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- Fラン大学に入ったら人生終了って本当?
- Fランから這い上がる方法はありますか?
- Fラン学生が就活で取るべき行動は?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
私自身、偏差値40以下のFランと呼ばれる大学に通っていた人間です。
大学受験に失敗したことで、「オレの人生は終了した…」と感じていました。
そこからは、大学3年生の4月まで「アルバイト三昧」の毎日!

企業名 | 備考 |
通信系の大手子会社(内定承諾) | 総合職(推定倍率:40倍) |
住友商事マシネックス(内定) | 総合職(推定倍率:50倍) |
富士通ゼネラル(内定) | 営業(推定倍率:60倍) |
ニトリ(内定) | 総合職(推定倍率:100倍) |
東芝テック(内定) | 事務職(倍率:非公開) |
リクルート(最終選考まで) | 総合職(推定倍率:15倍) |
パナソニック(最終選考まで) | 総合職(推定倍率:70倍) |
上表は、私がFランから就活に挑戦した最終結果となります。
現在は、社会人6年目(27歳)で年収634万円、人生終了とは感じていません。
今回は、そんな私の実体験にもとづいた「Fラン大学に入っても人生終了しない理由3つ」です。
記事後半には、「Fランから就活で一発逆転できた理由3つ」も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
【実体験】Fラン大学に入っても人生が終了しなかった理由3つ
まず始めに、私が「Fラン大学に入っても人生終了しなかった理由」についてまとめました。
大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
人生終了しなかった理由【3選】
- 就活で一発逆転が十分狙えた
- 大卒というカードが強い
- 社会人になって学歴の影響は少なかった
理由①:就活で一発逆転が十分狙えた
冒頭でもお伝えしましたが、就活であれば「Fランから一発逆転」が狙えます。
詳しくは、記事後半の「Fラン大学から就活で一発逆転できた理由3選」で紹介しますが…
企業名 | 備考 |
通信系の大手子会社(内定承諾) | 総合職(推定倍率:40倍) |
住友商事マシネックス(内定) | 総合職(推定倍率:50倍) |
富士通ゼネラル(内定) | 営業(推定倍率:60倍) |
ニトリ(内定) | 総合職(推定倍率:100倍) |
東芝テック(内定) | 事務職(倍率:非公開) |
リクルート(最終選考まで) | 総合職(推定倍率:15倍) |
パナソニック(最終選考まで) | 総合職(推定倍率:70倍) |
本気で就活に取り組んだ結果、偏差値40以下の私が上表の成績を残せました。
なお、私が実践していた「就活対策」については、以下記事にまとめています。
ぜひ、就活が間近に迫っている人は、合わせてチェックしてみてください!
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理由②:大卒というカードが強い
Fランでも人生が終了しない理由として「大卒カードの強さ」があります。
「学歴フィルターは当たり前?」という記事で詳しく紹介していますが…
大学グループ | 有名企業400社への就職率 | 代表大学(例) |
難関国立大(偏差値 ~70) | 約57% | 東京工業大学 |
旧帝大クラス(偏差値 ~60) | 約27% | 九州大学 |
中堅国公立大(偏差値 ~50) | 約14% | 熊本大学 |
Fランク大学(偏差値40以下) | 数%以下(ほぼゼロ) | (多数の大学が該当) |
Fランから「有名企業400社への就職率」は、上表のとおり「ほぼ0%」なのが現実です。
ただし、すべての大手企業に学歴フィルターがあるわけではありません。
「大卒というカード×正しい就活準備」で十分戦えるのが、日本の就活市場!
この辺りも、私がFラン大学に入っても人生が終了しなかったと感じた理由です。
理由③:社会人になって学歴の影響は少なかった
詳しくは、「Fランから大手に入ってもついていける理由3選」という記事で紹介していますが…
社会人になってからは、学歴の影響をほとんど感じませんでした。
- まだまだ年功序列の企業が多い
- 昇進は人間関係による影響が多い
- 学歴よりスキル・経験が重視される
上記3つは、私が社会人になってから気づいた学歴に関する事実です!
正直、社会に出れば学歴に左右される必要はまったくありません。
Fラン大学に入ったら人生終了というウワサ【3選】
本章では、「Fラン大学に入ったら人生終了だぞ!」というウワサをまとめてみました。
ここまで読んで、「ウワサなんてどうても良い!」と感じた人は、読み飛ばしてもらってOKです!
