こんな悩みを解決できる記事を書きました。
今回は、就活生からの人気が高い「パナソニック」について以下3つの視点で調査をしました。
- パナソニックの就職難易度は?
- パナソニックの採用大学・学歴フィルターは?
- パナソニックに就職するために必要な行動は?
パナソニックは、日本の電機メーカー最大手企業!
正直、文系・理系関係なく、パナソニックに就職するのは難しいです…
今回はこの辺りの理由について詳しく紹介しつつ、「パナソニックの攻略法」まで紹介していきます。
そのため、パナソニックへの就職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
本記事の内容は、2024年10月現在の情報をもとに作成しています。
パナソニックは文系の学生でも就職できる?【結論:できます】
まず大前提として、パナソニックは文系でも就職できます!
次の章で詳しく紹介しますが、「就職難易度はかなり高い」です。
ただし、パナソニックは「事務・クリエイティブ系」の応募もやっているのでチャンスがあります。
もちろん、選考が簡単ではありませんが、『文系だから諦めよう…』と考える必要はまったくないです。
パナソニックの就職難易度は高い【ただし文系でも就職可能】
冒頭でもお伝えしましたが、パナソニックの就職難易度は高いです。
本章では、この辺りの理由について、東洋経済オンラインの情報も参考にしながら紹介します。
①入社が難しい企業ランキング【181位/200位中】
残念ながら、パナソニックの採用倍率は非公開となっています。
ただし、東洋経済オンラインの「入社が難しい企業200社」にて181位にランクインしています。
- 東芝は172位【入社難易度58.3】
- 任天堂は182位【入社難易度58.2】
- ヤマハは184位【入社難易度58.1】
こんな感じでして、誰もが知る有名企業と肩を並べています。
そのため、「パナソニックの就職難易度が高いのは間違いない」と言えます!
②パナソニックの採用倍率【推定値:48倍】
繰り返しにはなりますが、パナソニックの採用倍率は非公開となっています。
そのため、今回は「リクナビのプレエントリー数」と「採用予定数(300名前後)」で計算!
結果、採用倍率は約48倍となりました。
もちろん、本エントリーに進む人数や他求人サイトからの応募もあるので、あくまで参考値です。
また、パナソニックはグループ全体で「2025年は1,500名の採用」としています。
こういった要因が重なり、採用倍率は推定値48倍に落ち着いています。
③パナソニックの新卒採用の選考フロー
パナソニックは、「事務系・技術系・クリエイティブ系」で選考フローが違います。
募集職種(※通年採用) | 選考フロー |
事務系 | エントリーシート提出→書類選考→適性検査受講→面接(複数回)→内定 |
技術系 | エントリーシート提出→書類選考→適性検査受講→面接(複数回)→内定 |
クリエイティブ系 | エントリーシート・自己PR資料提出→適性検査受講→書類選考→一次選考→最終選考→内定 |
基本、パナソニックグループ内の様々な職種で働きたいという「事務系」が人気です。
なお、技術系は、最終選考で「技術面接(技術プレゼン)」!
クリエイティブ系では、ポートフォリオとなる「自己PR資料」が必要となるので注意しましょう。
- エントリーシート通過率:75%
- 一次面接通過率:25%
- 最終選考通過率:18%
上記通過率は、「就活会議」を参考にしています。
ESを通過した75%のうち25%、つまり「約33%の人が一次面接通過」となります。
その一方、「二次面接の通過率は約72%」なので、一次面接が鬼門です。
パナソニックの採用大学は?【結論:学歴フィルターなし】
結論、パナソニックに学歴フィルターはありません!
毎年幅広い大学からの採用をおこなっています。(参考:大学通信オンライン)
採用大学(出典元:)
立命館大学、東京工業大学、同志社大学、大阪大学、早稲田大学、神戸大学、近畿大学、慶應義塾大学、九州工業大学、中央大学、関西大学、関西学院大学、京都大学、北海道大学、東京理科大学、明治大学、東北大学、筑波大学、大阪府立大学、東京大学、昭和女子大学など
もちろん、学歴フィルターがない=就職が簡単な企業ではありません。
大学通信オンラインが公表している採用大学ランキングでは、偏差値の高い大学が多いです。
大学名 | 採用者数 |
大阪大学 | 29 |
立命館大学 | 25 |
九州工業大学 | 21 |
同志社大学 | 21 |
関西大学 | 20 |
慶應義塾大学 | 16 |
中央大学 | 14 |
東京理科大学 | 12 |
明治大学 | 12 |
神戸大学 | 11 |
九州大学 | 10 |
大阪府立大学 | 10 |
早稲田大学 | 10 |
関西学院大学 | 10 |
東京工業大学 | 9 |
京都大学 | 9 |
長崎大学 | 9 |
大阪市立大学 | 9 |
東京大学 | 8 |
北海道大学 | 7 |
電気通信大学 | 7 |
上表のとおり、学歴フィルターがないとは言え、競争相手はかなり手強いと言えます。
そのため、次の章で紹介する、「パナソニックへ就職するために必要不可欠な行動5つ」はかならず実践しておきましょう!
