計25社あります。
具体的な企業名が気になる方は、以下記事にまとめているので、合わせてチェックしてみてください。
【まとめ】東証プライム企業は間違いなくすごい
今回は、『東証プライム企業はなにがすごいのか?』を中心に紹介しました。
結論、以下5つの理由から「東証プライム企業はすごい」と言えます!
すごい理由
もちろん、すべての東証プライム企業がホワイト企業というわけではないですが…
マイナビやリクナビを見ても、労働環境の整った企業が多かったりします。
そのため、東証プライム企業を目指そうと考えている人は、「穴場の東証プライム企業を見つける方法3つ」を実践してみてください。
まずは、「あなたに合った穴場の東証プライム企業」を見つけるのが最初のステップですよ!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。