人生終了とウワサの理由
- 就活で不利なケースが多い
- 周囲のレベルが低い
- Fラン出身者の生涯賃金が低い
①就活で不利なケースが多い
詳しくは、「Fランの就職は不利?」という記事で紹介していますが…
- 学歴フィルターは存在する
- キャリアセンターの求人の質が低い
上記2つが、Fランからの就活が不利と言われている理由です。
なお、私自身、「学歴フィルター」に遭遇したことがあり、キャリアセンターの大手求人も少なかったと思います。
ただし、すべての大手企業に学歴フィルターがあるわけではありません。
次の章で、具体的な企業名を紹介しますが、Fランから狙える大手企業はたくさん存在します。
②周囲のレベルが低い
「周囲のレベルが低い」という理由で、Fラン大学=人生終了とウワサされていたりもします。
なお、事実として、私含めて「講義を前で聞く学生」は少なかったです。
もちろん、大学内の学部や講義内容によって違いはあると思いますが、「早慶上智」のような大学よりレベルが低いのは間違いありません。
ただし、周囲のレベルが低いのは「自分の努力次第」で解決できます。
周囲に流されず「資格取得」や「就活における長期インターン参加」など、やり方はさまざまです!
③Fラン出身者の生涯賃金が低い
詳しくは、「Fランの平均年収は?」という記事で紹介していますが、下表のとおり「Fラン学生の生涯賃金は低い」傾向にあります。
項目 | 男性 | 女性 |
中学卒 | 1億9,400万円 | 1億4,610万円 |
高校卒 | 2億500万円 | 1億4,960万円 |
高専・短大 | 2億960万円 | 1億7,250万円 |
大学・大学院卒 | 2億6,190万円 | 2億1,240万円 |
Fラン卒 | 1億8,000万円前後(男女差データなし) | - |
Fラン卒の生涯賃金1億8,000万円前後は、「大学別年収ランキング」に載っている偏差値40前後の大学を参考にしました。
参考値ではありますが、「生涯賃金が低い」というウワサが流れている理由の一つです。
もちろん、Fランに入ったら年収が確定するわけではないのでご安心ください!
生涯賃金を上げられるか否かも「本人の努力次第」だったりします。
【実体験】Fラン大学から就活で一発逆転できた理由3選
本章では、「私が就活で一発逆転できた理由3つ」を紹介したいと思います。
偏差値40以下の私が、「就活で一発逆転を狙ってやる!」と覚悟を決めた理由にもなってますので、ぜひ参考にしてみてください!
就活で一発逆転ができた理由【3選】
- 就活の本質を理解している学生が少ない
- Fランから目指せる大手企業が存在する
- 就活に本気で取り組んでいる学生が少ない
理由①:就活の本質を理解している学生が少ない
就活は、早慶上智のような学生含めて、全員が初めての体験です。
学歴フィルターは抜きにして、スタート時点で大きな差はありません。
就活の本質を理解しつつ、すぐに行動できる人が高学歴の学生に多いだけです。
つまり、Fラン学生であっても「就活の本質理解+行動力」で就活は十分に戦えます。

- 企業:自社に価値をもたらす人材が欲しい
- 学生:自分の能力・スキルを提供する代わりに対価が欲しい
例えば、A社は「生成AIの分野に注力している」と企業研究で分かったとします。
そこで、「生成AIを活用した授業スタイルの確立」に取り組み、自己PRへ反映!
こういった「相手の好みに自分を合わせる」のが就活には必要不可欠です。
私の経験上、ここを意識できれば「学歴」や「スゴイ実績」関係なくFランから就活で無双できます。
理由②:Fランから目指せる大手企業が存在する
中小企業庁の調査によると、日本国内の大手企業は「約1.4万社」です。
1.4万社の中には、以下3社のような「学歴フィルターの存在しない大手企業」が存在します。
詳しくは、「Fランからでも入れる大手企業20社」という記事で紹介していますが…
偏差値40以下の私自身、リクルート・パナソニックは最終選考・ニトリは内々定を獲得できました。
そのため、「Fラン大学に入ったから人生終了だ…」とあきらめる必要はまったくありません。
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理由③:就活に本気で取り組んでいる学生が少ない
最後の理由として、「就活に本気で取り組んでいる学生が少ない」ことも挙げられます。
詳しくは、「Fランから大手へ就職する方法15選」という記事で紹介していますが…
- ステップ①:就活サイトの整理・導入
- ステップ②:生成AIの導入
- ステップ③:自己分析の実施
- ステップ④:業界研究の実施
- ステップ⑤:企業研究の実施
- ステップ⑥:自己PRの作成
- ステップ⑦:ガクチカの作成
- ステップ⑧:逆求人サイトの導入
- ステップ⑨:WEBテスト対策
- ステップ⑩:志望動機の作成
- ステップ⑪:面接対策
- ステップ⑫:サマーインターンへの参加
- ステップ⑬:冬のインターン参加
- ステップ⑭:志望企業のピックアップ
- ステップ⑮:早期選考への参加
上記①から⑮ステップの就活対策にすべて取り組んでいる学生は少ないです。
また、リクルート社調査(2023年)によると、長期インターンシップの参加率は2.2%!