パナソニックへ就職するために必要不可欠な行動【5選】
ではさっそく、パナソニックへ就職するために必要不可欠な行動5つを紹介します。
パナソニックへの就職を本気で目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
パナソニックへ就職するための行動
対策①:過去の選考情報はかならずチェックする
パナソニックの攻略には、過去の選考情報が必要不可欠です!
どういったWEBテストや面接の質問が出たか事前にチェックする必要があります!
なお、パナソニックの過去の選考情報は、「Unistyle(ユニスタイル)」というサイトでチェックできます。
ユニスタイルの特徴
- 約1,000社のES・選考情報が無料で見放題
- 就活生同士のコミュニティー機能あり
- 2,500以上の就活対策コラムが読み放題
詳しいサービス詳細は、「ユニスタイルは怪しい?」という記事で紹介していますが…
パナソニック含め、大手企業を中心に就活をしている方には必須のサービスです!
ユニスタイルは、約1,000社のES・選考情報がすべて無料で見れるので、かならず導入しておきましょう!
【公式サイトはこちら】https://unistyleinc.com/
対策②:WEBテスト(SPI3)の対策
パナソニックでは、毎年WEBテスト(SPI)が実施されています。
そのため、WEBテストの対策は必要不可欠です。
なお、SPI(言語・非言語)の攻略は、ひたすら問題を解くことです!
SPIでは、『この前、この問題見たな!』となることも多いので、ひたすら反復しましょう。
対策③:面接練習は必要不可欠
「パナソニックの選考フローは?」というパートで詳しく紹介しましたが…
パナソニックの選考は、「一次面接が鬼門」とされています。
そのため、パナソニックを攻略するには、面接練習は必要不可欠です。
なお、どの企業も一緒ですが、面接攻略のカギは、「面接練習を繰り返して練度を高めること」です!
私自身、上場企業で面接を4年していましたが、小手先のテクニックは必要ありません。
まずは、以下いずれかのパターンで「模擬面接を最低10回」はおこないましょう!
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
- 利用が無料なのでリスクなし
- 実践に近い緊張感のもと面接練習できる
- 就活市場に精通したプロが対応してくれる
今回は、就活エージェントの詳細は割愛しますが…
もし就活エージェントを利用したことがないという方は、以下記事も参考にしてみてください、
『就活エージェントとは何か?』という部分にもふれているので、サービスイメージが掴めるかと思います。
合わせて読みたい
対策④:逆質問は事前に準備しておく
パナソニックの面接では、最後の10分で逆質問の時間が設けられています。
10分という時間はかなり長く、パナソニック側が「学生の熱意」を確認している可能性大です!
そのため、パナソニックに関する質問含め、「逆質問は最低5つ」用意しておきましょう!
なお、どの企業でも使える汎用性の高い、面接中の逆質問をまとめた記事も用意しています。
逆質問がなかなか浮かばず悩まれている方は、以下記事も参考にしてみてください!
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対策⑤:パナソニックのインターンシップへ参加する
詳しくは、「パナソニックにインターン優遇はあるの?」という記事で紹介していますが…
以下3つの優遇があるとウワサされています。
インターンシップ優遇
- インターン後のリクルーターとの面談
- 本選考前のリクルーターによるES添削・面接練習
- 早期選考案内
リクルーターが付いてくれると、選考で有利になること間違いなしです。
こういったインターン優遇がある以上、パナソニックのインターンシップ参加は必須と言えます。
パナソニックに受かる人の特徴【3選】
前章で紹介した、「パナソニックへ就職するための方法5つは必要不可欠」です!
そのうえで、パナソニックへの内定を決める人がどういった特徴があるのかも押さえておきましょう。
リクルートの内定を獲得している人の特徴
特徴①:パナソニックへ就職したい理由が明確な人
パナソニックに内定を決める人の多くは、『パナソニックへなぜ就職したいのか?』が明確です。
正直、どの企業にも当てはまりますが、採用担当が学生に求めているのは入社意欲!