統計データを見ても、就活に本気で取り組んでいる学生は少ないことが見て取れます。
だからこそ、Fラン大学に入っても人生終了とあきらめる必要はなく、就活に本気で取り組めばFランからの逆転は十分狙えるというのが私の意見です。
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Fラン学生から多く寄せられる質問【3選】
では最後に、本記事に関連した「Fラン学生からのよくある質問3つ」を紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
よくある質問【3選】
- Fラン大学に価値ってありますか?
- Fラン大学に進学より浪人すべき?
- Fラン大学を中退したら人生詰みますか?
質問①:Fラン大学に価値ってありますか?
T氏(21歳)
Fラン大学へ行く価値ってありますか?
Fラン大学ではなく高卒で働いたほうが良いのでしょうか?
結論、Fラン大学へ行く価値があるか否かは「本人次第」です。
例えば、以下動画のように「Fランから上場企業へ内定を獲得した学生」はたくさんいます。
Fランというネガティブ要素を強みに変えて「就活攻略」を実現しています。
そのため、Fラン大学だから価値がないと決めつけるのはおすすめしません。
質問②:Fラン大学に進学より浪人すべき?
N氏(20歳)
Fラン大学に進学するより浪人すべきですか?
1年浪人して上位の大学を目指すか悩んでいます…
結論、浪人してまで入りたい大学があるか否かです。
仮に、「Fラン大学だから浪人すべき…」という理由であれば、浪人することはおすすめしません。
大学は、学歴以上に「何を学びたいか」を基準に決めることをおすすめします。
質問③:Fラン大学を中退したら人生詰みますか?
T氏(21歳)
Fラン大学を中退したら人生は詰みますか?
まったく学校に行っておらず単位もギリギリです…
結論、Fラン大学を中退したら人生の詰む確率が高まります。
もちろん、ポジティブな意味での中退であれば良いと思います。
ただし、何の実績・経験もなく、単位が取れない理由であればおすすめしません。
売り手市場とは言え、中退した学生を取る企業は少なかったりします。
まとめ|Fラン大学に入っても人生終了はしない理由3選
今回は、「Fラン大学に入ったら人生終了って本当?」という悩みを中心に紹介しました。
まとめ
- Fラン大学に入っても人生終了はしない
- 私自身が就活で一発逆転を実現できた
- Fラン関係なく本人の努力がすべて
上記のとおり、Fラン大学に入ったら人生終了というわけではありません。
私自身、偏差値40以下の大学に通い、就活でアピールできる実績・経験も一切なし!
それでも、就活に本気で取り組んだ結果、下表の成績を残すことができました。
企業名 | 備考 |
通信系の大手子会社(内定承諾) | 総合職(推定倍率:40倍) |
住友商事マシネックス(内定) | 総合職(推定倍率:50倍) |
富士通ゼネラル(内定) | 営業(推定倍率:60倍) |
ニトリ(内定) | 総合職(推定倍率:100倍) |
東芝テック(内定) | 事務職(倍率:非公開) |
リクルート(最終選考まで) | 総合職(推定倍率:15倍) |
パナソニック(最終選考まで) | 総合職(推定倍率:70倍) |
そのため、Fラン大学に入ったら人生終了と悲観的になる必要は一切なし!
以下記事で紹介している「Fランから大手が目指する就活対策15選」を参考にしつつ、就活で一発逆転を狙ってみてください。
Fラン大学関係なく、あなたの努力次第でなんとでもなりますよ!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。