『日本で一番有名な家電メーカーだからです!』という本音の部分もあると思いますが…
『御社の〇〇というフィールドだからこそ…』のような、パナソニックではないと実現できない部分の明確化は必須です!
こういった、パナソニックへ就職したい理由が明確な人も、パナソニックへの内定を決めている傾向にあります。
特徴②:チャレンジ精神が旺盛な人
「メーカー転職タイズの企業インタビュー」にて、パナソニックはチャレンジ気質のある方が活躍しているとあります。
創業100周年を迎えるなかで、「これから事業を拡大・変革していく人材」は急務のパナソニック!
パナソニックは、面接の中でもチャレンジ精神(行動力)のある人か否かを見極めています。
こういった部分を理解し、面接に挑んでいる人も、パナソニックへの内定を決めている傾向にあります。
特徴③:面接練習に抜かりがない人
繰り返しになりますが、パナソニックは「一次面接が鬼門」です…
基本的な質問が多いからこそ、面接練習をおろそかにする人も少なくありません。
その点、パナソニックに内定を決める人は、『とにかく面接練習を繰り返した!』という人も少なくないです。
自己PRやガクチカを事前に用意しできても、面接で話せなければ意味がありません。
こういった部分を理解し、とにかく面接練習をしている人は、パナソニックへの内定を決めている傾向にあります。
合わせて読みたい
『就活エージェントとは何か?』という部分にもふれているので、サービスイメージが掴めると思います。
パナソニックに関するよくある質問【5選】
本章では、パナソニックに関するよくある質問を5つ紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
よくある質問5選
質問①:パナソニックに就職できると勝ち組?
M氏(21歳)
パナソニックに就職できると勝ち組ですか?
毎年、多くの学生に人気があるので気になりました…
結論、「パナソニックへ就職できたら勝ち組」です!
詳しくは、「パナソニックへの就職は勝ち組?」という記事で紹介していますが…
- 就職難易度が高い
- 平均年収が高い
- ブランド力がある
- ワークライフバランスの意識が高い
- 福利厚生が整っている
上記5つが、パナソニックが勝ち組と言える理由です。
もちろん、勝ち組と感じるかは人それぞれとも言えますが、優良企業であることは間違いないです。
質問②:パナソニックの平均年収は?
T氏(22歳)
パナソニックの平均年収はどれくらいなのでしょうか?
年次別の昇給イメージもわかれば教えて欲しいです…
大手口コミサイト「オープンワークス」によると、パナソニックの平均年収は721万円!
「タレントスクエア」にて公表されている「役職別年収」も高い水準となっています。
役職イメージ | 年次のイメージ | 年収のイメージ |
C1-C2 | 2-4年目 | 400-550万円 |
P10/P9(主務) | 5-8年目 | 600-800万円 |
P8(主幹) | 8-10年目 | 800-1,000万円 |
P7/P6(課長) | 10年目以降(実力次第) | 1,000-1,200万円 |
P5/P4(部長) | 実力次第 | 1,200-1,500万円 |
P3(統括部長/BU長) | 実力次第 | 1,500万円以上 |
P2(事業部長) | 実力次第 | 2,000万円以上 |
国税庁による、2022年の日本の年収(中央値)は396万円です。
そのため、日本全体で見ても、かなり高い年収であることが伺えます。
質問③:パナソニックの募集職種は?
K氏(22歳)
パナソニックにはどういった職種がありますか?
漠然とパナソニックに入りたいという気持ちはあるのですが、職種まで理解していないです。
パナソニックには、新卒を対象とした以下3つの職種があります。
募集職種(※通年採用) | 選考フロー |
事務系 | エントリーシート提出→書類選考→適性検査受講→面接(複数回)→内定 |
技術系 | エントリーシート提出→書類選考→適性検査受講→面接(複数回)→内定 |
クリエイティブ系 | エントリーシート・自己PR資料提出→適性検査受講→書類選考→一次選考→最終選考→内定 |
詳しい詳細は、「パナソニック公式サイト」をチェックしてみてください。
質問④:パナソニックへの就職が向いている人は?
S氏(22歳)
パナソニックへの就職はどういった人が向いていますか?
ミスマッチはしたくないので事前に確認しておきたいです!
結論、パナソニックに向いている人は以下のとおりです。
向いている人の特徴
- 充実した研修を受けたい人
- 大阪を拠点に活躍したい人
- パナソニック製品が好きな人
上記の中でも、充実した研修を受けたい人にパナソニックはおすすめです!
パナソニックは、大手企業なだけありさまざまな研修が用意されています。
ビジネスマナーやコンプライアンス・パナソニック独自研修も取り揃えています。
そのため、充実した研修を受けて社会人の基盤を作りたい人には、打ってつけの企業です!
質問⑤:パナソニックへの就職が向いていない人は?
N氏(22歳)
パナソニックへの就職が向いていない人はいますか?
パナソニックに就職すべきか悩んでいます…
私がパナソニックを調査した結果、パナソニックへの就職が向いていない人は存在します。
以下3つが私の調査した中で、パナソニックへの就職は向かないと感じる学生の特徴3つです。
向いていない人の特徴
- パナソニック製品に興味がない人
- 転勤をあまりしたくない人
- 若手のうちから裁量のある仕事をしたい人
色々書いていますが、とくに「パナソニック製品に興味がない人」にはおすすめしません。
パナソニック社員は、自社製品が好きな人がかなり多いです。
そのため、自社製品に興味がないと、社内の雰囲気とミスマッチが生じる可能性大です。
【補足】パナソニックの会社情報・待遇面について
最後にはなりますが、「パナソニックの会社概要」と「待遇面」についてまとめました。
ぜひパナソニックの企業研究に役立ててもらえればと思います!
①パナソニックの会社概要について
会社名 | パナソニック株式会社 |
代表取締役 | 品田 正弘 |
本社所在地 | 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル |
会社設立 | 1935年12月15日(パナソニックホールディングス参照) |
従業員数 | 約94,000名(日本:約3.7万人/海外:5.7万人) |
平均年収 | 719万円(OpenWork調べ) |
資本金 | 2,593億円(グループ全体) |
株式区分 | 東証プライム上場 |
事業内容 | 家電・空質空調・食品流通・電気設備・デバイス等の開発・製造・販売 |
パナソニックは、日本の電機メーカー最大手企業!
ただ、パナソニックは、家電だけでなく、以下のような「新規事業」もおこなっています。
創業100年を迎えた変革中の企業、今後もさまざまな新規事業を手がけていくことを宣言しています。
東証プライム市場にも上場しており、業績も安定している「優良企業」です。
②パナソニックの待遇面について
初任給 | 25万円 |
平均年収 | 721万円(平均年齢:非公開) |
賞与 | 年2回(7月・12月) |
固定残業 | なし |
平均残業時間 | 25.9時間/月 |
年間休日 | 126日程度 |
有給取得率 | 65.6% |
離職率(3年以内) | 非公開(パナソニックグループ全体3.6%) |
福利厚生 | Panasonic Welcome Gift・独身寮・住宅費補助制度 |
在宅の有無 | 一部あり |
募集要項 | 詳細ページはこちら |
続けて、「パナソニック」の待遇面についてまとめてみました。
各データは、「パナソニックのIR情報・募集要項・オープンワークス」を参考にしています。
なお、私の感想としては、『パナソニックは待遇面がかなり手厚い』という印象です!
- 年間休日が多い(年間126日)
- 平均年収も721万円と高水準
- 福利厚生が手厚い
こんな感じでして、とくにパナソニックは「福利厚生が手厚い」です。
詳しくは、「パナソニックの福利厚生制度」というページに載っているのですが…
例えば、パナソニック製品の購入に対して10万円分を補助する「Panasonic Welcome Gift」!
年間一定額付与される「カフェテリアポイント」という制度で、『ディズニーに安く行けた!』という口コミもあります。
このように、福利厚生が手厚く、それなりに高水準の年収ももらえるのは、パナソニックの大きな魅力と言えます!
【まとめ】パナソニックの就職難易度は高い
今回は、『パナソニックの就職難易度は高いの?』という悩みを中心に紹介しました。
- 大前提、パナソニックは文系でも就職できる
- ただし、パナソニックの就職難易度は高い
- パナソニックを目指すのであれば入念な選考対策は必須
こんな感じでして、パナソニックの就職難易度は高いです!
東洋経済オンラインの「入社が難しい企業200社」にて181位にランクインしています。
そのため、『パナソニックに挑戦しようかな?』と感じている方は…
今回紹介した、「パナソニックへ就職するために必要不可欠な行動5つ」を実践すれば、内定も十分目指せます。
パナソニックへ就職するための行動
- 過去の選考情報はかならずチェックする
- WEBテスト(SPI3)の対策
- 面接練習は必要不可欠
- 逆質問は事前に準備しておく
- パナソニックのインターンシップへ参加する
大学受験と違い、応募するのにお金がかからないのが就活の魅力の一つです。
ぜひ、積極的に挑戦してみてください!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。